押小日誌

押小日誌

空き容器が大変身(3年図工)&教育実習生実習終了

3年生が楽しそうにカラフルな粘土で何かを作っています。

図工「空き容器の変身」という学習で、「空き容器と紙粘土の組み合わせ方を工夫し、形や色の感じをとらえながら、生活の中で楽しく使えるものを作る」というねらいがあります。

子どもたちは、「どこにどんな風に粘土をつけていこうかな」「小物入れにするにはここを切ろうかな」など、自分の思い描く完成作品をめざして無我夢中です。楽しそうに、でも真剣に作っている姿、とてもいいなと感じます。

 

 

「校長先生、これはペン立て。ペンを分けられるようにしてみた。」「小物入れを作りました。入れるものが取りやすいようにしてみました。」などなど、子どもはいろいろ工夫をします。見た目も楽しい、大変身した作品が次々完成しました。

 

 

※この日は、教育実習生の実習最終日でした。この日一日は、3年生の子どもたちの担任として朝から全てを行いました。また、その週には研究授業も行いました。

 

 

最終日を無事に迎えられたこと、本当によかったと思っています。実習を終えて「先生になりたい」という気持ちが高まっていたらうれしく思います。先生の卵として、大学に戻ったら一生懸命勉強に励み、先生を目指してくれたらうれしいです。4週間おつかれさまでした!

最後まで走り抜けた子どもたち(市小学校駅伝競走大会(5・6年生))

29日(水)さくらスタジアムにて、さくら市小学校駅伝競走大会が開催されました。本校からは、5年生1チーム、6年生2チームが出場しました。

 

そして、6年生が昨年度に引き続き優勝し、連覇を果たしました。本当におめでとう。

また、出場した6年生(もう一つのチーム)も5年生も仲間を信じてたすきをつなぎ、最後まで走り抜きました。その「あきらめない姿」と「全力の姿」に心が動きました。

これまで、子どもたちを支え、励ましてくださったご家族や地域の皆様など多くの方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 校内持久走記録会(11月15日)を終え、この大会まで2週間、さまざまな準備・練習を行ってきました。(そのことについては、後日、このホームページでお知らせいたします。)

 大会当日、体調不良のため選手が数名欠席したことにより、オーダーの多少の変更がありましたが、子どもたちは、自分たちのもっている力を出し切り、全力でたすきを渡す姿が見られました。チームが・自分が、どのような位置(順番)にいても決して気を緩めず、あきらめずとにかく次の人にたすきを渡す姿、教わったたすきの受け渡しのポイントをそのとおり実直にやりきっている姿(特に、たすきを受け取った後はまず全力で走ること)に私は感動していました。
 また、応援の声もしっかり走者に届いていました。苦しいときほど応援の声が力になることも教わっていたことです。人数は他校に負けますが、声の大きさでは負けないほど全力の応援でした。

【5年駅伝の部】

 

 

 

 

【5年エンジョイランニングの部】

 

【6年駅伝の部】

(押上A)

 

  

  

 

(押上B)

 

 

 

 

【6年エンジョイランニングの部】

 

 出場した3チーム、そして、駅伝の部で出場の機会がなかった児童によるエンジョイランニングで、仲間のためにも、自分のためにも、最後まで走りきったこと、そのような本校の子どもたちを、私は誇りに思います。感動をありがとう。

※大会に向けて、準備や当日の運営など、小体連事務局の皆様、市内小学校の体育主任さん、大会スタッフの皆さん、市教委や陸協の皆さん、大変お世話になりました。子どもたちへのあたたかな励ましの声もたくさんいただき感謝申し上げます。

プラモデルを題材に(5年社会科)

5年生の教室で子どもたちがプラモデルを組み立てています。「あれはまさに…!」

 

 

5年生の社会科「我が国の工業生産」の授業の一環として、日本のものづくりの技術を学び、工夫や努力、課題などを知るとともにその解決策について考えることを目的にした授業です。この学習は、プラモデルメーカーの学習プログラムを活用したもので、市内の全小学校で実施される予定です。(今はこのようなプログラムがあるんですね。)

この時間は、プラモデル組み立て体験をして、製造工程や生産の仕事について予想を立てます。プラモデルづくりに「悪戦苦闘」の子もいれば「得意」な子もいましたが、早く終わった子が苦戦している子の手伝いをしたりしながらなんとか完成にこぎ着けたようです。

  

この後は、プラモデル工場の動画を視聴し感想をクラスで共有します。一見、楽しそうな仕事のようにも見えますが、いろいろな苦労や努力があるようです。また、環境への配慮など持続可能なものづくり産業という現代的な課題もあるようです。日本の誇るものづくり技術について、体験を通して学べる機会となりました。ものづくり産業に対する子どもたちの興味関心が高まることを期待しています。(私は、まさにこのアニメ世代。あの当時はプラモデルがなかなか手に入らなかったのを覚えています。週末、おもちゃ屋に入荷するのを並んで買った記憶が…自分の好きなモ〇ルスーツはシャ〇専用ズ〇ックです。)

入学するのを待ってるよ(1年生活科)

かわいらしい保育園の子たちが本校に来ました。1年生の生活科の学習で「新しい1年生を招待しよう」という活動があり、この日は、園の年長さんを学校に招待して、一緒にいろいろ活動する交流会の日でした。

はじめにグループごとに出し物を披露。ダンスや鍵盤ハーモニカ、縄跳びを見てもらいました。

   

続いて、「おもちゃランド」です。校庭の木の実や松ぼっくりなどで作ったさまざまなおもちゃで遊びます。どんぐりごまや魚釣り、的当て、けん玉などいろいろ工夫して作られていて感心です。

 

 

 

 

 

その後は1年生が年長さんの手を引いて学校案内です。確か4月には2年生に手を引いてもらって校舎内を案内されていた1年生も今やすっかりお兄さん・お姉さんになって、年長さんに優しく声をかけたり教えたりしていました。 

  

 

1年生はとても楽しみにしていた様子で、朝からうれしそうにしていたようです。中には、「昨年、自分が押上小に招待されて交流会をして、とても楽しかったので、今日の交流会を楽しみにしていた」という1年生もいました。

1年生の子どもたちが、年長さんに優しく声をかけたり教えたりする姿を見て、1年生もとても成長しているなと改めて感じました。年長さんたち、来年入学するのを待ってますね。

部活動報告

本校HPのメニュー欄に、『体育文化後援会(野球・バスケ・金管)』があります。先日行われた、バスケ部の活動報告を載せましたので、ぜひご覧ください。

上手に縫えたかな(6年家庭科・ミシンボランティア)

6年生の家庭科で裁縫の学習があり、ミシンを使ってナップサックを製作します。その際に、地域の方々がミシンボランティアとして子どもたちの製作活動をサポートしていただきました。

 

 

 

 

ミシンの縫い方のアドバイスをしていただいたり、ミシンの調子を見てもらったりするなど子どもたちの学びのサポートをしていただきました。担任だけでは対応しきれないところを本当に支えていただき感謝申し上げます。

ボランティアの方からは「6年生の子どもたち、とても落ち着いていてミシン縫いも上手ですね。」とお褒めの言葉もいただきました。また、全員がこの時間に完成したことに担任もボランティアの皆様に感謝していました。6年生のみなさん上手にナップサックが縫えました。使うのが楽しみですね。

押小からイチョウのたより

朝夕の冷え込みも厳しくなってきました。

本校の校庭をあらためて眺めてみると、イチョウ(校庭には2本あります)の黄色い姿がとてもきれいだなと感じます。町なかにはイチョウが有名な神社がありますが、本校のイチョウも負けじとその鮮やかな姿を見せています。ライトアップできるとさらに映えるのではないかなとも思います。葉も落ち始めていますが、お時間がございましたらちょっとお立ち寄りいただけるとうれしいです。

 

 

 

 

 

「ふれあいの里」(防災教育実践研究に関する取組)

本校は今年度、防災教育実践研究推進校として安全教育に関する取組を進めています。

その取り組みの一環として、18日(土)午前に、体験活動「ふれあいの里」を土曜授業として実施しました。

昨年度、活動内容を一新して、子どもたちが体験活動に参加する方法を取り入れましたが、今年度は、防災教育の視点で、「避難所用スリッパ&ランタンづくり」「避難所用パーティション&ベッドづくり・簡易トイレ設置体験」を講座に入れて実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

講座実施に当たっては、防災ママクラブの皆様、市役所危機管理係の皆様にご協力をいただきました。また、当日は、学校運営協議会の方々、また学校安全総合支援事業実践委員の方々や、さくら市教育委員会教育長さんはじめ市教委、県教委のみなさんも参加いただき本校の防災教育を推進いただきました。感謝申し上げます。

 

 

 

  

また、防災関連以外では、「創作活動・昔遊び」(1・2年生)、「バルーンアート」(3年生)、「手話体験」(4年生)、「笑いヨガ体験」(5・6年生)の講座を実施しました。各講座には、地域の皆様やボランティアの方々、また中高校生のリーダースクラブのみなさんにご協力いただき開催することができました。本校児童の豊かな体験活動のために本当にありがとうございました。

講師としてお越しになったあるボランティアの方が「押上小の子どもたちは本当に素直で一生懸命に取り組んでいてすばらしいと思います。今日は「大丈夫かな」と来る前まで不安でしたが子どもたちがよくやってくれて楽しかったです。来てよかったです。」とお話しくださいました。私も大変うれしく感じました。

多くの保護者の皆様にもご参加・参観いただきました。約80名の保護者の皆様に参加いただき、充実した活動となりましたこと、感謝申し上げます。

美しい音色と楽しいひととき(音楽鑑賞教室)

少し前になりますが先週の14日(火)、さくら市主催の音楽鑑賞教室を開催しました。プロの演奏家による音楽コンサートで、子どもたちも先生方もバイオリンとギターの音色を楽しみました。

 

 クラッシクの曲の他、アニメの曲やJポップの曲など子どもたちに親しみのある音楽を演奏していただきました。

  

 

また、途中には、音当てクイズや手拍子や足踏みなどリズム遊び、さらには飛び入りで演奏に合わせて歌を歌うなど楽しいひとときにもなりました。(飛び入りで歌を披露した2名に拍手!堂々と歌を披露。上手でしたよ!!) 

音楽などの芸術は心と体を豊かにする「人生のスパイス」である、と以前に聞いたことがあります。日々忙しい中ですが、我々教員もすてきなスパイスをいただいた気がします。子どもたちも教員もすてきな時間を過ごすことができました。お二人の演奏家の方、関係者の方々、教育委員会のみなさまに感謝申し上げます。

「さくら市の火事は誰が消す?」(3年社会科・防災教育実践研究に関する取組)

本校は今年度、防災教育実践研究推進校として安全教育に関する取組を進めています。

その研究の一環として、3年生が「安心・安全なまちづくりのために」の学習で、地域の消防団をお招きし、消防団について学びました。(11月17日(金)2・3校時。昨年度に引き続き2回目の実施です。)

  

2校時は、「さくら市の火事は誰が消す?」という質問からスタートし、消防団の様々なことを教えていただきました。また、地域のハザードマップを基に、自分の住むところが危険でないかどうか、地域の消防団の場所はどこかなどを調べました。

 

 

そして、3校時、消防団に関する体験活動を行いました。実際に消防服を着てみたり、消防車を観察したりと通常ではなかなかできない体験を行いました。雨天となったため、計画では放水まで行う予定でしたが、消防団で使用する服や道具などを昇降口に並べいただくとともに、屋根のあるところまで消防車を移動していただき、見て触って体験できるようにしていただきました。感謝申し上げます。

 

 

 

 

また、学校安全総合支援事業実践委員の方々の会議・研修としても位置づけされ、実践委員の方々(大学の先生や県防災士会等の関係機関の方々や市内の小中学校の代表のみなさん、PTA会長さんなど学校関係者)や、さくら市教育委員会教育長さんはじめ市教委、県教委のみなさんがお越しになり参観いただきました。

 

昨年度も、地元消防団の方にお世話になり、実施したこの学習ですが、全国的にも消防団の担い手不足も課題となっています。このような活動を通して、自分のまちを安心安全にしていく担い手が育つことを願っています。

消防団のみなさんと一緒に「自分の地域は自分たちで安全を守るぞ!おー!」

p.s.2校時の消防団の方からのお話で、団員の方が自分がなぜ消防団に入ったのかそのきっかけ・理由をお話しくださいました。団員になるまでは、火事が起きて困っている人がいるのに何もできず、「困っている人がいるのにこのままではいけない、何かしたい」と思ったそうです。そして、そのときに消防団に入らないかと誘われて入ったそうです。そしてその団員の方は「消防団に入る入らないにかかわらず、困っている人を見たら助けることは大切だと思うんです。みなさんもそういう人になってほしいと思います。」とお話しいただきました。とても大切なことをお話しいただいた気がします。お話しいただいたお二人の団員さんは、お二人とも押上小出身でした。持久走記録会に引き続き、すてきな先輩が本校にいることにとてもうれしさを感じています。

お弁当の日2

11月21日(火)は「お弁当の日」(2回目)でした。前回は「おにぎりの日」として実施しましたので、今回は今年度初めてのお弁当持参の日でした。

4年生以上は20日(月)からランチルーム給食を再開しましたのでお弁当もランチルームで食べました。食べ盛りの子が多く、中には「ピラフをおかずにしておにぎりを食べる」という猛者も。食べっぷりがよいのは見ていて気持ちよいですね。

 

3年生以下は、教室で。お弁当は子どもたちにとって楽しみと見えて、どの教室もニコニコの笑顔でした。

 

保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。次回のお弁当の日は12月19日(火)です。よろしくお願いいたします。

災害・防災について学んだことを全校に広げる(4年社会科・防災教育実践研究に関する取組)

本校は今年度、防災教育実践研究推進校として安全教育に関する取組を進めています。

その研究の一環として、4年生が社会科「自然災害から命を守る」という単元で学んだ「自然災害のこと」「災害に備えるための大切なこと」や見学で体験してきたこと(防災館での風雨体験、館長さんのお話など)を全校児童に伝える活動を行いました。本日21日(火)の朝に臨時集会として体育館で実施。4年生の子どもたちが前に出て、映像資料などをもとに発表しました。

 

 

 

「2011年の東日本大震災でさくら市でも大きな被害があったこと」

「自分たちの住む地域でも、近年ダウンバーストなどの自然災害により大きな被害を受けたこと」

「災害時には「公助」「共助」「自助」という3つの助け合いがあること」

そして、「自分自身は何ができるか・どう行動したらよいか」(ここがとても大切だと思っています。)を考え、それを4年生が「防災宣言」としてまとめたことを発表しました。

防災宣言その1 防災グッズを備える・月に一度は点検する

防災宣言その2 (災害が発生したときを想定して)集合場所・避難場所を家族で話し合っておく

 

 

4年生が自分たちが学んだことをみんなに伝えるよい機会となりました。そして、先日実施したふれあいの里での各種防災体験(後日ホームページで紹介いたします)をふまえ押上小全体でも「防災」に関する意識も高まっていることを感じています。4年生のみなさん、ありがとう。学んだことがしっかり伝わる発表、すばらしかったです。

 

※宣言その2に関連して、本日、「マイ・タイムライン」(災害発生時の行動予定)を家族で作成するプリントを配布しました(3年生以上)。災害(特に、この地域では河川氾濫による浸水・水害が主になるかと思います。)発生したときのことを考えて、どう行動したらよいかをぜひご家族で相談しながらタイムラインを作成してみてください。(記入例も掲載されていますのでそれらを参考に作成いただければと思います。作成は「必ず」ではありませんができる範囲でよろしくお願いいたします。)

子どもたちの発表にもありましたが、災害発生時には「公助」や「共助」が難しい場合があります。そのためにも「自助」の力(家族で災害を乗り越えられる力)を高めておくことが大切と言われています。子どもたちにいつも話している「3つの『あ』」の一つである「安全」について、「自分の命は自分で守る」が基本と考えています。どうぞ、ご家庭でも自助力を高めていただくきっかけにしていただければと思います。よろしくお願いいたします。

 

 

ごはんを炊く(5年家庭科・調理実習)

「おやおや、いいにおいがしてきたぞ」

先日、2階からご飯の炊けるよい香りがしてきました。家庭科室をのぞいてみると5年生が家庭科の調理実習でご飯を炊いてました。

 

朝のうちに米をといで吸水させて、3時間目から炊き始めます。火加減をよく見ながら、中の様子が見える鍋を使っているのでお米の様子を確認しますが、最後まで気が許せません。少し焦げる香りがしたら火を止めるのですがそこの判断が難しく、少し焦げてしまった班もあったようです。でも、その「お焦げ」もまたおいしかったようで、子どもたちは炊き上がったご飯を「おいしい!」と言いながらうれしそうに食べていました。調味料もないので、はじめは「ふりかけや塩ぐらいあったらいいのにな~」といっていた子どもたちも、炊きたてのお米の甘さ・おいしさに驚いたようで、「先生!塩も何もいらないです。ご飯だけでとってもおいしいです!」と目を丸くしていました。日頃何気なく食べているご飯も、自分たちで炊くとさらにおいしく感じるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

「校長先生も食べますか?」ある班の子からお誘いが。なんとうれしいことでしょう。ごちそうになりました。(下の写真の班のみなさん、お誘いありがとう。おいしかったです!)

 次は、お味噌汁の調理実習があるとのこと。子どもたちは次の調理実習をとても楽しみにしているようです。私も、いいにおいがしてこないか気を付けて校内を回りたいと思います。

読み聞かせ6

先日、今年度6回目の読み聞かせを行いました。

 

 

 

 

 

 

朝の読書や読み聞かせを聞くことは、落ち着いた生活をスタートさせる意味でも大切だなと感じています。

そして、読み聞かせを聞く子どもたちのまなざしや表情を見ていると、子どもたちがこの読み聞かせをとても楽しみしていることがよく分かります。

暦の上ではもう冬ですが、秋も深まり読書にもよい季節です。子どもたちの本への興味も深まることを願っています。読み聞かせボランティアの皆様お世話になりました。

記録に挑戦、自分の心に挑戦(校内持久走記録会)

15日(水)、校内持久走記録会を実施しました。

これまで「持久走大会」という名称でしたが、今年度は、自分の記録に挑戦するという意味で「記録会」という名称に変え実施しました。業間休みには持久走練習として、校庭を走る児童が日々を追うごとに増え、自分の目標に向かって「今日は〇周走るんだ。」「先生!〇周走ったよ!」など子どもたちは走ることに意欲をもってのぞんでいました。

 

また、記録会前々日のグリーンタイムでは、校庭の石拾いと落ち葉取りを行い、自分たちで、安全に走れるグランドづくりも行いました。

  

当日、2校時が1~3年生、3校時が4~6年生と、2部構成で実施しました。子どもたちは、精一杯自分の記録に挑戦し、がんばりました。最後まで走りきる姿に、そして他の学年の子を精一杯の声で応援している姿にとても感動しました。保護者の皆様にも応援にお越しいただきました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

  

さて、当日は「スペシャルゲスト」として、子どもたちの先輩にあたる、的場亮太(まとばりょうた)さんにお越しいただきました。的場さんは、本校卒業後、氏家中、大田原高、順天堂大学へと進み、大学在籍時には箱根駅伝に出場した大先輩です。その後、実業団で走り続け、現在はさくら市の職員としてがんばっています。的場さんが小学生の時に、私も本校に勤めていて、そのつてでオファーした次第です。(ちなみに小学校の時から的場さんは陸上大会の長距離に出場していて放課後の練習を行っていました。また、6年生で緑化委員会(当時)に所属していてそちらも担当していました。懐かしい思い出です。)

的場さんは、子どもたちと一緒に準備運動やアップ、そして本番では伴走をしていただきました。そして、走り終わった子一人一人に「がんばったね」のグータッチ(うれしいプレゼントですね)。子どもたちは先輩からのプレゼントにとてもうれしそうにしていました。

 

 

 

的場さんが子どもたちへ送ってくれたメッセージ「あの子に勝ちたい、負けたくないという気持ちももちろん大切だけど、自分の力を精一杯出すことが今日は大切です。」は、私も大切にしたいと思っていたことです。弱い心に勝って、今自分がもっている力を出す、出し切る、つまり全力を出すことが大切と思っています。子どもたちも的場さんのメッセージを本当に走りや応援であらわしてくれていました。各学年、その姿を見て感動しました。的場さんも終わった後「本当に一人一人が一生懸命がんばっていました。後輩がこんなにがんばっているのを見てうれしく思いました。」とお話しされていました。

(6年生の子どもたちと記念撮影)

今回の記録会も一人一人が全力の「全員主役」になりましたね。私も子どもたちの全力の姿に幸せを感じるとともに、教え子と約20年ぶりに一緒に走れたことにとてもうれしく思っています。


※この記録会に向けて、何人かの子どもたちは、放課後や早帰りの日の午後、自主的に校庭で走っていました。また、中には夏休みから走っていた子もいたそうです。きっとその子には「こうしたい」「こうありたい」という目標があったのだと思います。目標に向けて努力することは大切です。でも、大切と分かっていても実行すること、続けることは簡単なことではありません。努力し続けていた子どもたちを見て、私は目頭が熱くなっていました。続けていた努力は決して裏切りません。その気持ちと経験は今後にきっと生かされ、花開くときが来ると思っています。

 

 

薬物乱用防止教室(6年)

9日、6年生の薬物乱用防止教室を実施しました。

栃木県警からお二人の警察官がいらっしゃって、映像や掲示資料を使って、薬物の種類やその影響、そして、誘われたときの断り方などを学びました。(代表児童が実際に役割演技でやってみました。)

 

市販の薬でも、決められた内容で服用しないとそれも「薬物乱用」になること、誘い言葉のキーワード「ただであげる」「もってるだけでいい」、薬物乱用とならないために大切なのは「規則正しい生活」「ルールを守る生活」であることなどを学びました。

 

最後は、合い言葉「薬物乱用は ダメ。ゼッタイ。」をみんなで言ってこの学習をしめました。

 

子どもたちの幸せな将来のためにも大切な学習でした。軽い気持ちが不幸を生み出します。我々大人の目も大切であることをあらためて感じました。

避難訓練(火事)・防災体験学習(防災教育実践研究の取組)

本校は今年度、防災教育実践研究推進校として安全教育に関する取組を進めています。

今回、その研究の一環として、8日(水)に避難訓練を行いました。今回の避難訓練は火災が発生したと想定して行うもので、防災学習の観点から、避難後は、各学年で体験学習や防災学習を行いました。(※2年生は学級閉鎖により中止)

氏家消防署の方々にご協力いただき実施しましたが、教育委員会関係の方々も来校され、活動の様子を参観いただきました。

 

訓練・避難の様子

 

 

消火体験(6年)

 

スモーク体験(4年)

 

防災学習(1・3・5年)

 

 

火災時の避難の仕方を学び、安全に素早く行動すること、また、防災に関する意識を高めることを目的として実施しました。災害時の行動や防災に関する意識については、一朝一夕で向上させることは難しいと考えていますが、意識して繰り返し思い出したり、行ったりすることが重要です。今後も継続して指導に当たっていこうと考えています。

押小水族館がリニューアル

本校の玄関を入ったところにある水槽は「押小水族館」として、これまでに多くの子どもたちに親しまれてきました。

先日、この水槽の生きものを少し引っ越ししたり、あらたな魚を入れたりして、このたび水族館が「リニューアル」しました。

 

 

 

引っ越しや新しいお魚の調整は事務の先生が中心になって行っていただきました。どんなお魚がいたらいいかは、先生方にアンケートをとって決める、また、お魚の解説も子どもたちに分かるように作成、掲示していただきました。工夫して、楽しく潤いある学習環境を作ってもらい、感謝です。(ちなみに私は「タンチョウ(丹頂)」という金魚を推しました。頭のてっぺんが赤く、ちょっとぽっちゃりしていて、見ているだけで癒やされます。)

 

さらに、リニューアルを記念して、図書事務員の先生が、魚(金魚)に関する図書を水槽の脇に置いて子どもたちへのメッセージも添えて飾っていただきました。思いもよらぬ子どもたちの興味関心を高める工夫に、こちらも感謝です。

学校にお越しの際にはぜひ水族館にもお立ち寄りください。