学校の様子

学校の様子

学校巡回公演のワークショップ

 9月11日(水)、3年生を対象に、文化庁による舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)のワークショップがありました。なんと、吹奏楽ファンなら誰もが憧れる「シエナ・ウインド・オーケストラ」が本校にやってきます! 

 その公演を前に、楽器の理解や鑑賞について教えていただき、指揮やボディーパーカッションの実技体験もありました。

 

●楽器の紹介

 ファゴット、ユーフォニアム、様々なパーカッション(打楽器)を、実演を交えながら紹介してくださいました。特に、司会者がゼンマイ仕掛けの人形役を演じての演奏には、大笑いしました。

     

●演奏会の曲紹介

 「感じるのは自由で人それぞれ。それが音楽の楽しみ方」とおっしゃる司会者の言葉に、気持ちが楽になりました。

 

●指揮者体験

 

●ボディーパーカッション体験

 曲に乗りながら体を動かすことがなんと楽しいことか、と誰もが思ったことでしょう。生徒の笑顔が物語っています。

  

●代表生徒によるお礼の言葉 

  

 この「舞台芸術等総合支援事業」とは、全国の小学校・中学校等においてトップレベルの文化芸術団体による巡回公演を行うことを通じて、 将来を担うすべての子供たちの豊かな感性を育む場を作り、芸術鑑賞能力の向上を図るとともに、文化的な地域格差の解消を促進することを目的としています。

 普段授業などで使っている体育館が、素晴らしい舞台へと変わり、一流の演奏を、目の前で見聞きし、音の調べの優雅さや迫力を直接体感することができるのです。とても楽しみです。

思春期教室

 9月13日(金)、矢板市子ども課の協力により、思春期教室を実施しました。病院に勤務する助産師4名の皆様が来校し、各学年1時間ずつ授業をしてくださいました。

 1年生は、思春期の心と体の変化を中心に、生命の誕生や性の多様性について学習しました。共通の内容もありますが男女別の教室だったので、男子生徒と女子生徒に起こる様々なことへの対処法も詳しく学ぶことができました。女子は接近欲が、男子は接触欲が強いのは、性格ではなくホルモンの影響であり、だからこそ相手の思いや考えを尊重することが大切だと話されていたことが印象的でした。

     

 2年生は、お母さんのおなかの中での胎児の成長の様子、出産の時に赤ちゃんも工夫して産道を出てくることなどを学び、妊婦の疑似体験、赤ちゃん人形の抱っこ体験などをしました。首が据わっていない赤ちゃんを大事そうに抱っこする生徒の表情はとても柔らかく、命の尊さを感じる学習でした。

     

 3年生は、男女交際、妊娠、性感染症について学習しました。保護者の皆様には「まだ早い」と思われるかもしれませんが、興味本位でインターネット等から情報を得るより、日頃から妊婦さんの出産に立会い、子育ての支援をされている助産婦さんから、「心も体も環境も揃って赤ちゃんを迎えられる準備ができてからの妊娠・出産・子育ては幸せ」とのお話は、説得力がありました。不特定多数の人との性交渉による性感染症の広がりを理解する実験も行いました。

   

 学年ごとに学習内容を準備し、体と心の発達段階に応じて授業をしてくださった助産師様には、大変お世話になりました。ぜひ、御家庭でも話題にしてみてください。

人権の日

 本校では、毎月11日を「人権の日」として、人権に関する昼の放送や意識チェックなどをしています。

 

 9月の人権の日の話題は、心理学での「境界線」についてです。

「自分が何を大切にしているのか、相手にどのようにしてほしいのかを説明できるにし、自分の基準を相手に押しつけるのではなく、相手はどんなルールを持っているのかを理解するように心掛けましょう」と、お話がありました。

 人権教育担当の先生が、毎月話題を選んで生徒に紹介しています。互いの人権を守る意識を、学校全体で高めていきたいです。

9月の学年集会

 9月10日(火)、朝の活動として学年集会が各フロアでありました。

 1年生は、9月から12月の主な行事について、学年の先生から話がありました。今後の学校生活の見通しをもつことはとても大切です。9月の地区新人大会、10月のキャリア学習と生徒集会、11月のスポーツフェスティバルや2学期中間テストや総合学習発表会、12月の生徒会選挙などがその主な行事です。友達と協力して活動する場面が多くなります。ワクワク、ドキドキ、そして感動の場面がきっとそこにはあることでしょう。

  

 2年生は、生徒の意見発表と学習・生活面について、先生方からお話がありました。(特に指示しなくても、生徒のシューズがきちんと並べられていることに感心します。)

    

 3年生は、生徒の意見発表と、各学級の生活を振り返り今後の学級・学年の目標について学級委員から話がありました。

       

 進行は、どの学年も学級委員長が行っています。これまで生徒評議会への参加やリーダー研修を行ってきた学級委員長なので、自覚が感じられます。1学期もあと少しです。学級への働きかけを、よろしくお願いします。

ボランティア理解促進事業 出前講座

 9月9日(月)、1・2年生を対象に、「進んで働くよさ」というテーマで、一般社団法人「えんがお」代表の方から、講話をいただきました。(現在の3年生にも昨年お話しくださいました。)

     

 「えんがお」とは、HPより引用すると、「子どもから高齢者、そして障害の有無に関わらず全ての人が日常的に関わる『ごちゃまぜ』の力で、あらゆる社会課題の予防と解消を目指します。」とあり、誰も孤立しない地域コミュニティを目指している団体です。

   

 一緒にいらした大学生のお話を含め、生徒へたくさんのメッセージを投げかけてくださり、心に響くお話がたくさんありました。勇気づけられたことでしょう。ありがとうございました。

 生徒の感想や印象に残った言葉を紹介します。

・私はあまり自分のことが好きになれず、自分を責めてしまうときがある。これからは自分のよいところをたくさん見つけて、いつかは胸を張って「自分のことが好き」と言えるような人間になりたいです。

・人生で一番大切なのは、自分を好きになること。そのために自分の好きなところを探す習慣を作る。人を褒める癖をつける。

・大人は完璧でなく、大人も間違えることもあると分かりました。

・行動で感謝を伝えられること。今このときを大切に一つずつ丁寧に生きていきたいと思いました。

・自分にとって幸せとは? 全力で取り組めることがあることが幸せ。(生徒自身の自問自答)

・私が世界の人を幸せにするのは無理だけれど、身近な人の相談に乗ったりして少しでも幸せにできたらいいと思いました。

主な学習支援コンテンツ
新型コロナウイルス感染症対策

 ◇ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう
   経済産業省HPより

 ◇「新しい生活様式」の実践例
   厚生労働省HPより

 新型コロナウイルス感染症対策
   厚生労働省HPより