小貝っ子NEWS

2016年12月の記事一覧

国際理解教育

 12月9日(金)、4年生は国際理解教育の学習で、アフリカの国、タンザニアについて学んでいます。
 この日は、タンザニアと日本の「食」について比較しながら学習しました。タンザニアの主食はトウモロコシの粉からできる「ウガリ」とひえの粉からできる「ウジ」が中心で、インディカ米のごはんも食べること。炒めた野菜、揚げた魚、煮込んだ鶏肉や牛肉が中心で、あまりバリエーションがないこと。作り方も簡単で、日本食のような繊細なこだわりは少ないことを知りました。
 その後、実際に「ウガリ」と「ウジ」、「ごはん」を作って食べ比べました。ウガリやウジは、日本の団子に近い味でしたが、子どもたちの口には合わなかったようです。その理由を子どもたちは、食べ慣れていないからと、的確に答えていました。また、タンザニアでは調理用具をウガリ用とごはん用で使い分けており、どちらがウガリ用でどちらがご飯用か、という問いに、ウガリは混ぜるのでへらの形、ご飯はよそうので、くぼみがあると、近くにあったしゃもじを見て気づいた児童が答えていました。まさに、アクティブラーニングの場面を見ることができました。