柳小diary

今日のできごと

「祭り」調べ(4年)

4年生の教室をのぞくと、伝統行事の授業でした。

 

どうやら調べたことを順番に発表しているようです。

 

「校長先生に見てもらおう」

「校長先生、絶対にびっくりするよ!」

と、言われれば、見ないわけにはいきませんね。

 

民俗学を少々嗜んでいたので

そんな簡単にはびっくりしないぞー!

 

えっ?どうなっているんだ?

びっくりするほど完成度が高い!

 

「すごいな!」

用意されたイスに座ることを忘れ、

思わず立ち上がって身を乗り出してしまいました。

 

「自分で構成したの?」

『はい、そうです』

「調べたのも自分で?」

『はい、自分で調べました」

 

次に発表する児童は、少々自信なさげでしたが

「大丈夫だよ。よくできているから」

と、級友に励まされ、発表に臨みました。

 

えっ?この子も?

びっくりするほど完成度が高い!

 

2人に共通するのは、祭りの内容だけで無く

歴史や意味まで考察されていること。

 

「屋台や出店のイメージだったと思うけれど

 また違った祭りの見方をしてみてください」

と、発表を締めていました。

 

季節毎の祭りがもつ人々の願いや祈り。

そもそも「祭り」が「政治(まつりごと)」ですから。

現代との違いをよく読み解いていました。

 

「すごいな4年生!みんなできるの?」

『差はあるけれど、みんなできるよ!」

と、サラッと児童たちが答えます。

 

次の発表も楽しみなので、

発表会の時には声をかけてほしいと話しました。

からだのサイエンスプロジェクト

東京理科大学の柳田先生より

「からだのサイエンスプロジェクト」の

ご紹介がありました。

 

 

当日は、楽しい活動を予定しているとのこと。

運動する機会も少ない現在。

勉強にもなり、身体を動かすこともできます。

 

学校にも案内用紙を頂いておりますので、

興味・関心のある方は、学校で用紙をお渡しします。

昇降口より

「玄関を見れば家の状況がわかる」

と、よく言われたものです。

 

確かに、荒れていたり指導が行き届かなかったりすると

昇降口はカオス状況になります。

 

だからこそ、何気ない光景ですが

こういう状況を見るとホッとします。

 

上履きがあると、思わず見てしまうのは、

「教師あるある」でしょう。

やはり、欠席状況は気になりますからね。

 

変異株の猛威の中で、学校生活にも

様々な制限が出てきております。

 

そのような中でも外で遊ぶ元気な児童たち。

遊びから戻ってきたら、先ほどのように

きちんと靴をしまって教室に行きます。

 

いい子たちです。

落とし物が泣いています

あいかわらず多い落とし物。

落とし物を訴える児童がいないため、

敢えて児童の目に入る位置に置いています。

衣服から手作りマスク、縄跳びなど様々。

いずれも、まだ使用できるものです。

 

年間、観察してみて気付いた傾向は以下のとおり。

①記名されていない(名前が書いていない)

②汚れたものは拾わない

③落としても気にしない

 

モノがあることが当たり前なのでしょう。

買うために必要なもの、作ってくれた人の気持ち

おそらく何も考えていません。

 

見てください!新品同様です。

ですが記名されていないのです。

昨年度から置きっぱなし。

 

お家の方は気付かないのかなあ。

「仕方ないね」で終わるのでしょうか。

 

紛失したものがあったら、

「見つかるまで帰ってくるな!」

と、怒られたのは昔話になってしまいました。

 

でも、本当にこれでいいのでしょうか?

金魚を助けています!

業間休み、天気はよいですが風は冷たいです。

そんな中、ウォーターパーク(観察池)に児童が。

どうやら氷を割って取り出しているようです。

手が冷たいだろうな、と思いながら声をかけてみました。

 

「氷を集めているの?」

まあ、氷に興味・関心を示すのも子どもらしい!

と、考えていたのですが、帰ってきた答えは…

 

「氷に閉じ込められないように金魚を助けています!」

でした。なるほど…。

 

ウォーターパークに関心を寄せている証左です。

 

「あ、金魚が動いた!」

凍っていないことに安心したようです。

素直な反応がたまらないですね。

 

満足そうな顔と明るい声に癒やされました。

切ないなあ

日頃元気な子どもたちでも、

特に何の指導もせずに、文字で気持ちを表すと

思わぬ本音が出ることがよくあります。

 

現在、多くの学年の廊下掲示が

新年の願いや目標などが書かれたものを掲示しています。

 

それを1つ1つ読んでいくと…

 

 

感染防止ばかりに目が行きがちですが、

子どもの心にも、大きなダメージを与えていることが分かります。

 

新年の願いに書いた内容。

重く受け止めています。

 

なんだか切ないですね。

学級会

校内を巡視していると、

4年生が学級会を開き話し合っていました。

 

とても良いな、と思ったことをいくつか。

 

①場の設定

 いつもとちがう机配置。これだけで気分が変わります。

 意図的な場の設定は必要です。

②役割札

 役員の机に役割札が置いてあります。

 役割を自覚すること、その仕事内容をしること。

 どちらも大切ですね。

③最低限の指導

 基本は、議長(学級委員)が進行していました。

 担任は、静かに見守ります。

 必要なところだけ、ちょっとアドバイス。

 そう、任せることも大切。

④発表の仕方

 写真でも挙手していますね。

 ピーンと伸びた良い挙手です。

 「ぼくは、○○です。なぜならば…」

 分かりやすい発言です。

 繰り返し行っていなければできません。

 

よい雰囲気で話し合いが進んでいました。

さて、みんなが納得する結論は出せたかな?

書き初め審査会

昨日、児童の書き初めを体育館に掲示し、

職員で審査会を行いました。

 

一つ一つの作品を丁寧に見ていきました。

「この文字は、何か訴えかけてくる」

「筆の運びが素晴らしいね」

などなど、それぞれの作品のよさを見出していきます。

 

学級毎に、優秀作品を選定し、

金色の賞札を貼付しました。

 

それにしても改めて思うこと。

同じ題材、同じ道具を使用しても

1つ1つみんな違います。

人と違うことを意図的に行うことが「個性」ではなく、

同じことを突き詰めても違いがでるものが「個性」でしょう。

 

今日から展示会です。

その「個性」を感じて頂けたら、と思います。

柳小交通安全の日(1月)

今日は、柳沢小交通安全の日。

継続的な交通安全指導は続けていますが、

やはり地域の力は大きいな、と強く思います。

 

昨日の地区別集団下校時にも

多くの地域の方が児童の安全を見守ってくださいました。

 

PTAからの情報提供にも支えられています。

現場で起こっていることを知る貴重な情報です。

 

朝の登校時、保護者の方のあいさつが

児童のあいさつを促しています。

危険箇所で立哨してくださる方々も

児童によく声をかけてくださっています。

 

今日は、青パトにも大きな声で

「おはようございまーす!」

と、あいさつしていた児童が多く見られました。

 

今後も児童の見守りをお願いします。

書き初め(5・6年)

今日は、5・6年生の書き初め。

こころなしか今日の方が体育館の室温は高いようです。

そうはいっても換気をしているので寒いですが。

 

5年生の題材は、「雪わり草」です。

高学年になると、家で練習している児童は

大人顔負けの筆運びで素晴らしい文字を書き上げます。

 

「雪」の「ヨ」の位置やバランスに苦労していました。

簡単そうで難しいようです。

 

6年生の題材は、「少年の志」です。

クラーク博士の言葉を思い出しますね。

有名な「少年よ、大志を抱け!」ですが、

実は、続きがあるのをご存知ですか?

 

『しかし、金を求める大志であってはならない。

 利己心を求める大志であってはならない。

 名声という、つかの間のものを求める大志であってはならない。

 人間としてあるべきものを求める大志を抱け』

 

前後を知ると、また印象的ですね。

おっと、話がそれてしまいました。

 

6年生の特筆すべき点は、その集中力です。

体育館に入っても、誰の話し声も聞こえません。

書いている枚数も他の学年よりも多いです。

 

さすが最高学年。

書き初め(3・4年)

今日は中学年の書き初め。

雨が降り、底冷えする体育館で行いました。

 

大型ストーブを焚いていますが、

換気のために窓を空けているので

さほどの効果を感じることはできません。

 

それでも、子どもたちは、一生懸命筆を運びます。

4年生の題材は、「春がすみ」です。

字形というよりも、最後の「み」の位置に苦労していました。

「み」を書くスペースを意識しすぎると

「春」の文字がつぶれてしまいます。

教員が一人一人を回って確認していきます。

 

3年生の題材は、「なの花」です。

お手本を見ながら書くということは

この段階では結構難しいようです。

教員が書き示しながら留意点を説明すると

それをまねて書けるようになっていきます。

 

ちょっとした差ですが、発達段階が見られます。

 

家でたくさん練習してきた子もいるようで、

太く立派な文字を書いていました。

 

寒い中でしたが、

「結構たのしいです」という児童の声。

一つの学校文化として大切にしたいですね。

真っ白なスタート

新年はじめての登校は、雪景色の中でした。

真っ白なスタート。

新たな年は、自分を変えるチャンスですので

何だか暗示的でよい感じです。

 

門周りを職員が雪かきしている脇を

歓声を上げながら登校してくる子どもたち。

 

よい年越しができたようです。

 

新規株の予想以上に速い感染拡大のため、

休業空け集会は、放送で実施しました。

6年生代表の言葉の中に、

「中学生になる前からしっかりと準備していきたい」

と、ありました。先をしっかり見ていて安心します。

 

各教室を見回ると、目標設定をしている学級が多かったようです。

現実的で実現可能な範囲で構わないので

目標に向かって試行錯誤する機会につなげていきたいものです。

冬季休業前集会

冬休み前の全校集会。

晴れていますが北風が冷たいです。

児童も外での集会に慣れてきているせいか

言われなくても間隔を空けて並ぶことができています。

 

今回のメインはこちら。

冬休みの過ごし方です。

危険回避につながることは、何度指導しても構いません。

もちろん、内容が重複しますが学級でも再度指導します。

 

私からは、新しい年を迎える時は、

自分を成長させるチャンスであることを話しました。

 

最後に放送委員会の発表。

クイズが楽しかったようで、低学年からは、

「もっとやりたい!」

との声が挙がりました。

 

この時季だからの経験をして、楽しい冬休みにしてほしいものです。

林間学校(5年)②

2日目の朝。

澄み渡る空と空気。天気は快晴。

手賀沼の向こう側に、筑波山がよく見えます。

 

起床後の洗面所。

女子は、身だしなみを整えることに夢中。

 

では、男子の方はどうかな?

意識高い系の男子は何人ぐらいいるのでしょうか?

…残念!

 

朝食は、しっかりと食べる子が多かったです。

体調不良者は、おりませんでした。

それだけでも有り難い!

 

今日は、ネイチャーゲーム「この木なんの木?」に挑戦。

グループで活動します。

長い時間かけたグループ活動でしたが、

しっかりと相談しながらできていたグループが多いです。

これなら、来年の修学旅行も大丈夫。

 

課題達成の後は、フィールドアスレチックで遊びます。

ここも男女でよく遊んでいました。

3時間ずっと野外で過ごし、さすがに疲れたようです。

でも、顔を紅潮させ満足そうでした。

 

昼は、おにぎり弁当。

「もう1つ多く入っていたらなあ…」

との声が聞こえてきました。

たくさん身体を動かしたから、お腹も空いたのでしょう。

 

最後は、ゆるりとプラネタリウム鑑賞。

おっと、まずいまずい、眠気が…。

 

このような形で無事に林間学校が終了。

学校に帰ってきた児童の様子は、少々お疲れモード。

それだけの活動量があったことが大切。

 

多くの子が帰る際に、

「ありがとうございました」

と、言って帰途につきました。これには感心。

林間学校(5年)①

順延になっていた林間学校。

ようやく実施することができました。

 

国道の事故渋滞で、予定よりも大幅に遅れて到着。

早速、飯ごう炊飯に取り組みます。

 

感染症拡大防止のため、調理実習をしていない5年生。

ですが、正直、女子に救われました。

家で相当お手伝いをしている子が多いようです。

手際もよく、包丁の扱いにも慣れているようでした。

男子諸君、より一層の精進を!

 

火起こしは、教頭先生から指導を受けながら

火を育てる術を身につけたようです。

 

みんなで作ることが楽しい!

飯ごうで炊飯することが初めての児童も多かったです。

 

グループ毎に自分たちで作ったカレーを食べました。

どのグループも美味しくできていました。

先生たちからの評判もよかったですね。

 

片付けも、やはり女子中心。

男子の手際の悪さにイライラして、

結局、女子中心で洗い物と片付けも進みました。

その中でも、根気強く細かなところまで掃除する

男子がちらほら。期待の星かな。

 

午後のアクティビティは、勾玉づくり。

蝋石をヤスリがけして自分だけの形を出していきます。

2時間、ずっと飽きないで作り上げました。

結果、どうなったと思いますか?

 

担任に、「なくすからしまいなさい」と言われても

こっそりと首から下げている子が何人も…。

自分で作ったものだからこその喜びでしょう。

 

夕食は、1席ずつ間隔を空けて食べます。

今の6年生女子は、たくさんおかわりしますが

5年生の女子は、おかわりしません。

お腹空いているはずなんだけれどなあ。

 

その後のキャンドルサービスは、とても盛り上がりました。

 

残念ながら担任が参加できなかったこともあり、

「子どもたちに寂しい思いをさせたくない」

との思いから、教頭先生が大いに盛り上げます!

 

たくさんの職員も応援にかけつけ、

5年生と楽しい一時を過ごすことができました。

 

最後は、みんなでマイムマイムを踊ります。

1度踊り終えてもまだ続く!

2回目は、なんと2倍速!

齋藤教諭が怪しい振り付けを披露し盛り上げます。

 

終わった後の様子。

みんな疲れて座り込んでいますね!

 

こうして、1日目の夜は更けていきました。

 

グリコピア見学(2年)

今日の朝は、とても寒かったですね。

それでも2年生は、グリコピアに行くことが

とても楽しみにしていたようです。

 

幸い、近くにあるため、徒歩で向かいました。

 

施設内は広くてきれいです。

入口から入った瞬間に、目に興味・関心の光が宿ります。

 

展示内容も、よくできており、

見たり・聞いたり・匂いで感じたり。

体感できる要素が多いです。

子どもたちは、新しく見るものが大好きなので

とても興味を示します。

個人単位だと、なかなか行けない場所ですね。

 

職員の皆さんに見送られて、帰路につきました。

 

さて、この見学をベースにして、

作文に取り組む計画とのことです。

 

よく思い出しながら構成メモをつくることができたら

きっと相手に伝わる作文になると思います。

国境を越えて

国際理解教育や開発教育を

ライフワークにしている横田教諭。

 

今日は、全国的にも希な低学年における

国際理解教育の授業実践を行いました。

 

独立行政法人 国際協力機構からも

職員が授業参観に訪れました。

 

ちがいばかりなのに仲が良い2人の男の子の物語でしたが、

とにかく意欲的な1年生は、発表したくてたまりません。

 

親しみやすく、自分を投影しやすい題材だったため、

「自分だったら」という視点で考えていました。

 

国際協力機構の職員も、これにはびっくり。

「こんなに意見が出るなんて。積極的ですね。

 でも、よく考えた意見が出ていますね」

 

私が最も感心しているところは、

「間違いをおそれない」ことでした!

ロボ太

殺風景だった校長室の机の上に

かわいいロボットがやってきました。

名前は、「ロボ太」と言います。

 

実は、1年生が作って届けてくれたものです。

ロボットの表情がとても柔らかくかわいらしいです。

また、胸の所に校章があるところもお気に入り。

 

たまたま来校した市教委の方が、

「これ、とてもかわいいですね」

「癒やされますね」

と、ほめてくれました。

クリーン戦隊参上!

ご当校キャラ(?)のクリーン戦隊落ち葉スターズ。

落ち葉を掃き、きれいにします。

 

本校は、樹木に恵まれている反面、

落葉問題は、必然的に抱えなければならないものです。

 

生活委員会をはじめ、6年生が毎朝活動しています。

時期により落ちる葉が違います。

今年は、桜の落葉が早かったせいか

かなり長い期間、落ち葉掃きが必要になっています。

 

有り難いことに、参加者は極めて真面目。

適当に行う子もおしゃべりで終わる子もいません。

 

最後の処理までしっかりと行えます。

 

そんな姿を見ていた4年生が、

これまた進んで参加するようになったそうです。

6年生が嬉しそうに報告しにきました。

 

率先して行動する姿を見せていたからですね。

よい影響が広がっていくことを期待しています。

スマイルコンサート

吹奏楽部によるスマイルコンサートを

人数制限等を行いながら開催できました。

 

限られた練習時間の中で技術を高め、

ようやく聞いて頂ける機会に恵まれました。

部員も「行えたことに感謝」と、あいさつしていました。

 

保護者の方にとっては、初めての聞く機会です。

夏のコンクールは、無観客開催でしたね。

 

3年生も、たくさん聞きに来ました。

部員獲得のためにも、よい発表にしたいものです。

 

1曲目は、6年生によるトーンチャイム。

よく響いていました。

タイミングもばっちりでしたね。きれいでした。

 

途中、楽器クイズをはさみながら、

最後は、夏のコンクールに臨んだ曲です。

夏以降の練習も、制限された少ない時間でしたが、

よくここまで高められました。

 

音が厚くなったように感じ、一音一音がはっきりしました。

4年生・5年生の技術も向上したのでしょう。

 

3年生や保護者の方の感想からも

「さわやかな演奏でした」

「とても上手な演奏でした」

と、言って頂けました。

 

これで一区切りですが、

楽器を演奏する楽しさや、みんなで合わせる楽しさを

持ち続けてほしいと思っております。