【678組】理科、環境整備
今日、12月13日㈫は678組の授業を取材しました。
【理科】ネバネバ溶岩と、さらさら溶岩
理科の授業では、火山の形とマグマの種類の関係を調べる実験を行っていました。火山の形をよく観察すると、大きく3つに種類分けすることができます。なだらかで薄べったい形、円すいの形、お椀を伏せたようなドーム状の形 です。その原因は何なのかを突き止めるために、水で溶かした小麦粉をマグマに見立てた実験をしていました。
左の写真が、水が少なめの小麦粉です。そして、右の写真が、水を多めにした小麦粉です。
山の形の違いが一目瞭然ですね!お椀を伏せたようなドーム状の火山はネバネバのマグマで作られ、なだらかで薄べったい形の火山はさらさらのマグマで作られたことがわかりました。
このあと、ある生徒さんが「この2つを混ぜたらどうなるのだろう?」と疑問を口にしたところ、先生がやってみよう!と時間をとってくれました。粘り気がちょうど中間くらいの小麦粉でできたのは…そうです!円すい型の火山です!
生徒の皆さんは、体験活動を通して、楽しく理科の学びを深めていました。旅行に行って火山を見たときや、噴火のニュースをテレビで見たときに、その火山の形からマグマの性質を予想することができますね!そういった、観察力や予測する力を理科の授業を通して、これからもどんどん身につけていってください。
【環境整備】活動を通して学ぶこと!
こちらでは、教室の整備活動を行っていました。業務用の電動ブラシを使って磨いた床を、生徒の皆さんが手作業できれいに拭き上げていました。
「仕事」に対する価値観は様々です。どれが正解ということはありませんが、記者の私が好きな考え方は「誰かの困ったを解決すること」です。例えば、コンビニのサンドイッチは、おいしいサンドイッチが食べたいが、家で料理をする時間がなかなかとれない…と困っている人の問題を解決してくれています。水回りの修理をしてくれる人や会社は、家のトイレやお風呂が壊れたときに、修理の仕方がわからなくて困っている人の問題を解決してくれます。こんなふうに、自分の仕事が誰のどんな問題を解決しているのかを考えると、意外な発見や気づきがあったりします。
今日の教室整備のお仕事も“困った”を解決し、来年度入学する未来の豊春中の仲間に喜んでもらえる活動でした。一生懸命作業をしてくれた生徒の皆さん!本当にありがとうございました。