小貝っ子NEWS

2018年3月の記事一覧

お話の会

 3月13日(火)、今年度最後のお話の会を行いました。
 この時期の定番ですが、「ゆずり葉の心」について話しました。冬の間に冷たい風や雪から若い葉を守り、若葉が十分成長した頃、古い葉を落とす「ゆずり葉」に、6年生と5年生をなぞらえて話しました。
 優しさをもって5年生に思いを伝える6年生、6年生の思いを受け止め、次に向かってがんばっている5年生。こうした心のバトンタッチから、「伝統」が生まれる。開校5年目が終わる今、6年生の思いを大切にして、小貝小らしい新しい伝統を築いていこうと伝えました。また、「ゆずり葉の心」は6年生から5年生だけでなく、それぞれの学年であること。1年生はもう、新しい1年生のために、小貝小の季節の絵を残すことで新1年生に「ゆずり葉の心」を伝えてくれていることを確認しました。また、「ゆずり葉の心」は学校だけでなく、お父さんやお母さん、お兄さんやお姉さんも同じ思いでいること。思いやりの心をつなげていく「ゆずり葉の心」について、一人一人が考えてみましょうと話しました。

子ども110番の家訪問

 今日の下校時に、子どもたちが「子ども110番の家」に感謝の手紙をもって、1年間のお礼に伺いました。
 71軒という多くの皆様が「子ども110番の家」にご協力くださっているため、子どもたちだけでは伺いきれず、職員がお届けしたり、郵送となってしまうお宅も出てしまい、申し訳なく思っております。日頃から子どもたちを見守っていただいておりますこと、心より感謝申し上げます。
 
 
 

読み聞かせ(ひまわり)

 ひまわりの皆さんが、今年度最後の読み聞かせに来てくださいました。
 今日は、1年生に神野さんが「だるまちゃんとてんぐちゃん」「ぼくのスーパーカー」「ぐりとぐらの1ねんかん」、2年生に小野寺さんが「むしプロ」「かいわれざむらいとだいこんひめ」、3年生に山口さんが「てぶくろ」「とんことり」、4年生に早川さんが「うめじいのたんじょうび」「キリンですけど」「ヘンテコはみがきこ」、5年生に薄根さんが「オニのサラリーマン」「ハンタイおばけ」、6年生に平野さんが「オオカミグーのはずかしいひみつ」「かぶと三十郎」を読んでくださいました。
 5月10日の第1回から、今日で10回を数え、延べ109冊を読んでいただきました。子どもたちの心の奥深くで、豊かな心に成長するための肥やしになってくれていると思います。1年間ありがとうございました。また、次年度もよろしくお願いいたします。
 
 
 

4・5・6年縦割り道徳

 卒業式の練習も進み、呼びかけの声が回を追って上手になってきています。そんな中、4・5・6年生がふれあい広場に集まり、合同で道徳を行いました。
 「小規模校である本校の良さを道徳に生かそう」と考えながら1年間研究を進めてきました。これまでにも4・5・6年生の先生方が率先して話し合い、アイデアを出し合って新しい試みをしてくれましたが、今回は3学年合同の縦割り班による授業でした。他の学年の人たちと一緒の授業で相乗効果が現れ、多くの手が挙がりました。また、3人の先生が役割ごとに登場し、子どもたちの葛藤する心を揺さぶりました。
 課題もありましたが、新たなスタイルと今までの研究の成果の融合を試みた授業となり、成果も確認できました。
 
 
 
 

6年生を送る会

 児童会と下級生による「6年生を送る会」を実施しました。
 在校生代表の言葉に続いて、下級生からラナンキュラスの鉢植えととともにみんなで書いた寄せ書きを、感謝を込めて6年生に手渡しました。
 今年は、劇団民話芸術座の皆さんによる「花咲き山」を鑑賞しました。鑑賞の前に劇団の皆さんが日頃からしている「こんにゃく体操」や発生練習を教えていただく「演劇教室」がありました。その中で、3年生から6年生までの児童による、朗読劇「花咲き山」の披露もありました。短時間で頑張って練習し、上手にできました。また、本番の演劇の中で、6年生の片山天詩さんが、主人公の妹役で実際に出演しました。衣装を着てメイクをして、本物の役者さんのようでした。やや、寒い中での鑑賞でしたが、心温まるお芝居であっという間でした。
 最後に6年生から下級生たちへのプレゼントとお礼の言葉があり、6年生との思い出の一時が終わりました。