柳小diary

2021年6月の記事一覧

朝の活動

朝の巡回をしていて、このところ感じることが1つ。

あいさつが、随分とよくなってきました。

(ただし、まだまだ満足できるレベルではありません)

 

要因は、いくつか考えられます。

①学校内で、継続的なあいさつ指導をしていること

②見守りの地域の方や保護者の方があいさつをしてくれること

③生活委員会が「あいさつ運動」を実施していること

などなど。

 

個人的には、②と③が大きいと考えています。

②は、最も身近な大人が挨拶をするのを見ること。

この影響と波及効果は大きいです。

 

③は、生活委員会が自分たちで考えた段階を意識して

率先してあいさつ運動に取り組んでいること。

「自分たちの手で」ということがキーワードですね。

現在は、「自分からあいさつする」という目標段階とのこと。

 

あいさつは、「習慣」です。

子どもたちは、経験したことしかできません。

教員や親から、「あいさつしましょう」と言われても

言葉だけでは、向上しません。

 

現場での指導をとおして、実際に経験する。

身近な大人の対応を見て学ぶ。

自分たちの手で、能動的に行動する。

 

今後も継続的に見守っていきます。

AED

水曜日の午後、消防車や救急車が来ました。

指揮車も来ていますね。

 

今日までに、地域の方から

「何かあったのですか?」と聞かれましたが、

この日は、職員の救急救命研修でした。

 

野田消防署より講師を招聘し、研修を行いました。

 

まずは、講師の模範展示を見ながら説明を受けます。

救命法は、毎年少しずつ変化があるため、

ここでの説明が、とても重要なのです。

 

職員も2つのグループに分かれて、実際に行います。

その間、消防署の方が、ポイントを指導していきます。

老いも若きも関係なく、全職員が実践します。

万が一にもあってはならないことですが

万が一の時のために備えることこそが大切です。

 

呼吸状態の確認の仕方を見せてくれました。

「あえぎ呼吸」など、見極めなければならないことが多いです。

 

救命法は、これこそ肌身に付くまで実践することが大切。

大切な命を守る。適当にはできません。

1年 校外学習(3)

お昼の片付けをして、出発。

雨具を出したのはよいのですが、

すぐに晴れたので、しまうのが大変!

折りたたみ傘にしろカッパにしろ

1年生に「自分でたたみなさい」は、難しいのです。

少し時間を遅らせて出発。

 

サファリゾーンで、初めてのグループ活動!

リーダーさんを中心に、グループごとに見学します。

 

興味が先走るので、グループがバラバラになることも。

 

でも、そんなことは織り込み済み。

なかなか上手くいかないことを体感させるのです。

リーダーは、苦労します。

でも、それも経験。

こういう指導の機会を大切にしています。

 

キャットゾーンでもグループ活動。

みんなが見たがっていたホワイトタイガーも見られたね。

 

おいおい、本物は、後ろのケージの中にいるよ!

 

さすがに帰りは疲れていました。

言葉が少なく感じましたが、それだけ疲れているのでしょう。

 

バスの中では、早々に寝てしまう子も。

学校まで起きない子も多かったようです。

 

到着式を最後に行いました。

疲れているせいか、進行スピードは遅かったですが、

担任は待って、安易に手を出しません。

子どもたち同士でできることを知っているからですね。

 

疲労の色は見えるものの、満足感もあります。

大きな思い出になったのではないでしょうか。

 

ご家庭の皆様、ご協力有り難うございました!

1年 校外学習(2)

木立の中に移動して、お弁当の準備です。

 

シートを敷いて、お弁当の準備をします。

ある子は、お弁当を開いた瞬間に、

「うわー、私の好きな物ばかり。お母さんありがとうー!」

と、声に出して感激しています。

それを聞いて、私たちも心が温まります。

 

しかし、次の瞬間、

すぐに、「見て見て攻勢」が始まります。

「先生ー!先生ー!見てー!」

「はーいはい、うわー、彩りがきれいだね」

「先生ー!先生ー!見てー!」

「はーいはい…」

見てもらって感想を聞くまで、ずーっと続きます。」

お弁当をほぼ食べ終え、おやつを食べているときに

一時的な通り雨がありました。

あっという間に、雨具ファッションショーが始まります。

もちろん、みなさんのご想像のとおり、

「見て見て攻勢」付きです。

 

でも、楽しそうです。嬉しそうです。

作ってもらったお弁当に喜び、

持たせてもらった雨具を身につけてみたくてしょうがない。

 

本当に素直な1年生です。

 

(3)へ続く

1年 校外学習(1)

今日は、1年生の校外学習。

朝の巡回時、1年生の笑顔が多い気がします。

 

出発式を実行委員が進行します。

家でも練習してきたそうで、とても上手です。

 

まずは、大きなピンクのバスに大興奮。

しかも、感染予防対策を実施しているため

2席を1人で使用できます。

 

1時間ほどで、東武動物公園に着くのですが、

途中、東武動物公園の看板を見つけただけで歓声が上がります。

「見て!東武動物公園の看板がある!」

「どこどこどこ?」

「あれ!ほら、そこ!」

「本当だ、すげー!」

看板だけでこの盛り上がり。楽しみにしていたのでしょうね。

 

乗り物酔いになった子は1人もおらず、無事に入園。

まずは、ふれあい動物体験です。

 

ひよこをおそるおそる抱きます。

「あったかい!」「心臓が動いている!」

生き物の生命の温かさに触れます。

「うさぎってモフモフ!」

「モルモットって、おとなしいね」

手荒に扱う子は1人もおらず、安心して見ていられます。

 

次に向かった場所は、アニマルショーです。

オットセイやアザラシのショーと同時に

鷹や大きなインコの飛行展示があります。

オットセイの輪くぐりでは、自然に拍手と歓声が起こりました。

飼育員(調教師?)さんも、反応のよさに大喜び!

 

終了後、ある女の子が悲愴な顔で、

「先生~」と担任を呼びます。

「どうしたの?」

「あのね、お腹がグ~ッて鳴ったの」

「大丈夫、次はお弁当だよ!」

優しく対応した担任。すぐに笑顔になりました。

 

(2)へ続く