学校の様子

学校の様子

情報モラルの学習(3学年)

 今年度、(株)スキット様より授業支援事業として、各学級への情報モラルに関する授業をしていただきます。夏休み前には、全学年一斉に講話をしていただきましたが、今回は学級ごとの実施です。

 11月6日(月)は、3年生を対象に、位置情報アプリの問題や不適切動画の投稿などを話題にして授業をしてくださいました。生徒自身が考える場面があり、「位置情報は最大の個人情報」という言葉が生徒から出ていて、意識の高さを感じました。

 今後、学年に合わせた内容で事業をしていただきます。

 

総合文化発表会

 10月31日(火)、総合文化発表会が開催されました。体育館においては、校内合唱コンクール、自由発表の部、総合的な学習の時間における課題追究について代表発表の部の3部構成で実施しました。また、ランチルームでは作品展示がありました。およそ110名の保護者の皆様が来校し、生徒の活躍の様子をご覧いただくことができました。今回は、初の試みでしたが「応援メッセージ」も投稿してくださり、感謝申し上げます。掲示して、生徒に紹介します。

 <校内合唱コンクール>

 どの学級も校歌を課題曲とし、自由曲は7月に各学級で選定してこの日に向けて毎日練習に励んできました。今回は、タブレットPCを活用してパート練習をしたり、練習の様子を録画して改善したりして、今まで以上に練習の取り組みやすさを感じました。

  

 本番に近づくほど学級としてのまとまりが感じられ、本番では心を一つにして素晴らしいハーモニーを響かせていました。金賞・銀賞を獲得した学級もそうではない学級も、みんなで目標に向かって共に過ごした時間はかけがえのないものとなったことでしょう。

  

 応援メッセージから一部ご紹介します。

「毎日学校から帰ると一人口ずさんだり、声に出して歌ったりしている様子を見ていました。今日も朝から緊張した様子で学校へ行きました。本番、頑張れ!」

「力強く、美しい歌声に、成長を感じました。」

「どのクラスの合唱も素晴らしく、心が震えました。」

 

 <自由発表の部> 少年の主張発表、英語スピーチ発表もありました。

  

 

<総合的な学習の時間 発表の部> 各学年から3代表ずつ発表がありました。

  

<作品展示> 習字、木工、職場体験のまとめ、美術の作品など

  

校則の見直しについて

 本校では、今年度になって教職員と生徒にアンケート調査を行い、見直したい「生活のきまり」を整理しました。その後、生徒会役員と学級委員長の話合いに教員も加わり、校則の見直しを行ってきました。(もちろん、クラスで話し合った結果を持ち寄ったうえでです。)

 今回の見直しにおいて大切にしたいことは、「生徒自らが、状況にあった服装や振る舞いについて考え行動し、主体的に安全に配慮して健康管理や学習環境を整えられる」ということです。

  

 そこで、髪型や服装(靴下・屋外用靴)などについて「改正案実証実験」の形で2週間実施します。11月2日に、生徒会長が給食の時間に放送で説明をしました。「自由があるから責任がある」「守れると信じてもらえるせっかくの機会」「自分たちでよい学校を作っていきたい」などの言葉もありました。

 

 そして、昼休みには、これまで話し合ってきた生徒会役員と学級委員に、生徒会長が改めて説明し、実験への協力依頼を行っていました。

  

 「ブラック校則」という言葉が耳にしたことがある方もいらっしゃることでしょう。

 昨年6月に「こども基本法」が成立し、今年の4月に施行されました。この法律は、すべての子どもが将来にわたり幸福に生活できる社会の実現を目指して制定されたものです。これにより、子どもの権利を擁護するとともに、意見を表明する機会の確保等が法律上位置付けられました。

 本校ではまさに、生徒からの意見をもとに校則の見直しを行っています。保護者へもプリントとメールでお知らせしました。最終的には保護者の意見も踏まえて服装等の約束事を確定していく予定です。

カタレディオ パーソナリティが続々と

 これまで、発案者であるメディア委員会の委員長がパーソナリティを務めることが多かったのですが、続々と新メンバーが登場しています。

 10月12日の2学期始業式は、1年生が東京ディズニーランドとディズニーシーを話題にしました。

 10月31日は、2年生がハローウィンを話題にしました。そのときにふさわしい曲を選んで放送し、給食の時間を楽しませてくれました。今後、どんなカタレディオが放送されるのか、期待しています!

小説「御生瀬(こなませ)」の寄贈

 片岡地区越畑に在住の渡辺様より、図書の寄贈がありました。4月に自費出版されたそうで、新聞でも紹介されました。農民騒動とそれに続く皆殺し事件を丁寧に調べ、生き延びた二人の村の子どもに希望を託すという小説(フィクション)の形で発表されました。特に若い人に読んでほしいという思いがあるそうです。本校の図書室にあります。(貸出中の場合もあります。)

地区駅伝競走大会

10月26日(木)、高根沢町町民広場周辺道路にて、地区駅伝競走大会が開催されました。

 駅伝部は7月から練習を開始し、練習を重ねるたびに仲間との絆を深めていきました。

タイム更新の喜びも伸び悩みの苦しさも分かち合い、お互いに高め合って本番を迎え、

思いの込められた一本のタスキを男子チーム、女子チームともに繋ぎきることができました。

今回の大会を通して得た経験を生かして、さらに自分自身を高めていってくれることを願っています。

 

 

 

 

 

総合文化発表会 代表発表のリハーサル

 10月24日(火)のリハーサルは、総合的な学習の時間に課題追究した内容について、代表で発表する生徒たちです。司会進行するメディア委員会の生徒も、自分が話す場面の確認をしていました。タブレットやプロジェクターをつなぎ、動作確認もしていました。

合唱特別練習 開始

 10月24日(火)から、合唱コンクールに向けて、5校時に全学級一斉の特別練習が始まりました。前半と後半に練習場所を変えて、どの学級も歌い込みます。今まで真面目に歌おうとしなかった生徒も、真剣な表情になってきました。すると、声も伸びやかに大きくなって、ハーモニーに厚みが出てきます。生徒も真剣なら、担任や学年主任まで一生懸命です。あと1週間。まだまだ成長していくであろう生徒たち、輝きを放っています。

  

 

 

 

 

普通救命講習(2学年)

 大切な人や家族の命を守る知識とスキル習得を目的に、第2学年は保健体育の授業として普通救命講習を実施しました。矢板消防署から1日当たり3名の署員の方に来校していただき、2日間に分けて、心肺蘇生やAEDの使い方をはじめ、けがなどの応急手当てについて講習を受けました。緊急時の応急処置として役立てることができるよう実生活に密接に関係した内容となりました。

<2の1> 10月19日(木)

        

<2の2> 10月20日(金)

      

 ちなみに、本校のAEDの設置場所は2か所です。職員室前の廊下と体育館入り口にあります。

 

合唱コンクールに向けて

 10月19日(木)、校内合唱コンクールに向けて、1~2年生合同で体育館にて発表の練習をしました。まだ、合唱曲の完成には至っていませんが、入退場の仕方、ステージ上での位置の確認、体育館という広い場所での声の響き具合など、事前に確認しておくことはたくさんあります。2年生が先にお手本を示して、1年生が後から歌う形式でした。(3年生も学年独自にステージ上での練習会を実施しています。)

 

 また、めくりプログラムも完成しました。校内では、昼休みや放課後など、いよいよ合唱コンクールに向けて各学級の歌声が響き渡っています。

 

 来週の地区駅伝競走大会に参加する生徒も、合唱の練習はできるよう時間の確保をしています。どちらも集中して、よい結果が出るよう頑張ってほしいです。

学級委員長任命式

 10月12日から2学期が始まり、10月18日には学級委員長の任命式を行いました。今回は校長室で学年ごとに任命しました。

「学級委員長として学級をまとめ、頑張ってください。」と伝えると、「はい。」「頑張ります。」と返事が返ってきて、頼もしいと感じました。

<1年生>

<2年生>

<3年生>

校内合唱コンクール クラス練習開始

 10月31日(火)の総合文化発表会では、午前9時~11時に校内合唱コンクールを実施します。10月16日には各学級にキーボードが配付され、いよいよ合唱の練習が本格的になってきました。昼休みに自主練習をする学級もでてきました。(3年生は9月末ごろから歌っていますが。)今週は、放課後に練習場所が各学級に振り分けられ、全員が午後4時20分まで練習となります。

 さて、10月17日の各学級の様子を紹介します。場所は、日替わりで指定されています。放課後の練習が始まって2日目なので、まだ音程が怪しかったり、声を出す恥ずかしさがあったりしているようですが、ここから2週間の成長を楽しみにしたいと思います。

      

 合唱は、決して一人ではできない作業です。歌詞の意味を考え、自分たちが表現したいものは何なのか、それを歌声でどう表現するのかなど、学級では話し合うことでしょう。それぞれの学級の生徒が、合唱を通して、クラスメイトと心を一つにしてハーモニーを作り出す喜び・感動を味わえることを願っています。

教育長教室訪問

 10月16日(月)、2~3校時に、矢板市教育委員会教育長をはじめ5名のお客様をお迎えし、教室訪問がありました。今年度、2回目の訪問です。熱心に学習に取り組む様子をご覧いただきました。

〇1の1体育:柔道のまとめ

〇1の2音楽:合唱曲の山に向けての変化

〇2の1理科:霧が発生する条件

〇2の1英語:地震発生時の行動(英語で表現)

〇2の2数学:多角形の外角の和

〇2の2社会:九州地方の農業

〇3の1数学:関数のグラフの利用

〇3の2英語:関係代名詞の新しい使い方

〇3の2国語:文章に表れている見方・考え方

県新人卓球大会・ソフトテニス大会

 卓球は、10月13日(金)に団体戦と14日(土)にシングルス戦がありました。

 団体戦では、初戦を5戦中1勝4敗で勝ち上がることができませんでしたが、それぞれの生徒が相手選手から1~2セットを取った試合が多く、あと少しというところでした。

 シングルス戦は、3選手が出場し、1選手が2回戦へ進出しました。

             

 今大会では、2年生はもちろんですが、1年生が躍動していました。部員数は決して多くありませんが、1・2年生の総力戦で団体を戦った選手たちです。これからの伸びが、ますます楽しみです。

   

 ソフトテニスは、10月14日(土)に個人戦がありました。

      

 初戦で敗れてしまいましたが、今後の課題が明確になったようです。悔しさをバネに、秋・冬の体力作りと基本練習をしっかりやって、6月の総体でその成果が現れるよう頑張ってほしいです。

 応援に来ていた他の部員は、試合の前後に他校の試合を見学し、試合運びはもちろんのこと、応援の仕方もメモしていました。参考になることを吸収して自分たちのものにしようとする姿勢が、素晴らしいと思いました。

県新人陸上競技大会

 10月13日(金)、県新人陸上大会が下野市大松山陸上競技場で行われました。本校からは、8名の選手が出場しました。2年男子走高跳と1年男子100mでは、入賞を果たしました。

<2年生>

  

    

<1年生>

      

 大会の最終種目は共通男子4×100mリレーです。各個人の走力はもちろんですが、バトンワークあがるので、観戦している者もハラハラドキドキする種目です。本校の生徒もバトンが繋がり、他校の生徒と張り合う姿は頼もしかったです。

 

  

 選手の中には、100m予選と決勝、1500m、4×100mリレーの4レースに出場し、最後は気力で走っていたようです。

 他の学校の選手の体格のよさを見て、「もっと筋肉をつけなければならない」と、本校生徒は話していました。県大会に出場し、入賞はできなくても今後の目標を確実に見定めることができたことでしょう。頑張りました!

(同日、卓球の団体戦もありました。シングルス戦がまだありますので、後日お知らせします。)

アクセス数100万回達成

 HPでは、日々の学校の様子をお伝えできますように、即日というわけにはいきませんが数日間内に記事を載せるようにしています。

 本校のカウンタは5月下旬におよそ83万でした。

 ところが、秋休み最終日の夜(10月11日)、あと少しで100万回になることを確認しました。

 

 そして、翌朝(10月12日)HPを開くと、100万回を超えていました。

 

 本校の活動に関心をもって見てくださる方が多くいらっしゃることに感謝するとともに、今後も生徒の活躍の様子や一生懸命学習に取り組んでいる様子をお伝えできるようにしていきます。

片中トレジャーハント

 9月29日(金)、5~6校時に生徒会主催「片中トレジャーハント」が行われました。夏休みにオンラインで生徒会役員が話合いを重ね、夏休み明けは毎日昼休みに準備を進め、この日を迎えました。

      

 内容は、校舎や体育館などに用意された課題(9種類)に班員が協力して挑戦する活動と、いろいろな場所に貼られた10枚のQRコードを見つけ、問題に挑戦して答えるという活動の組み合わせです。

 楽しみながら校舎を巡り、課題に挑戦したりクイズに答えたりしてより多くのポイントを集めることで、勝敗が決まります。これらすべて生徒のアイディアで、準備したのも生徒というのですから本当に驚きます。

<1~5班>

                   

 8人しか生徒会役員がいないので、9つの課題の進行を受け持つには人手が足りません。そこで、何人かの先生にお手伝いをお願いしたようです。企画・準備・段取りがよく、計画どおりに進めれたことに驚きます。

 

  

 今回の企画の大きなポイントは、何といっても1~3学年男女混合の縦割り班を編成したことです。各学級で男女の組み合わせを自由とした2~3人のグループを10班作ります。各学年2クラスなので、それを生徒会で組み合わせ、縦割り班を20編制したそうです。部活動以外で異学年の人と話すことはほとんどない中学生。はじめはとても緊張してそれぞれの集合場所に集まっていましたが、活動をしながら仲よく話す様子や、協力しなければ課題をクリアできないので、アドバイスし合う場面もあり、仲間意識も生まれていました。

<6~10班>

                   

 生徒会が今回の企画でこだわったことは、活動終了と同時に成績が分かり、すぐに結果発表と表彰式をするということでした。「結果を集計して後日に発表する」ことは今までありましたが、楽しかった活動の終わりに結果も知らせたいという思いが強かったようです。そのために、タブレットPCを駆使し、活動しながら点数を集計する方法を創り出した生徒たち。素晴らしい!!

  

 昨年度まで教師主導で実施していた「片中ウォークラリー」を土台にし、どの生徒も楽しめるような内容を考え実行した生徒たちは、教師のはるか先を進んでいました。お見事でした!

 前回の生徒集会「ドッジボール」の反省を生かし、リーダー講習会で体験したワクワク感をみんなにも味わってほしいという思いから、今回のトレジャーハントになったのではないかと思います。

<11班~15班>

                   

 生徒会の企画もさることながら、このような活動の成功には、生徒一人一人の参加への意欲も大きく関わります。男女混合で1~3年生まで混在している7~8人のグループで、仲間と仲よく楽しく活動しようという思いがなければ成立しません。どの写真を見ても、本当に生徒は楽しそうです。活動後の振り返りでも、ほぼ全員が楽しかったと答えています。

<16~20班>

                    

 参加した生徒の写真が入った正式な賞状の授与式を、10月4日(水)の昼休み、2階多目的室にて生徒会役員が行っていました。自主的な運営が日常的な風景になってきました。たまたまそこに居合わせた3年生男子が「拍手係」を買って出て、大いに盛り上げていました。

 

  

 生徒会役員は、次なる行事の準備を進めているところですが、生徒会役員と学級委員で構成している「校則見直し委員会」でも、見直し内容を各クラスに図っている段階です。自治的な活動を率先して行う生徒たちが、本校にはたくさんいます。頼もしい限りです。ますます2学期が楽しみになってきました。

第1学期終業式

 10月6日(金)、1学期の終業式がありました。式に先立ちまして、表彰がありました。多くの生徒の活躍の様子を紹介できてよかったです。

 

 学校長の話では、運動着から制服に着替えて正装し、国歌・校歌を歌う式典の意味について、節目の大切さを竹を例にして話がありました。

 その後、各学年代表3名による意見発表がありました。時間を有効に使う工夫、中だるみをした2学年前半を反省して2学期をどのように頑張るか、学級委員長としての働きかけからリーダーとしての活躍の様子などを中心に、3名とも堂々と発表していました。聴いていたいた生徒も、自分自身の1学期の姿と重ね、振り返っていたことでしょう。2学期の目標を明確にして、2学期のスタートを切ってほしいです。

     

<表彰された生徒たち>

〇卓球部(地区新人大会)

   

〇陸上部(地区新人大会)

    

〇サッカー部(地区新人大会)

  

〇テニス部(地区新人大会)

  

〇少年の主張発表地区大会

  

〇読書感想文コンクール地区大会

  

〇英語スピーチコンテスト地区大会

  

〇1学期アタックタイム成績優秀賞(代表)

  

〇1学期読書スタンプラリー

 

 コロナ禍では、式典で国歌・校歌を歌ってきませんでしたので、なかなか声が出ないのが現状です。以前のように、体育館に歌声が戻ってくるのは、いつの日でしょうか。生徒の様子を見守っていきたいと思います。

 最後に、生徒指導主事から話がありました。片岡中学校の生徒の素直さ、前向きさ、気持ちの良さの紹介があり、どの場面を思い出しても頷けました。その後、今後注意してほしい2つについて話がありました。
① 時間を大切にする(1分前着席も含めて)
② 交通安全に気を付ける(正門から歩道に出るときの坂道では特に注意)


 5日間の秋休みですが、リフレッシュし、再会の日を楽しみにしたいと思います。

総合的な学習の時間 学年発表会

 学年発表会を、1・2年生は10月3日(火)、3年生は5日(木)に実施しました。延べ人数84名の保護者の皆様にも参観していただくことができました。お忙しい中、お時間を作ってくださり、ありがとうございました。

         

 1・2年生は、質疑・応答の時間が確保されていたので、積極的に自分の考えを述べたり質問をしたりしている様子が見られました。個人やグループでの課題追究活動とその表現活動に加え、コミュニケーション能力の育成も目指している学習活動です。友達の発表をよく聞き、自分の考えをもって意見や感想を言う姿は、大変立派でした。保護者の皆様にも、御意見を伺うような進行が今後できるといいと感じました。

         

 3年生は発表数と時間の関係から質疑・応答の時間がなかったようです。自分の興味・関心に基づいた内容だったので、発表内容はバラエティーに富んでいました。内容の深まりについては、個人差・グループ差があったように感じました。

   

「臨機応変に対応できる」さすがの3年生を御紹介します。タブレットPCとの接続問題があり、場を持たせるために、司会進行の生徒がぱっと話し出しました。(もちろん自分からというより、友達の求めに応じてですが。)「お父さんのお土産」という内容ですが、昆虫食を話題にしていてとてもおもしろかったです。参観していた保護者の皆様も、楽しんでいらっしゃいました。数分間の間を持たせ、無事にPCは接続され、発表が再開されました。

  

 今回の発表者の中から、各学年の代表生徒・グループが決まり、10月31日の総合文化発表会で体育館での発表となります。楽しみです。この日は、合唱コンクールもあります。どうぞ、多くの保護者の皆様の参観をお待ちしております。

進路PTA(3学年)

 10月5日(木)、第3学年進路PTAが本校体育館で開催されました。以前、9月6日に6校の私立高校の先生方をお招きして、それぞれの学校の説明会を実施しました。今回は、本校の進路指導主事から、私立高受験・県立高受検に向けての日程説明や、その手続きについて具体的な話がありました。

 

 手続きに関しては、その都度、分からないところを遠慮せず、担任や直接進路指導主事にお尋ねください。

 

 大切なことは、中学校卒業後の進路選択をどうするかという生徒本人の気持ちと、それを支援する保護者からのアドバイスです。ポイントは、高校を卒業した時の進路をどうしたいかです。自分の将来設計をする意識をもつことが大切です。

 そして、具体的な目標がはっきりすれば、今、何をすべきなのか行動目標が明確になります。その時に、どうぞ教職員を利用してください。全校体制でバックアップします! 授業中でも休み時間でも、「質問に答えるのに忙しい」と教員に言わせるぐらいを期待したいです。

英語スピーチコンテスト塩谷南那須地区大会

 10月5日(木)、那珂川町のあじさいホール(小川総合福祉センター)にて、英語スピーチコンテストがありました。本校からは3名の生徒が参加し、これまで一生懸命練習してきた成果を発揮して、素晴らしいスピーチをしました。

  

 開会式はマイクを使っていましたが、なんと、生徒がスピーチをするときはマイクがありませんでした。大きな声、明瞭な発音で、さらに相手の心に届くスピーチをするのですから、大変です。

   

 本校では、約10名の生徒がこのコンテストに参加したいと希望があり、校内オーディションをしたそうです。挑戦してみたいと思う生徒が多いことに、驚きます。そして、選ばれた3名はその後、英語科の先生方とALTの先生に昼休みや放課後に指導をしていただき、この日を迎えました。夏休み中にもオンラインで練習していました。

   ALTの先生からは、緊張がほぐれるようにと自分の分身としてぬいぐるみを渡されました。英語の指導ばかりでなく、ユーモラスで温かな思いやりに、生徒たちはほっこりしたことでしょう。

 

 午後にスピーチをする生徒がいたので、昼食後は青空の下で練習をしました。

 

 結果は優秀賞と奨励賞をいただきました。この日まで、スピーチの内容を考え、英文にし、正確な発音を覚え、スラスラを言えるまで何度も何度も声に出して練習してきた日々。本当によく頑張ってきました。将来につながる貴重な経験となったことでしょう。

土曜日でも様々な活動がありました

 9月30日は土曜日ですが、部活動はもちろん、様々な活動がありました。

① 駅伝競走部 第1回目の試走

 10月26日(木)、高根沢町民広場周辺道路を周回する地区駅伝競走大会があります。本校の駅伝競走部は、陸上競技部の長距離選手ばかりでなく、短距離選手も他の部の人も、やってみたいと思う生徒が集まって日々、練習に励んでいます。

 この日は第1回目の試走です。学校にて英語検定試験があったのでフルメンバーではありませんでしたが、まずはどんなところを走るのか、確認することができました。本番まであと2回、試走があります。3位までに入賞すれば県大会に出場することができます。頑張れ!

   

     

② 英語検定試験

 学校にて、英語検定試験がありました。資格を持っていると、今後の高校入試ばかりでなく、大人になっても履歴書に書くことができます。今回はさすがに3年生が多く受験していました。準2級から5級まで自分の実力に合わせて受けているようです。12月には数学検定もあります。本校以外の会場でも受けることができますので、ぜひ資格を取ることをお勧めします。

  

 

③ 生涯学習課主催「HUG」体験教室

 HUGとは、H(避難所)U(運営)G(ゲーム)の頭文字をつなげています。生涯学習課の呼び掛けで、矢板中と片岡中の生徒が参加し、避難所運営体験を協力して行いました。

 

 地域には、高齢者・体の不自由な方・障害のある方・病気の人・乳幼児など、様々な方が暮らしています。災害発生時は多くの人々が避難所に押し寄せる状況を想定し、それぞれの人の状況が書かれたカードを、体育館を中心に各教室や校庭など、どこに配置したらよいかを考えるゲームです。生徒が難しさを感じたのは、ペット連れの人や病気の人の配置だったようです。

  

 大勢の人の配置を短時間で考え、実行していく作業の連続です。各班とも全員が立ち上がり、身を乗り出して話し合う様子は真剣そのものでした。とちぎ男女共同参画財団から来ていただいた講師の芳村さんは、生徒の柔軟な考え方に関心をしていました。

   

 今回の体験を通して、多様な視点で災害に備える大切さを感じることができたのではないでしょうか。2つの学校の生徒が協力して活動する今回の企画がとてもよいと感じました。

 

④ さくらカップ(サッカー部)

 9月30日(土)と10月1日(日)の2日間、サッカー部はカップ戦がありました。1日目の9月30日は本校校庭で行われました。サッカー部に限らず、週末に各種大会に参加する部もあることでしょう。暑さが和らぎ、運動しやすい季節になってきました。スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、○○の秋を満喫したいものです。

授業風景 (9.28)

〇3の1国語

 自分の考えだけでなく、友達の意見や先生の解説などを聞いて、ワークシートへの書き込みがよくできています。

  

〇3の2英語

 単元テストの解説でした。会話を多く取り入れた授業ばかりでなく、問題の文章を要約して適切に答えることも必要です。

〇2の2体育

 男女とも柔道を学習しています。今回は柔道2時間目で、立ち技の前段階として引き手と釣り手の確認をしていました。

     

生徒集会、いよいよ明日

 9月29日(金)5~6校時に、生徒集会があります。夏休みにタブレットPCを使って何回か話し合いをし、9月に入って、生徒会役員は隙間の時間を見つけて準備を進めてきたものです。

 「片中トレジャーハント ~友情と絆の旅~」 なんと素敵なネーミングでしょう。

 

 内容は、縦割り班で学校内のトレジャー(宝物)を探して、謎やミッションに挑戦し、協力してポイントを得るというものだそうです。昨年度まで「片中ウォークラリー」として、教員が用意した問題を生徒がグループで解く形の発展形で、生徒自らが企画・運営することになりました。自分たちですべて準備し、明日を迎える生徒たち。たくましい限りです。縦割り班というのもいいですね。

生徒会役員の中にはプログラミング言語を習得する生徒がおり、タブレットPCに答えを入力した後に正解か不正解かによって画面が切り替わるようにしていました。インターネットなどで調べ、自分のものとして習得する力を磨いていく姿に感心します。

 いよいよ明日、乞うご期待!!

総合学年発表に向けて

 9月28日(木)、1・2年生は来週の発表に向けて、事前発表を行いました。発表内容はもちろんのこと、発表の仕方(声や姿勢)、時間などをチェックする機会となりました。

 1年生のテーマは「もっと詳しく地域のことを知ろう」です。地域の自然環境や歴史、そこに生きる人々について課題追究をしてきました。年間50時間のうち、これらの課題追究できるのはおよそ30時間です。限られた時間の中で、来週の発表(10月3日)を迎えます。

    

 2年生のテーマは「地域で働く人の魅力を探ろう」です。職場体験活動(キャリア・スタート・ウィーク)を中心活動とし、体験で得たことまとめて発表します。1年生と同じ10月3日に発表します。

   

 事前発表では、各発表グループに対して生徒は評価シートを書きました。授業の最後にそれらを受け取り、友達の意見を参考にこれから修正をします。より良い発表となるよう最終チェックをしていくことになります。

    

 3年生は事前に行っていました。3年生のテーマは「自分の興味関心に基づいて卒業研究をしよう」です。小学校から積み上げてきたスキルや課題追究の方法の集大成です。「卒業研究」にふさわしい内容になっているでしょうか。楽しみです。発表は10月5日です。

 今回は、保護者の皆様の参観もできます。お子様の発表時刻が分かるタイムスケジュールを事前に配布しますので、お時間の都合がつく場合には、どうぞ参観ください。クイズ形式の発表もありますので、クイズに参加したり、最後に質問したりなどしてくださって結構です。よろしくお願いします。

テレビの入れ替え

 9月中旬までに、各教室のテレビが新しくなりました。これまで、授業参観に来校された保護者のアンケートに、「テレビが小さく画面が暗いので、見えにくい。」とのご指摘がありました。今回は60型から75型へ大きくなり、明るさを最大限に考慮したテレビを選んだそうです(矢板市教育委員会)。大変ありがたいと感じております。接続方法もとても簡単になりました。先生方もすぐに対応して、日常的に使っています。

 

地区新人大会

 9月22日(金)から24日(日)の3日間、地区新人大会がありました。3年生が引退してから2年生を中心に新チームが結成され、2~3ヶ月間、一生懸命練習に励んできました。

 夏の練習では、熱中症対策として早朝7時から練習する部もありました。普段は武道場で練習をしている卓球部も、空調設備のある体育館で練習をしてきました。各部とも週末ごとに練習試合を何度も行い、試合の中で学ぶことも多かったことでしょう。各部の活躍の様子をお知らせします。

<卓球部>

  

   

<バレー部>

      

 県大会につながった部や個人もいます。惜しくもあと一歩で悔し涙を流した部もあります。負けてはしまいましたが、生徒たちは自分の成長を感じたことでしょう。大会を終えて通常の学校生活を送る1~2年生の姿が、一段とたくましくなったように見えます。緊張を乗り越え、ギリギリの所まで自分を追い込み、仲間と喜び合い励ましの声を掛け合う時間とは、なんとかけがえのないものかと思います。

<サッカー部>

      

<ソフトテニス部>

      

 今回は一段と保護者の皆様の応援の声が大きかったように感じました。頑張る我が子やその友達の背中を押してくださったことに間違いありません。本当にありがとうございました。早朝よりお弁当の用意や送り迎えなどへの御協力にも感謝申し上げます。

<陸上競技部>

     

  県大会は2学期が始まってすぐです。卓球部(10月13日・14日)・陸上競技部(10月13日)・ソフトテニス部(10月14日)が出場します。応援しています!

キャリア・スタート・ウィーク②(2学年)

 9月7日(火)から9日(木)までの3日間、近隣の事業所25カ所における職場体験学習を実施することができました。市役所や図書館、郵便局をはじめ、幼稚園・保育園、病院・犬猫病院、福祉施設、食品を扱う店や飲食店、花屋、美容室、種子会社、建設業、自衛隊、小学校にもお世話になりました。

           

 学校を離れ、引率教師がいない中、生徒自身が職場の皆様にお世話になりながら学ぶ機会は、大変貴重でした。働くことの難しさ・厳しさと同時に素晴らしさを体験したり、自己理解を深め、職業人としての自分の生き方を考えたりしたことでしょう。多くの学びを得たことに、違いありません。本当にありがとうございました。

  

 <生徒の事業所への礼状から抜粋>

・患者さんのために働いている皆様の姿を見て、とてもかっかよく見えました。簡単に薬剤師になることはできないけれど、一生懸命勉強して、患者さんに尊敬される薬剤師になろうと思いました。

  

・最初は、何もかも分からず自分から行動に移すことが難しかったですが、先生や子どもたちとコミュニケーションをとることで、仕事の楽しさを知ることができました。これからも、相手とコミュニケーションをとりながら、自分の考えをしっかり伝えていきたいと思います。

  

・お客様への挨拶や、商品の場所を聞かれたらそこへ案内するなど、お客様への対応の仕方を学びました。臨機応変に対応しなくてはならず、そこに接客業の難しさを感じました。

   

・私は、人々の生活に深く関わる職業だからこそ、挨拶や積極性も大切であると学びました。これからは、学校の中だけでなく、矢板市に視野を広げて生活していこうと思います。

  

・歌を歌ったり、本を読み聞かせしてもらったりして、子どもは言葉を覚えているように見えました。子どもが寝ている顔は、天使でした。幼い子どもを見ていたら、命を大切にしたいと思いました。

   

・この三日間、失敗ばかりでしたが、失敗することで新たに理解できることも増え、それを生かして次へ進むの繰り返しで、とても成長できたと思います。

キャリア学習②(1学年)

 9月6日(水)、1年生は那須ハイランドパークにて、キャリア学習を実施しました。前回は、出発の所までをご紹介しましたので、今回は、活動の様子と生徒の感想をお知らせします。

 

 

 かなりの豪雨だったようで、自由時間にアトラクションに乗るのにも、キャリア学習をするのにも、大きく影響があったようです。

 しかしながら、生徒がしっかり働く様子や、楽しんでいる様子を見ると、素晴らしい体験活動になったことは間違いありません。このような機会を作ってくださったハイランドパークのスタッフの皆様に、感謝申し上げます。

      

<生徒の感想から>

・今回は、仕事の大変さと、楽しさを知ることができました。ミスを報告しなかったり直さなかったりしたら後々困るので、私は報連相(報告・連絡・相談)をしっかりしたいと思いました。ダブルチェックも大事だと思いました。

      

・POP作りの時やアンケートの時、従業員さんに「すごいね」「いいね」と言われて、とてもうれしかったです。お客さんにも「ありがとう」と言われて、うれしかったです。

     

・今回、初めて職業体験をさせてもらって、大人の人がどんな風に仕事をしているのかが知れました。例えば、笑顔で明るく接客していたり、困っている人を助けたりしていました。これから私は、困っている人を助けたり、今の状況を分かりやすく説明したりすることを、日常生活でできるようにしたいと思いました。

     

・今回の職業体験を通して、お客様に対する気遣いや工夫を知り、それを実践できたことがよかったです。また、今回学んだことを活かして、人の役に立つことを積極的に行っていきたいと思いました。

 

<班別行動:アトラクション・昼食>

        

 

避難訓練

 9月14日、今年度2回目の避難訓練を実施しました。

 今回は、矢板消防署から5名の消防士をお招きし、本校の地震や火災が発生した時の対応の様子等を観察し、アドバイスをいただきました。

 

 生徒全員が真剣にこの訓練に参加していたので、お褒めの言葉をいただきました。

  

 その後、学年ごとに分かれ、署員の方から適切な助言をいただきながら体験活動を行いました。いざというときに、体験をしたことがあれば、より落ち着いて事に当たれることでしょう。はしご体験をする3年生に対して、署員の方は、「怖いということを体験していることが重要だ」と、話しかけていました。3年ぶりに実施できてよかったです。

1年生:煙の体験(火災の際の避難の仕方)

   

2年生:消火体験

    

 3年生:はしごを使って避難する体験

    

家庭学習ノート(2の2)

 9月11日の家庭学習ノートは、2年2組でした。

 昨年度まで「問題演習発展ノート」と呼び、より多くの問題に挑戦してきた学年なので、今回紹介するのは、ノートにぎっしり問題を解いている生徒たちです。

    

 問題は、解くだけでなく正解かどうかを確かめ、間違えた場合はなぜそうなるのかを理解することが大切です。青ペンで見やすく修正している生徒が多く、ノートの使い方が統一されていると感じました。

研究授業

 9月12日は、校内研究授業がありました。

 本校の教職員は、授業力向上のために2つのグループに分かれ、1年間同じメンバーで継続的に研究をしていきます。「主体的・対話的で深い学びの実現に向けての授業の改善」という共通の目標に向かって、教科の枠を超え、協働的な学び合いを、先生たちも行っています。

 この日は2学年担当の先生が研究授業を行いました。

 数学(3の2)「2次方程式の利用」畑の中に通す道幅の長さを求める問題でした。

      

  英語(2の2) ALTの先生の両親に紹介するために、県内の店や場所を伝え合う授業でした。

   

 英語は、宇都宮大学の先生と本校の担当教員が夏休みからオンラインを通して話し合い、授業構想を練ってきたものです。それを市内小・中学校英語科の先生が参観し、授業について話し合いも持ちました。 

 もちろん、本校の先生方も2つの授業について話し合いをして、生徒がどんな学び方をしたのか、よかったところや改善したほうが良いところはどういうところなのかなどを話し合いました。

  

 今後、11月に3年生、1月に1年生の先生方も研究授業を行います。

家庭学習ノート(1の1)

 9月4日の家庭学習ノートは、1年1組でした。

 期末テストの間違えた問題を解きなおしたり、技術や美術のテストに向けて学習をしたりしていました。

 

 今は、家庭でカラーコピーも容易にできるようになりましたので、「色についての学習」のまとめに活用ているようでした。

 

キャリア学習(1学年)①

 9月4日、那須ハイランドパークで行うキャリア学習に向けて、事前指導がありました。

   

 学年主任から、片岡中学生としての責任とはランドパークの(従業員としての)責任があると、お話がありました。2つのグループに分かれて、職場体験とお客様を経験します。

  9月6日、元気に出発した生徒たち。報告が楽しみです。

キャリア・スタート・ウィーク(2学年)①

 3年ぶりに、各事業所の御協力のもと、職場体験学習(キャリア・スタート・ウィーク)が実施されます。9月4日は、その事前指導が行われました。

  

 今年度は、9月5日から7日の3日間に行います。26の事業所に出向いて行った生徒たちは、頑張れているでしょうか。後ほど、2学年担当が訪問してきた写真をもとに、御紹介します。

   

 日によっては、事業所の都合から学校で活動する生徒もいます。

   

  学校を離れ、事業所で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり働く人々と接したりすることから、自分の将来の夢や希望につなげてほしいと思います。

防災献立

 9月1日は防災の日です。1923年の関東大震災では10万人を超える人々の命が奪われ、あの日からちょうど100年を迎えます。次の震災に備えて教訓を継承していこうと、「防災の日」を中心にさまざまな催しや防災訓練が、各地で行われています。本校は、9月14日に避難訓練を行う予定です。

 

 さて、給食は「防災献立」でした。災害時を想定し、「水や火を使用しない給食」を通して防災意識の向上を図り、食の大切さを学ぶために提供されました。今回は温めたカレー味のご飯の袋を切って直接スプーンで食べる体験をしました。

  

 生徒には、災害時に率先避難者になったり、避難所運営に関わる意識をもったりしてほしいと考えています。9月30日に矢板小学校で行われる「HUGを体験しよう」にも、ぜひ多くの中学生が参加できるとよいと思っています。

1学期期末テスト(5教科)が終わりました!

 今週の月曜日から授業が再開し、8月31日(木)と9月1日(金)の2日間に渡って期末テストを実施しました。今週は、いつもより体調不良を訴えてテストを受けられない生徒もいましたが、これまで休んでいた生徒が受けようと努力する様子も見られました。

   

 なんとかテストが終了。長い1週間をよくぞ乗り切りました。

 今後は、テストの返却があります。学習状況調査において、「家で、テストで間違えた問題について勉強している」の質問に、「はい」と回答した生徒は約4分の1です。「どちらかといえばはい」を含めますと半数以上にはなります。自分ができなかったところはどこかを把握し、それを理解してできるようにすることは、大切な家庭学習の内容になります。ぜひとも、取り組んでほしいです。

健康観察をタブレットPCで

 4月から8月末まで続けてきた「健康観察カード」を、本校では9月からはタブレットPCを使って実施することになりました。

 

 新型コロナウイルス感染症が5類になってから、健康観察カードを使用しない学校が多かったかと思います。本校は、毎朝学年主任・副主任が昇降口に立ち、一人一人からカードを受け取りながら会話をし、心の状態まで把握できるように心がけてきました。昇降口が開く7時30分から生徒を受け入れてきた職員にも感謝です。

 新学年にも慣れ、夏休み明けもこれまでと変わらない様子が多く確認できましたので、9月からタブレットPCを使って心と体の健康観察を始めます。体調はどうか、朝食を食べてきたかどうか、心については天気のイラストを選択する形にしました。9月1日は初日ですので、今後改良を重ねていく予定です。(各担任は、一覧の形で生徒の様子を把握できます。)

 

将来を見据えた堂々とした意見発表(少年の主張発表)

 8月31日、矢板市にある塩谷庁舎にて、少年の主張発表の塩谷地区大会がありました。栃木県生誕150年記念協賛行事でもあります。3年ぶりの集合型の開催となりました。

 地区内の中学校8校から代表が1名ずつ発表しました。

  本校からの発表者の主題は『大きな「夢」を持つ』です。

「世界がここまで発展してきたのは、すべて誰かの夢があったから。夢は自分自身だけでなく他の人の役に立ち、社会に貢献することにつながり、夢を持つことが未来を変える大きな力になる。」と訴えます。自分の夢を語り、その実現に向かって自分がしていることと、今後自分がしなければならないことを明確に述べ、「大きな夢を抱いて行動すれば、よりよい社会を築くことができる。」と堂々と発表する姿は、普段より大きくたくましく輝いて見えました。

 

 惜しくも県大会出場は逃しましたが、結果は優秀賞です。素晴らしい発表でした。この日を迎えるまで夏休みを返上しての練習も大変だったでしょうし、指導してくださった先生に感謝です。

 

 今回は、あえて本人の夢についてはここでは明らかにしません。総合文化発表会で生徒や保護者、地域の皆様にはお聞かせすることができるでしょうから。お楽しみに。

家庭学習ノート(3の2)

 本校は、家庭学習ノート(通称「自学ノート」)を、担任だけではなく、担任以外の教職員も関わって確認をしています。本日は3の2からそのいくつかを紹介します。

    

 とちぎっ子学習状況調査や全国学力・学習状況調査の意識調査から、本校生徒の家庭学習については、次のようなことが分かりました。

 「家庭学習の計画性や時間の確保はされている。ただし、学校や塾の決められた宿題のほかに自分で考えた勉強をしているという割合が少なかった。」

 そこで、夏季休業後集会では、「自分にとって必要な学びを自分で考えて、自分のために学習する学び方を心がける」ように伝えました。1学期期末テストを直前に控え、3年生は問題演習によって学習の確認をする生徒が多かったようです。

1学期後半 スタート

 38日間の夏休みを経て、再び生徒が学校に登校しました。
「昨日宿題を頑張ってやったのですが、終わりませんでした!」と、声をかけてくる生徒もいました。いろいろな事情があるでしょうが、とりあえず、元気な顔が見られてよかったです。

 1校時にオンラインで集会をしました。
 初めに県総合体育大会の表彰をしました。陸上部1年生が1500mで2位、3年生が砲丸投げで7位に入賞です。おめでとうございました。

 
 その後、校長の話、生徒指導主事から熱中症に関して話がありました。

 部活動の帰り道や体育の授業後に、熱中症が原因で命を落としたという他県での例があります。下校中に体調不良を感じた時には、「SOSを出す」ことが重要です。矢板市指定のクーリングシェルターとして、片岡地区には片岡公民館とサンユー片岡店があります。学校近くのコンビニ店にもお願いをしてあります。「こども110番の家」も紹介しました。学校から離れた乙畑・安沢方面では、具体的にどんな事業所に助けを求めるとよいかも伝えました。いずれにせよ、「近くの事業所や人に助けを求める」ことで、自分自身あるいは他の人の命を守る行動がとれることを願います。

<授業の様子>
・1の1 理科 期末テストに向けて密度の復習

 

・1の2 国語 文の成分

 

・2の1 数学 1次関数のグラフ

 

・2の2 国語 本の紹介文を書く

 

<給食の様子>
・3の1 準備 やはり休み明けはカレー! デザートも付きました。

 

・3の2 メディア委員会が始めた「カタレディオ」を聞きながら。
 カタレディオとは、DJ風に季節に合わせた話をしたり音楽を流したりするものを生徒が企画しています。今回は第1回目。ネーミングがいいですね。トークの話題は、夏休みの宿題とカレーに入っている玉ねぎについてでした。3の2では、同じクラスの友達の声に耳を傾けながら、おいしく食べていました。

 

企画展の紹介

 本校の美術科教員が「日本・フランス現代美術世界展」に出品し、東京六本木の国立新美術館に展示されています。日本から約400作品、海外から100作品がある中、見つけられるかどうか心配して行きましたが、ありました!

  

  

  

 2~3年生は美術の時間に見せていただいているのではないでしょうか。「宇宙船地球号」と称されている作品が5点も並ぶと圧巻です。誇らしい気持ちをもって会場を後にしました。

  次は、上野の国立科学博物館の特別展「海 ~生命のみなもと~」です。中は、4つに分かれて展示されています。

 その第1章「海と生命のはじまり」(どうして地球には水があるの? 海お誕生と生命の起源に迫ろう。)のコーナーに、小惑星リュウグウの試料や展示物がありました。7月14日の「矢板市ふるさと夢講座」(1~2年生対象)で講話をしてくださった高野淑識(よしのり)先生を思い出すことでしょう。「はやぶさ2」がオーストラリアで着地したときにカプセルを待ち受け分析をした高野先生を、「海底数千mの深さから掘削した岩石や、深海6,500mの暗黒の世界から採取した岩石に含まれる微量のガスや有機物の分析で世界トップクラスの技術をもつ第一人者だ。」と紹介していました。

  

  

 我が校、我が郷土に関係する方が関わっている企画展でしたので紹介しました。まだ夏休み期間がありますので、東京での開催ですが行ってみるのもいいですね。

校庭東側の道路 舗装修繕工事

 8月7日(月)、校庭東側の道路の舗装修繕工事をしていただきました。以前からわだちやへこみがあり、雨天時には車の走行により登下校する生徒へ水がはねることがしばしばでした。早速市役所で対応してくださいました。炎天下、工事をしてくださる方々にも感謝申し上げます。これで、安心して生徒が登下校できます。

    

 また、通常は朝に小学生が車道脇を歩きます。通学路でありますので、運転するドライバーの皆様も減速していただけると有り難いです。

早朝の様子やオンラインの活用

 夏休みに入って、半分が過ぎました。

 部活動に参加している1~2年生と駅伝競走部の3年生は、連日の猛暑の中、一生懸命活動に参加しています。熱中症対策として早朝から指導する先生方にも、感謝です。

● 午前7時の校庭(朝日がまぶしい時間です。)

  

 また、タブレットPCを使って、今年はオンラインによる英語スピーチ大会に向けての練習や、生徒会本部役員の話合いも行われています。

    

 いよいよ12日からどの部もお盆休みに入ります。しっかり休養を取り、家族や地域の行事に参加して、心も体も充電してほしいと思います。

県総体陸上競技大会

 7月24~25日の2日間、清酒開華スタジアム(佐野市運動公園陸上競技場)にて県総合体育大会陸上競技大会が開催されました。本校からは12名の選手が出場しました。

 佐野といえば県内でも最高気温の更新で連日話題になるところです。スタンドにも日陰がほとんどなく、選手はもちろんのこと応援する保護者の皆様も猛暑の中、さぞ大変だったことでしょう。

 さすが県大会ですので、「全国大会出場への標準記録突破」のアナウンスが何度も流れる会場で、生徒たちは「我こそは」という思いで精一杯戦っていました。

●7月24日

               

●7月25日

    

              

 ここから駅伝競走部で活動を継続する生徒もいますが、3年生はこの大会で引退です。今年は引退の時期が各部・各部員によって様々でした。1~3年生の部員をまとめ、熱心に活動し、笑いや涙ありの日々を懐かしく思い出す日がきっとやってくることでしょう。一生懸命取り組んだことは、必ず将来につながってきます。さあ、引退した3年生は進路選択へシフト換えです。高校一日体験学習から目指す進路を見定め、次の目標に向かって頑張ってほしいです。

美術部校外学習

 7月21日(金)、夏季休業に入って第1日目に美術部は校外学習へ出かけました。今回は、那珂川町の小砂焼体験センター陶遊館にて、ろくろ体験または手びねり体験をするというものです。3年生も最後の活動として参加し、有意義な時間を過ごしました。

               

 2ヶ月後に焼き上がった作品が学校に届くそうです。楽しみですね。 

 

夏季休業前集会と片岡中情報モラル宣言

 7月20日(木)、夏季休業前集会がありました。通信陸上大会において県入賞を果たした生徒への表彰、生徒集会の表彰、学校長の話、学習指導・生徒指導の話がありました。

      

 最後に、生徒会本部役員から、「片岡中情報モラル宣言」が示されました。メディアやインターネットを正しく活用するために、生徒会で話し合って決めた内容です。使用時間、使用目的、ルールの遵守など生徒自らが作成した宣言を、全員で確認しました。

  

 自分自身を伸ばす夏休み、地域や家庭においても安全・安心に過ごし、8月28日に再開できることを楽しみにしています。

ともなりライブラリー

 矢板市では、「ともなりライブラリー」という学校電子図書館を整備しています。これは、市立小中学校に通う児童・生徒がパソコンやスマートフォンなどを使って電子書籍を閲覧できるもので、学校への導入は全国初となりました。(令和2年10月)

 タブレットPCの持ち帰りが日常化してきましたので、今後利用する生徒も多くなることが期待できます。そこで、夏休み前にログインを一斉に行い、利用方法の再確認をしました。

薬物乱用防止教室(2学年)

 7月20日(木)、本校の学校薬剤師の先生が、2年生を対象に薬物乱用防止教室を実施してくださいました。保健体育の授業の一環です。酒・たばこの影響はもちろんのこと、薬の害や危険ドラッグについてです。危険ドラッグに誘われたときの断り方なども話題になりました。

 

  

 最後に、薬物を乱用しないために「自分の体や心を大切にする」「家族との会話の時間を作る」「信頼できる仲間や大人に相談する」「この時間に学んだことを忘れない」とまとめてくださいました。薬物乱用の低年齢化が危惧されている昨今、生徒へ授業をしてくださり、ありがとうございました。

高校一日体験学習

 県立高等学校の一日体験学習が、7月26日(水)から始まっています。また、私立高等学校は、7月28日(金)から週末の土・日に実施される学校が多いです。3年生とその保護者の皆様は、事前に申込みが済んでいると思います。進学を考えている高校を実際に見て、説明を聞いて特徴を理解し、通学手段等も考慮に入れ、進路先を決定していく上でとても重要な機会です。

 本校では、7月14日に事前指導を行いました。教員による引率はありませんので、生徒は真剣に聞き、当日の自分の動き方を理解していました。よりよい進路選択となるよう、この機会を生かしてほしいです。

  

学習確認テスト

 7月19日(水)、「学習確認テスト」を全学年一斉に実施しました。1年生にとっては、1~5校時まで50分間ずつテストを行うこの日程は初めてです。「疲れました。」と感想を言っていました。

 

 これまでの学習内容が網羅されているので、自己採点をして苦手としている内容を把握し、この夏休みに復習することをお勧めします。自主学習ノートを見ていると、テストの解き直しをしている生徒もいます。これもいいですね。

 夏休みが終わるとすぐに期末テストもありますので、夏休みの課題と並行して、テストに向けての学習計画をしっかり立てて取り組んでいることでしょう。早め早めに取りかかることを期待します。

親子学び合い事業「情報モラル講演会」

 7月18日、株式会社スキット様の御協力により、情報モラル講演会を実施しました。年々進化・発展していく情報化社会において、夏季休業前にメディアの取扱いに関する注意などその年に合う内容で講演会を実施しております。

 近年は生徒のみの講演でしたが、今年度は保護者の皆様にも御案内しました。参加された保護者からは、「なりすましの犯罪に巻き込まれる状況が理解できたことと、生徒の身近にその危険が迫っていることが分かったので、お話を聞けてよかったです。」との声がありました。

  

 メディア委員長の生徒が、代表で感想とお礼の言葉を述べました。(要約を紹介します。)

・今の時代、学校でも一人一台タブレットが配られるなど、小・中学生にもネットの世界はとても身近なものになっている。

・気軽に投稿したものが原因で被害に遭ってしまうこと、10代の人たちが一番被害に遭っていることが分かった。

・先生が教えてくださったことを忘れずに、便利なネット社会を安全に歩いて行きたい。

 

生徒集会 ドッジボール大会

 7月18日(火)、生徒会主催のドッジボール大会を実施しました。本来は7月12日(水)の5校時に予定しておりましたが、熱中症と雷の心配からこの日に延期したものです。

 この日も暑さ指数31以上の「危険」が予測された日だったので、なんと登校してすぐに朝の会と校内放送で開会行事を行い、8時半前には試合開始となりました。頻繁にWBGT(暑さ指数)を測り、ぎりぎり実施ができる暑さでした。

         

 生徒会本部役員が以前から計画したこの行事です。昼休みに生徒会室に集まって話し合うばかりでなく、タブレットPCを持ち帰るようになったので、家でポスターや原稿を作ったり、進行表を作成したり、主体的に活動をしていました。競技中に流す音楽も工夫されていたので、生徒たちは曲に合わせて歌ったり踊ったりする様子も見られ、生徒自ら企画したよさが随所に表れていました。

   

 1年生から3年生まで学年に関係なく、6学級が2つのリーグに分かれて総当たり戦を行い、その結果によって1・2位、3・4位、5・6位決定戦を行いました。

   

 ソフトバレーボールを使用したので、当たってもそれほど痛くないよさと、投げづらさがあったかと思いますが、本当に笑顔があふれ、楽しく、久しぶりに大きな声を出して、大いに盛り上がりました。実施後のアンケート調査では、回答者全員が「とても楽しかった」または「楽しかった」というのですから、生徒の満足度の高さが分かります。

       

 決勝戦は、なんと1年生同士の対決! 1組対2組でした。予選での学年主任の応援の声が届いたことでしょう。期待に応え、熱戦を制した1年生、あっぱれでした。ドッジボールを久しぶりにやった上級生、次こそは負けてたまるものかと思ったことでしょう。

   

 反省には、「もっといろいろな人が投げられるとよかった」「みんな一度は必ずボールを投げられるようにすればよかった」というレクリエーションの意義を考えた発言や、「作戦を練ったり練習を早くからやったりすればよかった」という真剣に勝負に向かおうとする意見などがありました。

       

 良いも悪いも実際にやってみなければ生まれない意見です。生徒が本気になって一つのことに向かい、仲間を意識することや心を一つにして目標に向かう団結力や連帯感を感じる時間でした。

     

 閉会式で、校長からは「だから学校っていいよね!」と話がありました。学校だからこそできる活動がまた夏休み以降にもたくさんあることでしょう。そして、学校行事や生徒会活動ばかりでなく、教室の学びの中にも、協働的な場面はたくさんあって、学校で学ぶよさがそこにはあります。

 夏休み以降の学校生活が、また楽しみとなりました。

   

 表彰式は夏休み前の集会で行いました。生徒会長から手渡された賞状とカップは教室に飾られることでしょう。

    

校外水泳実習④(2の2)

 7月11日(火)、2年2組の水泳実習がありました。2年生にとっては最後の水泳実習ですが、1・2組とも多くの生徒が参加できました。活動的な2年生らしく、水しぶきを上げながら、時には真面目に時には歓声を上げながら、楽しく実習ができました。

         

HP 学校の様子の記事について

 夏休みに入り、学校では全学年を対象に三者面談を実施しております。お暑い中、御来校くださりありがとうございます。

 さて、夏休み前の学校の様子でお伝えしていないものがたくさんあります。

 遅くなりましたが、少しずつ御紹介します。御了承ください。

     

県総体卓球大会

 7月15~17日の3日間、卓球の県大会がありました。15日は県北体育館にてシングルス戦、16日は日環アリーナ栃木で団体戦、17日はブレックスアリーナ宇都宮でダブルス戦がありました。

 シングルス戦には4名の選手が出場し、1名が2回戦まで進出しました。

 団体戦は、5戦中2勝3敗で惜しくも初戦を勝ちあがることができませんでした。今まで対戦したことがないタイプのラバーを使う選手が多く、思うような試合ができず悔し涙も見られました。

     

 最終日のダブルス戦には3ペア出場し、どのペアものびのびと試合をしていました。挽回をして勝利を得た時のガッツポーズ、流れが悪いときはペアと話し合って戦術を変更する様子などを見ると、応援する拍手も大きくなります。最高ベスト32で敗れはしたものの、さわやかな笑顔でした。

     

 最後の試合が終わった時、気づくと周りには塩谷地区の選手や先生方が応援していました。地区を牽引してきた片岡中生の頑張りを、多くの人が見守ってきたことが分かる瞬間でした。

租税教室(3学年)

 7月14日(金)、5校時に3年生は「租税教室」がありました。県税事務所から2名の講師の先生をお招きして、税について2学級合同で学びました。税の種類や役割を理解し、納税の意義を考える機会となりました。

    

矢板市ふるさと夢講座(1・2学年)

 7月14日(金)、郷土出身の高野淑識様を講師として、「太陽系の大航海時代、好奇心は無限大」という演題でオンライン講演会がありました。

 高野様は、世界初の炭素質小惑星サンプルリターンプロジェクト「はやぶさ2」で回収されたカプセルの分析に関わった方です。御専門は、地球宇宙科学、地球生命科学、地球惑星科学などで、現在は国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)センター長代理をはじめ、NASA招聘研究員、大学院の特任准教授など、様々な方面で御活躍されています。

 今回のオンラインは、高野先生がお仕事をされている横浜と矢板市内の小中学校や教育委員会をつなぎました。通信状況はとてもよく、先生が校内にいるかのようにオンラインでのお話もよく聞こえました。

 

 先生は矢板市内の幼稚園・小・中学校を卒業されました。御自身の活動写真の説明とともに、その時に出会った先生方のお言葉をよく覚えていらっしゃって、いくつも紹介してくださいました。

・すべての人に平等なもの。それは「時間」。

・やればやっただけ、すべて自分に返ってくる。

・一芸に秀でる者は、百芸に通ず。

   

 「はやぶさ2」が回収され、日本へ届くまでの映像にも、高野先生をはじめ科学者たちの並々ならぬ思いが伝わってきました。

 今回は、別の学習の機会が重なっていたので3年生は参加していませんが、1~2年生にとって夢や志をもって努力し続ける大切さは伝わったと思います。先輩に続き、夢を実現できるよう前進しましょう!

中学校学習会

 7月13日(木)、片岡地区小中一貫・連携教育推進事業の一つとして、中学校学習会を実施しました。片岡小・乙畑小・安沢小の6年生、合計65名の児童の皆さんが参加しました。目的は、①中学校の生活の様子を見学したり授業を体験したりして中学校入学へ心配や不安を少しでも解消すること、②他の小学校の友達と一緒に授業に参加して交流を深めること です。

 

 全体会のあと、2グループに分かれて校内を見学しました。理科室が2つあることなど特別教室の多さに驚いていたようです。

 

 最初に体験した授業は、数学と理科です。座席は、3校の児童が交流できるように予め決めてありました。初めて会う友達とでも、互いの考えを発表し合ったり、協力して実験をしたりしていました。素晴らしいと思いました。(理科室にはエアコンがないため、普通教室に実験道具を持ち込んでの実験でした。)

      

 次に体験した授業は、英語と数学です。英語では、全員の友達と会話をする活動がありました。学習活動が2時間目となりますので、机の距離も心の距離も近づいたようです。友達の発表には自然と拍手をする様子が見られ、安心して授業に参加できる雰囲気が作られていました。

    

 帰り際、「楽しかったです。」「安心しました。」「中学校へ来るのが楽しみになりました。」と声をかけてくる児童がいました。うれしいですね。

 アンケート用紙にも、授業の楽しさ、他の学校の友達と交流できた喜び、学び舎を知った安心感などが多く書かれていました。各小学校から校長先生をはじめ複数の先生方にお越しいただきました。夏休み前の忙しい時期、御協力をありがとうございました。次は12月の「中学校説明会」です。再会の日が楽しみです。

街頭指導強化の日

 7月12日(水)、本校生徒の下校時刻に合わせて、矢板市少年指導員様によるあいさつ運動がありました。これは、毎年7月が「青少年の非行・被害防止全国強調月間」であり、青少年の健全育成のための活動です。矢板市生涯学習課の担当者様とともに、生徒の下校を見守ってくださり、その後、街頭指導も実施してくださいました。

 

生徒集会に向けて

 生徒集会は、熱中症と雷の心配があるので午前中に実施できるよう日程調整をし、来週に延期されました。今回の生徒集会はソフトバレーボールを使用したドッヂボール大会です。各学級に色違いのソフトバレーボールが準備されましたので、昼休みなどに練習をする学級・学年が増えました。男女関係なく、大いに笑い、元気に動き回る様子は、微笑ましいです。

   

職業人に聞く

 本校では、毎年様々な職業人の方をお招きして、「職業人に聞く」という授業を、総合的な学習の時間に行っています。3年間を貫くキャリア学習の実施事業です。7月6日(木)に、今年も「照る照る坊主の会」から7名の職業人を、また、昨年度末の生徒アンケートから希望のあった3つの職業の方に御協力いただきました。

  

 生徒のエスコートによって会場へ案内し、生徒の進行で講話をしていただきます。実演や実験をしてくださる方、映像を使って仕事の様子を紹介してくださる方など、生徒が理解できるよう準備をして授業をしてくださることに、本当に有り難いと思います。

                     

 お仕事の話を聞きながら、働く人の生き方に触れ、自分の将来について考える機会となります。夢や希望を語ることが難しくなっている現代、大人の本気の授業から情熱を感じ、エネルギーをもらったことでしょう。今年一番の暑い日でしたが、講師の先生方の熱量も加わり、とても熱い授業をありがとうございました。

校外水泳実習③(2の1)

 7月10日(月)、2年1組の水泳実習がありました。水泳実習は1・2年生で行います。中学校生活の中で、学級の友達といっしょに水泳をするのは最後です。多くの生徒が参加できました。

 

 基本的な泳法の確認はもちろんのこと、水難事故への対応として「浮いて待て」を3分間続けられる生徒が多く、さすが2年生でした。ボールを追いかけたり、鬼ごっこをしたりする活動もありましたので、自然と泳ぎに夢中になり、あっという間の2時間でした。

     

七夕に願いを

 メディア委員会では、七夕に向けて全生徒・教職員に短冊を配り、願い事を書いてもらいました。その中からいくつかを、7月7日のお昼の放送で紹介しました。

 学年カラーの短冊をお昼休みに飾り、みんなの願い事を読んで、ほっこりした気持ちになりました。素敵な企画をありがとうございました。

 

 

地区総合体育大会の校内表彰式

 7月7日、朝の活動の時間に、リモート放送で地区総体の表彰式を実施しました。生徒の入退場の時間短縮を考えて、今年初のリモートです。

 

 惜しくも賞状に手が届かなかった生徒たちも、精一杯戦っていたことは間違いありません。3年生は、引退して自分の進路に向けて歩き出した人もいますし、県大会に向けて練習に励んでいる人もいます。いずれにしても、自分のすべきことは何かをしっかり見据え、目標に向かって進むことが大切だと、表彰式の後に全生徒に話をしました。前日の「職業人に聞く」の授業を引用し、自分の人生をどう歩くのかは、自分自分で決めることだと伝えました。

  

ボランティア理解促進事業 出前講座(2学年)

 7月5日(水)、一般社団法人「えんがお」代表理事の濱野将行様から、「進んで働くことのよさ」というテーマで、出前講座をしていただきました。9月のキャリア・スタート・ウィーク(職場体験学習)前に、進んで働くことの意義やボランティアについて理解する機会となりました。

 

 はじめに、濱野さん自身のカンボジアでの体験から、日本という環境で生まれ育つ生徒たちが、自分の置かれている現状を外側から見る機会となりました。また「百聞は一見に如かず」というように、自分の目で見て体験することの大切さを話されました。

 

 ボランティアはだれのために行うかという問いを生徒に投げかけ、自分自身の達成感が大切で、自分のために生きることの重要性を話されました。

 

 さらに、生徒の年齢に近い2名の「えんがお」サポーターの体験談から、つまずいても立ち直ることはできるというメッセージを生徒に届けてくださいました。そして、人生で一番大切なことは「自分を好きになること」で、ほめることを習慣にするとよいとアドバイスをいただきました。

 

<生徒の感想から>

・ボランティアは人のためにもなるけど、自分のためになることが分かった。

・個人的に印象に残っているのは、親(大人)は完璧ではないということ。(間違うこともある)

・実際に自分の目で見て、自分の肌で体験することを意識して、いろいろな経験をしたい。

・私は自分のことが全然好きじゃなくて嫌いだけど、これからは自分を好きになる努力をしてみようかと思った。

・自分を好きになれるように友達をほめて頑張る。

・「えんがお」は、とても安心できる組織だと思う。

タブレットPC取扱い説明会(保護者対象)

 7月4日、保護者向けにタブレットPCの取扱い説明会を実施しました。本校では、6月28日から生徒たちは毎日タブレットPCを持ち帰っています。学びの道具として、日常的に使用することを奨励し、家庭学習でも利用できるようにしています。

   

 とはいえ、公費によって貸与されている端末です。中学校を卒業するときには、返却します。適切な利用となるよう保護者の皆様にも操作方法や学習履歴等の閲覧ができるよう説明会を計画しました。今後はあと2回の説明会を予定し、より多くの保護者の皆様に参加していただけるようにしました。

 タブレットPCには、専用アプリが入っており、ネット環境があればさらに様々な活用方法があります。

 夏休み前には矢板市立学校電子図書館「ともなりライブラリー」の利用も再確認します。

校外水泳実習②(1の2)

 7月4日(火)、1年2組の水泳実習がありました。前日に引き続き好天に恵まれ、水の中はとても気持ちよさそうでした。夏季休業中であれば混雑する市民プールも、本学級だけの利用なので、広々と使用することができました。

   

部長からのメッセージ

 メディア委員会では、6月30日のお昼の放送で、地区総合体育大会の結果と県大会出場者の発表をしました。給食を食べながらではありますが、誰がどんな活躍をしたのか、個人の名前を発表したので分かりやすかったことでしょう。「互いのよさを認め合う」ことにつながった活動でした。名前を読み上げられた本人はもちろんですが、友達の頑張りを知り、クラスメイトを誇りに思う瞬間でした。

 

 また、地区総体を終えた各部長からのメッセージも事前に録音して、発表しました。タブレットPCが生徒の手元にありますので、ヘッドセットを持ってきて自分たちで容易に録音し、お昼の放送に流しました。以前は、教員の手助けが必要な場面も、生徒自らが作業をする画期的な出来事でした。(教員立場から考えると!) タブレットPCを保管庫に置いておくより、生徒の手元にあると、このように発展するのかと感心しました。

 

 最後に、応援団長からのメッセージもあり、お昼の時間を楽しく演出していました。メディア委員会の皆さんと収録に協力していた生徒の皆さん、ありがとうございました。

校外水泳実習①(1の1)

 7月3日(月)、矢板市運動公園市民プールにおいて、1年1組の水泳実習を行いました。基本的な技能の習得はもちろんのこと、水難事故への対応として「浮いて待て」を体験しました。水中での鬼ごっこが楽しかったと感想を言う生徒が多かったです。

 

通信陸上競技大会

 通信陸上競技大会が、7月1日(土)・2日(日)に佐野市運動公園陸上競技場で開催されました。これは、各種記録会で県標準記録を突破した選手が出場権を得ることができる大会で、本校からは5名の選手が延べ7種目に出場しました。

       


 初日は蒸し暑さと雨模様、翌日は炎天下でしたので、コンディションの調整が難しかったかもしれません。選手は、関東・全国大会出場という夢と、自己ベスト更新という現実的な目標を胸に、レベルの高い試合に堂々と立ち向かっていました。

     

 今回の5名の選手は、7月24・25日に行われる県総体にも出場します。会場も同じ所です。大会までの3週間を、具体的なイメージを持って練習できることでしょう。更なる高みを目指して、頑張ってほしいです。

 

第1回学校評議員会

 6月30日(金)に、学校評議員会がありました。4名の評議員の皆様に来校していただき、授業参観と本校の教育についての御意見をいただきました。

   

 社会的自立に向けた不登校対策、部活動を地域クラブ活動へ移行する実証事業、ヤングケアラー、学校から出される宿題についてなどが話題になりました。

 来年度からは矢板市の全ての小・中学校は、学校評議員会ではなく学校運営協議会(コミュニティ・スクール)として、「地域とともにある学校」を目指します。学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくというものです。今後は、その設置に向けて準備をしていきます。

第1回教育相談

 6月23日(金)から29日(木)の5日間、放課後に担任が生徒一人一人と計画的に面談をする「教育相談」がありました。

 事前に「悩み調査」を行って、それを参考に生活や学習はもちろんのこと、進路のことなども話題にします。普段はなかなかゆっくり生徒に向き合う時間がない担任も、この日は話すことができるので、コミュニケーションが取れるよい機会です。新学年がスタートして約3カ月が経ち、生徒が抱える問題の早期発見や問題発生の予防にも役立てることができます。

  廊下からそっと相談の様子を撮影させていただきました。

    

 各学年の英数室では、順番を待つ生徒が学習をしていました。普段は友達がどんな学習の仕方をしているか知る機会はほとんどないので、「そうやって調べるといいんだね。」と話す声も聞こえました。

  

 担任はもちろんですがいろいろな教員が、浮かない表情やいつもとは違う様子があったときは、声をかけるようにしています。このような教育相談以外でも、どんどん先生方に話しかけてほしいと思います。スクールカウンセラーの先生は、毎週木曜日に来校します。悩みの解決にならないかもしれませんが、話すことによって心も整理できることもあるでしょう。保護者の皆様も、気になることがありましたら、どうぞいつでもご連絡ください。よろしくお願いします。

リーダー研修会

 6月25日(日)、宇都宮市冒険活動センターにて、リーダー研修会を実施しました。参加した生徒は、生徒会本部役員、専門委員長、学級委員長の26名です。半数以上は3年生ですが、生徒会役員と学級委員の1~2年生11名も参加しました。

 冒険活動センターは、「うつのみや平成記念子どものもり公園」内にあり、宇都宮市の小中学生が宿泊学習で使用しますが、一般客も利用できる施設です。自然の沢も流れる公園の総面積は21.7ヘクタールあり、四季折々の自然を感じることができます。

  

 この研修会の目的は2つです。

「自治的な生徒会活動に向けて意識を高める。」

「片岡中学校のリーダーとして必要なリーダー性を学ぶ。」

さて、生徒たちは活動を通して、どんなことを感じたのでしょうか。ご紹介します。

 

●飯盒炊飯(午前)

 事前学習として、かまどでの火起こしの方法や、カレーとスープの作り方を学習しました。その成果でしょうか、どの班も役割分担に従って火起こしをする人、食材の準備をする人に分かれ、手際よく作業をしていました。

          

 調理の段階では、火の勢いが強い部分と弱い部分を巧みに使い分け、飯盒でご飯を炊いたりカレーやスープを作ったりしていました。

         

 各班7~8人グループでしたが、食材は10人分。自分たちで作ったおいしい料理ですから、どの班も完食しました。

   

    

●イニシアティブゲーム(午後)

 午後の内容は事前予告をされていませんでしたので、その場で示される解決困難な課題に対して、班の仲間と知恵を出し合い、試行錯誤しながら、諦めずに協力してゲームをクリアする活動でした。

     

 一つの活動に対して1時間以上かかる場合もありましたが、だからこそクリアしたときの喜びや達成感はとても大きかったようです。運動着や運動靴が汚れることなどお構いなしで、男女や学年の差など関係なく一生懸命取り組んでいました。力尽くではクリアできませんので、作戦を立てたり、アドバイスをし合ったりすることが大切でした。

      

 課題をクリアするたびに、振り返りを行い、感じたことや学んだことを言葉に表していました。

   

 活動の最後に生徒が発表していた感想を紹介します。

・頼ってもらえてうれしかった。

・一人一人の得意なことを生かし、弱点を補い合いながら活動できてよかった。

・失敗があっても声を掛け合って頑張る雰囲気を作れてよかった。

・協力して困難を乗り越えることができてよかった。達成感を味わえた。

・一人ではできないことを協力して活動し、より関係が深まった。

  

 リーダー研修会を通して、自分から意見を出すことが自然にできるようになった生徒たちです。今回の学びを今後の学校生活で生かし、よりよい学級や学校を作っていってほしいです。一人では難しくても、仲間といっしょならできるということを確信した生徒たちですから。仲間の力を信じて、頑張れ!!

PTA指導部のあいさつ運動

 6月27日(火)、昇降口前でPTA指導部3名の皆様が、あいさつ運動をしてくださいました。生徒たちも普段より一段と大きな声であいさつを交わし、さわやかな朝でした。早朝より御協力くださいまして、ありがとうございました。

  

学校訪問

 6月21日(水)、塩谷南那須教育事務所や矢板市教育委員会の先生方による学校訪問がありました。本校の目指し進めている教育について校長・教頭・教務主任が説明をし、先生方は授業をして訪問者から指導・助言をいただきました。

 今回は、塩谷南那須地区の5市町の教育長様も来校され、授業を見学していただきました。普段どおりに熱心に授業に参加する生徒の様子を見ていただけてよかったです。


● 国語「オオカミを見る目」:段落の役割や関係を捉え、文章を三つのまとまりに分ける。

 

● 国語「暑中見舞いの清書をしよう」:ICTを使い、暑中見舞いの清書をする。

 

● 社会「ヤマト王権と仏教伝来」:蘇我氏や聖徳太子が国づくりのために行った改革とその目的について、中国との関連に着目しながらまとめる。

 

● 社会「ヒトラーによる独裁政治の確立」:複数の資料から考察することで、ドイツの国会議事堂放火事件の真犯人を判断する。

 

● 数学「根号をふくむ式の乗法や除法」:根号をふくむ式の乗法や除法の計算方法を理解して計算する。

 

● 理科「重さ・体積と物質の区別」:金属どうしを密度に注目して区別する。

 

● 英語「Plans for the Summer」:助動詞willを使って予定について伝え合う。

 

● 音楽「言葉の抑揚を生かして旋律をつくろう(創作)」:俳句の雰囲気を感じ取り、言葉の抑揚を生かした旋律をつくる。

 

● 保健体育「器械運動(跳び箱運動)」:基本的な技の習得をする。

 

● 道徳「ぼくにもこんな『よいところ』がある(向上心、個性の伸長)」:自己を見つめ、自己理解と自己受容を図ることで、個性を伸ばし充実した生き方につなげようとする意欲を育む。

 

● 学級活動「支え合う人間関係をつくろう」:集団や社会の一員として、よりよい生活や人間関係を築く方法やその重要性について理解し、集団の中での望ましい人間関係づくりを友達との協働を通して考え、表現する。

 

● 総合的な学習の時間「自分のなりたい職業の適性を調べ、自分の進路について考えよう。」:職業の仕事内容や適性について話し合い、自分の進路について考える。

 

● 自立活動「人間コピー機」:ゲームを楽しみながら、友達の良さを見つける。

 

「生徒が意欲的に取り組み、集団で学ぼうとする雰囲気が醸成されている。」「生徒同士が落ち着いた態度で学び合っていた。」などのコメントをいただきました。

 生徒を取り巻く環境は、急激に変化しています。教える側もそれに対応していくため、日々学び続ける必要があります。このような訪問は、生徒の生きる力を育むために、学校経営方針や普段の授業を振り返ったり、授業力向上のヒントを得たりする機会です。
 今後も、「本校で学ぶことができてよかった」と生徒・保護者・地域の皆様から思っていただけるよう教職員一同、努力していきます。

地区総合体育大会②

 6月17日(土)、ソフトテニス部の個人戦がありました。9日(金)が雨天のため延期になっていた試合でした。3年生にとっては最後の大会、2ペアが県大会出場をかけた準々決勝に進出しました。敗者復活戦で惜しくも負けてしまいましたが、本当によく頑張っていました。

        

リーダー研修にむけての事前学習会

 6月12日(月)、矢板市教育委員会生涯学習課から社会教育主事の海瀬裕之先生をお招きして、事前学習会を実施しました。

 海瀬先生は以前本校にもお勤めしていましたので、懐かしい写真から生徒も親近感がわいていたようです。

 

 集団には4つの段階があり、形成期・混乱期・規範期・達成期と成長していくそうです。

 集団を発展させるために何が必要なのかを理解した後に、具体的にどんなことができるかをグループで話し合いました。

   

 生徒の振り返りから感想を紹介します。

・チームが成長するのに、段階があることを知って驚いた。やっぱりコミュニケーションは大事なんだと改めて思った。

・仲間には一人一人得意・不得意があり、それを補い合ってチームになっていくと思った。強みや弱みを認め合って助け合いたい。

・自分の力ですべての役割をこなすことだけがリーダー性ではなく、友達の力を借りて役割を分担することもまたリーダー性だとわかった。

・いろいろな人の得意を分担すると、よりリーダー性が高まり、よい「チーム」になると思う。

・どんなことをするにも「自分から」ということが大切だとわかったから、周りをよく見て、今自分は何をすべきかを考え、失敗を恐れずにチャレンジしたい。

  

   今回参加したのは、生徒会役員・各専門委員長・学級委員長の27名です。このメンバーで6月25日(日)には、リーダー研修会を宇都宮市の冒険活動センターで行います。

 

ボランティア委員会の緑化活動

 6月16日(金)、久しぶりの晴天に恵まれ、ボランティア委員会が緑化活動をすることができました。矢板高校の生徒の皆さんが育てた花の苗を購入し、学校に届いてから1週間が経っていました。梅雨入りしていますので、毎日の雨模様で、やっとこの日がやってきたという感じでした。

    

 プランターやコンクリート製の学校の花壇ばかりでなく、今回はランチルーム前の階段状の花壇にも植えることができました。熱心に活動し、学校を花いっぱいにしてくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。今後は交代で花の水やりをするとのこと。よろしくお願いします。

    

第1学年 校外学習の様子

 第1学年は、校外学習で「那須どうぶつ王国」を訪問しました。

 到着時に降っていた雨も、班別活動開始後には止み、生徒はグループで協力しながら園内を散策していました。珍しい動物の生態を観察したり、屋外でグループごとにお弁当を食べたり、楽しく1日を過ごしていました。最後には袋いっぱいのお土産を抱えてバスに戻ってきました。

 生徒は普段の学校生活では体験できないことを数多く学んできました。今日の経験を、今後の学校生活に生かしてほしいと思います。

2学年 見学旅行の様子③

    班別行動もあと30分ほどとなりました。生徒は、タブレットPCを使って風景を撮影したり、訪問場所の感想を述べあったりしています。また、旅の思い出を残すために、会津に関するグッズなどにも興味を向けています。

   今、鶴ヶ城へ道案内をする生徒を見かけました。お礼を言われ、照れながらも応えるその姿に頼もしさを感じました

2学年 見学旅行の様子②

   鶴ヶ城公園は、遠足や中学生の班別行動、修学旅行などのグループ、一般の観光される方々で賑わっています。

   本校では市内巡回バスを使って行動するグループが8グループあります。今、そのうちの一つのグループが、無事にバスに乗って目的地へ向かいました。

   さて、昼食の時間帯になりました。会津若松市では、会津ソースカツ丼や、わっぱ飯などが有名です。事前に調べておいた昼食の場所で食べているのかどうか、気になるところです。

県民の日 検定

 6月15日(木)は栃木県の県民の日です。今年は栃木県誕生150年です。

 そこで、本校では、「県民の日 検定」がタブレットを通して生徒に配布され、TDタイム(朝の活動)に実施しました。栃木県のことが調べられるリンク先もあったので、調べながら15問の質問に答えました。

    

 一番難しかった問題は、

「日光にある世界遺産『日光二荒山神社』これはなんと読む?」

① にっこう ふたらさん じんじゃ

② にっこう ふたあらやま じんじゃ

③ にっこう ふたあらさん じんじゃ

④ にっこう にこうさん じんじゃ

  

 正解は①です。ちなみに、宇都宮にあるのは「うつのみや ふたあらやま じんじゃ」だそうです。

 また、「日光」という地名の由来は、男体山の古称が「二荒山」で、「ふたら」を音読みで「ニコウ」と読み替え、「日光」という文字を当てたとされたようです。

 

 最後の質問は、

「今から20年後、みなさんが大人になっている栃木県はどうなっていてほしいですか?」です。

いくつかご紹介します。 

・いろんな人に栃木県の良さを知ってもらい、都道府県の魅力度ランキングで上位に入っていてほしい。

・大きな建物や若者に人気なスポットがあっても自然の豊かは残ってるような感じ。

・お店が増えてほしい。都会っぽくなってほしい。空き家とかをなくしてほしい

・SDGsが進み、都市に近い町としてベットタウンとして栄える。

・ずっときれいな田園風景が残っていてほしい。 車がなくても生活できる環境になっていてほしい。

・「緑」と「都会の発展」のバランスが取れた住みやすいところになっていてほしい。

 

 生徒たちは、栃木県のよさを理解し、それを大切に思う気持ちがあることが分かります。

 未来を担う生徒たちが、今の気持ちを忘れず、今のうちに大いに学び、心に思い描く愛する郷土の姿が実現できるようその役割を果たしてほしいです。頼みますよ!

2学年 見学旅行の様子①

 2学年は、見学旅行で会津若松を訪れています。

 現在はくもり、気温は21℃。飯盛山訪問の際には、車酔いの生徒も2名いましたが、今は回復して会津若松市内の班別行動を行っています。班別行動も時間どおりに進んでいます。生徒は矢板市から貸与されたタブレットPCとWifiルーターを活用して、班の日程を確認したり、歴史を確認したり、また、栄養を補給したりして、次の訪問に備えたりしています。巡回用自転車も確保して、いまから巡回教員が出発します。

地区総合体育大会①

 6月8日(金)・9日(土)、地区総合体育大会がありました。梅雨入りとともに始まった大会なので、雨天延期する種目もありましたが、ほとんどの競技はこの2日間で開催されました。

 勝ち上がれば7月の県大会に出場することができますが、3年生は負ければ部活動から引退することになります。例年より1ヶ月早い引退の時期を迎えます。「絶対勝つぞ!」との思いを胸に戦う生徒の姿を追いました。

 

● サッカー(さくらグリーンフィールド)

 土砂降りの雨の中、最後まで諦めずに声を掛け合い、ボールを追う姿に感動しました。3年生は一人しかいない中、よくチームをまとめ、支えてきました。同じ相手に大差で負けた新人の頃に比べ、成長した自分たちの実力を感じることができたようです。

      

● 陸上競技(さくらスタジアム) 

 多数の生徒が県大会への切符を手にしました。(各種目3位以内が目安) 毎日、自分の目標を発表してから練習をしていた陸上部の生徒たち。自己新記録を目指して走る・投げる・跳ぶ生徒たち。応援の声を掛ける生徒たち。全員の姿をカメラに収めることができませんでしたが、かっこよかったです。

        

● ソフトテニス(氏家中学校) 

 団体戦3位! 4校総当たり戦の予選リーグでは2勝1敗の2位で通過し、準決勝まで進みました。県大会まであと1歩でしたが、頑張っていました。個人戦は、6月17日(土)に延期となりました。

      

● バレーボール(阿久津中学校)

 4校総当たり戦の予選リーグ、最終戦で1セット先取しましたが惜しくも負けてしまったと報告に来た生徒たち。とてもすがすがしい笑顔を見せてくれました。きっといいプレイができたのでしょうね。

      

● 卓球(塩谷中学校) 

 団体優勝、ダブルス優勝、シングルス優勝 3冠達成! 圧倒的な強さで地区大会を制覇しました。昨年度の新人大会に続き、3冠を達成するのですからすごいことです。ダブルス戦、シングルス戦ともに片岡中学校同士の決勝戦。決勝戦にふさわしい見応えのある試合でした。目指せ、関東大会!

        

 応援に駆け付けてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

 新型コロナウイルス感染症により大会そのものがなかった年、大会があっても無観客で行った年がありましたが、今回は、従来に近い形で実施することができ、応援の声も聞くことができました。

 生徒が部活動に参加するということは、休日の練習試合や大会の参加に向けて早朝からお弁当を準備したり送り迎えをしてくださったりと、家族の応援があってのことです。「引退する時、必ず言葉にして家族に感謝の気持ちを伝えること!」という壮行会での校長の話は、生徒たちは実行できたでしょうか。

部活動壮行会

 6月1日(木)、生徒集会があり、今回は1週間後に迫った地区総合体育大会にむけて部活動壮行会がありました。

 

 各部による意気込み発表と、この日のために結成された応援団による激励がありました。

 

 

 かつては、部活動紹介や部活動壮行会が毎年のように行われていましたが、コロナ禍で大会そのものもなくなったり、体育館に集まることもなかったりしたので、今の生徒にとっては初めての部活動に関する集会でした。

    

 それぞれの部がどんな思いで最後の大会に向けて準備をしてきたのか、どんな練習をしてきたのか、人数が多かったのか少なかったのかなど、発表を通して初めて知ることが多く、「互いのよさを認め合う」集会になったと思います。

    

 3年生にとっては最後の総体です。負ければ引退となります。そんな3年生を応援しようと有志で集まった応援団が、とてもかっこよかったです。昼休みを返上して日々練習を重ね、本気の応援をしてもらいました。「主体的に挑戦する」後輩たちの思いは、3年生にも伝わったことでしょう。

    

 これまで目標に向かって日々努力をし、仲間と共に励まし合い切磋琢磨してきた3年生です。いよいよ決戦の時が迫っています。7月の県大会、8月の関東大会を目指す発表もありました。
 残り1週間の調整期間、万全の準備をして最高のパフォーマンスができるよう頑張ってほしいです。

新体力テスト

 5月31日(水)、全校一斉に新体力テストを実施しました。これは、毎年継続的に測定することによって、生徒自身が自分の体力を自覚し、日々の健康管理や体力増進への意欲づけとなり、全国の小・中・高で実施しています。

 全種目、記録ごとに1~10点の点数にし、合計点数によってA~Eの評価に分かれます。年齢によって違いはありますが、おおよそ7点以上を平均して取ると、評価Aとなります。

(詳しくはこちらをクリック)

保護者の皆様には、懐かしく感じていることでしょう。実施項目が平成11年に変更となり、「新体力テスト」と呼んでいます。

 20mシャトルランという往復持久走と50m走は、体育の時間に測定しています。

この日の実施項目とその様子は次のとおりです。(7点獲得の目安の記録)

● 握力(男子43~46kg、女子28~29kg)

 

● 上体起こし(男子27~29回、女子20~22回)

    

● 長座体前屈(男子49~52cm、女子50~53cm)

   

● 反復横跳び(男子53~55点、女子45~47点)

    

● 立ち幅跳び(男子230~241cm、女子179~189cm)

      

● ハンドボール投げ(男子28~30m、女子16~17m)

    

 自分の記録更新に向けて精一杯頑張っているので、「頑張れ!」「あと少し!」「最後まで!」と、思わず声も出てしまいます。一生懸命な姿は、すがすがしくていいです!

 結果が楽しみですね。

 栃木県は、Aのうち全て8点以上の生徒にはS認定証が渡されます。さて、今年はどうでしょうか。

新体力テストの準備

放課後、生徒が一直線に並んでいるので校庭に出てみました。

 

近くに行くと…

 

新体力テストのハンドボール投げの会場を作っていました。

 

途中、素早く修正を指示する3年生。大きな声で的確に伝えるので、遠くにいた生徒もしっかり修正できました。

 

新体力テストでは、最後まであきらめずに取り組んで、昨年度の記録を更新してほしいです。1年生も、中学校で初めての新体力テストです。みんな、頑張れ!

生徒総会

 5月26日(金)は、生徒総会がありました。これまで本部と各教室をつなぐリモートで実施してきましたが、今回は3年ぶりに体育館で行い、全員が一堂に会する形にしました。

 

 全生徒の手元には14ページにも及ぶ資料があり、生徒会本部役員や専門委員長の発表内容の要約がプレゼン資料として正面に映し出されました。これらすべて、生徒が準備したものです。この日を迎えるまでの準備の大変さを考えると、生徒の英知の結集には、感動します。

 

<生徒会長からの話>

・生徒会本部として、新たな生徒会行事の企画・運営や専門委員会との連携から活気あふれる学校を作りたい。

・生徒会や各専門委員会がどんな目標の下でどのような活動をするのかよく聞き、一人一人が自分にできることを考えよう。

・みんなでアイディアを出し合って、さらに活力ある片岡中学校にしよう。

 

<生徒会本部、各専門委員長の発表>

          

 

<生徒からの質問>

     

 生徒会が掲げたスローガン

「一新紀元 ~新たな挑戦、新たな片中へ」

  今年の生徒会や専門委員会が、常時活動はもちろんのこと、どんな活動をして学校を盛り上げていくのか、楽しみです。生徒の活動を、応援します!

<生徒会本部役員と専門委員長>

 

第1回PTA理事会

 5月24日(水)、午後6時半から第1回PTA理事会を開催しました。

 今年度の理事の皆様にお集まりいただき、各専門部の組織作り、年間活動内容の確認と役割分担を行いました。それぞれの専門部には、6名のPTA総務部(副会長・会計)が一人ずつ入って進行をお手伝いするとともに、理事の皆様の積極的な参加で、話合いも短時間に終えることができました。

 PTAの各事業の運営を、1年間どうぞよろしくお願いします。

●PTA会長挨拶(校内放送で実施しました。)

 

●広報部(主に行事の際に写真撮影をします。)

 

●指導部(主に挨拶運動や通学路の安全確認をします。)

 

●施設部(主にカーテンの洗濯とPTA奉仕作業を中心になって進めます。)

 

●体育部(主にスポーツフェスティバルや学校保健委員会で協力します。)

 

●研修部(主に研修会を運営したり参加したりします。)

 

●学年委員(主に学年部会の進行や研修会に参加をします。)

1学期オープンスクール

 5月23日(火)、1学期オープンスクールを開催しました。あいにくの雨模様にもかかわらず、約90名の保護者の皆様が来校し、授業を参観していただくことができました。ありがとうございました。当日になっての授業変更等があり、御案内どおりには実施できなかったことをお詫び申し上げます。

  

 昨年度までは、感染症対策として廊下からの参観でしたが、今回は教室の中に入っていただき、生徒の様子をより近くで見ていただくことにしました。お子様の授業参加の様子ばかりでなく、学級の雰囲気、教室の掲示物や生徒の作品など見て、新年度がスタートして2ヶ月近く経った様子を感じていただきました。

  

 オープンスクールは2学期にもあります。また、2学期には総合的な学習の時間の学年発表会や総合文化発表会、保護者も参加できるスポーツフェスティバル等があります。また、夏休みと1月には三者・二者面談もあります。(3年生は進路関係でより多く来校していただくことになります。)お忙しい中ご協力いただく場面があります。どうぞよろしくお願いいたします。

市長講話(3年生)

 5月22日、矢板市長の齋藤淳一郎様を講師としてお招きし、3年生を対象に「将来のために、今、学ぶこと」と題して講演会を開催しました。

   

 3年生は、夏休みの高校一日体験学習の申込みをする段階で、いよいよ進路選択を本気で考える時期です。だからこそ、将来を見据え、自分の立てた目標に向かって逆算し、今は何をすべきかを考え、実行することの大切さをお話しくださいました。

   

 齋藤市長が政治家を目指しどのような努力をしてきたかは、とても具体的で生徒にもわかりやすかったと思います。これまで、総合的な学習の時間に様々な職業人のお話を聞いてきた生徒たちですが、まさか政治家や市長という「職業」について、知る機会を得るとは思ってもみなかったことでしょう。

  

 また、矢板市に対する市長の熱い想いを聞き、改めて我がふるさと「矢板」を見つめなおしたのではないかと思いました。今なお学び続ける市長の姿勢に、大いに刺激を受けた講演会でした。

 

第1回アタックタイム

 5月18日(木)、今年度初めての「アタックタイム」がありました。年間に10回計画されていて、今回は、1年生は理科、2年生は英語、3年生は国語でした。

 

 これは、学習内容の定着と自主的な学習の習慣を身に付けることを目的として、実施しています。1週間前に課題が出され、その課題の中から出題されたり、類題が出されたりします。全校一斉に、帰りの会前の10分間にテストを実施するので、問題数は多くはありません。努力した分、結果に表れるので、生徒の学習の励みになっています。学期ごとに成績上位者は表彰されます。

さて、今回はどうだったでしょうか。満点は何人くらいいたのでしょうか。楽しみです。

矢板市地域クラブ活動実証事業 説明会

 5月18日(木)、本校にて3つの部活動(サッカー、ソフトテニス、卓球)の保護者を対象に、説明会を実施しました。

 これまで学校教育活動の一環で実施していた部活動を、地域クラブ活動として移行する実証事業です。とはいっても、今年度は参加を希望する生徒が休日等に月1~2回、地域クラブの指導者に指導していただくというもので、今回は3つの部が対象となりました。これまでも顧問とともに外部指導者が指導する場面はありましたが、この地域クラブ活動では、顧問は指導せずクラブの指導者だけでの指導となります。そのために、クラブ活動中のけがや事故に対応する保険にも加入します。

 

 栃木県としては、生徒が主体的に多様なスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる環境づくりに取り組んでいるところです。活動目標として、令和7年度までに、すべての公立中学校の休日の部活動を、1つ以上地域クラブ活動にすることを目指しています。

緊急点検! 校庭の安全確認

 5月17日(水)の昼休みに、校庭の安全確認を行いました。杭やくぎ、ガラス、大きな石などによるけがの未然防止のためです。お昼の放送で呼びかけたところ、ボランティアで約70名の生徒が集まりました。その気持ちがうれしいですね!

  

 バケツなどを手にして、一列に並び、校舎を背にして南側へ隙間なく確認する方法です。大勢の生徒が集まったので、10分足らずで作業は終了しました。小石はもちろんですが、杭やくぎなども見つかりました。

   

 安全な環境づくりに自分自身で関わることはとても大切です。意識して環境を見るようになり、新たな気づきも生まれます。学校の安心・安全を生徒とともに作っていくことは、とても意義のあることだと思います。さらに、保護者や地域の方とともに環境づくりができるようにしていきたいものです。

 

スケアード・ストレイト方式の交通安全教室

 JA共済連栃木様とJA塩野谷様の御協力により、5月15日(月)に自転車交通安全教室を実施することができました。

 

 はじめに、塩野谷農業協同組合代表理事組合長様から、事故の恐ろしさを実感することにより交通安全意識を高めることにつながるスケアード・ストレイト方式の意味について、お話がありました。矢板警察署長様からは、事故の再現場面からその事故の原因と対策を考えることや、事故に遭われた被害家族の悲しみについてお話がありました。

   

 あいにくの空模様でしたので、体育館にて実施となりましたが、プロ(シャドウ・スタントプロダクション)による交通事故再現スタントを目の当たりにした生徒たちは、大変驚いていました。生徒の振り返りから、いくつか御紹介します。

    

<学んだこと>

・事故の再現を見て、交通事故の怖さを知った。自転車同士の事故でもここまで衝撃があるのかと驚いた。これが自動車同士だったらひとたまりもないなと思った。ヘルメットの着用がいかに大事なことかがよくわかった。

・思っていたよりも自転車同士がぶつかったときの衝撃が強かった。今回は模擬交通事故だったが実際はもっと悲惨で恐ろしいかもしれないから、危機感をもった。 自転車に乗っている側の少しの不注意で事故が起こることを改めて実感したから、一人ひとりが細心の注意を払って乗るべきだと思った。

・命は一つ誰にも平等にあり、それを大切にしないと残された人が悲しむということや、脳は脆いのでヘルメットの着用は必要なことなのだと改めて実感した。

   

<今後の生活に活かしていきたいこと>

・プロのスタントマンさんが命をかけて事故を再現してくださったので、今回のようなシチュエーションを想像しながら、考えて自転車に乗りたいと思う。

・再現で見たような事故を防ぐために、周囲の確認、交通ルールの厳守などを意識しようと思った。「ルールを守ればルールが自分を守ってくれる」ということを覚えておこうと思った。

・ヘルメットの着用は努力義務だけど、大切な家族を守るためにヘルメットの着用を家族内に呼びかけたい。

・私の通学路は、国道もあれば、細い一本道もあるので、必ず左側通行で車や歩行者、障害物を確認しながら乗ろうと思った。今回のスケアード・ストレイトで、本当に小さな気の緩みが事故につながるから、常に「自転車に乗ってるときは初心にかえる」を意識したい。また、周りでルールを守ってない人などには、生徒会としてできる範囲で呼びかけたり、学校全体で強化できるように話し合ったりしようと思った。

  

入学して1か月(1年生)

 1年生は、本校に入学してから1か月が経ちました。さわやかな挨拶をする生徒が多く、礼儀正しい様子も感じられます。年度当初は検診等いろいろな行事がありますが、各教科の学習が進み、軌道に乗ってきたところです。何人かの生徒に話を聞くと、

「少しずつ慣れてきて疲れはしますが、楽しいです。」

とのこと。勉強、運動、係や委員会活動、部活動と、新しい環境に対応しようと一生懸命な様子をご紹介します。

 

〇TDタイム

 始業後15分間は、タブレットの問題を自分で選んで解き、学力向上につなげます。

 

 

〇授業の様子

 意欲的に取り組んでいます。

   

〇検診や検査

 5月11日は、血液検査がありました。これまでも歯科検診や腎臓検診(尿検査)があり、来週は内科検診があります。病気の早期発見はもちろんですが、自分の健康に関心を持ち、自分の健康は自分で守ろうとする気持ちや態度を育てることを目的に実施しています。

  

〇給食の準備

 衛生に気を付けながら、落ち着いた準備風景です。話をせず、整然と準備をすることができます。

  

〇昼休み

 教室で係の仕事をしたり、校庭で元気に遊んだりしています。1年生と2年生の混合チームで、仲よく遊ぶ様子には感心します。片岡小学校出身の生徒が中心になって始まった遊びに、他校出身の生徒も加わり、元気に遊んでいます。

   

〇部活動

 ゴールデンウィーク後、1年生も本格的に始まりました。上級生との体力・技術の差はありますが、先輩を目標に一生懸命取り組んでいます。

  

英語「話すこと」に関する調査

 5月9日(火)、3年生は英語「話すこと」に関する調査を実施しました。これは、4月に行った全国学力・学習状況調査の一部で、英語の4技能「聞くこと」「読むこと」「書くこと」「話すこと」のうち、「話すこと」に特化して行われるというものです。

 ICT端末を用いたオンライン方式で、ネットワーク等の負荷を分散させるため日程調整が行われています。本校の指定日が5月9日で、学級も3グループに分けて分散して実施しました。

 ヘッドセットを通じて自分の音声を録音し、そのデータが文部科学省のシステムにアップロードするというものです。ICTを使いこなす生徒の姿がそこにはありました。みんな、頑張っていました。

「お昼の放送」再開

 生徒会メディア委員会による「お昼の放送」が、3年ぶりに再開しました。これは、給食の時間にメディア委員の生徒が、献立やその日の給食についての一口メモを放送します。5月9日は、豆乳パンナコッタがデザートに提供されましたので、「豆乳」についての話がありました。

 また、「今日の記念日」のアナウンスもありました。5月9日はアイスクリームの日、黒板の日だそうです。そして、生徒たちが選曲した音楽を流し、給食の時間に彩りを添えていました。

 

 感染対策は継続しますが、少しずつ以前の学校生活が戻ってきています。すべて過去に戻すのではなく、コロナ禍によって新しく取り組んだ良いものは継続し、生徒の主体性を尊重しながら常により良いものを目指していきます。

修学旅行5

 これまで3日間の様子について、時間を追って紹介してきました。最後は、実行委員を中心に「生徒自身が修学旅行をつくる意識」で行動していた様子をお知らせします。

 実行委員は10名。今回の修学旅行に向けて実行委員会が結成されました。事前に何度も話し合いを重ね、スローガンを決めたり役割分担をしたりして、準備を進めてきました。

スローガン: 「古都の伝統に触れ、友情を深める旅 ~歴史の世界へおいでやす~」

 このほか、しおり編集委員も活躍しました。様々な人が関わって実現した修学旅行でした。

  

 修学旅行当日、実行委員は出発式に向けて、早朝の片岡駅に集まってきた生徒たちへ呼び掛け、整列させるところから始まりました。

 

 旅行中にも、実行委員が公共のマナーについて気付いたときに自主的に言葉を掛けたり、次の場面で必要なことを先に伝えられるようしおりを見て確認をしたりしていました。

 

 はじめの頃は、実行委員からの発信が多かったのですが、それに協力し生徒一人一人が全体のことを考えて行動する様子が増えていきました。生徒の感想にも表れているので一部紹介します。

「実行委員がクラスの人に大きな声で指示をしていたのですごいなと思いました。」

「人員確認をするときに班のみんなが『全員いるよ!』などと声を出してくれたり、手を振ってくれたりしてくれたのでとてもスムーズに行うことができた。とてもありがたかった。」

「バスでも新幹線でもどの場面においてもみんな自分で考え行動し、先生への負担は少なかったと思う。」

  

(班別研修の会計係が、残金を分配するために計算をしている様子。実行委員以外の生徒たちも活躍していました。)

 

 旅行中も、旅館では実行委員会議を行い、良かったことや改善点を話し合い、翌日の朝食の時に連絡をしていました。実行委員の連帯意識が高まり、日中も声を掛け合う様子が多く見られました。

  

 最終日の朝に荷物を発送するため、1階のロビーに荷物を出す順番を考えたのも実行委員のアイディアです。3階の生徒の荷物から順番に館内放送を使ったり各階にいる実行委員が呼びかけをしたりして、6階の生徒の荷物までを、狭い階段を混乱なく短時間に行うことができたのは素晴らしかったです。この頃になると、みんなのために役に立つ行動をする楽しさを感じていた様子が見て分かりました。

   

(生徒たちは実行委員の方へ意識を向けている写真)

 

 東京からのバスがいよいよ片岡中学校に到着するというとき、生徒の目に映ったのは、暗闇の中、全ての教室の電気が付いていて明るく輝く校舎からの光です。「帰ってきた」という思いを感じたことでしょう。生徒の帰りを待っていた先生方の粋な計らいです。バスを誘導する先生方も多く出てくださっていました。

 バスを降り始めた生徒たちから「実行委員は全員先に降りたかな?」という発言が聞こえました。実は、実行委員が代表して出迎えてくださった先生方にお礼の挨拶をするためだったのです。

 事前に生徒同士で打合せをしていたのでしょう。実行委員に協力する他の生徒の気持ちもうれしかったです。先生方ももちろんですが、生徒も粋な計らいができるのですから、感動しました。

 

 最後に、生徒の感想をいくつか紹介します。多くのことを学んだ様子が、言葉になって表れています。御家庭の皆様の御協力あっての修学旅行でした。本当にありがとうございました。今回の学びを、今後の日々の学校生活につながるように、連続性を意識させていきたいと思います。

 

・修学旅行先でも感謝の言葉などのお礼やあいさつは欠かさずすることができたので続けたいです。

・3日間だけではあったけど、ここまで長い時間クラスの人と過ごしたことはなかったので、皆のことをより知ることができました。

・一人一人が公共の場でのマナーを守り、常識のある行動を心がけていた。また、挨拶も誰かから指示される前に自ら進んでできていた。

・今回の修学旅行で私は、自主性などを身につけることができました。これからは、身につけた自主性を学校生活で生かしていきたいと思います。

・修学旅行を通じて友達の大切さを改めて感じました。班別研修や旅館の生活は仲間の協力があったからこそ成り立ったのだと思います。友達と協力することを忘れずに、今後の合唱コンクールや受験でも支え合っていきたいです。

・修学旅行を通して、主体的な行動や仲間との協調性が修学旅行を楽しく過ごすための必須能力なのだとわかった。これから行われる行事などに修学旅行で学んだ主体性・協調性のスキルを生かしていきたい。

・修学旅行で学んだ「自分で考えて行動する」というのを日常生活でも頑張ってやっていきたい。色々な人の支えや協力があって行くことができたので、感謝の気持ちを忘れないようにしたい。