西小の様子
少しずつレベルアップ
5年2組で体育科の授業研究を行いました。種目は「台上前転」です。
これまで、「開脚跳び」と「抱え込み跳び」を練習してきましたが、「台上前転」はそれらより格段に子どもたちにとっては怖さが高まる種目です。
授業の中では、怖さを取り除くために様々な工夫がされていました。マットの上に跳び箱を一段だけ置いたものから、跳び箱の前に台を置いて前転をやりやすくしたり、少しずつ高さをアップさせたり、スモールステップで取り組めるようになっていました。子どもたちは自分に合ったところから挑戦して、少しずつレベルアップするように学習を進めていました。
始めはできる子が4人ほどしかいませんでしたが、45分間の授業を終えると、半分以上の子が何とか跳び箱の上で前転できるようになっていました。
火災に備えて
3年生は先日消防署の見学にいきましたが、今日は学校の中にある防火設備を調べました。
市内の公共施設と同じように、学校の中にも様々な防火設備があります。廊下では消火器や消火栓、教室では煙探知機をみつけました。消火栓のふたを開けてみて「すごく長いね」「ここから延ばすのかなあ?」などと話し合っていました。
火災は起こらないにこしたことはありませんが、万が一起きてしまった時は、慌てずに対応できるように、日ごろから確認しておきましょう。
あんたがた、どこ「さ」!
2年生は音楽でわらべ歌の学習をしています。歌うだけではなく、今日は「あんたがたどこさ」の歌に合わせて、いろいろな動きをしました。
まずは、三つの輪の上をジャンプしながら「さ」のところで青い輪に着地するという運動です。青い輪に入らなければという気持ちはあるのですが、なかなか思うようにジャンプが合いません。途中で足がもつれてしまう子もいました。意外と運動量もあって、1回やるだけでみんなハーハー言っていました。
次はドリブルをしながら「さ」のところで、ボールを両手で持つという運動です。
もともと「あんたがたどこさ」は手毬唄なので、ドリブルの動きにはとても合っています。「バスケットやってるから簡単だよ!」という子もいて、とても上手にやっていました。
音楽の時間でしたが、思いっきり体を動かせて、子どもたちはみんな楽しそうでした。「もっとやりたかった!」「帰ったらやってみよう」と言っている子もいて、しばらく2年生の中でわらべ歌がはやりそうです。
ひらがなは難しい~
各学年の書写の授業では、書初めの練習が始まっています。今日は4年生と6年生で講師の先生を招いて練習会を行いました。4年生は「はるの空」、6年生は「平和な国」という題です。先生から一つ一つの字の書き方について教わった後、練習に入ります。4年生は「の」や「は」、「る」の丸くなる個所に苦労していました。6年生は「な」や「国」のくにがまえが難しかったようです。
それでも丸々1時間集中して練習していくと、みんな上手になっていました。今日はまず1枚提出しました。これから練習を重ねて、上手になっていけるようがんばっていきましょう。
1月15日と18日に、校内書初め展を開催する予定です。今年は体育館に全員の作品を展示しますので、ぜひ力作をご覧になってください。
夢を持って!!
5年生で「夢の教室」を実施しました。
「夢の教室」とは、一流のアスリートを「夢の先生」としてお招きし、夢を持つことの大切さなどについて教えていただく学習です。例年でしたら、実際にアスリートに来ていただくのですが、感染予防の関係で、今年はzoomを使っての授業でした。
今日の「夢の先生」は、水泳選手「かとちゃん」こと、加藤ゆか先生でした。
加藤ゆか先生は、北京・ロンドンの2つのオリンピックに出場し、ロンドンオリンピックでは見事銅メダルを獲得した一流のスイマーです。
「かとちゃん」から、生まれて6カ月から水泳を始めたことや選手としての素晴らしい経歴など、様々なお話を聞くことができました。オリンピックのメダリストであっても、長い選手生活の中では、目標を見失ったり大きな挫折を味わったりしたことがあるそうです。それを乗り越え、夢を持ち続けメダルにたどり着くまでのお話は、とても深い内容でした。子どもたち一人一人の心に、夢を持って生きることの大切さが伝わりました。授業の終わりにはオリンピックのメダルを見せていただきました。
最後に今日の授業の感想を一人一人書きました。それについて「かとちゃん」から一人一人にお返事を書いていただけるそうです(直筆のサインも添えて)。
お返事が返ってくるのが楽しみです。
「てこ」ってすごい!
6年生は理科で「てこ」の学習をしています。今日は体育館で「てこ」になるようなものを作って実験をしました。
子どもたちは体育館にある様々なものを使って、自分なりの「てこ」を工夫して作ります。跳び箱を視点にして鉄のポールを使って重いものを持ち上げているグループでは、子どもの力で大きな市瀬先生が持ち上がってしまいました。「てこ」のすごさを実感できました。
そのあと、棒の長さを変えたりしながら「てこ」の仕組みについて学習しました。
「てこ」の仕組みは生活の中にたくさんあります。学習を通してそれらに気づいていけるといいですね。
みんな悩みました
我孫子市教育委員会から伊藤指導主事を招いて、3年2組で算数科の研究授業を実施しました。
今日は分数の学習でした。1メートルを4等分したものを3つ集めると4分の3メートルですが、2メートルを4等分したものを3つ集めるといくつになるでしょうか?という課題です。
始めは4分の3メートルと答える子が多かったのですが、それだと1メートルよりも短くなるはずという考えもあり、悩んでしまいます。線分図を使って説明したり、友だちと話し合ったりして、全員が一生懸命学習しました。みんなが悩み学習している姿はすばらしかったです。こうやって身に着けた内容は、ずっと記憶に残ることと思います。
3校合同記録会を行いました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、市内の陸上競技大会は中止になりました。そこで、6年生の陸上部員に何か思い出になるものをと考え、今日、湖北小、湖北台東小、そして湖北台西小の3校で合同の記録会を実施しました。本校からは12人の選手が参加し、これまでの練習の成果を十分に発揮することができました。
陸上部は練習が再開してまだ1カ月ですが、選手たちはこの日のためにしっかりと走りこんできました。天候にも恵まれ、さらに保護者の方々も応援にきていただいたおかげで、選手たちは普段以上の力を発揮することができ、自己ベストを更新した子もいました。
陸上競技大会と同じ会場での記録会で、選手たちは競技前のほどよい緊張感を味わうこともできました。今日の記録会が小学校生活の思い出の一つになることと思います。
日光を集めよう
3年生は、理科で「太陽の光」の学習をしています。日光がまっすぐ進むことや、鏡に跳ね返されて曲がること、さらにそれを利用して鏡を使って光を集めることなどを実験を通して学んでいきます。
今日は、鏡に反射する日光を集める実験をしました。朝はちょっと曇っていましたが、そのうち雲が晴れて、太陽の光が注ぎ込む絶好の実験日和です。子どもたちは、鏡を使って投てき板に日光を反射させて実験をしました。
一人、二人、三人と日光が集まると、とても明るくなります。さらに光が集まったところは温度も高くなりました。投てき板の表面温度は、はじめは11℃ぐらいでしたが、光が集まると18℃ぐらいまで上がりました。
子どもたちは、光の集まったところに手を当てて「あったかい!!」と大喜びでした。
ソーラークッカーといって、太陽の光を集めて料理ができる道具もあります。この学習をもとに、それを自作してみるのもいいですね。
プロフェッショナルからお話を伺いました
「夢のとびらプロジェクト“プロフェッショナルに聴く会”」を6年生で実施しました。
これはキャリア教育の一環として行っているもので、様々な職業に従事している方々を招いて、具体的な内容や仕事への思いをお話しいただく学習です。これを通して、子どもたち一人一人が働くということに関心を持ち、将来の自分を思い描く第一歩となることをねらいとしています。
今日は、プロ野球選手サポート、看護師、カメラマン、保育士、消防士の5人の方から仕事についてのお話を伺いました。皆さん、何年もその仕事に従事し、それぞれの場面でプロフェッショナルとして活躍している方々です。
仕事をしている中での苦労や工夫などのお話を伺ったり、実際に仕事で使っている道具や写真を見せていただいたりして、あっという間の時間でした。それぞれの経験に裏付けられたお話は、とても重みのある内容でした。
今日の学習を終えて、子どもたち一人一人が将来の自分について考えていけるようになるといいですね。