緑中学校ブログ

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1,2年生 全校朝会

 卒業式の翌日、3月16日には、1,2年生の全校朝会が行われました。
 
 
 最初に、生徒会会長が登壇し、「生徒会や各委員会が中心となって、これまでの伝統を受け継ぎ、
緑中をさらに発展させていこう」と力強く在校生に呼びかけました。
 そして、校長先生は、お話のなかで、谷川俊太郎の『卒業』という詩を朗読し、在校生を激励しました。
   ちなみに、校長先生の傍らに立つのは、生徒会長。少しユーモラスですね。
 さあ、希望に満ちた新しい日々の始まりです!  3年生が卒業し、がらんとした体育館の空気感を、
今度は在校生の活躍で埋め尽くしてください !



 『卒業』     谷川俊太郎

 ひろげたままじゃ持ちにくいから

 きみはそれをまるめてしまう

 まるめただけじゃつまらないから

 きみはそれをのぞいてみる

 小さな丸い穴のむこう

 笑っているいじめっ子
 
知らんかおの女の子

 まわっている春の太陽

 そして それらのもっとむこう

 きみは見る星雲のように こんとんとして しかもまぶしいもの

 教科書には決してのっていず
 
蛍の光で照らしても 窓の雪ですかしてみても
 正体をあらわさない
 そのくせきみを どこまでも いざなうもの

 卒業証書の望遠鏡でのぞく

 きみの未来

灯火を外へ


 3月15日 平成28年度 第34回卒業証書授与式が緑中学校で行われました。

3年生は、1,2年生が用意してくれた式場で、粛々と式に臨みました。

校長は式辞の中で、この3年生が入学式の時に話した「自ら灯火(ともしび)になる」
という話を改めてされました。

 3年生は、この緑中で多くの笑顔をつくってくれました。その思い出は、
まるで灯火のように輝いています。その3年生が卒業してしまうのは、
寂しいかぎりです。
 しかし、緑中での灯火を、それぞれの進路先で、より広い地域で輝かせて
くれるかと思うと、寂しさは希望に変わります。

 
 答辞も、式歌も、校歌も立派に歌いきりました。体育館に響く歌声が、
未来に挑戦していく3年生の決意を表しているかのようでした。
 3年生のみなさん、卒業、おめでとう。

式場の外までも


 予行のあった、放課後、有志が校舎の窓をキレイに磨いてくれました。
有志といっても、こんなに沢山の1,2年生が。 


 予行が終わったとき、3学年主任から三送会のお礼とともに「卒業式当日も、3年生に
力を貸してください」という話がありましたが、こうした光景に勇気づけられない人はいな
いでしょう。 ホントに3年生は幸せ者です。

卒業式予行

 本日、2,3時間目に卒業式予行が行われました。皆、一挙手一投足、本番を
意識して取り組みました。

 予行の式辞では、東日本大震災で罹災した岩手県陸前高田市の自宅跡で
トランペットを奏でていた少女について、校長先生がお話しをされました。
 そのトランペットの曲を本校3年生の生徒が予行の式辞のなかで演奏しました。
曲はZARDの『負けないで』。力強い響きのなかに哀悼の気持ちがこめられていました。

  また、予行の後に、埼玉県教育委員会賞、県産業教育振興会小、体育優良生徒賞、
少年を守る会特別賞の表彰が行われました。




感謝を胸に

 昨日の三送会の感動を映すかのように、今朝は凜とした、爽やかな朝でした。
3年生は早速、昨日のうちにお礼のメッセージをしたためました。

 そして、1時間目から卒業式に向けて練習です。これまでの感謝を胸に
粛々とした取り組んでいます。 みんなで卒業式を素晴らしいものにしましょう。