高野山小ニュース

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2/12(金)今日のひとコマ「道徳の授業研究」

相手の立場に立って

~  親切,思いやり  ~

千葉県教育委員会作成の道徳教育映像教材の「思いやりの花がさくとき」を

活用して,5年生で授業研究会が2時間目に行われました。

〈自分が主人公だったらどうするか・・・真剣に考える子どもたち〉

主人公が下級生の思いをくんで決断した姿から相手の立場を考えたり,

相手の気持ちを思いやったりすることや,

自分自身が相手に対してどのように接し,

どのように対処することが相手のためなのかを考え

思いやりの心とそれが伴った親切な行為を意識して生活しようとする心を

はぐくむねらいがあります。

1 思いやりについて考える ~アンケートの結果から~

 

2 教材の人物を確認してビデオ教材を視聴する

何気なく見るのではなく,きちんと視点を定めて視聴していました。

3 自分の最初の考えを決めて意思の数直線へ示す

自分ならどうするか・・・担任の先生から投げかけられたとき教室はざわめきました。

「自分の考えにに素直になってみて!」先生の問いかけにうなずく子どもたち。

自分の立場を明確にすることで,その後の話し合いが成立しました。

考え議論する道徳の始まりです!

4 各自の立場を理由付けしながら検証する

ファシリテータとして,先生は立場ごとに理由付けを確認していきます。

「何が正しいかはわかりません。自分の意見をしっかりと表現していこう」

担任の先生が問いかけるとたくさん意見が出ました。

このクラスはすごい!どの子もしっかりと意見をもち討論に参加しています。

考えにブレがなく,また遠慮もしません。あくまでも自分の意見。

5 意見を交換した後,考えを見直す

先生はちょっとしたつぶやきも聞き逃しません。

するどい会話をキャッチして前で再現してもらいました。この会話がクラスを深めました。 

6 本時をふりかえる

道徳の時間に自分の考えをしっかりもち議論できるクラス。

日ごろから子どもたちと向き合い,

真剣に意見交換を行ってきたからこそ成立する授業だと思いました。

最後の意思決定は感想シートの中に書いてありました。

「周りの意見を聞き,なるほどと思い考えを変えました。」

それがいいかどうかはわかりません。大事なのは,そのことに真剣に向き合うこと。

45分間のドラマは,こうして幕を閉じました。