豊中ブログ

豊春中 学校ブログ

【1年生 授業風景】理科、体育

今日、1月24日㈫は1年生の授業を取材しました。

 

【理科】~今は生きていない生き物の化石~

この授業では、古生代・中生代・新生代の生物の特徴について調べてまとめる活動をしていました。

現代にはいない動物たちの化石が地層から見つかれば、その時代を特定することができます。

例えば、恐竜やアンモナイトの化石が出てくれば「中生代」と判断することができます。

生徒さんたちは、PCを活用して水族館や動物園に飼育されていない生き物の情報を集めていました。

 

絶滅した動物たちに興味を示す生徒さんが多く、体長が5メートルを超すナマケモノに似た動物や、ホホジロザメの3倍もの大きさになる古代のサメなどについて、目を輝かせながら調べていました。

体長5メートルの動物が後ろ足で立ち上がったとすると…2階の窓から教室をのぞけてしまいます。過去の地球にはそのような大型の動物が繁栄していたことを思うと、とても不思議な気持ちになります。

 

 

【体育】~球技~

体育では、生徒さんたちが話し合い、選んだ種目の球技で活動する授業が行われていました。

前半は、男女ともドッヂボールを選択し、後半は男子がバスケ、女子がバレーボールで楽しそうに身体を動かしていました。

 

 

【まめちしき】

ドッヂボールのルールでは、頭にボールが当たった場合はノーカウントになります。よって、選手が狙う箇所は自然と首から下になります。これは「ケガをしないように気を付けましょう」と言うよりも、ずっと効果が大きい安全対策となっています。

このように、仕組みや構造を工夫することで事故を防いだり、狙った効果を最大限に発揮させたりするための事例は、スポーツ以外にもあります。人間工学に基づいたデザインについて調べてみると面白い発見があります。

 

おわりに…

上の写真は、球技に熱中しすぎたのか、靴底が壊れてしまった生徒さんのシューズです。満面の笑みで記者の私に見せに来てくれました。スポーツを楽しみ、笑顔があふれる50分の体育を取材させていただきました。

 

【3年生 理科、社会授業風景】

今日、1月23日㈪は3年生の理科と社会の授業を取材しました。

※私立入試の中心日ということで、教室にいる生徒さんの人数がいつもよりも少なかったです。

 

【理科】~環境問題を考える~

理科の授業では、持続可能な社会の実現のために環境問題とどう向き合うかを考える活動が行われていました。

水質の汚染を軽減するために、料理で出た油を排水溝に捨てない取組について生徒さんから発表がありあした。

その他、温暖化の原因やオゾン層の破壊による動植物への影響、クリーンな発電技術について、これまでに学習した知識をもとに意見交換をしながらプリントにまとめる活動をしました。

 

 

【社会】~これからの時代の「働き方」を考える~

社会の授業では、働き方について考える授業が行われていました。

正規労働者と非正規労働者の違いや、そのメリット・デメリットなどについて考えたり、労働環境の改善のために企業や政府がどのような対策を講じているかなど調べる活動をしました。

3年生は過去にゲストティーチャーを招いた資産形成等の特別授業を受けているそうです。そのときに学習した知識を踏まえ、将来の生活に密接に関わる重要なことを学んでいました。

 

【1年生の授業風景】音楽、国語、数学

今日、1月20日㈮は1年生の授業を取材しました。

 

【音楽】〜文部省唱歌「ふるさと」を歌って〜

このクラスでは、名曲「ふるさと」を歌う練習が行われていました。

改めて「ふるさと」について調べてみると、意外なことに長らく作詞作曲者が不明であったことがわかりました。

1914年(大正3年)の発表から現在まで、長きに渡り歌い続けられていることを知ると感慨深いものがあります。

 

上の写真は、副鼻腔(ふくびくう)を意識した発声練習と、ペアになって歌声のチェックをしている生徒さんたちの様子です。美しい歌声を出すための知識と技能が合わさると、こんなにも上手な声が響かせられるのかと、記者の私が学ばせていただいた音楽の授業でした。

 

 

【国語】〜物語の情景を「色」で説明してみよう〜

こちらのクラスでは、PCを使った活動が行われていました。

扱う作品はヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」です。(友人の貴重な蝶を潰してしまった少年のお話です)生徒のみなさんは、物語の情景をPCを活用して表現していました。まず情景を「色」に置き換えます。そして、その色を選んだ理由を入力して説明するという流れでした。

アナログとデジタルを融合し、活発な意見交換が行われていました。

 

 

【数学】〜線対称の図形〜

こちらのクラスで行われていたのは、線対称の図形の作図でした。

パソコン上の図形を平行移動や対称移動すること自体は、多くの人が感覚的に行えるでしょう。しかし、その本質や原理を理解するには、やはり頭を使った練習が必要です!生徒の皆さんは、紙に印刷された様々な図形を、線対称に移動する練習問題にチャレンジしていました。

※今日学んだ知識を生かし、次の単元ではいよいよコンパスを活用した「垂直二等分線」「角の二等分線」の作図に入るそうです。

 

【授業の様子を取材】〜英語〜

今日、1月19日㈭は2年生の英語の授業を取材しました。

授業の最初は、スピーカーから流れるラップのリズムにのせた発音の練習がありました。

 

 

今日のテーマは「現在完了形」を使った英語表現です。

大型テレビを使って、時間的な状況(過去→現在→未来)をイメージしてから文法の学習がスタートしました。

 

 

こちらは、Have you              yet? を使ったビンゴゲームです。

制限時間内に、たくさんの人に英語でインタビューをしてYesかNoを揃えてビンゴを目指します。生徒さんは、楽しみながら新しい英語表現を学んでいました。

 

 

 

【インタビュー取材】

小学生のとき、1年間海外で生活をした経験があるという生徒さんに話を伺いました。

その生徒さんが生活した国では、母国語とは別に英語が公用語として使われおり、日常会話を通して英語のスキルを身につけたそうです。

外国の言葉をしゃべれるようにする最も効果的な方法は、それが使われている場所に身をおくことだと言われます。これは、言語以外にも当てはまります。知らないことを知る、新たに資格や知識、技能を身につけるときには、その勉強が無理なく続けられるような生活環境をデザインすることが重要なのだと思います。

社会人の生活で例をあげます。

もし、本を読む時間を取り入れるなら、車通勤を電車に変えてみるのが有効です。これは駅まで歩くことになるので、運動不足解消にも繋がります!

料理の習慣を身につけたいなら、食材配送サービスを体験してみるのも良いかもしれません。外食に行く回数が減って食費も割安にできる可能性もあります。

皆さんの将来の何かにお役に立ったら嬉しいです。

 

【2年生 百人一首大会】【給食&昼休み】

今日、1月18日㈬は2年生の様子を取材しました。

 

 一年ぶりの開催となった百人一首大会です。

大会はクラス対抗で行われ、班別で戦うリーグ戦と、各クラスの代表者2名が戦うトーナメント戦の合計ポイントで競います。

運営は図書委員会の生徒さんで行われ、体育館には14の試合場が用意されていました。

 

並べられた60枚の札の表面には下の句が、裏面には上の句が書かれています。一般的なカルタとの違いは、読まれる歌を覚えていないと有利に戦えないところです。

今回の百人一首大会では、60枚の札の中から40枚分の歌が読まれ、相手のチームよりも多く札を取った方が勝ちとなります。

32対7という大差がついたある試合場では、劣勢のチームの男子生徒が「(相手チームに対して)これ絶対!課金したでしょ!」と嘆いて会場から笑いを誘っていました!

 

ひとつの試合が終わると、札を数えた生徒さんたちは一喜一憂しながらチームの入れ替えをしていきます。

そのあとに最初の歌が読まれる直前、体育館が静寂に包まれる瞬間がとても心地よかったです。

優勝を目指すことは「目標」ですが、「目的」は学年の仲間と交流を深めることです。生徒の皆さんはそのことをよくわかっているようでした。真剣な勝負と試合後の和気あいあいとした暖かな雰囲気が素敵な2年生の午後の時間でした。

 

 

【給食の様子】

 

給食では、協力して素早く配膳をする当番の生徒さんの姿が印象に残りました。なお、片付けは混雑緩和のため廊下で行っている学年もありました。

ちなみに、本日のメニューは、ごはん、牛乳、タラの西京焼き、五目煮、おひたしでした。なんとも美味しそうです。

 

 

【昼休みの一コマ】

 

校庭では、テニスやサッカー、バスケットボールをして身体を動かす生徒さんの爽やかな笑顔であふれていました。

 

【678組の授業風景】

今日、1月17日㈫は678組の授業を取材しました。

 

【ソーシャルスキルトレーニング】

1、2年生は「上手なコミュニケーションの方法」を学ぶ活動が行われました。

「豊春劇場」と題された台本が用意されていて生徒さんがセリフを読み上げます。

物語テーマは、友達の話を聞くときにどんなことを気をつけるとよいか?でした。

物語に出てくる友達が、話を聞いていないと思われてしまったのはなぜか?という問いに対して、生徒さんからは

・相づちを打っていなかった。

・ボーッとしていた。

・気になることがあったのかもしれない。

という意見が出ました。

そして、上手なコミュニケーションをするための方法として、

相手の目を見る、首を振ってうなずく、聞き返したりすることの大切さを学びます。

 

後半は、実践練習として「すごろくトーク」というゲームを通して、1人1回ミニスピーチを行いました。

すごろくで、止まったところに書いてあるお題でスピーチします。

生徒さんたちは「好きな食べ物とその理由は?」「好きなテレビ番組は?」「好きな給食は?好きなお弁当のおかずは?」などのお題に対して、自分の意見を堂々とスピーチしていました!

 

 

【出願の準備】

3年生は出願書類の書き方を確認しました。

私が印象に残ったのは、ホワイトボードに書かれていた「学校に来る日…残り40日」という文字です。

卒業の日がもうすぐそこまでやってきていますね。

ぜひ受検を乗り越え、卒業式を笑顔で迎えられるように残りの日々を充実させていってください。

 

【3年生の授業風景】国語、英語、社会、理科

今日、1月16日㈪は3年生の授業を取材しました。

 

【国語】〜著:松尾芭蕉「おくのほそ道」を辿って〜

1702年(元禄15年)に、松尾芭蕉が出した作品が「おくのほそ道」です。この授業では、芭蕉が巡った旅の通り道とそこで読んだ俳句をまとめる活動が行われていました。

上の写真は、授業冒頭に生徒さんが取り組んでいたミニプリントです。各都道府県の国語の入試問題がピックアップされたものです。今日は、千葉県と東京都Verでした。

 

【英語】〜英語でディスカッションをしよう!〜

「あなたは無人島で一ヶ月間生活をします。次の道具のうち、3つしか無人島に持っていけないとしたら何を選びますか?」というテーマで、ディスカッションをする授業が行われていました。

生徒さんたちは真剣に意見交換をしていました。パッと見たところ、「マッチ」「テント」「ナイフ」を選ぶ生徒さんが多かったのですが、ある生徒さんは「本」をチョイスしていました。理由を聞くと、「精神の安定に有効だから!」ということでした。人によって考えることは違います。だからこそ、私達はディスカッションをしてよりよい問題の解決方法を模索するのでしょう。

 

【社会】〜夕飯の食材はどうやって調達しますか?〜

こちらのクラスでは、モノの流通について考える公民の授業が行われていました。

授業冒頭、「牛肉を食べたいと思って牛を捕まえに行く人はいませんよね?」という投げかけが先生からありました。私達は、誰かが栽培や生産した物を、スーパーで購入しているわけです。生徒さんたちは、商業活動における生産者や消費者、物流業者の方の役割についてPCを活用して調べていました。

はるか昔の人類は、その日食べる食材を手に入れるために狩りを行っていました。魚を食べるには、海や川まで歩いていかねばなりませんでした。おそらくこれで1日が終わってしまっていたことでしょう。食べ物を探すだけで1日を使ってしまう生活では、文明は発展しません。我々の祖先は、生活に必要な仕事を分担し、余った時間を使って学問を発展させていったのでしょう。今、私達が生きている現代でもその原理は変わっていません。日々新しい道具やアプリが生み出され、より効率の良い仕事や生活ができるように社会が変化しています。私達はそこで生まれた時間を使い、さらによりよい社会になるように勉強をしていくことが必要でしょう。熱心な学びをする生徒さんを見て、記者の私はそんなことを考えるのでした。

 

 

 

【理科】〜月の満ち欠け〜

こちらのクラスは、月の満ち欠けがなぜ起きるのかを学んでいました。自ら光ることのできない月は、日光の当たり方によってその見え方が変化します。小学校の理科でも学習したこの知識をより深め、金星や水星の見え方の変化について中学校では学んでいきます。

 

【1年生の授業風景】国語、数学、英語

今日、1月13日㈮は1年生の授業の様子を取材しました。

 

【国語】〜文章の要約方法を学ぶ授業〜

こちらのクラスは、教科書の本文の要約にチャレンジしていました。

まず、生徒さんは要約に必要な具体例を本文からピックアップします。それを、タブレットPC内のアプリに入力をして送信します。すると、全ての生徒さんの情報が集約されて大型テレビに映し出されます。各自の手元のPCでも見ることができます。

※送信された文章に、友達や先生がコメントを入れたり、テーマや種類ごとに仕分けることもできるそうです!

これまで、生徒一人ひとりの意見や考えをクラスのみんなに共有するには、順番に読み上げるか、黒板に書き写すしか方法がありませんでした。しかし、このようにデジタル機器を使うことで、ごく短時間にそれが行えるようになりました。デジタル機器のメリットは、作業の効率化以外にもあります。それは、生徒さんがより積極的に授業に参加しやすくなることです。今日の授業でも、近くの友達と情報交換をしている生徒さんの姿が印象的でした。

 

 

【数学】〜三角形をスライド移動せよ!〜

こちらのクラスは、図形を並行移動させる方法を学習していました。

プリントに印刷されている三角形ABCを、向きや形を変えずにそのまま指定された場所に移動させるにはどうすればいいでしょうか?ここで、役に立つのが「コンパス」です。

コンパスは単に円を描くだけの道具ではありません。その本質は、一つの点から一定の距離にある別の点の位置を示してくれることにあります。このことがわかると定規で長さを測ったりせずとも、平行移動した三角形を作図することができます。

数学には様々な面白さがあります。最も共感されやすいのは、問題を解いて正解したときに感じる、喜びや達成感ではないでしょうか?数学の問題の解き方は人によって違いがあっても、答えは一つです。

数学の面白さを感じる瞬間は他にもあります。それは「論理的な考え方ができたとき」です。例えば、コンパスで垂直二等分線の作図をするとします。このとき、ただコンパスを道具として使うのではなく『コンパスの特徴は何だろう?』『コンパスでできることは何だろう?』と考えます。この考える過程で、垂直二等分線の作図はひし形の作図の応用であることがわかれば、垂直二等分線の作図は暗記ではなくなります。このような、問題解決をするための思考の流れを習得できれば、仕事や生活に活かせます。きっと学ぶ以前よりも、人生が豊かになるでしょう。

 

 

【英語】〜現在進行形を使った表現〜

こちらのクラスは、現在進行形の表現について勉強をしていました。

多くの中学校の授業で、毎時間の学習を振り返る「自己評価カード」が使われています。

この英語の授業の自己評価カードにはおもしろい工夫がされていました。一番右端の欄に、英語で一文を書くところがああるのです。生徒さんは今日の日付や曜日を英語で記入していました。

1年生では、使える文法表現に限りがありますが、今後学年が上がるに連れてより複雑な文章が書けるようになるはずです。自分が書こうと思ったことが、今の知識では書けない…そのことがわかること、今後の学習の意欲向上や、できるようになったことを認識することもできるでしょう。

 

第33回豊春地区公民館文化祭

豊春地区公民館文化祭が今月15日から29日まで実施され、

本校の生徒が作成した作品が展示されます。

(会場は豊春公民館、作品は入口正面の右手に展示してます)

ご都合がつけば、作品をご覧くださいませ。

【3学期2日目!各学年の様子】

今日1月11日は、3学期2日目の各学年の様子を取材しました。

 

【678組】〜3学期の目標を決めよう〜

678組では、新しい生活グループの仕事分担と3学期の目標を決める学活が行われていました。

生活グループは、人間関係の輪を広げるために時々入れ替えを行います。メンバーが変更になるので、係の仕事も決め直します。自分や仲間の長所を活かせるように、適材適所を考えながら決めていました。

3学期の目標決めは、一人ひとりが今学期に頑張りたいことを紙に書いていきます。テーマは「生活面」「学習面」「行事面」の3つです。いつでも見直すことができるよう、壁に掲示をするそうです。辞書を引いて言葉を確認する生徒さんや、2学期の目標を改めて見直してから考えている生徒さんがいました。

 

 

【2年生】〜冬休み明け確認テスト〜

こちらは、2年生の様子です。この時間は冬休み明けの確認テストが行われていました。4月には3年生になるということで、いつも以上に冬休みに勉強を頑張った生徒さんもいるのではないでしょうか。

写真は、国語と社会の問題の一部を撮ったものです。頑張れ2年生!

 

 

【3年生】〜家計の支出を仮想プランニング〜

3年生の公民の授業で、おもしろい授業が展開されていました。黒板にはスーパーのチラシ広告が貼られ、生徒の皆さんは、筆算をしたり、電卓アプリを使ったりして何やら一生懸命に計算をしていました。取材をすると、生徒の皆さん一人ひとりが、自分の10年後の一人暮らしをシュミレーションしていたのでした!

高校の家庭科では、2022年度から金融教育が始まりました。一般に金融教育と聞くと「投資」のイメージが先行しがちですが、まずやるべきは家計の支出管理ということで!今日の授業は、10年後の自分の給料を23万円と仮定して、そこから生活費を差し引く計算をしていたのでした。

ある生徒さんは、23万円うち15万円を貯蓄に回すつもりで計算をスタートし、かかる生活費を計算していました。

その結果、なんと生活費に19万5,910円もかかることが判明しとても驚いていました!このようにリアリティーをもって具体的に考えると、ものの見方が大きく変わるのではないでしょうか。記者には、興味を持って取り組んでいる生徒さんの真剣な表情がとても印象的でした。

 

【1年生】〜学年集会、今年の漢字を決めよう〜

 

こちらは、1年生の学年集会の様子です。2023年をより充実した一年にできるように「今年の漢字を考える」をテーマにした集会が開かれていました。1枚目の写真は、生徒さんたちが、今年の目標にする漢字を発表しあっているときのものです。生徒の皆さんの目標や夢が叶うよう、ぜひ充実した素敵な毎日を送ってください!

ちなみに先生方が発表した漢字は、優・重・眺・美・展 でした!

 

【3学期始業式】

本日より3学期がスタートしました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今日は、始業式の様子を取材しました。 

会議室から各教室へオンラインで届けられたのは、音楽科の先生が弾く国歌と校歌の伴奏です。

その後、代表生徒4名による3学期の「決意と抱負」の発表がありました。

 

生徒の皆さんは、発表の練習を何度もされたのだと思います。教室で配信を聞いている全校生徒に向けて、自分の意見や考えを堂々とした態度で届けていました。大勢の人を前に発表をしたこの経験を自信にして、これからも様々なことへの挑戦を続けてください。

 

上の写真は、始業式の配信を観る教室にいる生徒の皆さんの様子です。

式辞では、校長先生から節目を大切にする生き方についてのお話がありました。

 

本日お配りした「豊春中だより」に、その内容が掲載されておりますので、ぜひご覧ください。

 

【終業式と学活】

今日、12月23日㈮は、終業式と学活を取材しました。

 

【2学期 終業式】

長い2学期が本日で終了しました。

会議室から全教室へオンライン配信で、各学年の代表生徒さんのスピーチが届けられました。堂々とした発表の裏側には原稿の準備や練習があったこと思います。素敵な発表をしてくださり、ありがとうございました。

終業式後の表彰では、バレーボールとソフトテニスで優秀な成績をあげた生徒さんに賞状が授与されました。

 

【学活の様子】

時間の許す限り、クラスの学活の様子を取材させていただきました。学級通信に目を通す生徒、消しゴムとクリアファイルの景品をかけたビンゴ大会に熱中する生徒、通知表を手渡されてドキドキしながら中身を確認する生徒…様々なクラスの様子が見られました。

※こちらの立派なブロッコリーは、678組の生徒さんが育てたメイドイン豊春中の野菜です。

※冬休みを前にロッカーの荷物をかばんに詰め込む生徒さんと、スキマ時間で入試問題を解く生徒さん!

※こちらの写真は、3年生の廊下に用意されていた、進路資料コーナーです。昨年度の中3の先輩が残していってくれた、私立高校の入試情報が並べられていました。筆記試験の形式や、面接で質問された内容、後輩へのアドバイスが書かれていました。

先輩や先生方の支援をフル活用して、3年生の皆さんは必要な努力(ムリなくムダなくムラがなく)を積み重ねて夢を叶えてください。

 

 

最後に…

豊春中の生徒の皆さんの冬休みが充実した楽しいものになりますように!

また元気な笑顔で、3学期にお会いしましょう!

 

【学年集会の様子】

今日、12月22日㈭は各学年の集会を取材しました。

明日はいよいよ終業式です。今日の学年ごとの集会では、2学期の振り返りやMVPの発表などがありました。冬休みを前に、生徒のみなさんは事故防止や生活習慣の維持に関する話を聞いていました。

 

【1年生】

 

1年生の集会では、二学期授業態度「優秀賞」の授与がありました。学級委員を中心に、毎日の授業に集中して取り組み、充実した学習ができるように啓発活動に取り組んできました。3学期もよりよい授業時間をみんなで作っていけるようにしていきたいですね。

 

 

【2年生】

2年生の集会では、各学級員から自分たちのクラスの頑張っていたこと、もっと良くしていくための改善点の発表がありました。また、事前にアンケートを取っていた「2学期のヒーロー」の集計結果の発表がありました。名前を呼ばれた名誉ある生徒さんたちが表彰されていました。

 

【3年生】

3年生の集会では、「2minutes agoキャンペーン」の表彰がありました。授業開始の2分前に余裕を持って準備を完了させる取り組みです。3年生は、学級委員会から賞状の授与がありました。

また、いよいよ始まる私立高校の出願を前に、進路担当の先生からプロジェクターを使った説明がありました。それぞれの進路実現のために、残された貴重な時間をぜひ有効に使ってください。

 

【2年生の授業風景】数学、国語、英語、理科

今日、12月21日㈬は2年生の授業を取材しました。

 

【数学】2等辺三角形になるための条件!

こちらのクラスでは、数学の証明問題にチャレンジしていました。2等辺三角形の真ん中に線を引きます(角の二等分線)このとき、できた2つの三角形が合同であることを証明していきます。ヒントを頼りに、プリントの空欄に必要な説明を加えていきます。話し合いの時間に、数学が得意な友達に質問をしている生徒さんがいました。

 

【国語】百人一首で対決!

こちらのクラスでは、百人一首が行われていました。年明けの1月に大会があるということで、今日は授業で2回目となる練習が行われていました。印象的だったことが2点あります。1点目が、先生の歌の読み上げがとても美しいこと!そして、2点目が札を取ったあとの生徒の表情です。読みのあとの僅かな沈黙の時間を破り、パンっという手で札を弾く音がします。そのあと、「あ〜」と頭を抱える生徒と、笑みをこぼす生徒の対象的な表情が面白かったです。大会では、班別対決と個人戦対決の2種類でポイントを争い、クラス対抗戦で行うそうです。楽しみですね!

 

【英語】過去分詞と冬休みの宿題!

こちらのクラスでは、英語の過去分詞を扱った教科書本文の復習をし、残った時間で冬休みの宿題を綴じ込んでいました。スペリングコンテストという、使用頻度の高い約100単語の書き取りテストが3学期にあります。その練習プリントが配られていました。動詞は、「現在形」「過去形」「過去分詞系形」と3種類があります!生徒の皆さんは、納得の結果が得られるように、冬休みに反復練習をして頑張ってください!

 

【理科】コンビニの電子レンジは何で1500Wなの?

こちらのクラスでは、昨日実施した実験結果をグラフにおこす活動をしていました。

電熱線に電流を流し、コップの水を温めます。その温度上昇とかかった時間から、電力とは何か?に迫る実験です。面白いのは、生徒の関心を呼び起こすタイトルです。コンビニの電子レンジは何で1500Wなの?と高出力タイプになっていることに疑問を持たせ、日常との繋がりを意識させるものになっていました。ちなみに、前回の授業は、「今年にブレーカー落ちた家ある?」でした。

 

【最後に】

こちらは、あるクラスの授業ラスト10分の様子です。活動が早く終わり時間に余裕ができたため、教室でできる簡単なレクが行われていました。ペアを作って対決をします。お題は「相手のいいところを多く言えたほうが勝ち」でした。どの生徒さんも目を輝かせて、レクに興じていました。

今日は、2022年最後の教科の授業日でした。明日は学活と集会の午前中3コマの授業です。

 

【太陽を動かしてみよう】理科実験

今日、12月20日㈫は理科の実験(3年生)の取材をしました。

暗幕を張った理科室で、なにやら面白そうなことをしていました!

実は今月の上旬に予定していた「1日の太陽の動きの観察」が、あいにく曇り空が続き…実施できなかったのです。そこで、今回は別の方法で挑戦をすることにしました。それは、太陽を自分たちで作ってしまう方法です!棒の先に付けた電球を太陽に見立てて、手で動かして2時間ごとの太陽の位置をプラスチックの半球に記録していきます。

地球は1時間に15度自転するので、2時間では30度です。8時→10時→12時→14時→16時と5箇所の模擬観測をします。

それらの点を、なめらかなに線でつなぐと太陽の通り道が完成します!

電球(太陽)を支える棒が長いと、太陽の通り道が長くなり、反対に棒が短いと、太陽の通り道が短くなります。この日中の太陽の通り道の長さや高度の違いが、夏と冬で「昼の長さ」や「気温」が変わる原因になります。

生徒の皆さんは、実験を通じて、「太陽の日周運動」をより深く理解することができたのではないでしょうか。体験活動の面白いところは、思わぬ気づきや発見があることです。白熱電球に手をかざすとかなりの熱を感じるのですが、LED電球を使っていた班の電球はそれほど発熱していませんでした。それに気づいた生徒さんは、電気が熱エネルギーに変換されていることや、発電効率の違いについても実体験を伴った理解ができたようです。

 

 

【3年生の授業風景】社会、英語、体育

今日、12月19日㈪は3年生の授業を取材しました。

 

【社会】春日部市長に立候補!

 

こちらのクラスでは、公民の「主権者教育」の一環として、私が春日部市長になったらどんな政策を進めていくかを考える授業が行われていました。これまでの、歴史・地理・公民の知識を踏まえて現在の春日部市の強みや、社会課題をピックアップして具体的な政策を立案していました。

取材すると、「少子高齢化」を課題に挙げている生徒さんがいました。その対策として「若い人が住みやすい街にしたい!」というビジョンを掲げてその具体的な手段を考えていました。また、ある生徒さんは「春日部市は観光資源が少ない」という課題を挙げていました。類似の課題に向き合っていた別の生徒さんは、「インバウンドで外国人観光客を呼び寄せたい!」→そのために、春日部市の伝統工芸品に詳しい高齢者の方と外国人観光客の交流の場を作ればいいのでは?と思考を深めていました。このあと、立候補する自分の名前を書いたタスキを作って、模擬演説を行い、PCのアンケート機能を使って投票結果を出すそうです。体験的で非常に面白い授業が展開されていました。

 

 

【英語】〇〇だったらよかったのになぁ

こちらのクラスでは、現実的にあり得ないことを願う英語表現を勉強をしていました。

生徒がそれぞれ考える『〇〇だったらよかったのになぁ』の具体的な例を引き出すために、まず日本語で意見を出し合っていました。とてもフランクな雰囲気が作られていて、生徒の自由なイメージがどんどん出てきていました。そこから、英語表現に落とし込んでいく授業展開で、取材している私も楽しく勉強できました。

取材中に、印象的だったことがあります。それは、先生が文法の説明でcanの過去形のcouldを使用することを黒板に書いたときです。たまたま私の横にいた生徒さんが、ノートに“Ved”という表記でメモをしていたのです。「V(ヴィ)」は、英語の動詞を表す記号です。これに過去形にする「ed」をつけて、「動詞の過去形」を表していました。ノートをただ写すだけの機能としてではなく、自分の思考を整理し、アウトプットする手段として活用していたのだと思います。小さな事かもしれませんが、学習の本質を理解している生徒さんの行動だと思いました。

 

 

【体育】5分間走とバスケ&バレー

こちらの2クラスは体育の様子を取材しました。授業の前半では、ペアを作って互いの5分間走の周数をカウントしていました。走るだけの活動は、一般的には生徒から敬遠されがちな運動かもしれませんが、豊春中の体育館の雰囲気は違いました。先に走り終わったペアの中から、「ファイトー!」「ラスト、頑張れ!」と応援の声が自然と上がっていたのです。また、先生方も工夫をされていて、モチベーションUPのために、長距離を走る活動に合った音楽をスピーカーから流していました。取材している私には、心地よさを感じるほどいい雰囲気でした。

後半は、バスケとバレーのシュートやパスの練習をしていました。とてもいきいきとした生徒さんの表情に溢れた体育の授業でした。

 

【678組の授業風景】体育

今日、12月16日㈮は678組の授業を取材しました。

朝の会の終了後、早く体育館に到着した生徒さんがコートの設営やタイマーのセットをしていました。

ランニングを2周して、体育館の対角線をダッシュをするなどして身体を温めました。

 

続いてはサッカーのリフティングのように、ラケットでシャトルをポンポンと真上に打ち上げる練習をしました。これにより、ラケットの長さや、面の向きをコントロールする感覚が身につきます。

その後は、1分15秒のラリーを10回行いました。デジタイマーの音でローテーションをして、毎回違う相手とシャトルを打ち合いました。いきいきとした生徒の皆さんの表情が印象的でした。

 

片付け中の出来事!

ポールを固定する砂袋のおもりがあるのですが、もともと穴が空いていたようで、片付けの最中に砂がこぼれるアクシデントが発生しました。機転を利かせた生徒さんが、ほうきとちりとりをダッシュで持ってきてキレイに掃除をしてくれました。

 

ギバーとテイカー

「ギバー」とは、自分が受け取るよりも多く、周りの人に与える人のことです。

「テイカー」とは、自分の取り分を優先する人のことです。

 

社会は、私たち一人ひとりの仕事で成り立っています。それぞれが自分の得意なことを生かして、モノを作ったり、サービスを提供したりして相互に助け合っています。お金でやり取りされることもあれば、お金ではなく"まごころ”でやり取りされることもあります。

一般に、人が幸せを感じるのは『誰かの役に立った』『何かしらの貢献ができた』と思えた瞬間だと言われています。「情けは人の為ならず」(人に対して情けを掛けると、巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味)のとおりです。今回、率先してコートの設営や掃除をしてくれた生徒さんは、まさに、ギブの精神を行動で表してくれたのだと思います。見ていた私の心がほっこりしました。ありがとう!

そんな素敵な「ギバー」ですが、一つだけ気をつけることがあります。それは、本来自分が受け取っていい分まで与えてしまうことです。行き過ぎた「ギバー」にならないよう注意が必要です。この丁度いいあんばいを見つけるのが重要です。そんな試行錯誤をするのも、日常における大切な勉強なのではないでしょうか。

 

 

【1年生の授業風景】数学と国語

今日、12月15日㈭は1年生の授業を取材しました。

 

【数学】比例と反比例

数学の授業を2クラス取材しました。比例と反比例の単元では、文章で説明された規則性のある物事を数式で表す勉強をしていました。

【まめちしき】

数学の文章問題で、よく出るのが「道のり・速さ・時間」の計算です。突然ですが、「道のり」はなぜ「速さ×時間」で求められるかと聞かれたら皆さんならどう説明されますか?

 

単位は打ち消されていく

例えば、   km = 5km/時 × 2時間 の計算で、空欄に入る道のりは「10kmですよね。

このとき、数字のうしろの「km/時」と「時間」の単位もかけ算されて、「時間」の単位が相殺されていることにお気づきでしょうか?残った単位は、道のりを表す「km」だけになっています。

このように、数学や理科で計算をするときは、単に数字が、かけ算されたり、割り算されたりするだけでなく単位も計算されていることを知っていると理解がグッと深められます。

 

もう一つ例をあげると…

1日は24時間です。では、2.5日は何時間になるでしょうか?

答えは、60時間です。

2.5日 × 24時間/1日 ここでも、数字のうしろの「日」と「時間/日」の単位がかけ算されています。「日」の単位が相殺されて、残っているのは…求めたい「時間」だけになりました。

 

 

上の例は、シンプルな計算の例でお示ししたので、わざわざそんなふうに考えなくても・・・と思われたかもしれません。しかし、自分が求めたい単位は何かを考えて、不要な単位を相殺させるには何をかけ算すればいいかと考えると計算の方法がパッと見つけられます。高校で物理や化学を学習するときに出てくる様々な単位でも応用できるので、知っておくと結構オトクな考え方かもしれません。

 

 

【国語】動詞の活用

こちらのクラスでは、動詞の活用について学習をしていました。普段使っている日本語ですが、ほんの少しだけ文法にフォーカスしてみると言葉の仕組みやその面白さに気づくことができます。

 

国語の授業を取材させてもらって、ある記憶が呼び覚まされました。それは、英語がペラペラに喋れるテレビ局のアナウンサーの方が昔テレビで言っていたこと「母国語の言語能力を、英語などの第2言語で上回ることはできない。」です。日本語をしっかりと学習することで、他の様々な学習にもプラスの影響を及ぼすのだと思います。生徒の皆さんは1年生の文法の授業で学んだことを、ぜひ活用していってください!

 

【2年生の授業風景】体育、英語、数学

今日、12月14日㈬は2年生の授業を取材しました。

 

【体育】卓球&バドミントン

体育館では2クラスがラケット種目の授業で、卓球とバドミントンが行われていました。

卓球は8台、バドミントンは4面が設営されていて、1分30秒で交代するミニゲームが実施されていました。ゲームは、勝ち上がり負け下がりでコートを移動していきます。生徒さんに取材をすると、今日は6回目の授業ということで、技も上手に繰り出せるようになっていました。

 バドミントンでは、ゲームを有利に進めるために、技の特徴を生かしたプレーが展開されていました。

生徒の皆さんは、シャトルを遠くへ飛ばすスマッシュ・プッシュ・ドライブと、ネット際に落とすドロップ・ヘアピンなどの組み合わせを工夫していました。

 

 

【英語】スティービー・ワンダーとキング牧師

こちらのクラスでは、受動態を使った英文の学習が行われていました。記者の取材時は、ペアで教科書の本文を読み合ったり、プリントで単語の虫食いを埋める活動をしていました。

プリントをよく見ると、英文の下に日本語訳が書かれているのですが、それがあえて英語の語順のとおりになっていました。動詞が文章の後ろに来る日本語と違い、動詞が前に来る英語の特性を理解しながら空欄に入る言葉を考える仕様になっていました。

授業の終盤に先生が文法の説明をしていました。教科書の本文がプロジェクターで黒板に投影されて、そこにチョークで解説を書き込んでいきます。こうすることで本文を黒板に書き写す時間を短縮することができます。デジタル機器を活用して、短時間でわかりやすい解説がされていました!

 

 

【数学】2つの角度が同じであることを証明せよ!

こちらのクラスでは、「図形の証明」の学習が行われていました。2つの角度が同じであることを証明するために、図形の中から三角形を2つピックアップします。そして、それらが合同であることを使って証明を完了させていきます。

授業の最後にアウトプット活動として、感想や反省、覚えたことを「振り返りシート」に記入します。前回の授業である生徒さんが角度の表記の仕方について疑問に思ったことを書いたところ、先生がその回答を付箋に書いてくれていました。なぜ?と思ったことを調べたり、質問したりすることはとても重要なことですね!

 

【678組】理科、環境整備

今日、12月13日㈫は678組の授業を取材しました。

 

【理科】ネバネバ溶岩と、さらさら溶岩

理科の授業では、火山の形とマグマの種類の関係を調べる実験を行っていました。火山の形をよく観察すると、大きく3つに種類分けすることができます。なだらかで薄べったい形円すいの形お椀を伏せたようなドーム状の形 です。その原因は何なのかを突き止めるために、水で溶かした小麦粉をマグマに見立てた実験をしていました。

左の写真が、水が少なめの小麦粉です。そして、右の写真が、水を多めにした小麦粉です。

山の形の違いが一目瞭然ですね!お椀を伏せたようなドーム状の火山はネバネバのマグマで作られ、なだらかで薄べったい形の火山はさらさらのマグマで作られたことがわかりました。

このあと、ある生徒さんが「この2つを混ぜたらどうなるのだろう?」と疑問を口にしたところ、先生がやってみよう!と時間をとってくれました。粘り気がちょうど中間くらいの小麦粉でできたのは…そうです!円すい型の火山です!

生徒の皆さんは、体験活動を通して、楽しく理科の学びを深めていました。旅行に行って火山を見たときや、噴火のニュースをテレビで見たときに、その火山の形からマグマの性質を予想することができますね!そういった、観察力や予測する力を理科の授業を通して、これからもどんどん身につけていってください。

 

 

【環境整備】活動を通して学ぶこと!

こちらでは、教室の整備活動を行っていました。業務用の電動ブラシを使って磨いた床を、生徒の皆さんが手作業できれいに拭き上げていました。

「仕事」に対する価値観は様々です。どれが正解ということはありませんが、記者の私が好きな考え方は「誰かの困ったを解決すること」です。例えば、コンビニのサンドイッチは、おいしいサンドイッチが食べたいが、家で料理をする時間がなかなかとれない…と困っている人の問題を解決してくれています。水回りの修理をしてくれる人や会社は、家のトイレやお風呂が壊れたときに、修理の仕方がわからなくて困っている人の問題を解決してくれます。こんなふうに、自分の仕事が誰のどんな問題を解決しているのかを考えると、意外な発見や気づきがあったりします。

今日の教室整備のお仕事も“困った”を解決し、来年度入学する未来の豊春中の仲間に喜んでもらえる活動でした。一生懸命作業をしてくれた生徒の皆さん!本当にありがとうございました。

 

【1年生の授業風景】体育、音楽、英語

今日、12月12日㈪は1年生の授業を取材しました。

 

【体育】ソフトボール!

こちらのクラスでは、青空のもとソフトボールが行われていました。防球ネットに向かってバッティングの練習をしている生徒さんたちの姿はかっこよかったです。ネットの反対側では、実際に投げたボールを打つ練習が行われていて、新聞紙を丸めて作った特製のボールが使われていました。ヒットすると「ボンッ」といい音が響きます!校庭では、ボールをキャッチする守備練習も行われていました。

 

 

【音楽】お琴で奏でる「さくらさくら♪」

こちらのクラスでは、音楽でお琴の授業が行われていました。ペアで1台の琴が用意されていて、生徒の皆さんは興味津々な表情で弦を弾いて練習をしていました。親指・人差し指・中指の使い方を生徒さんに教わり、私も体験させてもらいました。弦を弾くと、和を感じる心地よい音が響き、心が癒やされました。豊春中には箏曲部があり、道具や設備が充実しています。音楽の授業で伝統的な楽器に触れる機会があることは本当にすばらしいことだと思いました。

 

【英語】自分の推しをプレゼンテーションしよう!

こちらのクラスでは、PCを使ったプレゼンの準備をしていました。英語の授業なので、英文で表現します!

ある生徒さんは大好きなテニス選手のバックハンドのすごさを!またある生徒さんは"インタビュー系ユーチューバー”についてのプレゼン準備をしていました。友達と相談しながら、資料の完成を目指していました。

取材中に印象的だったのは、PCの翻訳機能を使っていた生徒さんが多かったことです。プレゼンに必要な言葉でまだ習っていない英単語を調べてメモしていました。翻訳機能は直訳的なので、自分の伝えたいニュアンスが伝わるようしなければなりません。そういったことを友達と積極的に話し合って活動をしていました。発表が楽しみですね!

 

 

【2年生の授業風景】

12月9日㈮は、2年生の授業を取材しました。

 

【英語】技能テスト!

こちらのクラスでは、教科書の英文を音読する技能テストがありました。ALTの先生がスタンバイしている図書室で、2種類の英文からランダムに選ばれたものを音読します。普段の授業でもペアになって音読の練習をしているので、その練習の成果が発揮されたことでしょう。教室では、「受動態のまとめ」プリントを進めていました。

 

 

【社会】東京大都市圏を調べる!

こちらのクラスでは、地理の授業が行われていました。グループを作って、昼間人口(ちゅうかんじんこう)と夜間人口(やかんじんこう)のデータをもとに大都市の抱える課題などについて学習をしていました。

日本の総人口は平成20年の1億2808万人をピークに平成23年以降、減少が続いています。これまでの日本は、人口が増えることを前提に社会の仕組みが作られてきましたが、今後は人口が減っても成り立つ仕組みに変えていく必要があります。現在の社会課題に向き合うには、必要な情報を探し、データを読み取る力が求められます。生徒の皆さんは授業の調べ学習を通して、まさにその練習をしていました。

 

 

【自習タイム】

こちらのクラスは、自習の時間でした。期末テストの解き直しや、ワークの課題を進めている生徒さんが多かったです。『テストでいい点数を取る!』は目標としては有効ですが、目的ではありません。本来のテストの目的は、今の自分の実力で解けない問題を知ることです。そして、必要な分の復習をすることが大切です。

また、ある生徒さんはPCでタイピングの練習をしていました。デジタルネイティブと言われる若い世代でも、スマホと違うPCのキーボード入力は苦手…という人は少なくないそうです。学生のうちにタイプが素早くできるようにしておくことはとても重要だと思います。生徒の皆さんは貴重な自習時間をそれぞれに有効活用していました。

 

 

【国語】書き初めを始める前に!

こちらのクラスでは、いよいよ始まる書き初めを前に、道具の準備と、書体の歴史について学習をしていました。楷書体で書く「礻しめすへん」「衤ころもへん」は、行書体では“同じ表記”になります。これは記者の私は初耳でした。今回の書き初めは、その行書体にチャレンジするそうです。書体の歴史や文字の成り立ち、書き順を知るとより文字を書くことができると思います。次回の国語が楽しみですね!

 

 

【保健委員会の活動】

保健室前の廊下に、「歯磨きパトロール」と題した掲示物があります。白衣を着て、巨大な歯と歯茎の模型を持った保健委員会の生徒さんが啓発活動をしている様子がまとめられています。廊下を通られた際にはぜひご覧になってください。

 

【678組の授業風景】〜美しいハンドベルの音色〜

今日12月8日㈭は、678組の音楽の授業を取材しました。

今日は、ハンドベルを使って名曲「ふるさと」を演奏する授業が行われました。

まず、楽譜にドレミファソラシドを書き込みます。音符を読むのが得意な生徒さんが周りの友達に教えていました。

それが完了すると、自分の担当する音程のベルを受け取って練習スタートです。うさぎおーいしかのやまー♫ を歌声ではなくベルで演奏します。2回ほど練習をしただけなのに、ピアノの伴奏に合わせて演奏することができました!先生がびっくりするほどの上達でした。

最後に10分ほど時間に余裕ができたので、わすれがたきふるさとー♫ の部分をト音記号とヘ音記号の音符を合わせて演奏することにチャレンジしました。生徒の皆さんは、大人数で一つの曲をつくりあげる楽しさを存分に味わえたのではないでしょうか。次回の音楽の授業を楽しみにしていました!

 

【まめちしき】

日本の音楽の授業で習う「ドレミファソラシド」はイタリア式の表記です。しかし、「C D E F G A B」の英米式表記のほうが広く使われていると言われます。たしかに、今日使っていたハンドベルも柄の部分の表記は「C D E F G A B」でした。写真の「B♭」は「シ♭」のことです。

ギターなどの楽器を演奏するときに、楽譜書かれたコード(和音)を読むのですが、それも「C D E F G A B」の英米式です。最初は混乱しますが、楽器を演奏するのは楽しいですし、一度覚えてしまえば一生ものです。不思議なもので、人は楽しいと思えたものはよく覚えます。

今日の授業に参加していた生徒さんは、本当に楽しそうに演奏をしていました。音楽をより好きになることで、楽譜の読み方や楽器の演奏方法についての理解も一段と深まったのではないでしょうか。まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。

 

【1年生の授業風景】体育、理科

今日12月7日㈬は、1年生の授業を取材しました。

 

【体育】卓球&バドミントン

2クラスがラケット種目の授業をしていました。準備運動を終えたら、すぐにセッティングです。早く開始できるようにテキパキと協力してコートを設営していました。

どちらの種目もラリーの練習をしてから、1分半程度の短いスパンで相手を変えてゲームをしていました。寒さに負けない、とても明るい表情が印象的な体育でした。

 

【理科】軽い溶岩と重い溶岩

同じ時間、別のクラスは理科の観察の授業をしていました。見ていたのは火山の噴火で飛び出した岩石です。実物が用意されていて、生徒の皆さんは実際に手で感触を確かめていました。火山によって岩石の色や重さ(密度)が違っています。マグマの成分が異なるためです。水の入った水槽に、二種類の岩石を入れると浮くものと沈むものに分かれました。

その後、マグマの粘り気の違いと火山の形に注目して自分の意見を発表していました。先生が水を入れすぎたもんじゃ焼きとホットケーキを例にして説明をすると「あー(なるほど!)」といった生徒のつぶやきが聞こえてきました。

 

実物を触ったり重さを比べたりする「体験活動」が組み込まれていて、生徒さんたちは目を輝かせて授業を受けていました。

 

表彰朝会

〇第46回埼玉県アンサンブルコンテスト東部地区大会 管打楽器八重奏 銀賞

〇第57回郷土を描く児童生徒美術展 入選

〇身体障害者福祉のための第64回埼玉県児童生徒美術展覧会 入選

〇春日部市中学校バレーボール選抜選手 認定証授与

【3年生の授業風景】理科、英語、数学、国語

本日、12月5日㈪は、3年生の授業の様子を取材しました。

 

【理科】太陽の日周運動

こちらのクラスでは、太陽が東からのぼり、西に沈むまでの様子を観察する方法を学習していました。半球のプラスチック容器に太陽の光を当てます。そこに、マジックペンのペン先の影に注目しながらプラスチックの容器にしるしをつけます。これを、1時間ごとに実際に行うと、一日の太陽の動きを記録に残せるというわけです。曇や雨の日が続き、実際の観察ができないため今日の授業ではそのやり方を動画で確認しました。条件が揃ったら実際にトライしたいですね!

 

 

【英語】チョコレートの歴史

このクラスでは、教科書の新しいセンテンス(文)のところの学習をしていました。ALTの先生の発音をもとに新出単語の確認をしたり、本文をペアで読み合う活動をしていました。チョコレートの歴史について述べられているわけですが、そもそも『チョコレートの歴史について今まで考えたことがなかった』という生徒も多かったようで、内容の理解には英語の知識だけでなく、歴史や地理の知識も必要になるようでした。以後の授業で、チョコレートに対する多面的な見方と英文法の理解が深まっていくことでしょう。笑顔が耐えない楽しい授業でした。

 

【数学】角の二等分線の性質

こちらのクラスでは、図形の証明問題とそれを使った計算問題にチャレンジしていました。定理の証明をする際には、これまで習った知識を組み合わせる必要があります。今回の授業では、「三角形の相似条件」と「平行線の同位角と錯角」の知識を活用します。プリントのヒントをたよりに、証明を完了させていた生徒さんのノートを拝見しました。数学を学ぶメリットは単に計算のスピードが早くなることだけでなく、論理的な思考力をゲットできる点にあるでしょう。授業後に、先生に質問をしている生徒さんもいました。そういった積極的に学ぼうとする姿勢が人生を豊かにするのだと思います。次回は図形の面積に着目した内容になるようです。

 

【国語】冬の風物詩〜書き初め〜

記者の私が歩いていた廊下に、墨汁のいい香りが漂っていました。そっと教室の中に入ると…筆先に意識を集中させて黙々と書き初めに取り組む生徒さんたちから放たれる"心地よい緊張感”につつまれました。無心になって文字を書く、書き初めの活動を通して、まさにお手本の字のように"豊かな感性”を磨いていました。黒板には「人生最後の書き初め」という文字がありました。高校では、芸術活動が選択制度になっている学校がほとんどかと思います。授業内で書き初めにいそしむのが、今年度で最後になる生徒さんもいるでしょう。筆で文字を書くことが楽しいと思った生徒さんにはぜひ卒業後も、人生の趣味や習い事として取り入れてもらえたらと思います。

新入生1日入学説明会

今日の午後は、来年度入学予定の児童ならびに保護者の方に来校いただき、

新入生1日入学説明会を行いました。

【混声合唱団による校歌披露の様子】

来年度の入学を楽しみにお待ちしております。

【1年生自習タイム】

今日、11月29日㈫は、1年生の①時間目「自習時間」を取材しました。

それぞれのクラスで、貴重な勉強時間を使ってテスト範囲の復習をしていました。

印象的だったのは、社会の「墾田永年私財法」について復習をしていた生徒さんです。クイズ形式にして、友達に制度について説明をしていました。何気なく行っていたのかもしれませんが、勉強方法としては抜群に効果的なことです!

人に教える活動では、自分の頭で考えていることや知っていることを、別の誰かに言葉で説明(言語化)する作業が入ります。

このとき、説明をしている本人の学習の定着率は9割に達すると言われます。また、教えられる側も同級生に説明されるので、いつも以上に集中して話を聞こうとします。お互いに刺激をし合うことで学び合いが深まります。今日のテストで一問でも多く正解ができているといいですね。

 

ちなみに「墾田永年私財法」は、奈良時代中期に発布されたもので、墾田(自分で新しく開墾した耕地)の永年私財化を認める法令です。生徒の説明を聞いていた記者の私も、改めて墾田永年私財法の再確認することができました!

 

【2年生自習タイム】【3年生模擬裁判】

今日、11月28日㈪は2年生の自習の様子と3年生の社会の授業を取材しました。

【2年生自習タイム】

今日は、1・2年生の期末テストの日です。①時間目は、「自習時間」ということでテスト直前の復習時間を有効に活用していました。取材させてもらった生徒さんの中には、テスト範囲よりも先の部分の問題にチャレンジしている人もいました。

 

 

 

【3年生模擬裁判】

コンビニで強盗事件が発生!その後の捜査により、現場からわずか500mの距離のアパートに住む春日部太郎さんが"被告人”として裁判にかけられることになりました。

模擬裁判では、弁護人と検察官の激しい頭脳戦が繰り広げられ、被告人(春日部太郎さん)の無罪か有罪かが争われていました!

体験学習が充実するように、かなり本格的な台本が用意されていて、各自が主体的に役を演じていました。傍聴席側に座る生徒さんも、裁判の行方を真剣にメモを取りながら見つめていました。

 

授業の最後には、タブレットPCを使って”自分の意見”を表明します。有罪か無罪かに正解はなく、裁判を傍聴したうえでの自分の考えを理由を含めて発表しました。

無罪と考える理由…

「証人は、犯人の声を一言しか聞いていないのに、被告人の春日部太郎さんと声が一緒と言い切るのは無理がある」

「事件当日の様子を見ていた証人は他にもいるのに、その証人が法廷に来ていないのは不自然ではないか」

 

 

有罪と考える理由…

「『春日部太郎さんのテレビを観ていた』というのはアリバイとして弱い」

「春日部太郎さんの家から見つかった証拠品(帽子、サングラス、ナイフ、現金)について、それを所持していた理由を被告人がハッキリ説明できていなかった」

 

実際の社会の仕組みを、体験できるようにとおもしろい仕掛けが様々用意されていました。どの生徒さんも、目を輝かせて授業に参加していました。あっという間の50分間でした!

 

【小松菜の栽培】

3年生が技術の授業で行った栽培をしている小松菜がここまで大きくなりました。

定期的に水と肥料をあげて、葉っぱの間引きをするなどの手間暇をかけると特に立派に成長するそうです。

野菜は、種をまいて放ったらかしでは育ってはくれません。日々食事でいただく、食材の全ては農家の方の手間と愛情をかけられて出荷されているわけです。思うように小松菜が成長しなかったの生徒さんのプランターもありましたが、それを単に失敗と捉えるのではなく、食材づくりの大変さや面白さを体験できた学びとして捉えてくれれば、とても価値のある経験になるでしょう。

 

【小中交流会】

今日、11月24日㈭は、678組の小中交流会を取材しました。

生徒の皆さんは、豊春小と宮川小の児童の皆さんと一緒に身体を動かして、楽しい時間を過ごしていました!

 

活動①「なわとび」

 八の字跳び、逆八の字跳び、ダブルダッチに挑戦しました!最初は、地面においた縄をジャンプして跳ぶところからスタートして、徐々に技をレベルアップしていきました。最後のダブルダッチに移行する前には、豊春中の代表生徒3名がお手本を見せてくれました。3人のジャンプ披露のあとには、会場から拍手が起こっていました!

 

活動②「ボール遊び」

 カラーコーンを並べて、ボールを正面の人にパスをしていきます。ボールを蹴るときは、足の内側を使う「インサイドキック」で行います。最初はうまくけれなかった小学生の皆さんも徐々に慣れていき、楽しそうにプレーをしていました。豊春中の皆さんは最近の体育の時間で練習をしていたそうで、その成果を発揮していました!

 

運営の様子

開会式と閉会式では、司会や感想発表等でたくさんの豊春生が活躍していました。

今回は、小学生の皆さんを迎え入れて「おもてなしをする側」ということで、事前に原稿を作成したり、読む練習をしたりと準備を重ねてきたそうです。自信をもって堂々と話す姿がとてもかっこよく見えました!

 

【おわりに】

活動の途中に10分間の休み時間がありました。そのときに体育館を自由に走り回っている小学生を見ていたある豊春中の生徒さんが私の横でしみじみと「若いって良いですねー」と感想を呟いていました。おもわず私が「みなさんも若いですよ」と突っ込んでしまいました。

学生の大切な役割は、勉強をすることです。ここでいう勉強とは、国語数学理科社会…のような知識だけではなく、やったことがないことをやってみる挑戦やその過程の失敗も含まれると思っています。たくさんの経験を積むことで、別の誰かの挑戦を応援したり、失敗して落ち込んでいる仲間に自分の体験をもとにした優しい励ましの言葉をかけたりすることができるようになります。今回の交流会で、できたことやチャレンジしたことを自信につなげていってほしいと思います。

どんなに年齢を重ねていっても、チャレンジ精神を持つ心はいつまでも若々しくいることができます。何歳になっても、若く元気な心で、知らないことを学び続ける素敵な大人でいてくださいね!今日の皆さんの笑顔がとても素敵でした。

 

【はんだ付け】〜手作りラジオ制作〜

今日、11月22日㈫は2年生技術の授業の取材をしました。

1階の金工室で行われていたのは、「手作りラジオ」の要である"電子基板”にはんだ付けをする練習でした。

写真右上に、LEVEL1〜3と印字された場所があります。

これは、はんだ付けの練習に使う部分だそうです。LEVEL3になると、隣との間隔がせまくなるので難易度がUPします!

 

作業に集中し、狙ったところに"こて”を当てている生徒さん!

今回の授業では、1人1台使えるタブレットPCで、プロの方がはんだ付けをする動画を視聴してから練習に取り組んだようです。はんだ付けのイメージが持てているので、どの生徒さんもスムーズに作業に取り掛かることができていました。また、先生が実際にはんだ付けをするところを実演していました。上手にできた生徒さんたちが、満面の笑みで自分の電子基板を見せてくれました!

 

【こばなし】

分解してみてわかったこと

子どものころ古くなって壊れてしまった掛け時計やラジカセなどを捨てる前に、ネジを回して中の機械の部分を見たことがあります。そのとき、表面の洗練されたデザインとは違う、メカニックな内部の構造を見て衝撃を受けたのを覚えています。小さな歯車がいくつもあり、複雑な電子基板に配線が張り巡らされていました。これら一つ一つが役割をもち、機能していることを子どもながらに理解しました。

内部の仕組みがわかると、よりモノを大切に使おうという気持ちがわいてきました。捨てる際も、可能な限りリサイクルをしたり、分別に協力をしようという思いも生まれました。

今回の手作りラジオ制作で、生徒の皆さんも様々な気づきや発見があったことと思います。生きた学びが詰まった豊春中の技術の授業を取材することができました。

たまたま、金工室の前を通った私に声をかけてくださった生徒さんありがとうございました!

 

【バスケ&バレーボール】スポーツを楽しむ!

今日、11月21日㈪は3年生の体育の授業を取材しました。

記者の私が体育館に訪れた際は、男子がバスケットボール、女子がバレーボールをしていました。

どの生徒さんも、いきいきとした表情で心の底から運動を楽しんでいるようでした。

 

 

【こばなし】

競い合う楽しさと、純粋な運動の楽しさ

運動から得る楽しさには、いくつか種類があると考えます。

相手チームやライバルと競うことで感じる運動の楽しさは、『もっと強くなりたい』『もっと上手になりたい』『もっと勝てるようになりたい』という向上心からくるものでしょう。自分の理想やチームの目標を追求する中で生まれる競争心です。

仮に、試合で負けてしまったり、相手選手よりも上手にプレーができなかったとしてもそこで感じる“劣等感”は決して悪いものではないと思います。『次こそは、負けないぞー!』という成長へのポジティブな刺激になるからです。

 

そして、競うことを考えない純粋な運動の楽しさもあります。

朝に散歩をして気分をリフレッシュしたり、ジョギングで気持ちよく汗をかいたりするのがこれに当てはまると思います。

この日、体育館でバレーボールをしていた女子生徒の皆さんは本当に楽しそうにでレシーブでボールを回していました。

運動をするときには、勝ち負けを競い合うのか?身体を動かすこと自体を楽しむのか?目的を事前にメンバーと共有しておくことが大切だと思います。これは運動に限らず、チームで活動すること(行事の準備、仕事等)全てに当てはまると思います。

いずれにしても、今日の体育の授業は生徒の皆さんも!先生も!参加した全員がとても楽しそうに活動をしていました。取材をした私まで元気をもらえたような気がしました!

 

【美しい宇宙】

今日は、3年生理科の授業を取材しました。

化学の「イオン」から地学の「宇宙」に単元が切り替わるということで、前半は化学分野の振り返りをしていました。

 

後半は、宇宙についての学習です。

太陽・水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・月データもとに、種類分けをする活動をしていました。

何人かの生徒さんにインタビューをしていると、「宇宙」にもともと興味がある!という生徒さんに出会いました。教科書とは別に自分で用意した参考書を取り出して調べていました。そのとき記者の私は「好きなことに理由はいらない」という言葉を思い出しました。好きであれば、人は自分から本やインターネットで調べ始めます。「好き」という感情は、勉強においてとても重要な要素だと考えます。

今日から始まる「宇宙」の単元で、思う存分楽しい学びを進めていってほしいと思います!

 

【まめちしき】

月は遠いの、意外と近いの?

地球から月までの距離は、384,400 kmです。

しかし、私達は日常生活でこの約38万キロメートルという距離感を使わないので、遠いのか?近いのか?いまいちピンとこないですよね。

そこで、イメージがしやすいように以下の例をお示しします!

水星〜海王星までの惑星の直径をすべて足し合わせます。※地球を除く

すると、水星4,879.4 km+金星12,104 km+火星6,779 km+木星139,820 km+土星116,460 km+天王星50,724 km+海王星49,244 km380,010.4kmとなります。

これは、地球と月の間に…水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星がほぼピッタリきれいに収まってしまうことを意味しています!

つまり、月はそれくらい地球から遠いところを公転する星だということです!

人類が初めて月に降り立ったのは、1969年7月20日の ことです。「アポロ11号」の乗組員は、それだけの距離を往復したわけです。60年代の科学技術でそれをなし得たことは、本当に奇跡と言えるのではないでしょうか。

 

【678組の活動に密着取材!】

今日は、678組の授業を取材しました。

 

1時間目は、英語です。

「numberかるたゲーム」「道案内ゲーム」を行いました。

「numberかるたゲーム」は、16〜35の数字をALTの先生が英語で読み上げます。机の上にならべた数字のカードを早くたくさん取ったほうが勝ちです。2回戦行い一番高得点だった生徒さんは合計で31枚のカードをGETしていました。

「道案内ゲーム」は、教室に町をつくり“直進”“右折”“左折”を英語で指示して、相手のペアを目的地に案内します。どちらのゲームも盛り上がっていて楽しそうに英語でコミュニケーションをしていました。

 

3時間目は、家庭科の作品制作をしました。

ビーズをマスにはめていく作品を作ったり、糸で幾何学模様をデザインしてペン立てを作成したり、ランチマットのデザインを手縫いで作ったりしました。記者の私も一部体験させてもらいましたが、糸と針が特殊でなかなか糸通しができずに苦戦しました。残りの時間で良い作品が完成しますように!

 

4時間目は、手作りの本棚を作る技術の授業を取材しました。設計図をもとに、木の板に鉛筆で線を引きます。のこぎりでカットしたあと、金属の棒ヤスリで断面を磨きます。さらに、キリで釘を打つ場所に通し穴を開けたりする工程もあります。作業に集中していると、50分の時間があっという間に過ぎ去ります。最後は、木くずをほうきで掃除しました。作成には10時間程度かかるそうです。完成が楽しみですね!

 

【まめちしき】

最も効果的な勉強方法

勉強の方法は様々です。どれが一番なのかは状況にもよりますが、一般的に「体験を通して学んだこと」は定着率が75%程度になると言われます。観察や実験、実習や練習などがそれに当たります。そして、定着率が5%程度と低いのが先生の話を一方的に聞くだけの「講義」だと言われます。

確かに、聞くだけの授業よりも、自分が直接体験した授業の方が記憶に残っていることが多いですよね。

 

そして、「その体験を通して学ぶ」よりも上位にくる、定着率90%と言われる勉強法があります。

それは何かというと…

「他者に教える」です。

自分が学んだことを、相手に伝える作業が最も記憶に定着するというわけです。確かに、伝えるためには言葉を選んだり、わかりやすく伝えるための工夫が必要になります。これがアウトプットの最大の効果です。教える自分も、教わる相手も得をする教え合いの勉強を自分の学習ルーティーンにうまく取り入れてみてください。

今日の授業を取材していると、作業が止まってしまった友達に優しく教えてくれている生徒さんがいました。誰かを助けようとした親切が巡り巡って、自分自身の勉強にもなるというプラスの連鎖が起きているのだと思いました。

 

 

【0より大きく5以下のX】〜変数と定数と努力〜

今日は、1年生数学の授業を取材しました。

生徒の皆さんは、「変数」を人にわかりやすく伝える方法について学習していました。

変数Xが0より大きく5以下…これを毎回、日本語で書くのは結構手間です。ではそれを記号を使って表すとどうでしょう?

0<X≦5 と表せます。シンプルで見やすくなりますね。

 

ジェットコースターは、年齢や身長に制限があります。「3歳以上、身長90cm以上」という制限があるジェットコースターに3歳で身長が90cmピッタリの子どもは乗れるのでしょうか?

「日曜日を除き週4日以上、1日4時間以上就労していて、かつ帰宅が午後3時以降…」というような働き方の条件に自分が当てはまるかどうかを考えることもあったりします。 

こんなふうに、日常生活でその数字ピッタリの人が含まれるのかどうかを判断することは決して少なくありません。

上の写真は、ある生徒さんのメモです。今日の授業の一番の大切なポイントを自分の言葉でまとめていました。これさえ理解していれば、今後出くわす条件の判断に迷うことはありません。

 

 

【こばなし】

「変数」と「定数」と「努力」

以前、テレビで関西の有名テーマパークの業績を大幅回復をさせた人の特集を観ました。その人が、言っていたのが…「多くの人は、動かせない数字「定数」を動かそうとして、うまくいかずに悩んでいます。大事なのは、自分のやり方や工夫で変えることができる「変数」の方に目を向けることです。」といったものでした。

この考え方・視点を持つことは、生きる上でとても重要だと思っています。

人生において、努力を必要とする場面にでくわすことはよくあります。もちろん努力することは大切です。しかし、やみくもに頑張れば良いものではないと私は認識しています。それは、先に述べたとおり、その努力が実を結ぶかどうか“分かれ目のひとつ”に、「キチンと“変数”に力を注いでいるか?」があるからです。

何か新しいことに挑戦するときは、冷静に自分の行動を分析したり、適切なフィードバックをもらうことが大切なのではないでしょうか。そのときに、必要になるのが「数学の知識」ではないか?と思う…今日このごろです。

 

 

 

東部地区学力検査

今日は、3年生を対象に「東部地区学力検査」を実施しています。

どの生徒も自分の力を最大限発揮できることを期待しています。

【Story Retelling】要約活動!

今日は、3年生の英語の授業を取材しました。

今日の一番の活動は、「リテリング(Retelling)」でした。リダイヤル、リメールと同じ意味の「リ」と、教える「テル」を合わせた言葉で、要約とも言い換えられます。つまり、『英語の本文を読んでその内容を英語で要約してみよう!』という活動というわけです。

今回の英文では、アメリカ式の手話についての会話でした。生徒の皆さんは、【英語の手話】をキーワードにした要約にトライしていました。コツとしては、HeやSheで書かれている英語の本文を説明するときには、Heが誰でSheが誰なのかを伝えるために固有名詞に直すことです。タブレットPCを活用して、手話に関して調べたり、わからない単語を翻訳するなどしてリテリングをしていました。

 

 

【こばなし】

無目的な勉強は続かない

私の中学校時代の同級生で、社会人になって1年目にシンガポールに半年間研修に行った友人がいます。会社の方針で、外国の方とコミュニケーションをして会話力や仕事のやり方、外国の文化を吸収せよ!というものだったそうです。仕事はもちろん、買い物をするのにも英語を使わないといけないので、勝手に英語力が身についたと言っていました。今でも、その頃に出会ったシンガポールの友人と英語でメールをしたり、日本に戻ってきたあとも仕事で関わる外国の方と英語でしゃべることができるそうです。

英語を喋らないといけない場に身を置くことを、中学生が実行するのは難しいかもしれませんが、「目的(夢)を作って何かにトライする」ということは今の生活にも転用できることだと思います。

例えば、カラダを鍛えようと筋トレやジョギングをしようと決意しても、無目的に始めても3日と持たないことは予想できますよね。しかし、カラダを鍛えることで将来の自分にプラスになることがハッキリしていれば、続けることができたりします。高校に行ってやってみたいスポーツがある!入学してすぐにレギュラー争いに加わりたい!という夢があれば、受験生が勉強の合間にも筋トレや走り込みをすることは不可能ではないでしょう。むしろそういったメリハリがあると、受験勉強にも効率よく取り組めたりするポジティブな変化が生まれるかもしれません。

『努力とは、ただ根性でがんばるのことではなく、より大きな目標や夢を叶えるためのプロセスだと考えるといいよ!』と、ある本を読んで学びました。この考えをもつと、努力し続けることや苦しいトレーニングもちょっぴり楽しめるようになりました。

記者の私は、食事で大盛りを頼まない、炭水化物のおかわりはしない!ことを去年の10月から続けています。何事も続かなかったこの私が1年間もそれをやり続けることができました。これは、根性や気合といった類の成果ではなく健康を大事にして、人生を通してやりたいことに挑戦し続けるカラダをキープしたいという夢がそれを可能にしてくれただけです。

今日の“こばなし”がみなさんの人生の何かにお役に立てたら嬉しい限りです。

 

 

【発泡スチロール アート】パンとケーキが美味しい理由

今日は、2年生の美術の授業を取材しました。

教室をのぞくと何やら楽しそうな作業をしていました。

取材すると美術の「立体作品」の単元を、豊春中では発泡スチロールの塊を削った立体アート制作にしているそうです。

 

写真で生徒さんが手にしている黄色の発泡スチロールカッターは、細い金属線から出る熱で発泡スチロールを溶かしながらカットする機械です。普通のカッターでは削るのが難しい曲線のカットが簡単にできるのがメリットです。一般的な美術の授業では使わない特別な道具で、豊春中美術科が独自に導入している便利道具です!とにかく生徒のみなさんが楽しそうに工作をしていました。

 

生徒のみなさんは黙々とカッターで作品を削っていました。何人かにインタビューすると、「サバを作っています!」「ファインディング・ニモのカクレクマノミを作ります!尾ひれは布で作ります!」「これ、トカゲです!上手でしょう?」「私のはナマズになります!」など、作品のアイデアを目を輝かせながら教えてくれました。

 

上の写真は、設計図です。「正面」「横」「上」の3つの面の形を決めてカットを始めます。形が整ったら、表面に特殊なフィルムを貼り付けるそうです。このフィルムは、磨くと光沢が出るのでメタリックな印象の作品ができあがります。

 

 

【まめちしき】

発泡スチロールが軽いのはなぜ?

発泡スチロールは軽くて、衝撃にも強く、熱を通しにくい特徴を持っています。理由は、その構造にあります。

石油からできる「ポリスチレン」をふくらませて、発泡スチロールは作られています。そして、なんと製品体積の98%が空気なのだそうです。この空気があるおかげで、輸送中に電化製品が衝撃で壊れるのを守ってくれたり、熱が通りにくくなり食品の鮮度を守ってくれます。

ふくらますといえば、パンやケーキのスポンジも同じです。小麦粉の生地をそのまま焼いても硬いままです。しかし、重曹(じゅうそう:ベーキングパウダーに25〜30%程度入っています)を入れると、加熱したときに化学変化が起きます。このとき、二酸化炭素が発生します。これが生地の中に空洞を作ってくれて、パンやケーキのスポンジにふわふわの食感を生み出してくれるのです。

化学変化と料理は、切っても切れない密接な関係があるわけです。2、3年生のみなさんは「炭酸水素ナトリウムの熱分解」の実験で学習しましたよね? 勉強したことが日常生活とリンクすると面白いですよね。

 

 

【アメリカ史】【音の正体を探る】

今日、記者は678組の授業を取材してきました。

社会と理科に分かれて学習していました。社会のグループでは、アメリカに関する調べ学習を行っていました。

アメリカ国旗(星条旗)の線や星の数が表現していることや、独立記念日奴隷解放宣言などについて学んでいました。

授業の導入で、星条旗の赤と白の横シマは建国時の13州を!白い星の数50個は現在の州を表していることが説明されていました。

 

理科のグループでは、音の正体音の高低が生まれる仕組みについて調べる実験をしていました。

バスドラム(低音の太鼓)を叩き、反対側に立てたロウソクの火を音の力で消せるかを試しました!また、モノコード(実験用の琴)の弦の長さを変化させて、音が高くなったり低くなったりする理由を考えました。

 

【まめちしき】

アメリカの歴史

GDPランキングで世界第1位なのが、アメリカ合衆国です。(ちなみに、2位は中国、3位が日本、4位がドイツ、5位がインドです。※2022年現在)

※GDPとは国内総生産のことで、簡単に言うと商品やサービスによって発生したその国の儲けのことです。

 

アメリカは、経済的にも文化的にも影響が大きい国ですが、建国が1776年ですので今年で246歳ということになります。国の歴史としては比較的若いと言えるでしょう。

その246年間で州が新しく増えるたびに、星条旗の星の数も増やしていくので、これまでに26回も国旗のデザインが変わっているそうです。現在の27代目の国旗は、リニューアルされない歴代最長の記録を保持しているそうです。

国旗一つを例にしても、国の歴史を学ぶよいきっかけになりますね。

 

 

【彫刻刀】芸術の世界の革命

今日は、3年生美術の授業を取材しました。

石を削る手作りの「ペーパーウエイト」制作をしていました。皆さんオリジナリティあふれる作品に仕上げていました。

多くの生徒さんが、自分のイニシャルでデザインをしていました。中心に大きな空洞を作った生徒さんは、まず石にキリで小さな穴を開けて、そこから棒ヤスリで削り広げていったそうです。作品自体の大きさよりも、削った石の部分の方が大きかったそうです。かなりの力作です!

作業の最後は、水中で研磨できる特殊な紙やすりで表面をツルツルになるまで擦ります。会話をしながら楽しそうに作業をしている生徒さんたちの姿が微笑ましかったです。

 

【こばなし】

芸術の世界の革命

1826年フランスであるモノが誕生します。芸術…特に絵画の常識をひっくり返してしまう大発明でした。この事実を知った、当時の有名な画家が「今日を限りに絵画は死んだ」と嘆いたそうです。そのモノとは「写真」です。

それまでは、目に見える景色を記録するには絵を描くしか方法はありませんでした。当然、細かく正確に表現できる画家が優秀と言われたわけです。しかし、カメラはボタンさえ押せれば誰でも正確に景色を写し取ることができます。当時のプロの画家たちのショックは計り知れません。(それを知っていると、絵を鑑賞したときに「まるで写真のようだ!」という感想は結構おもしろいコメントだと言えます)

では、写真のせいで絵画は本当に廃れてしまったのでしょうか? 答えはNO!です。むしろ絵画の表現の幅が広がるきっかけとなりました。見たままに正確に描くのではなく、写真では表現できない絵に価値が生まれました。晩年のピカソの絵がとてもわかりやすい例です。(ピカソは、真正面と真横から見た人の顔を一枚の絵に描いてしまいました)

 

現代では、科学技術がものすごいスピードで進歩していっています。今後、多くの仕事をAIやロボットが人に代わって行うようになるとも言われます。先が見えないことに不安を感じる生徒さんもいるかもしれません。しかし、いつの時代も社会の変化をポジティブに受け止めて柔軟に対応した人が新しい価値を創造してきたことを覚えていていただけたらと思います。未来を担う生徒のみなさんが、目を輝かせて新しいアイデアや文化を作り上げていくことを心から期待して応援していきたいと思います。

そのようなことを考えていたら、子どもたちの自由な発想こそ、学校や家庭、地域で大切に育てていきたいすばらしい才能だと改めて思うのでした。

 

春日部市内音楽会

3年ぶりの市内音楽会が春日部市民文化会館で開催されました。本校からは先日の合唱祭で最優秀賞を受賞した3年3組が学校代表として出場しました。

【コミュ力UP】【給食ができるまで】

今日は、2年生英語の授業に取材に行きました。

とにかく英語でコミュニケーションをたくさんする工夫が散りばめられていました。

①英語の文章を音楽に合わせてラップのようにテンポよく発音します。

②プリントの空欄に自分の休日の過ごし方を埋め込んで、ペアと会話をしていきます。リアクションも英語で行います。

③しゃべる順番を決めるジャンケンは、「rock(岩)scissors(はさみ)paper(紙)1、2、3!」と英語です。

④習った文法をつかった「五目並べゲーム」をペアと行います。

 

「五目並べゲーム」・・・ペアと英会話をして、◯の記号が3以上並ぶとポイントが入ります。取材させてくれた生徒さんは45ポイントを獲得してシールをGETしていました。

楽しそうに学ぶ生徒のみなさんの姿が印象的でした。

 

 

【まめちしき】

給食ができるまで

秋晴れの気持ちの良い天気の日が続きます。青空を背景に撮った写真に写っているのは給食調理室です。午前中に、職員の方が手際よく全校生徒分の給食の準備をしていました。

ちょうど私が調理室の前を通りかかった朝9時に牛乳を搬入するトラックが来ていました。運転手の方にお聞きしたら、出勤は朝4時なのだそうです。その時間から、各学校分の牛乳を積み込んで、配送をはじめるそうです。ちなみに、豊春中の給食を作る職員の方は、5時半に出勤されていて6時頃から続々到着する食材の搬入に備えているのだそうです。

こういったプロの方々のお仕事によって、おいしい給食が出来上がっています。

 

〜 本日のメニュー 〜

カレーピラフ、ホワイトソースかけ、牛乳、鉄骨サラダ です!

 

【方程式】解き方は、一つじゃない

本日は、1年生の数学の授業にお邪魔しました。

 

比例とは、一方が2倍3倍となると、もう一方も2倍3倍となるもののことを言います。

今回の問題は「27gのクギが15本だったとき、180gのクギは何本でしょうか?」というものでした。

27(g):15(本)=180(g):X(本) という比例の関係を見つけて計算をした生徒さんが発表をしました。

そのとき、たまたま私の横にいた別の生徒さんは、27(g):180(g)=15(本):X(本) というやり方で計算をしていました。しかし、発表した生徒さんと解き方が違ったからか…自分の計算式を消しゴムで消そうとしていたので、「ちょっと待って、そのやり方でもいいんじゃない?」と私が声をかけました。

解き方は、一つじゃない

その直後に、先生が「別の解き方もあるよ!」と黒板に2つ目の解き方を書いてくれました。それが、先程の生徒さんの考えた 27(g):180(g)=15(本):X(本) だったのです。もちろん、どちらも答えは、X=100(本) で同じでした!

一つの答えを出すのに、考え方次第で何パターンもの解き方が存在するのが数学です。答えを出すことは大切ですが、実はそれ以上に…どうやって答えを出すかを考える習慣を持つことが大切だったりするのかもしれません。

最後の練習問題で…

早く解き終わった人が、近くの友達に教えているときの写真です。その瞬間の生徒の皆さんの表情がとても豊かでした。

 

【こばなし】

人は何か作業をするときに、ついつい慣れている方法を選びがちです。これまで多くの学校では、行事前の調べ学習は“紙とペン”を使って模造紙にまとめるの方法が主流でした。しかし私は、ある年のスキー教室で実行委員のメンバーにコンピューター室のパソコンで作成してもらうやり方を試しました。

写真の挿入や、文字のサイズや色の変更方法を私が生徒に一つ一つ伝えながら作業をしていったのですが、生徒のパソコン技術はみるみる上達していき驚きました。(途中からは生徒同士で教え合いながら作業を進めていました)そして、最終的にはA1サイズの紙に印刷をして廊下に掲示をしたのですが、手書きよりも遥かにわかりやすく、見やすくいデザインに仕上げることができました。

 

現在はさらにデジタル機器が充実し、タブレットPCが生徒一人ずつに配られています。行事後の新聞づくりも内蔵のアプリを使ってできるようになりました。これまでのやり方にとらわれず、最適な方法を模索してよりよい成果物を作ってほしいと思います。

埼玉県内のある小学校で、学級通信をタブレットを通して配布している先生もいます。カラーで見られるだけでなく、動画を差し込むこともできて好評なのだそうです。

私も日々の仕事で、『もっと良い、別のやり方はないかな?』と考えていきます!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

生徒会役員任命式

今日の全校朝会は、生徒会役員の任命式と引継ぎ式でした。新生徒会役員への任命書の授与及び旧生徒会役員への感謝状の授与が行なわれました。力を合わせて豊春中をさらによりよくしていきましょう。期待しています。

学校公開日

今日の午前中は学校公開でした。

また「助産師から伝える命のお話」と題して、保健講話が行われました。

保護者の皆様のご参観、ありがとうございました。

【おあしす】【春日部市の風景画】

本日は、678組の学活の授業に取材に行ってまいりました。

学活では…

・来週1週間の予定の確認

・通信「おあしす」の配布

・⑤⑥時間目の生徒会役員選挙のながれの確認

…などが行われました。選挙の説明では、立候補者と当選者の人数を先生と確認しました。実生活とのつながりを考え、市議会選挙や市長選挙などを例にして、成人になってからの選挙についても理解を深めることができました。

 

【1年生の作品】

「春日部市の風景」という題で、1年生が夏休みに描いた水彩画が掲示されています。場所は1、2年生の昇降口です。

市役所や大沼公園、古利根公園橋など、春日部市民なら見た瞬間にわかる場所はもちろん、田んぼの畦道や、ひまわり畑など美しい風景にフォーカスをして描かれた絵もあります。時間をかけて丁寧に仕上げた作品だということが伝わってきました。

絵を描くには、その景色をよく観察しなければなりません。普段はじっと観ることはない地域の景色も、よく注目してみると、“新たな一面”に気づき、その良さの発見につながるとがあります。これが「芸術が心を豊かにする」と言われる一つの所以なのかもしれません。保護者の皆様にはぜひ学校公開日でぜひご覧になっていただければと存じます。

 

 

【まめちしき】

大人の選挙ってどんな感じ?

令和元年8月25日の埼玉県知事選挙では、有権者数605万2273人のうち、投票者数は195万5274人でした投票率は32.31%です。(埼玉県HPより)この数字をどのように受け止めるかは、人それぞれ違って良いと思います。ただひとつの確かな想いとして、今日の午後の選挙に向けて準備をしてきた選挙管理委員の皆さんや、立候補および応援責任者の皆さんの行動力に心から拍手を送りたいです!また、今回の生徒会役員選挙をとおして、豊春中の生徒の皆さん全員が、選挙に対する理解や関心をもってくれるきっかけになればと思います。

 

出前授業

昨日、第2学年を対象に、高校の先生や生徒がお越しになり、授業をしていただく「出前授業」を実施しました。

これからの進路選択に向けて、貴重な時間となりました。

お越しいただいた各高校の先生方、ありがとうございました。

【私たちのカラダの仕組み】【3年生の作品】

本日は、2年生の理科の授業を取材に行きました。

身に危険がせまったときにカラダを守ったりする「反射」について学んでいました。本当に元気な生徒たちがいっぱいで、先生の投げかけにたくさんの手があがり、前のめりな姿勢で授業に参加していました。

授業の後半は、生物の単元のまとめプリントを班で協力して取り組んでいました。食べ物が通る道筋を口から食道、胃…と色鉛筆で塗ったり、カラダの中で酸素を一番多く含んだ血液が流れる血管を探したりしていました。

 

 

【まめちしき】人間ドックの採血は…動脈?静脈?

2年生の理科では、血液循環について勉強します。この知識が、日常の何に役に立つのかを考えたとき私が真っ先に思いついたのが「採血」です。血液検査で注射針を刺されるのは必ず「静脈」です。静脈は心臓にもどる血が通っていて、老廃物や二酸化炭素が多く含まれる、いわゆる“古い血”です。色が黒っぽいのも特徴です。動脈に比べて壁が薄く、柔軟でしなやかで伸展性が高いので採血には静脈が適しているというわけです。

ケガで出血をしたときも、血の色が鮮やかな赤かそうでないかで簡易的に動脈か静脈かを判断することができたりします。

 

 

【美術】〜3年生の力作〜

職員室前の廊下に、美術の授業で制作した「ペーパーウェイト」が展示されています。生徒の皆さんが石を削って、研磨して作ったものです。一般的には石のハンコを作るのですが、豊春中はそれよりもはるかに大きな石でペーパーウェイト作りにチャレンジしました。石自体が大きいので創意工夫がしやすく、作りがいがあったようで展示されているどの作品もユニークで美しいものばかりでした。すごいぞ豊中!

 

【小松菜の栽培】

今日の取材記事は、3年生の技術「小松菜の栽培」の授業です。

技術では、はんだごてを使った回路づくり近年話題のプログラミングの学習木材を切って本棚を作ったりする木工の学習だけでなく、野菜を育てて記録をする栽培の単元があります。3年生はペットボトルの側面を切って加工した手作りプランターで小松菜の栽培に挑んでいました。

☆よく見ると、葉っぱに長さ5mm程度の小さな虫が付いていたりします。「あっ!葉っぱが食べられてる…。」と少し悲しげにコメントをくれた生徒さんもいました。

農業は種をまいてから収穫までの間、水あげや害虫対策、雑草取りなど本当にたくさんの労力がともないます。今回の栽培方法では、15cmほどの背丈に成長することが見込めるそうです。収穫して実際に食べてみたときに、苦労だけでなく農業の楽しさや魅力に気づいてくれたらと思うのでした。

 

【まめちしき】農林水産省HPを参照しています。

小松菜栽培から派生して今日は、食料自給率についての小話を!

 

小麦の自給率が日本は昔100%だった意外な歴史!

パンや麺類、お菓子作りに必要なのが小麦です。かつて、日本は小麦の自給率が100%を超えていたことをご存知でしょうか?1940年(昭和5年)には過去最高の179万トンの生産量があったそうです。しかし、小麦が長雨に弱いため梅雨がある日本では生産が不安定になることから徐々に小麦を生産する農家が減少します。(北海道は梅雨がないため、国内では重要な生産地域になっています!)1973年(昭和48年)には自給率が4%にまで低下しますがその後、2020年(令和2年)には15%まで回復しています。

 

そもそも食料自給率とは、単純に重量で計算することができる「品目別自給率」と、食料全体について共通の“ものさし”(カロリーベース生産額ベース)で単位を揃えることにより計算する「総合食料自給率」があります。

何で計算をするかで、数値は大きく変わってきます。ちなみに令和3年度は…カロリーベースで38%生産額ベースで63%でした。大きく数値が異なりますよね!

 

※なお、【まめちしき】冒頭でご紹介した小麦の自給率は、重量計算の「品目別自給率」でした。

 

【歴史】天平文化とこれからの時代に求められる力

本日は1年生の社会の授業を取材しました。天平(てんぴょう)文化について、タブレットPCを使って調べる授業でした。

 

【天平文化とは?】

聖武天皇(しょうむてんのう)の頃の元号「天平」をとって名付けられたもので、遣唐使を通じて唐の影響を受けた文化です。この唐がインドや西アジアとも交流があったため、結果として国際色豊かなものになったのだそうです。

 

生徒の皆さんは、それぞれ調べたことをプリントにメモをしていました。その後、発表をした生徒がいたのですが、その男子生徒の伝え方があまりにも“わかりやすすぎて記者の私の横にいたクラスメイトが「(実際に)見てきたのかな?」なんいうつぶやきをしていました。

※この“わかりやすい”というのは、教科書のような正しいのだけれど「おカタイ」言い方ではなくて、同級生にとってイメージがしやすい、わざと砕いた表現でした。こういった人の感情や理解を考慮した「説明能力」というのは、AIや機械にはまだ難しいところだと言われます。発表した本人も、とてもいきいきとした表情を見せていました。

【元号の豆知識】

元号は「平成」や「令和」など特定の年代につけられるもので、現在は天皇1人につき年号を1つ制定するような方法がとられています。しかし、それは「明治」以降のやり方で、日本の長い歴史からみれば、意外と最近始まった方法です。

それ以前は、大きな地震や皇居の火災、疫病や干ばつなど、縁起が悪いことがあったらすぐに変更するなどしていて、1年未満で改元された年号もあります。

実際、この天平文化の時代(医療も科学も未発達のため)仏教の力で伝染病や災害の不安から国家を守ろうと「東大寺」が建てられます。3年生の修学旅行で、奈良県を訪れた際にはそういったことを知った上で、東大寺の大仏を見てみると当時の人々の平和を願った想いに寄り添うことができるかもしれません。コロナ禍を過ごした私達には、より深く、そういった歴史や文化にフォーカスできる力があるのではないでしょうか。

 

【合唱祭を終えて】

【生徒の皆さんの様子】昨日の合唱祭から一夜明けて・・・

今日の1時間目の「学活」の授業では、各クラスで振り返りが行われていました。審査員の先生のコメントが紹介されたり、自分たちの発表を動画で見直したりしていました。(ステージで歌っていた生徒さんにとって、客席側からの視点で見ると様々な気づきがあったのではないでしょうか)実行委員やパートリーダーが一言スピーチをしているクラスもあり、行事を牽引したリーダーたちにクラスのメンバーから拍手が送られていました。配られた感想用紙には“燃焼度メーター”なるものがあり、自分の取り組みをパーセンテージで表現する欄がありました。取材させていただいた男子生徒さんのメーターは100%のところまで色が塗られていました!

 

【保護者の皆さまへ】

社会情勢を受けて様々な制限がある中での開催でありましたが、本当に多くの保護者の皆様にご観覧いただけましたことに感謝申し上げます。また、PTAの皆様におかれましては生徒移動時の見守り活動や、受付対応などのご支援とご協力をいただけましたことに重ねて御礼申し上げます。

下の写真は、合唱祭本番までに取り組んだ練習の軌跡が垣間見れる掲示物を写真に収めたものです。教室の横幅と同じくらいの大きさで作った手作りの歌詞カードには強弱記号が書き込まれていて、どのクラスも曲の情景を表現すべく工夫をしながら練習をした様子がうかがえます。そばで見届けていた教職員からの感謝のメッセージも届けられていました。

 

 

【おわりに…】

文化会館での開催ということで、看板の設置ステージの立ち位置がわかる“シール貼り”放送設備の確認作業などで実行委員22名と放送委員11名、美術部16名が担当教員と一緒に前日準備を行ってくれました。帰りの会終了後、電車で会場入りをして、17時半から19時ごろまで作業にあたってくれました。その活動に感謝をするとともに、今回の一大プロジェクトを作り上げた喜びや充実感を思い出して、社会人になってからもその原動力にしてくれたらと思います。役員のみなさん本当にありがとうございました。

 

【一声入魂】豊春中合唱祭

「合唱の豊春」の伝統行事、そして、私たちの誇りでもある豊春中合唱祭が、多くの保護者の方々にもご来場いただき盛大に実施されました。どのクラス、学年ともにレベルの高い感動的な合唱を披露してくれました。特に、最高学年である3年生のクラス合唱、学年合唱は心に響く素晴らしい合唱でした。ご来場くださいました保護者の皆様、受付等でご協力いただきましたPTA役員の皆様に心より感謝申し上げます。

 

 

【卓球&バドミントン】

2年生の体育の授業の様子を取材しました!

 

「卓球」と「バドミントン」のゲームが行われていました。

できるだけたくさんのゲームをするために、ポイント数ではなく、時間で区切ってどんどん交代していくスタイルでゲームが行われていました。今日の授業では勝つことよりもプレーを楽しむことがねらいのようで、体育館は生徒の皆さんの明るい笑顔であふれていました。

☆ローテーションに加わって一緒にプレイをしていた先生もガッツポーズして喜んでいました!

 

【“楽しい授業”を考える】

今日の体育の授業をみて気づくことがあります。座学の授業であろうが、体を動かす実技の授業であろうが、参加者が“楽しい”と感じる学習活動が大事だということです。人は、今までできなかったことができたり、わからなかったことがわかるようになったりして『できた!』『そうなんだ!』と感じた時に心が動きます。その瞬間こそ、技術が身につき、知識が頭の中に定着する瞬間でもあると思います。ふとよみがえるの過去の思い出は全て、そういった心が動いた瞬間だったりしませんか。

もちろん初めて学ぶ以上、全部がうまくいくわけではありません。時間をかけて何度もトライしてみたが、習得できないことや、内容がさっぱり理解できないこともあります。できた喜びと、できるようにする苦労の両方あるのが「勉強」です。(テレビやYou Tubeはいつまでも観ていられるのに、勉強はそうもいかないのは、まさにできるようにするのに少なからず苦労がともなうからかもしれません)

だからこそ、子どもに勉強をすすめたり、教えたりするときには、いかに勉強の楽しさを伝えられるかが問われます。今日の体育の授業は、先生も生徒のみなさんも本当に楽しそうに活動をしていました。きっと、次回の授業が待ち遠しくなっていると予想します!

ついつい『勉強しないと大変だぞ』『将来苦労しないように』と発破をかけたくなってしまうことが私自信もありますが、それだけではなく、学ぶことの楽しさや面白さをどのように伝えるかに注力したいと改めて強く思うのでした。

 

【男女入賞】市内駅伝大会

本日、市内駅伝大会が飯沼中周辺コースで行われました。7月からの練習の成果を十分に発揮して、男女共に8位入賞を果たしました。選手の皆さんお疲れさまでした。応援に駆けつけてくださいました保護者の皆様にも感謝申し上げます。

 

 

 

【自習】【人権を考える公民】

今日は3年生の授業の様子を取材しました。

 

【自習】

3年生の2クラスは自習の時間でした。

1枚目の写真は、入試の過去問題に向き合っている様子です。早いもので、もう令和4年度も折り返し地点を過ぎた10月です。入試問題にはクセ(出題の傾向)があります。そのクセをふまえて、どの単元やジャンルの問題を自分の得点源にしていくかを考えながら解くことが必要ですね。

2枚めの写真は、別のクラスで小松菜の栽培方法について調べている生徒さんの様子です。技術の授業の「栽培」について予習をしていたのだと思います。それぞれ貴重な時間を自分のタメになるよう活用していました。

 

 

【公民(社会科)】

社会の授業では、「グローバル化と人権」というテーマで調べ学習をしていました。

先住民族、女性、子ども、人種の4つを役割分担をして調べ、班にもどって報告会をしていました。

 

【社会課題に挑むとは?】

ミャンマーの農家を救った日本人のエピソードがあります。

約250世帯が暮らすある小さな村では、葉巻たばこの「葉」を生産していました。葉に穴をあける害虫からたばこの葉を守るための大量の農薬で、村人の健康被害が懸念されていました。また、農薬や肥料のコストが上がる一方、買取価格が下がり続けたため、仲買人からの借金で村人の生活は苦しくなるばかりでした。

その現状を知った日本人男性が、ハーブのオーガニック栽培を提案します。彼はコーヒーやお茶のニーズに埋もれて、あまり注目されていなかったハーブティーが持つ潜在的な可能性に気づいたのです。

そして、カフェインの摂取を控える妊娠中や授乳中の方専用のハーブティーを開発するのでした。これにより、ミャンマーの農家の人々が生計をたてる新たな産業を提供することに成功します。

 

社会課題の解決には、まず実際にどのような課題を抱えている人や地域があるのかを知ることが必要です。そして、その課題を解決するために何ができるかという答えのない問題を解決するために必要なのが、情報と知識です。新しいアイデアは、既存の知識のかけ算で生まれると言われます。ここで紹介した日本人の男性は、ミャンマーの農地×ハーブの特性×子育て中の女性のニーズをかけ合わせました。知らないことを知るために勉強をし続ける大切さを示してくれるエピソードだと私は思いました。

 

【理科】刺激臭を体験する!

今日は、理科実験中の678組の授業にお邪魔しました。

さて、問題です!

塩化アンモニウム + 水酸化ナトリウム ⇨ さて?何ができるでしょうか?

 

正解は、アンモニアの気体です!

においは、強烈で一度嗅いだら忘れない「刺激臭」なのが特徴です。生徒の皆さんは、手順にそってきちんと手で仰ぐようにして確認をしていました。

2枚目の写真は、リトマス紙の色が「赤」⇢「青」に変わったときのものです。”アルカリ性”であることがわかります。

 

アンモニアは、臭いこと、噴水実験の見た目のインパクトは強いのですが、それ以外の印象はあまりない…という人が多いかもしれませんが、農業では重宝される物質です。窒素肥料の原料として使われ、全世界の年間生産量は1.6億tだとも言われます。

ちなみにアンモニアは、人の体の中でも作られていて、食べ物を消化する途中で発生します。アンモニアは有毒であり、体にとっては不要物ですので、肝臓で解毒されます。肝臓をいたわったほうがいい理由はこんなところにもあるのです。

 

進路説明会(3学年)

今年度2回目の、3学年を対象とした「進路説明会」を生徒、保護者対象に実施しました。

今後の進路計画や調査書等の説明がありました。

【方程式に挑む!】

今日は、1年生の数学の授業におじゃましました。

問題演習のプリント3枚に挑戦し、早くできた人はミニティーチャとして友達に教える活動をしていました。

「方程式」は、足し算・引き算・かけ算・割り算を繰り返して解を求めていきます。言い換えれば…「X(エックス)に何の数字が入れば、等式が成り立つかを考えるゲーム」です。

求めた解を式にあてはめて「確かめ算」をしている生徒さんもいました。正解だとわかると自然に笑顔になっていました。

 

【数学小話】

あるところにお殿様と家来がいました。よくはたらく家来にお殿様が「なにか褒美をやろう。」と言いました。家来はとても喜び「それでしたら、米を1粒ください。」と言いました。お殿様は「なんて欲のない者だ。米ならもっとあげよう。」と言いました。家来はニヤっと笑い「それでは今日は1粒、明日は2粒、明後日は4粒、その次の日は8粒、16粒、32粒…と増やして100日目までください。」と言いました。お殿様は「本当に欲のない者だ、よかろう100日目まで米をあげよう。」と承諾します。

 

さて、お殿様は100日目までお米をあげられたのでしょうか?

倍、倍、倍…と米粒が増えていくわけです。

最初の頃は、米粒の量は少ないのですが、計算していくと…

100日目には、1267650600228229401496703205376粒となります。31桁となるので、一十百千万…億、兆、京、垓…もはや日常で使う表現ではあらわせません。お米1合は、約6500粒だと言われるので膨大な量の米粒になります。

もはや米俵に包める量ではなく、お殿様は降参するのでした。

 

 

これと似たもので「コピー用紙を何回折ったら、月に届くでしょう?」があります。

紙の厚さを0.1mmとすると、理論上わずか42回で38万kmの高さにある月に届きます!

「信じられないよ!」という人は計算機で42回、0.1mmを2倍してみてください!

こういった計算は「指数関数 y=ax」と呼ばれるものです。「おもしろい!」と思った人は、高校の数学にハマる人かもしれません!

 

【暗唱テスト】おくのほそ道

3年生の国語の授業の様子です。

松尾芭蕉の「おくのほそ道」の一節を暗唱していました。自信のある人から順に、先生のところに行って発表をしていました。一発合格をして、カメラに向かってグーサインをしてくれた生徒さんもいました!

 

【豆知識】

おくのほそ道は、芭蕉が江戸から奥州、北陸道を巡った紀行文です。東北・北陸をめぐる、全行程の約2400キロメートルを約150日間でまわり、江戸に帰ります。

ちなみに、3年生が修学旅行で訪れた京都は、東京から約450キロメートルの距離にあります。芭蕉が歩いたのは、その5倍以上の距離になります。とんでもない脚力を有した俳句職人だったというわけです。

※俳句はかつて単なる言葉遊びという位置づけだったそうですが、それを世界で最も短い詩として文学に昇華させたのが芭蕉だと言われています。

「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり(月日は永遠の旅人であり、やってきては過ぎていく年も旅人である)」江戸時代に生きた松尾芭蕉は、何を想ってこの詩を書いたのでしょうか。歴史的な背景をふまえて考えると、違った一面が見えてきたりしませんか?

 

【テスト返却】

 

中間テストが終わり、各教科でテスト返却が行われています。今日は2年生の英語の授業に取材に行きました。

全ての問題の解説をするには時間が足りないので、重要な問題を先生がピックアップして解説していました。

リスニングの問題では、改めて英語の音声を聞いて何を質問されているのかを考えたり、文法の問題では、不定詞(to+動詞の原形)の用法についての確認をしたりしました。

 

【言語を学ぶ】とは?

言語の学習は、数学や理科などに特有な”法則にもとづく学習”とは異なるある種の”あいまいさ”を含んでいます。

理系に進んだ私には、日本語の「私サッカーをします。」と「私サッカーをします。」の「が」と「は」の違いを外国人の方に説明せよと言われたら結構困ってしまいます。しかし、日本語を母国語にする者にとって、そこにニュアンスの違いがあることはハッキリと感じられます。

英語の学習においても、なぜそのように『動詞の形は変化するのか?』を納得感をともなう追求をするよりも、コミュニケーションのツールとして発達した言語として、感覚的に受け入れることが大切なのかもしれません。また、そこに理数にはない「学ぶ面白さ」があるのではないでしょうか。そんなことを思った一コマでした。

 

【合唱練習♪】

今日は合唱祭に向けた練習に、作曲家の橋本祥路先生をお招きしての授業がありました。

※代表曲のひとつ、混声三部合唱曲「時の旅人」(1990年発表)は多くの中学校の合唱祭で歌われ続ける名曲です。

本番9日前となった今日は、現時点での最高の歌を橋本先生に聴いていただき、さらなる上達のためにご指導をいただきました。

ひとつの作品を仲間と作り上げる”合唱祭”は他の行事とは違った面白さがあります。

同じ曲であっても、歌う人が異なると全く同じにはなりません。

現実に大人の合唱団の方と中高生の合唱とでは、声色が違います。(自分のクラスの合唱曲を参考のためにYou Tubeで聴いた方はうなずいてくれるかと思います)

高校では、学校行事に合唱祭を実施している学校はほぼありません。10月20日の合唱祭は、3年生にとって最後の合唱祭になるのは言うまでもありませんが、1・2年生にとっても二度と同じ発表はできない1回きりのものです。

 

文化会館大ホールのステージに立ち、照明のライトがパーッと明るくなり照らし出されたそのとき、主役は他ならぬ生徒のみなさんです。

ぜひ、練習の成果を存分に発揮し、オンリーワンの合唱を披露してください。

閉会式の後、笑顔で会場をあとにできたら、もうそれは「成功」という言葉以外に当てはまるものはなくなっているでしょう。

 

 

【中間テスト②】

今日は中間テスト2日目です。2年生の教室にお邪魔しました。

写真は、数学のテストの様子です。

1次関数の単元から出題されています。

テスト直前の休み時間には、ノートを見返して要点の確認をしている生徒さんが多くいました。

テストの目的はいくつかあります。その一つに「自分が理解できていない部分を知る」ことがあります。

『わかっているつもりだったけど、意外と理解できてなかったぞ!』という発見ができたら…

『その中で特に、わかるようにしたいのは何か?』を考えて選びます。全てを100%理解しようとするよりも

優先順位をつけて対処する方がよいかもしれません。

 

このように、自分で「問題」を見つけて、それをどう「解決」するかを考えて実際に行動してみる!という

プロセスが大事ではないでしょうか。

AIやロボットの技術が発展するこれからの時代に求められるのは、そういったスキルを持った人なのかもしれません。

 

【中間テスト】

今日は中間テストの第一日目です。

生徒の皆さんは制服姿で適度な緊張感を持って、問題に向き合っていました。

1年生にとっては2回目となる定期テストです。ある生徒さんに「小学校のテストと何が一番変わりましたか?」と

聞いたところ「1枚だった問題用紙が、複数枚に変わったところ」という返答がありました。

テストの問題量が増えたことからも、学習する内容が中学生になって、より深いものになったことが伺えますね。

3枚目の写真は、技術科のテスト直前の休み時間で設計図の書き方を確認していた生徒さんのプリントです。

よい制作物をつくるには、計画段階での詰めが大切です。テスト前の”学習計画”も同様でしょう。

ただし!長い時間、勉強をすればよいというものでもないはずです。

また、あまりにも現実離れした高すぎる目標よりも、達成可能な範囲の上限を狙った目標の方が”やる気”が維持できて、

結果が良くなる場合もあるでしょう。

前回の定期テストからの自分の成長度を知りたいのであれば、点数の上下で一喜一憂することはオススメしませ

ん。なぜなら、テスト問題の難易度は毎回変わっているからです。

 

このように、勉強方法を考え、自分の学力分析をするには相応の時間や知識が必要ですね。皆さんの"学習計画”は計画的

に作成できましたか?もし、改善点があれば次回のテストでそれを修正してみてください!

 

学習相談会

明日、明後日の中間テストに向けて、昨日、今日と放課後に「学習相談会」が実施されました。

意欲のある態度で、各々が学習に励んでいました。

テスト前の追い込み!

中間テストの前日となりました。

最後の追い込みで勉強をする3年生の様子です。

生徒の皆さんは赤シートで答えを隠して一問一答形式で確認したり、学習内容をノートにまとめ直したりしていました。

様々な勉強の仕方が存在します。上記以外にも、自分が新たに学んだことを誰かにアウトプットする(言葉で説明する)

のはとても有効だとされています。他人に説明するには自分が理解している必要がありますし、わかりやすく伝えようと

するとかなり頭を使います。それが、理解につながる最高の勉強法だというわけです。

そういった具体的な方法はたくさんありますが、あえて一番有効な方法は何かと言われたらそれは…「知らないことを知

ることが楽しいと思うこと」かもしれません。これさえできていれば、ひとりでに学び続けていけるからです。

 

【体育】楽しいドッジボール!

写真は、3年生のドッジボールの様子です!

男女別のクラス対抗で、授業終盤に5分間の勝負が行われました。

 

生徒にインタビューすると、授業の前半は、5分間走・2分間走などのインターバル走をしたそうです。

インタビューに答えてくれた男子生徒は、5分間走で体育館を“15周半”走れたそうです。

「1周約20秒のペースで走れました」と爽やかな表情で教えてくれました。

ドッヂボールは、シャトルラン計測後の残った時間や、雨の日で校庭が使えない日などに不定期で実施されるそうです。

今日もインターバル走を頑張った後の残り時間で実施されたようです。一生懸命体を動かしたあとのドッジボール!

終始楽しそうにプレーする3年生の表情が素敵でした。

☆元気にプレーをする生徒の様子を4人の先生も嬉しそうに観ていました!

 

【美術】縄文土器の美しさ

写真は、1年生の美術の授業で、粘土を使った工芸作品づくりの様子です。

縄文土器の独特な表面の模様をタブレットPCで鑑賞し、その一部を再現する活動をしています。

彫刻刀やヘラで溝を掘ったり、実際に縄を粘土に押し付けたりして模様をつくっていきます。

最終的には釜で焼き上げて完成させるそうです。

実際に粘土を手で触って、こねて、形成をしていく体験をしながら、生徒のみなさんが楽しそうに創作活動を

していました。

 

春日部市には、3,800年前につくられた縄文人のムラの跡である、神明 (しんめい)貝塚があります。

場所は西親野井地区です。(江戸川小中学校の北方面)

普段生活している地域に、歴史ある文化遺産があると思うと、なんだか誇らしい気持ちになりますね。

 

市の教育センター(粕壁小学校のとなり)の1階に「郷土資料館」があります。

貴重な資料やジオラマ展示などがあり、春日部市の歴史や文化にふれる素晴らしい環境が整っています。

☆縄文土器の制作から、工芸品や歴史文化に興味を感じた方は、ぜひ足を運んでみてください!

 一見の価値ありです!

 

【公民】現代の社会課題に向き合う

3年生の社会「公民」の授業では、3〜4人の小グループに分かれて調べ学習をしていました。

①役割分担をして調べる→②グループに戻って報告をする という方法で活動を進めていました。

今回の授業では…

自衛隊、日米安全保障条約、非核三原則

 …について、調べていました。

 

平和な社会を築くためには、社会を構成している我々一人一人が自分の意見を持ち、建設的に議論していくことが

大切でしょう。

他人任せにせず、自分の課題に取り組み、持ち寄った情報をもとに、全体の問題を解決していく今回の授業スタイルは、

実際の社会の仕組みと同じだったのではないでしょうか。

日々の小さな学びが積み重なり、10年後、20年後の社会をより良くしていくのだと思います。

子どもたちは、未来の宝です。

【歴史】大化の改新

社会の授業の様子です。(1年生)

「東アジアの緊張と律令国家の歩み」を学ぶ時間でした。

「倭」の時代から、「日本」という表記に変わる頃の時代背景をさぐり、国を治めていた当時の体制について

調べる学習をしていました。ミニティーチャーとして、教え合い学習の時間があり、自分が学んだことを他者に

アウトプットしながら理解を深めていました。

 

・・・明治、大正、昭和、平成、令和と、時代が進むとともに元号も変わっていきますが、日本最初の元号が「大化」だということを筆者は今日の授業で知るに至りました。大化の改新…645年からの一連の国政改革をさすものですが、その改革が元号誕生にも少なくない影響を与えているのだと考えると、歴史の奥深さと学ぶ面白さを感じます。

【体育】1学年

【準備運動】2分間走、準備体操、縄跳びで体を運動モードに切り替えます!

 

【マット運動】生徒にインタビューしたところ、今日は2回目の練習ということでした。

倒立前転ができるようにスモールステップで練習していきます!

【跳び箱】最初は怖いという感情もあるようですが、まずは両足で跳び箱の上にのって降りる練習からスタート!

練習回を重ねるうちに、大技ができるようになるといいですね!

 

【走り幅跳び】今日は3本の計測を行いました。走り始める位置は人それぞれです。

跳躍するときが最高速度になるようにそれぞれがスタート位置を調整していました。

 

印象的だったのは、授業の終盤!

3回全ての計測後の残った時間で「もう一回やりたい人はいますか?」の先生の呼びかけに20人くらいの生徒が手を

上げてスタート地点に走っていったことです。

自分からやってみたいと思える楽しさを、走り幅跳びで味わったようです。仲間の記録更新に拍手をしたりと、

温もりを感じる授業風景でした。

【理科実験】結晶の観察&糖の検出

【理科実験①】特別支援学級の理科実験の様子です。

塩化ナトリウム、ミョウバン、硫酸銅の結晶を取り出し、形を比べる実験です。

硫酸銅は五水和物の状態だと青色の結晶で、見た目にも美しく、質量をはかってお湯に溶かす作業を楽しそうに行っていました。

 

 

【理科実験②】2年生の理科実験の様子です。

糖の検出ができるベネジクト液を使った実験です。

デンプンが糖に分解されるのに必要な条件を考える実験で、糖が含まれる試験管はガスバーナーで加熱すると赤褐色に変化します。生徒たちは安全に配慮しながら興味深そうに実験を行っていました。

※糖の濃度が低いと、赤褐色ではなく黄緑色に変化することもあるようで、誤差を考慮しながら考察をする必要があります。いずれにしても、実際に目の前で色変化する様子を観察することは、教科書を読むだけでは得られない体験です。生徒たちには記憶に残る実験活動となったでしょう。

【合唱練習】中間発表前の授業風景

3年生の音楽の授業の様子です。

まず、先輩の代の合唱祭DVDを鑑賞し、頭の中にイメージをつくる活動がありました。

合唱を2曲聴いたのち、実際に歌う練習がはじまりました。

 

発声方法や強弱の作り方など、的確で細やかな指導を受け、一コマの中で技術と自信を身に着けていっていました。

特に授業終了前の15分間はとても濃密な時間で、呼吸(ブレス)のときに、全員の体がタテに動き、

真剣に練習に取り組んでいる姿が印象的でした。

 

☆最後列で歌う男子生徒の表情がとても豊かでした。中間発表で各クラスの仕上がり具合がわかると思います。

ぜひ、本番で納得の合唱が披露できるようにがんばってください!

【新人戦】豊中生の活躍

雨の影響で屋外の部活は順延となりましたが、屋内の部活動は予定通り開催されました。

男女卓球、男女バスケ、女子バレーの活躍の様子を紹介します。

 

 

 

 

 

9/17(土)新人戦女子バスケ

新人戦の先陣を切って女子バスケットボール部の初戦が武里中会場で行われました。

武里中との対戦でしたが、日頃の練習の成果を十分に発揮して見事に快勝しました。

ブロッコリーの苗植え

6・7組では昨日耕した畑にブロッコリーの苗を植えていました。

秋野菜の植え付けの時期を迎えています。今年も収穫が楽しみです。

 

生徒会朝会(壮行会)

新人戦が来週に迫ってきました。

今日の生徒会朝会では各部の部長による大会等に向けての抱負や決意を発表しました。

3年生が引退し各部活動ともに新体制のもと充実した活動が展開されています。