【678組の授業風景】〜美しいハンドベルの音色〜
今日12月8日㈭は、678組の音楽の授業を取材しました。
今日は、ハンドベルを使って名曲「ふるさと」を演奏する授業が行われました。
まず、楽譜にドレミファソラシドを書き込みます。音符を読むのが得意な生徒さんが周りの友達に教えていました。
それが完了すると、自分の担当する音程のベルを受け取って練習スタートです。うさぎおーいしかのやまー♫ を歌声ではなくベルで演奏します。2回ほど練習をしただけなのに、ピアノの伴奏に合わせて演奏することができました!先生がびっくりするほどの上達でした。
最後に10分ほど時間に余裕ができたので、わすれがたきふるさとー♫ の部分をト音記号とヘ音記号の音符を合わせて演奏することにチャレンジしました。生徒の皆さんは、大人数で一つの曲をつくりあげる楽しさを存分に味わえたのではないでしょうか。次回の音楽の授業を楽しみにしていました!
【まめちしき】
日本の音楽の授業で習う「ドレミファソラシド」はイタリア式の表記です。しかし、「C D E F G A B」の英米式表記のほうが広く使われていると言われます。たしかに、今日使っていたハンドベルも柄の部分の表記は「C D E F G A B」でした。写真の「B♭」は「シ♭」のことです。
ギターなどの楽器を演奏するときに、楽譜書かれたコード(和音)を読むのですが、それも「C D E F G A B」の英米式です。最初は混乱しますが、楽器を演奏するのは楽しいですし、一度覚えてしまえば一生ものです。不思議なもので、人は楽しいと思えたものはよく覚えます。
今日の授業に参加していた生徒さんは、本当に楽しそうに演奏をしていました。音楽をより好きになることで、楽譜の読み方や楽器の演奏方法についての理解も一段と深まったのではないでしょうか。まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。