2021年12月の記事一覧
九九(2年)
2年生といったら、かけ算九九ですね。
こちらの指導も佳境に入っております。
何とか定着させたい教員の必死さに対し、
児童にとっては、合格したらスタンプが押してもらえる
スタンプラリー感覚なのか、表情は明るいです。
九九表で確認したり、日常的に確かめたりしますが、
早く定着させるためには、ご家庭の協力も必要です。
6~8の段は、つまずきやすいので、
繰り返し確認していくことが必要です。
よく、覚え方の質問がありますが、
実際には、その子に合った覚え方があるものです。
「この方法でなければダメ!」というのは、
算数にはありません。
担任時代には、九九の歌などで全体的に覚え
「どこでも九九」などで確認し、
九九ゲームで楽しみながら定着を図っていたなあ。
フラッシュカードも効果的でしたよ。
数列には様々な魅力があります。
九九表にも、大人が楽しめる秘密がたくさんありますよ!
わくわく理科授業(6年)
東京理科大の先生や学生が来校して行う
「わくわく理科授業」は、毎年好評です。
今回は、どんな授業なのでしょうか。
各班に1~2名の講師がつく充実ぶり。
これだと安心して実験等が行えますね。
まずは、大きなメスシリンダーに水を張り、
色砂を入れて、粒子の大きさによる沈み具合を観察します。
この基礎実験が、あとで確かめになります。
色砂だけでなく、川砂でも試してみました。
基礎実験の後、比較的大がかりな道具を用いて
地層形成実験を行います。
実験は、ダイナミックな方がおもしろい!
筒の中に入れた砂山を水で押し流していきます。
押し流された砂は、四角い観察用水槽に落ちていきます。
これを何回か繰り返すと…
「地層」ができあがります!
(光の関係で見づらいですが…)
今回の授業では、実験の割合が多かったことがよかったです。
座学よりも意欲も充実感も変わります。
見ている方も楽しめました!
書き初め練習(4・6年)
昨日、体育館で4年生と6年生が
それぞれ書き初め練習を行いました。
講師は、鈴木修三先生です。
はじめに、手本をもとにポイントを解説しています。
太さや運筆の留意点だけでなく
文字のバランス(大きさや字間)までおよびます。
次に、実際に書きながらポイント解説をします。
児童は真剣に見ていますね。
頭の中で、実際に自分で筆を動かしています。
いざ、自分で実際に書きます。
見ているとおもしろいですよ。
書けたことに満足して、にんまりしている子もいれば、
一文字書くのに数分かかって書く子もいます。
4年生は字形にこだわりが強かったようです。
6年生は書き初め紙にバランスよく収めることを
強く意識していたようです。
これからも練習は続きます。
本番が楽しみ。
【注意喚起】紫・黄色コース
パトロール報告書に、気になる情報提供がありました。
1つ目(紫コース)
「ライフケアセンターから学校までの通学路が
舗装し直され、車の速度が速くなっているため
注意が必要と近隣の方からの助言がありました」
早速、毎朝立哨してくださっている方に聞きました。
「確かにスピード出す車がおおくなりました。
速度規制があるといいのだけれど…」
「天候の悪い日は、特にそうですね。
車を停めようとすると、嫌な顔をされます」
速度が増しているのは事実のようです。
十分に気をつけるよう、学校でも指導します。
また、車を停めることは遠慮なく行ってくださいと
お願いしました。児童の安全を保つためですから。
そもそも、車での送迎は、学校では想定していません。
自分の足で歩くことが前提であり、
その子の安全を何よりも優先します。
2つ目(紫コース)
「けやき公園の近くに横断歩道が無いため、
カーブで見通しの悪い中、
道路を横断する子どもが多い」
実際に確認してきました。
広角カメラを使用したため、カーブが緩く感じますが
実際には、かなり見通しの悪いカーブです。
時速40kmで車が走っていたとすると
秒速は約11mですから、かなり危険です。
こちらは、ご家庭でも注意喚起をお願いします。
3つ目。
東葛クリニック脇の交差点。
子どもの視点で見てみると、
立つ位置によっては、画像のように見えないのです。
視点や立ち位置を意識した指導が必要です。
大人が立っていないと、なかなか車が止まらないことも
気になっているところです。
付近の沼地へのご指摘もありましたが、
確認したところ、水の中にまで入っている形跡は
ありませんでした。
ただし、藪の中に入らないよう指導はしていきます。
今後も、ご指摘頂いた箇所は、
現認することを前提として、安全を確保していきます。
とても良かった!
今日は、避難訓練。
児童の命を守るための大切な活動です。
おりしも、今日は震度5の地震が
山梨県と和歌山県で発生しました。
(昔より大きな地震が多いような…)
訓練とはいえ、命を守る活動には緊張します。
本年度当初に実施した避難訓練は、
当HPでもお知らせしたように
全く十分なものではありませんでした。
「命に関することは、やり直しも行う」
と、当時書いた記憶があります。
それから、継続して(ワンポイント訓練も含め)
細かな点まで指導を続けてきました。
さらに、今回は、4つの観点を設け、
1つでも未達の場合は「やり直し」という
高いハードルを設けました。
でも、当然だと考えます。
児童の命に関わることですから。
さて、どうなるか!?
訓練がはじまり、第1次避難の指示が入ります。
耳をそばだてますが、前回聞こえてきた
「キャー」というような声は1つも聞こえてきません。
第2次避難の指示が入ります。
いよいよ、校庭への避難開始!
校舎から避難してくる児童たち。
防災頭巾をしっかりと被り、列を整えて避難しています。
笑い声やふざけている児童は、1人もいません。
間を空けることもなく、速やかに整然としています。
「前回と大違いだ!」
と、感じつつも表情は崩しません。
避難完了!
前回よりも約1分短縮。
これで、ようやく緊張が解けます。
ホッとしました。
先生方の指導の成果と児童の成長を
しっかりと確認できたからです。
安全主任からは、とても良く避難できたことに加え、
自分たちだけでも避難できるようにすることが大切と、
新たな目標も示していました。
抜け目ないですね。
付け加えると、
全体がそろった後の講話の時も
教室に帰るための退場のときも
話し声もなく、本当によくできていました!