学校の様子
令和6年 最後のあいさつ運動
12月25日、冬季休業前の最後の登校日は水曜日であり、令和6年の生徒会にとって最後のあいさつ運動となりました。「さわやかなあいさつ」を目指した生徒会役員は、週1回のあいつ運動という形で、自ら実践して生徒たちに働きかけていました。
手が凍える寒い朝でしたが、1・2年昇降口前では、3年生の役員が元気にあいさつをしていました。
3年生昇降口には、2年生の役員があいさつをしていました。笑顔で迎えられるので、ちょっと照れくさいような嬉しいような気持ちになったことでしょう。
いよいよ令和7年が始まります。冬季休業明けの1月8日には、令和6年の生徒会役員から令和7年の生徒会役員への引継式があります。
令和6年の生徒会のスローガンは「勇往邁進 〜常に挑戦する姿勢で〜」であり、文字どおり新たな挑戦をしたりこれまでの活動を改善したりして、生徒たちの活躍の場を作ってきました。
令和7年の生徒会も、これまでの伝統を受け継ぎ、さらに前進していくことを願っています。
ボランティア委員会よりプランターの贈呈
12月25日(水)、ボランティア委員会の生徒たちが、日頃の感謝の気持ちを込めて、パンジーやビオラを植えたプランターを近隣の施設へお届けしました。
● 片岡公民館
● 片岡児童館
ほかに、片岡駐在所と乙畑駐在所に置かせていただきました。いつも、生徒たちを見守ってくださり、ありがとうございます。
防災学習
12月12日(木)、矢板市生活環境課職員、地元片岡の消防団員、学校運営協議会委員の皆様の御協力により、防災学習を実施しました。全学年が3つのプログラムを、時間をずらしながら全て体験するというものです。
はじめに、オンラインにてこの活動の意味や目指すところの説明と、協力者の紹介をしました。
防災学習の初年度として重視したのは、地域の方と顔の見える関係づくりです。当日は総勢24名もの方に御協力いただきました。そしてこの活動の目指すところは、「生き抜く力」と「地域に貢献できる力」の育成です。
① 「自助」:避難行動計画の作成(マイタイムライン)
<感想>
・避難経路や避難し始めるタイミングなどを理解できたので、これから活かしていきたい。(1年生)
・自分が住んだいるところは、想像よりも浸水することが分かった。もし台風や線状降水帯などになったときは、状況を判断して、正しい行動をとれるようにしたい。(1年生)
・避難する場所を、家族で決めておこうと思う。(1年生)
② 「共助」:地元消防団の活動理解と体験
<感想>
・消防団の人は、郷土を守るために自分から行っていることが分かった。(1年生)
・父が消防団に所属しているので、家に帰ったら消防団について父に聞いてみたいと思った。(3年生)
・消防団の人はどのようなときに出動しているのか、避難する手順などについても考え学ぶことができたのでよかった。(3年生)
③ 「公助」:避難所設営体験
<感想>
・片中が避難所になることは分かっていたけれど、具体的にどうやって避難所を設営しているのか分かった。(2年生)
・片岡中に避難したときに、自分から動いてみんなのために協力したい。(2年生)
<全般的な感想>
・簡易的な住居スペースを組み立てたり、避難時に使用する倉庫(防災倉庫)の存在を初めて知ったりしたので、とてもためになった。また、避難時の行動の仕方について、理解することができた。(3年生)
・自助・共助・公助の言葉を新しく知ることができた。これからは、この3つを考えながら災害にあったときの対応について、考えていきたい。(1年生)
生徒ばかりでなく職員も、防災倉庫の中を見学したり発電機を動かしたりする貴重な体験をすることができました。協力者の中には、本校出身の方もいらっしゃいまして、母校を懐かしがっていました。ありがとうございました。
御家庭におきましても、防災グッズの点検や、避難する際の約束事を確認するよい機会かと思います。
総合文化発表会
11月29日(金)に、総合文化発表会がありました。これまでの学習の成果を発表する日として、校内合唱コンクールや自由発表、総合的な学習の時間の学年代表発表、美術・技術家庭・書写等の作品発表などがありました。(先月のこととなってしまいました。素晴らしい発表会となりましたので、御紹介します。)
<校内合唱コンクール>
今年は、文化芸術鑑賞教室(シエナ・ウインド・オーケストラ)があり、生の演奏を間近で見聞きした生徒たちです。今まで以上に、学級のまとまりがあり聴衆の心に響く歌声だったと思います。
伴奏者は、夏休みから練習を重ねこの日を迎えました。合唱を支える伴奏者の努力は大変なことだったでしょう。(自由曲の伴奏者のみを紹介します。学級によっては、課題曲の伴奏者もいます。)
今年は新たに銅賞が設けられ、審査時間が予定をオーバーするほど甲乙付けがたい合唱でした。
<自由発表の部>
「少年の主張」、「英語スピーチ」、保健委員会によるよい姿勢を意識できるストレッチポールの活用、ギターの弾き語り、ビートボックス、ダンスの披露がありました。
会場は、かなりの盛り上がりでした。
また、生徒会からは、「片中SDGs」の発表がありました。生徒評議会で議論を重ね、自作のロゴマークなどを作成して発表していました。「本校独自のSDGsの目標を持つことで、学校をさらによいものにし、同時にSDGsに貢献する」という目標達成のための提案ということです。生徒の発案で、話し合ったものを形にし、生徒に協力を求める生徒会の姿に感動します。
<総合的な学習の時間 学年代表発表>
1年生は、矢板と那須の違いを、4名の生徒の調査研究を組み合わせて発表しました。
2年生は、キャリア・スタート・ウィーク(職場体験学習)から学んだことを発表しました。
3年生は、2030年までに世界の人々が協力して達成すべき17の「持続可能な開発目標SDGs」について理解をし、自分で何ができるかを考えて探究活動をしてきた内容を発表しました。
生徒はよい学びをしていると感じる一日でした。
また、運営するためには、生徒会だけではなく全ての専門委員会が協力し、進行や舞台変え、照明などを行っています。
そして、会場の準備・片付けは2学年でした。学校の主軸であった3年生から2年生へ、いよいよバトンが手渡される日が近いです。
普通救命講習(2年生)
12月18日(水)と19日(木)の2日間にわたって、2年生はそれぞれ3時間の普通救命講習を受講しました。矢板消防署より2名の消防署員が御指導くださいました。基本的な心肺蘇生法やAEDの使用など、全員が実際に行うことにより、理解したり対処の技能を身に付けたりしました。
●2の1
●2の2
緊急時には、消防隊員が到着するまでの応急処置は、いつ、誰が行うか分かりません。本校にもAEDは職員室前と体育館入り口の2カ所にあります。2年生は、これまで以上にAEDの置き場所を認識したことでしょう。いざというときのための日頃の準備は欠かせませんから。