柳小diary

今日のできごと

4年生 版画 どんな世界が広がるのかな?

 

 4年生は初めての彫刻刀を使って版画に挑戦しています。かたい木の板に彫るのではないので、気持ちよく彫ることができます。白いところをどう表現するか、自分の思っているのとは違って反転するところが意外性があって面白そうです。インクをローラーでつけたあと、刷り紙を乗せて慎重にバレンでこすっていきます。ずれないように丁寧に。真剣そのもの。刷面を見るまで気は抜けないのでした。

  

  

刷り上がったあと、裏から水彩絵の具で仕上げていきます。カラフルな、柔らかな、芸術的な、ユニークな、独創的な、作品が仕上がりました。 

   

 

 

にこにこ大作戦拡大中パート2

にこにこ大作戦を進めている1年生。学校のみんなもニコニコさせちゃおうということで6年生と落ち葉集めをしました。6年生のお兄さんが広げてくれた大きなビニール袋に「こんなに集まったよー」「たくさん入れちゃおう、ぎゅうぎゅう」なんていいながら校庭の落ち葉をたくさん集めてきれいにしてくれました。6年生が「すごいね」「頑張ったね」と言ってくれるから、張り切る1年生です。

  

 落ち葉を入れる袋を使って今度はビニール袋リレーです。ふくらませたビニール袋は風を受けると結構走りにくい。わあわあ言いながら競走です。そのあと手作りかざぐるまリレーや6年生と鬼ごっこ。1年生は口々に「すごい楽しかった」「6年生と遊べてうれしかった」と感想発表。「1年生も思ったより足が速くてびっくりしました」と思わぬお褒めの言葉ももらいました。またやりたいね。

 

小さくなった上履きは

 小さくなった上履きがおうちに眠っているということはありませんか?

 月曜日の朝、「上履きを忘れたので貸してください」と子供たちが職員室にやってきます。ちょうどちょうど良い大きさを探して貸し出しノートに名前を書いて、「洗って返してね。」と言って貸し出します。ところが最近、貸し出し用の上履きはこの状態です。

 

返却がまだのこともありますし、たまたま忘れた子供が多いこともあります。小さな1年生が大きなサイズを履くのは危険ですし、上級生が小さな上履きにぎゅうぎゅう足を入れようとしているのもかわいそう。そんな時は「外靴をきれいに拭いて使ってください。」ということになります。

 そこでお願いです。学校で貸し出した上履きがある場合は早めにお戻しください。またお子さんが成長して履けなくなった、まだ使えそうな上履きがある場合は学校にお寄せいただけると助かります。お名前の部分を消して、貸し出し用として使わせていただきます。

 冬の朝は廊下も寒く 、子供たちも足が冷たそうです。ご協力をよろしくお願いします。

薬物乱用防止教室

2月3日に5年生で薬物乱用防止教室が行われました。講師の先生は学校薬剤師の斉藤先生です。そもそも「薬物って何?」というところからのスタートです。私たちが、病気や怪我の治療のために使うお薬も薬物です。「決められた量を正しく使う、これは乱用(濫用)とは言いません。違法な薬物や、違法ではなけれど過剰に摂取する、そういうところに問題があります。」

  

 斉藤先生が取り出したのは、発泡スチロールでできた脳の模型です。そこにシンナーの液体を少し入れると…… .なんと発泡スチロールの脳は溶け出してしまいました。実際のシンナー乱用により脳が縮んでしまった人の写真を見せてもらい、いつもは元気な5年生も言葉になりません。「みんなが何気なく書くことができるうずまき模様も、こんなふうに手が震えて、ぐちゃぐちゃになっちゃうんです。」

  

 「やめたいと思ってもやめられなくなってしまう」薬依存の怖さ、やめたと思ったのに何年か経った後でも影響が出てしまうことがある、自分や周りの大切な人を巻き込んで人生を狂わせてしまうことなどを教えてもらいました。 

 いわゆる犯罪や事件として知っている薬物以外にも、子供たちの身近な飲料にも使いすぎると体に害になる薬物が存在します。疲れたときに飲むと元気になるイメージのエナジードリンクも、含まれるカフェインの量が多いものは、子どもたちの体には摂りすぎとなります。 

 

 「オーバードーズ」という言葉も勉強しました。「もし、違法薬物を使ってみないと誘われたら、どうやって断ったらいいんですか」という質問がありました。真剣に自分ごととして受け止め考えている様子が伺えました。子供たちのノートにはびっしりとメモが書かれていました。

3年社会 暮らしの安全を守る

3年生の教室では、「みんなの暮らしの安全を守るために、だれが、どのようなことをしているのだろうか?」ということを勉強しています。みんなの生活でひやりと感じたこととして、「交通事故を見たことがあるよ」「16号にお花が飾ってあった。きっと交通事故があったと思う。」「家の中にハチやアブが入ってきて怖かった」等の発表がありました。

そういえば今年はスズメバチもたくさん飛んでいて対応していただきましたし、野田市のまめメールでは「イノシシ捕獲」の連絡がたくさんありました。どこかで、誰かが私たちの安全を守るお仕事をしてくれているのですね。

 

教科書では、宇都宮市の事故と事件の件数がどんどん減っていっているグラフが示されています。

「野田市はどうだと思う?クラスルームにデータをあげてあるから見てごらん」

先生が、データを見せてくれました。

「ん?増えているの減っているの?」2019年を境にまた増加に転じています。「どうしてだろう」「この頃はコロナだったからみんな外に出なかったんじゃない?」いろいろな考察が飛び交います。

野田市の人口のグラフを見せてもらってさらにムムム?「人は減っているのに、事件は増えている」「どういうこと?」

 

こういうデータをもとにあれこれ考えて予想を立ててみる。大事な力です。

正解が一つではなかったり、正解のない課題に立ち向かう、そんな未来社会に子どもたちは向かっていきますからね。

3年生のみんな、がんばれ。