柳小diary

今日のできごと

エコバッグづくり(5年)

5年生は、家庭科の実習でエコバッグを作ります。

日頃の習熟度が極めて分かりやすい学習です。

 

ミシンも慣れていないと、難しいですね。

糸の取り回しや針の交換まで、確かめながら行います。

 

「あれ?おかしいなあ」と言いながら、確かめています。

気付くことがすごい。

図面を見ながら進められているようです。

 

手際のよい子も多いですね。

家でも裁縫をやっているのでしょうか。

 

ささっと完成させていました。すごいね。

縫い目も丁寧で折り返しもしっかり。

 

買うことは多くても、作ることは少ない時代。

自分で作ったものですから愛着もてるでしょう。

モノを大切にしてほしいですね。

卒業文集づくり(6年)

卒業までの登校日は残り22日。

何人かの6年生に気持ちを聞いてみると、

「やっぱりさみしい」との声が多数。

 

そんな6年生が卒業文集に向けて作文しています。

下書きが終わり、清書しているようです。

 

ざっと下書きを読ませてもらうと、

その子がどんな6年間を過ごしてきたかが想像できます。

 

6年間の思い出の中で、一番書いていたのが

やはり修学旅行のようです。

 

5年生の時は、みんなで宿泊することができなかった。

はじめてみんなと宿泊できるのが嬉しかった。

みんなで布団に入って話すのが楽しかった。

 

最後の修学旅行は実施できて本当によかった。

 

6年以外のことを作文している子もいます。

 

印象に残った先生のこと。

転校してはじめてできた友だち。

文化祭でがんばった劇。

 

両親や友だちへの感謝の言葉も多かったです。

思春期に入り対応がそっけなくなっても

しっかりと考えていますね。

ことばでつたえる(1年)

1年生は、言葉で伝える学習を行っています。

 

自分の考えや気持ちを伝えるとき

相手に教えたい、知らせたいとき

いずれも言葉が手段になりますね。

 

これからコミュニケーションの幅が広がり

ますます言葉で伝えることの必要性が高まります。

 

伝えるためには、伝え方があります。

そう、その初歩を勉強しているのです。

 

最近のニュースや将来の夢を絵に描いて発表したり、

 ※こういう自由で伸びやかな絵は、いつ見てもいい!

 

つくった作品をもとに発表したり、

 ※空いている時間でサッとつくったそうです。

  お蕎麦の感じが出ていますね。

 

伝えたいことを詳しくまとめて発表したり。

様々な方法でアプローチしています。

 

今日の給食の様子を説明するようです。

一生懸命にまとめていました。

 

伝えたいことがあると、自ずと集中して取り組みます。

結果的に、それで学習効果が高まります。

 

それにしても、給食の絵がいい!

おいしそうに描けています。

 

お気に入りを1つ大きく描いたり

 

全部のメニューを描いてみたり、

 

パンに挟んだ状態で描いてみたり。

 

見ていて飽きないなあ。

発表するときも楽しみです。 

普通教室化工事

コンピュータ室の普通教室化工事の近況です。

 

配線もきれいに外され、教室らしくなってきました。

ホワイトボードの脇に、棚をつくり色を塗っています。

 

後方は、こんな感じです。

壁ができました。規定の広さの教室になります。

 

これから、定員分の棚などが作られるそうです。

 

今月中には、工事が終了する予定です。

作文指導(2年)

作文が苦手な児童は多いです。

大人もかな?

夏の読書感想文は、嫌いな課題の上位でしょう。

 

原則、作文できない子はいません。

作文嫌いな子でも立派な文章を書く子もいます。

「作文」に対する見方を少し変えるだけで

違った価値を見いだせるのにな。と、いつも思います。

 

さて、作文指導はどのようにしているのか。

「書け」「作文しろ」だけでは、

作文嫌いを量産するだけですね。

 

2年生の実践を見て見ましょう。

まずは作文メモをつくっていきます。

これは、書く順番の流れや内容の柱をまとめたものです。

 

例えば…

①(はじめ)家族全員で海に行ったこと

②(なか1)海辺で泳いだり砂山を作ったりしたこと

③(なか2)大きな波がきて砂山がこわれたこと

④(おわり)海鮮を食べて帰ったこと

※実際は、もっと丁寧に書きます

 

この時に、起承転結や起承束結でまとめられると

書き手の書きたいことが読み手に伝わります。

 

その作文メモを見ながら作文しています。

この時に必要なのが語彙(ごい)です。

内容の柱をふくらませて書くとき、

それを表現する「言葉」を知らなければ表現できません。

ここでつまづいてしまうと、作文嫌いにつながります。

 

そもそも、頭の中にイメージがわかない子はいません。

頭の中のイメージを伝える手段(または表現方法)が

わからないのです。

 

作文は、自己表現手段の1つです。

だからこそ、「伝わる言葉」は多くあった方がいい。

読書することも大きな効果が期待できます。

 

1つの表現方法を学ぶ機会として、

やはり作文指導は必要であり大切だな、と思います。