高野山小ニュース

2023年1月の記事一覧

3学期も頑張ってます

3学期が始まり早2週間。

子どもたちは,ようやく生活のリズムを取り戻し,寒さに負けず毎日元気に学習しています。

1年生は,図工の学習で,ハサミ,のりを上手に使いこなし,かわいい動物の顔を作っていました。

細かいところまで,丁寧に仕上げていますね。

 

2年生は,生活科の学習で「自分はっけんブック」を作っています。

生まれた時から,今までの様子をおうちの人にインタビューし,自分はっけんブックを仕上げていきます。

小さい頃の写真やエピソードをシートにまとめながら,自分がこれまでどのように成長してきたのかを振り返り,なつかしさに浸ったり,新たな発見をしたりと,楽しそうに学習していました。

 

3年生は,2学期に総合的な学習の時間で作成した「安全マップ」を使って,全校児童に向けて発表会を行っています。

学区の中の危険なところや,安全を守るための仕組みなど,自分たちが町たんけんで撮影してきた写真をもとに,説明し,高野山小学校のみんなが安全に生活できるように呼び掛けています。

探検グループごとに,1年生から6年生までの各学級を訪問し,発表しています。

 

4年生は,図工の学習で「ハッピーカード」づくりに取り組んでいます。

おうちの人に喜んでもらえるように,それぞれ工夫を凝らしポップアップ型のカードを作成しています。

どんなカードに仕上がるか,楽しみですね。

家族が喜ぶ姿を想像しながら,子どもたちは一生懸命,丁寧に作品作りに取り組んでいました。

 

5年生は,家庭科の学習で様々な商品についている「マーク」について学習しています。

身近な商品マークには,みんなの洋服についている洗濯表示マークがあるね。

自分たちの洋服についている表示を探し,どんなマークがついているかを確認。

洗濯機で洗えるかどうかの表示だけでも,ざっと5種類もあります。

毎日,おうちの人は洗濯表示に従って,洗濯機で洗ったり,手洗いをしたり,クリーニングに出したりと洗い分けてくれているのですね。

 

6年生は,卒業に向けて,あらゆる「小学校生活最後の学習」を積み重ねています。

落語鑑賞会,ゆめのとびらプロジェクトを終え,次は1月30日に「助産師講座」 を受講します。

自分たちの誕生の仕組みについて知り,命の大切さについて深く学んでほしいと思います。

 

1年生が植木鉢に植えた球根が,春の開花に向けてかわいい芽を出しました。

高野山小のみなさんも,春の進級・進学に向けてしっかりと準備を進めてくださいね。

 

 

1/20(金)4年生「高齢者疑似体験」

1月20日(金),天王台地区社会福祉協議会の皆様の御協力により,4年生が体育館にて「高齢者疑似体験」を行いました。

「今からみなさんに,80歳年をとってもらいます!」

80代90代の高齢者の方々が,日頃どのような苦労をしているのか,様々な装具を身につけることで体験し,高齢者の方々の気持ちや自分たちが今後どのようにかかわっていったらよいのかを考える学習です。

軍手を2枚重ねでつけて,新聞紙をめくったり,落としてしまったコインを拾ったり・・・

なかなか思うように指を動かせず苦戦していました。

白内障の方の気持ちを理解するために,特殊なゴーグルをつけて,様々な色合いの掲示物を眺め,見やすさ見にくさを体験。

蛍光ペンで記入した年賀状が,非常に読みにくいことにも気づきました。

高齢者の方にお手紙を書くときには気を付けたいですね。

高齢者の方は,筋力が落ちてしまうので,自分自身の体が非常におもく感じたり,関節が動かしにくくなったり,耳が聞こえにくかったりします。

そこで,おもりを付けたり,関節が動きにくくなる装具を付けたり,ヘッドホンを付けたりして,高齢者の方の不自由さを体験しました。

短い時間ではありましたが,高齢者の方々の不自由さを疑似体験させていただき,子どもたちは様々なことを感じ,考えることができました。

「お金を拾うのがとても大変だったので,困っている高齢者の方がいたら手伝ってあげたい」

「高齢者の方は困ったときには,周りの人に助けを求めてほしい」など

高齢者の方の気持ちに寄り添う感想が,多く出ていました。

今まで,子どもたちは町の中で,高齢者の方の行動を見て「早くして」と思ってしまうことがあったかもしれませんが,本日,疑似体験をさせていただいたことで,待ってあげることや,お手伝いすることなどが自然とできるようになってくれると嬉しいです。

天王台地区社協の皆様には,本日8時半から12時過ぎまでと長時間にわたって,子どもたちのためにご協力いただき,誠にありがとうございました。

今後とも,高野山小学校の子どもたちをよろしくお願いいたします。

 

 

 

1/18(水)6年生「夢のとびらプロジェクト」 

1月18日(水),6年生がキャリア教育として「夢のとびらプロジェクト」に取り組みました。

本校の地域支援コーディネーターの方のご尽力により,8名のゲストティーチャーをお招きして,様々な職業についてお話を聞かせていただきました。

お話してくださった先生方のお仕事は,

映像ディレクター,ディレクター(自然体験/ツーリズム企画運営),大学の先生/都市の研究者,雑誌編集長,心の教室相談員兼在宅訪問指導員,グラフィックデザイナー,理工学部土木工学科 水理研究室 助教,アーバンデザイナー/都市計画家 

と非常に多岐にわたり,また,普段接することのない職業の方もいらっしゃり,子どもたちは皆,興味津々でお話を聞いていました。

そして,会のまとめとして,お越しいただいた8名の先生方によるパネルディスカッションが行われました。

それぞれの先生方の,仕事に対する熱い思いに触れることができ,また今まで知らなかった職業の面白さを知ることができ,卒業を前にした6年生にとっては,大変有意義な学習となりました。

本プロジェクトに関わってくださった皆様に,心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

1/13(金) 落語教室開催

1月13日(金)の3,4校時に,4,5,6年生を対象とした落語教室を開催しました。

福島県磐梯町出身で,現在船橋市在住の落語家 三遊亭円福師匠をお招きし,日本の伝統話芸である「落語」の面白さについて学びました。

お囃子とともに体育館に入場され,3時間目は4,5年生を対象に「落語とは?」というガイダンスをしてくださいました。 

 

落語には,たくさんの登場人物がいますが,演じるのは落語家一人のみ。

舞台には,大道具などはなく小道具は「扇子」と「手ぬぐい」のみ。

落語家さんの巧みな話術と表現力をもとに,聞く人がそれぞれ想像力を働かせて楽しむのが落語です。

おいしそうなおそばを食べている様子が実に見事でした。 

4,5年生の代表のあいさつの後,休憩をはさみ,4校時は6年生も交えて落語鑑賞会を行いました。

新型コロナウイルス感染症感染予防に関わる行動制限が緩和されたことから,感染症対策に留意したうえで体育館に大勢の児童が集まって開催することが可能となりました。

 

4年生の国語の教科書で学習した落語ですが,目の前で落語家さんによる落語を生で聞くとその面白さは倍増。

体育館には,子どもたちの楽しそうな笑い声が響き渡っていました。

本物を直に味わうということは,とても大切な学習ですね。

 

今後も,徐々に子どもたちの学習活動の場を広げていく予定です。

戻りつつある子どもたちの学習活動を止めないためにも,引き続き各ご家庭での感染症対策への取り組みをよろしくお願いいたします。