押小日誌

押小日誌

クリスマスが近づいてきました

クリスマスが近づいてきました。

1年教室の入り口にすてきな掲示物がありました。

サンタさんへのお願いが一人一人書いてあります。子どもらしいいろいろなお願い事です。読んでいて目を細めてしまいます。

 

 

 

 

  

 

あっ! サンタさんにお願い事をしていたら、6年教室にサンタさんが現れました!

この日は、英語の先生がサンタさんに大変身。子どもたちも阿吽の呼吸(!?)で授業を盛り上げていました。しっかり「サーチワードゲーム」(単語見つけゲーム)などに取り組みました。 

  

おや?よく見ると、3人ほど「ミニサンタさん」がいますね。

 

Merry Christmas!

 

 

那須の大地を見学(4年社会科見学)&お弁当の日

4年生が社会科見学で那須を訪れました。

 

はじめに、那須野が原博物館です。「郷土の発展に尽くした人たち」という社会科の学習で、那須野が原の開拓(那須疎水)に関する見学と体験を博物館で行いました。

 

もっこ担ぎ体験 おっとっと。なかなか難しそうです。昔の人は石や土をこんな風に運んだんですね。

 

 

館内でVTR視聴、展示見学

 

 

 

再度外に出て水くみ体験 「うわ!重い!」「おっとっと」・・・説明の方の「昔は子どもが水を運ばなくてはならなかった。4kmぐらいあったかな。」というお話を聞いてみんな驚いていました。と同時に、昔の人(子ども)の苦労も実感したようでした。

 

  

午後は、西岩崎頭首工へ移動し、那須疎水の取水口を見学

 

 

一日かけての見学で、子どもたちもとても楽しみに、また、一生懸命話を聴いたりメモをしたりしていました。説明の方が「十何年説明ボランティアをしています。これまでたくさんの子どもたちが見学しに来ましたが、(わらじなどの材料や防風林の木の種類をたずねたとき)『わら』や『スギ』と答えられたのはみなさんが初めてです。」と思いがけないお褒めの言葉をいただきました。子どもたちの経験や大人の関わりが大切ですともおっしゃっていました。ちょっとうれしくなった見学になりました。

また、この日は今年度3回目のお弁当の日でした。4年生の子どもたちもお弁当です。とてもうれしそうに、大事そうに食べていて微笑ましくもありました。

 

 

全学年の保護者の皆様、19日のお弁当の日、大変お世話になりました。次回は、来年1月23日(火)(「1・2・3」の日です)です。よろしくお願いいたします。

今年最後のクラブ活動&3年書写指導

18日(月)の6時間目はクラブ活動を実施しました。4月から数えて8回目の活動で、今年最後のクラブです。とっても寒い一日でしたが、子どもたちは元気に活動をしていました。

 

 

 

1月には3年生のクラブ活動見学が控えているので、何を見せようか、3年生にも何か体験してもらおうかなど、見学会の内容を話し合っているクラブもありました。

 

また、19日(火)は、地域の先生をお招きしての書写指導がありました。こちらも今年最後の書写指導です。

 

 

 

今回は「丸み」の筆づかいで、漢字ではなく、丸みのある平仮名を書きます。文字は「つり」です。丸みのある平仮名の特徴を筆であらわします。文字自体は簡単ですが、丸みを意識するのはけっこう難しいですが、子どもたちは真剣に半紙に向かっていました。先生、また来年もよろしくお願いいたします。

「夢中」になって「熱中」して、「集中」して(読み聞かせ7)

 

 

先週、今年度7回目の読み聞かせを実施しました。

子どもたちの目が輝いています。朝のよいスイッチが入っています(不思議と後ろから見ていてもよく分かります)。「夢中」になって「熱中」して、「集中」してお話を聴いて、本を見ています。

 

 

 

 

 

 

師走の、なんとなく忙しく落ち着かない時期ですが、こういうときだからこそ、落ち着く朝の読書は大切です。あと少しで冬休みに入りますが、冬休みも子どもたちが本に親しめるとよいなと思います。読み聞かせボランティアの皆様お世話になりました。

ある日の昼休み

年末に向け、寒い日が続きます。みなさま、健康管理には十分注意いただきますようお願いいたします。

 

ある日の昼休みの様子です。寒くても、やはり「子どもは風の子」で、楽しそうに校庭で遊んでいます。

竹馬、一輪車、長縄、鬼ごっこ、ドッジボール、バレーボール、サッカーなどに興じています。この日、クラス遊びの学級もあったようで、みんなで楽しそうに遊んでいる姿がたくさん見られました。

 

  

高学年の子が、低学年の長縄跳びの縄回しを手伝ったり、上手に跳ぶコツを教えたりしているシーンもありました。すてきな光景です。

子どもは、遊びからいろいろなことを学びます。体や心の成長、人間関係づくりなど、子どもの成長にはとても大切な時間です。冬も子どもたちには元気に駈け回り夢中で遊んでほしいなと思っています。

※この前の昼休み、子どもたちと遊んでいて、「子どもの力・可能性ってすごいな…」と思うことがありました。詳しくは、後日、ホームページでお知らせいたします。

心を込めて「ありがとうございます」(感謝の集い)

先週、児童会による「感謝の集い」を実施しました。

日頃から、学習・生活や学校行事等でお世話になっている方々をお招きして、子供たちが感謝の気持ちを表す大切な行事です。

◆児童による司会進行

 

◆児童代表の感謝の言葉

◆学年ブロックごとにダンスの披露

1・2年生

 

3・4年生

 

5・6年生

 

◆感謝のお手紙の贈呈

 

私からは、お越しいただいた方々に、日頃からお世話になっていることに対するお礼を伝え、子供たちには、次のような「『ありがとう』は魔法の言葉」というお話をしました。

 

  「ありがとう」という5文字は「魔法の言葉」です。どんな魔法かというと、「言われた人がうれしくなる魔法」そして、「言われた人が『次もがんばろう』とやる気が出る魔法」です。「ありがとう」と言われていやな気持ちになる人はいません。
 ですから、感謝をあらわす「ありがとう」という言葉は「人を幸せにする魔法の言葉」と言えますね。
 押上小には「ありがとう」を言っている子もたくさんいます。これからも、いつでも、どこでも、感謝の気持ちをもって、「ありがとう」「ありがとうございます」という言葉が言える、そんな押小っ子がどんどん増えていくといいなと思います。そうすると、みんながうれしくなって「幸せ」を感じるクラス、「幸せ」を感じる学校、になっていくと思います。これからもみんなで仲よく、感謝の気持ちをもって、「ありがとう」の魔法の言葉をたくさん使っていってほしいと思います。

 この「『ありがとう』は魔法の言葉」というキーワードは、以前に勤めていた学校で、地域の方が子どもたちにお話しされていたもので、とても大切にしたいことだなと思っていたことでした。

 子供たちにはこのような話をしたわけですが、果たして自分は「ありがとう」を言っているだろうかと考えてしまいました。年末になり、忙しい日々が続くからこそ、自分を振り返り、周りを見渡し、感謝することを忘れずにしていきたいと思いました。

 改めて、地域の皆様、ボランティアの皆様、ありがとうございます。これからも子供たちのためにどうぞよろしくお願いいたします。

"please." "Thank you."(1年英語活動)

クリスマスが近づいてきました。1年教室の入り口にあるクリスマスのかわいい飾り付けが目を引きます。

  

先日は、クリスマスに関する英語を学んだ1年生の子どもたちが、お店屋さんになって、クリスマスカードをもらう・渡すやりとりを楽しみました。もらうとき・頼むときは"please."をつける、もらったら"Thank you."を伝えるという英語の表現を学び実践します。楽しそうにやりとりをしていて見ているこちらも楽しい気分になります。

  

 

 

もらったカードは色を塗って、おうちに持ち帰るとのこと。おうちの方にクリスマスプレゼントかな?

目指せ!アタックNo.1 その後(5年体育)

先日、紹介しました5年生体育のソフトバレー。いよいよリーグ戦が始まり、盛り上がりを見せています。

パス練習や試合が始まった頃と比べると、かなりラリーが続くようになり、グンと上達した感じがします。試合前のあいさつや、円陣を組んでの気合い出しも、声が出て「本気モード」がうかがえます。ラリーが続くということは、チームワークが向上し、声も掛け合えている、また、失敗しても、めげずに・責めずに、次の一球に集中している様子がよく分かります。笑いも起きますし、励ましの声も聞こえてきます。

 

 

 

3チームでの総当たりで、試合のないチームは練習です。練習でも、声を出し、パスが続くようにがんばっています。かなり、アンダーハンドパスやオーバーハンドパスが上手になってきました。

  

どのチームが優勝を勝ち取るのでしょう。結果が楽しみであるのと同時に、子どもたちの技術と心の成長も感じられうれしく感じています。

「さくら隊」の皆様に感謝(クリーン週間)

「年末」と言えば「大掃除」。11日からの今週1週間は、「クリーン週間」で、お掃除をいつも以上にしっかり行うことにしています。ふだんなかなかできないところをきれいにしたり、特定の場所をピカピカに仕上げたりします。

 

 

 

また、この期間には、お掃除ボランティアの「さくら隊」の方がいらっしゃって、子どもたちと一緒にお掃除をしてくださいます。今回は、窓のサッシの掃除をしてくださいました。子どもだけではなかなか手が回らないところです。本当にありがたいです。

 

 

さくら隊のみなさんのご協力により、1年の締めくくり、きれいな学校、きれいな環境になって、新しい年を迎えられることうれしく思います。ありがとうございます。

タブレットを活用して(4年図工・作品鑑賞)

4年教室で子どもたちがタブレットに何か書き込んでいます。

 

この時間は図工で先日作った作品を鑑賞する学習でした。ICTアドバイザーの先生からタブレット端末を活用するといいですよの助言をいただき、タブレットのアプリ「Padlet(パドレット)」を使って鑑賞をしているのでした。

   

 

「Padlet(パドレット)」は、Webブラウザで使えるオンライン掲示板のアプリです。文章や画像、音声、動画、手書きなど、いろいろなものを投稿して、みんなで閲覧したりコメントしたりできます。子どもたちは、自分作品を撮影し、それを投稿します。そして、お互いの作品を見て、コメントを入力(投稿)します。


子どもたちは、たくさんの友だちの作品を見てコメントを投稿していました。ときたま実物作品を見たり、その子に質問したりするなど「アナログ」の部分も。画面だけではなく、実際に見る・聞くことも重要です。

 いろいろなコメントが自分の作品にも集まり、子どもたちは読むのもきっと楽しみでしょう。タブレットの新たな使い方に私もとても感心しました。

力試し(1~6年 市学力調査)

がんばりましたね。

12日(火)、さくら市学力調査が行われました。日頃の学習の成果を確認する「力試し」です。

全学年、国語と算数が調査教科です。2・3校時の時間に実施しました。子どもたちの様子を見に行ってみると、校舎内がシーンと静まりかえり、ひたすら鉛筆が用紙の上を走る音と、「よしできた!」「うーん…」という心の中の声だけ(!?)が聞こえてきました。めあてのように「全力」で取り組んだと思います。

 

 

 

 

 

 

結果は、年明け2月頃に届く予定です。お子さんを通じてご家庭に結果表が届きますのでご確認くださればと思います。

味噌汁を作る(5年家庭科・調理実習)

先月はご飯を炊いた5年生。今度は味噌汁を作る調理実習を行いました。

 

具は、大根、油揚げ、ネギです。まず具材を切ります。包丁さばきに苦戦している子、器用にこなしている子など、さまざまです。

だしは、きちんと煮干しから取ります。いつも粉末だしを使っている身としてはちょっと後ろめたい気が…

 

具を入れて、火が通ったか確かめて、味噌を入れます。味噌も、煮ている汁で溶かしてから入れて、溶きやすくしています。

 

 

さあ、完成です。ちなみに煮干しは取り出してもいいですし、そのまま残して食べてもOKです。そのままの班が多かったようです。

 

 

自分で作った味噌汁、「おいしい!」の声がたくさん聞こえてきました。ちなみに、先生から「だしの入っていない、ただの味噌汁」が配られました。比べてみて、だしのよさを感じさせたいねらいがあります。「やっぱり自分たちの方がおいしい」「ただの味噌汁は味が濃い感じがする」など、いろいろと感じたようです。

   ばっちり家でも作れるね!

これで、5年生はご飯も炊けますし、味噌汁も作ることができるようになりました。5年生の保護者の皆さま、ご家庭で、お子さんにご飯と味噌汁を作ってもらうのもよいかもしれませんね。

調べて書く・まとめる(4年社会・国語・総合)

4年生になると、課題について調べ、調べた情報を整理したり要約したりして、いろいろな形式(リーフレット、新聞 など)に表現する学習が増えてきます。

ある日の4年生の社会科の授業です。「県内の文化財と年中行事」という学習で、自身で調べた文化財や地域の行事について新聞形式にまとめています。

 

 

同じ時期、国語では、和紙に関する説明文を学んだ後、自分で伝統工芸について調べて、リーフレットにまとめます。

 

総合的な学習の時間でも、「福祉」に関する学習で、自分のテーマについて調べてまとめます。(総合的な学習の時間では、タブレットで発表用資料を作っている子もいます)

 

 

 

このように、さまざまな教科で、調べる、整理・要約する、まとめる・書き表す などの力を育てていきます。「教科横断的」と言いますが、一つの教科で学んだことを他の教科で生かしたり伸ばしたりする、または同時に複数の教科で同じ力を育てていく学習です。

子どもたちが言っていました。

「次の国語も調べていることをまとめるんです。似たような勉強をしているんです。」

子どもたちが一番そのことをよく分かっているようですね。

順序よく整理して調べよう(6年算数)

「次は何が来る?」「イ!」「次は?」「エ!」

6年教室でカタカナが飛び交っています。

のぞいてみると、算数の時間で、「順序よく整理して調べよう」という学習の時間でした。

 

4人の子がリレーを走る際の順序は何通りあるかを考えます。落ちや重なりがないように4人の走る順序を考えます。

走る人を記号化(ア、イ、ウ、エ など)するとよいことや、図や表を使うとよいことを学んで、実際に調べていきます。順序よく筋道立てて調べることが大切です。

 

6年生らしく、個人で一生懸命考え、合っているか確かめます。ともだちとノートを交換して確認もします。(花丸もつけます。先生からだけでなく、ともだちからもらう花丸もうれしそうです。)

この学習では、計算などは出てきませんが、筋道立てて考える「論理的思考」を育てる単元です。粘り強く考えることや、今後の生活に役立てようとする(体育の時間や遊びの中でも考えられます)態度も養いたい学習です。

順序よく、そして整理しながら…自分にとっては得意分野でなく、子どもたちがしっかりできていることに感心しつつ教室を後にしました。

※6年生もあと3ヶ月ほどで卒業です。教室の片隅には思い出の写真が少しずつ増えています。(すべり台の写真、いいですね。)

人権集会

今週4日から10日まで、「人権週間」です。

6日(水)朝、人権集会を行いました。今回は、校長から、人権に関するお話しをしました。 

 

「世界人権デー」「人権週間」についてお話しした後、「人権」とはどんなことかをお話ししました。

 

「人権」とは、「幸せに生きていいこと」「みんなが幸せでいること」、人権を守るには「ともだちを大切に、自分を大切にして、みんなが安心して生活できることが大切」と伝えました。

その方法の一つとして、ともだちのよいところを見つける「イイトコメガネ」を紹介し、ともだちのよいところ、自分のよいところを見つけて伝えようとお話ししました。

 

また、各クラスで「いじめゼロ宣言」を話し合って行動することになっていますのでそのことにも触れました。

 

 

 

むすびに、自分たちのクラスを・この押上小学校をよくしていくのは「自分」であること、自分を変えるのも自分であることをお話ししました。「自分ごと」として考えてほしいという私の願いです。

 

子どもたちは真剣に話を聞き、一生懸命考えている様子が伝わってきました。自問自答したり、自分を振り返ったりできていればと思っています。

人権週間をよい機会ととらえ、一層子どもたちが安心して勉強したり遊んだりできる押上小学校となるよう、職員も努めていこうと思います。

部活動報告

本校HPのメニュー欄に、『体育文化後援会(野球・バスケ・金管)』があります。先日行われた、金管部の活動報告を載せましたので、ぜひご覧ください。

目指せ!アタックNo.1(5年体育)

体育館から「うわー!」「すごい20回いったぞ!」など、子どもの歓声や先生の雄叫びが聞こえてきます。

5年生の体育で「ソフトバレーボール」の授業でした。この時間は、ソフトバレーボールのはじめということで、グループに分かれてボールをパスし合って、どれだけ続けられるか練習です。バレーボールは初めてという子も多いようで、苦戦している姿も見られますが、一生懸命ボールに向かい合っています。「もう少し!」「おしいよ!」など、失敗しても励ましの声をかけて、すぐにボールに向かっています。

 

 

バレーボールはチームスポーツですので、なんと言ってもチームワークが重要です。互いに声をかけ合って一人一人が技術と心を成長させなければなりません。先生も、「いいぞ!」「失敗しても大丈夫!」と励ます一方、「だれでもミスはある。ミスを責めても意味はない。どうすればうまくいくかをみんなで考えて、チームが成長していくことが大切。」と心の成長を促します。

今後は、チーム対抗でゲームも始まるようです。どんなプレーが見られるか楽しみにしています。目指せ!優勝、目指せ!アタックNo.1!(「昭和」なもので、すみません)

学校区めぐり「まちたんけん」(2年生活科)

 たんけんたい、しゅっぱーつ!

先週、2年生が生活科の校外学習として、学校区を歩いて巡りました。「まちたんけん」の学習で、自分たちが住む地域の人と関わる活動を通して、地域の人が地域に寄せる思いに気付いたり、地域への親しみや愛着をもち、安全に生活しようとする態度を育てたりすることがねらいです。

 

この日は、学校を出発後、蒲須坂方面に歩き始めました。

途中、市の堀用水や線路アンダーにある表示板、オッケ堀などを見学。

 

 

続いて蒲須坂駐在所のおまわりさんから、地域を守るお仕事について、質問したりいろいろな道具を見せてもらったりしながら学びました。おまわりさんのお話を一生懸命にメモをしている様子は真剣そのものです。

 

 

 

次に、蒲須坂駅の様子を見学したり、駅周辺のお店を見たりしながらぐるっと蒲須坂地区を回りました。途中、学校応援団「まつのみパトロール」(安全ボランティア)の方にあいさつ。がんばって探検するようにエールをいただきました。

  

 

 

一度学校に戻り、休憩後、長久保方面に出発。長久保街道沿いの様子を見ながら探検しました。時間の関係で、途中で終了となりましたが、子どもたちは自分の住む地域以外の場所は歩いたことがほとんどないようで、いろいろなものに興味津々な様子でした。

 

自分の地域を知ることは、地域を愛する心を育むことの第一歩です。今後も、このような活動は大切にしていきたいと感じています。

 

駅伝競走大会に至るまで(5・6年生)

先日、開催されたさくら市小学校駅伝競走大会。さまざまな子どもたちの姿に感動をもらったことを先日のホームページでもお知らせしました。

今回は、大会に至るまでのエピソードをいくつかご紹介いたします。

「大会に向けての心づくり」 

校内持久走記録会(11月15日)を終え、この大会まで2週間、さまざまな準備・練習を行ってきました。

 

 練習に入る前に、5・6年生全員を集め、駅伝とはどのような競技なのかを、教務主任から子どもたちに伝えました。
 「練習は嘘をつかない・練習は裏切らない・練習が全てであること」
 「駅伝は次の走者が少しでも楽に・よい位置で走れるように・優勝できるようにと、たすきに思いや願いを込めて、1秒でもはやく仲間にたすきを渡すこと」
 「駅伝とは、たすきをつなぐ競技だが、本当は心をつなぐ競技であること」
 そして、「一人の1秒はチームの1秒」という昨年からのテーマを伝えました。
 このような「心づくり」を行って、練習に入りました。

「業間の練習」 

 練習は、業間休みに行います。短い時間ですが、集合が早く、すぐに練習に入ることができました。練習は、走り込んで体力をつけることの他、たすきの受け渡しのポイント(大声で呼ぶ、たすきをもらったらまず走る 他)など、駅伝ならではの練習を行いました。

  

 

 

「ある日の放課後に」

 この駅伝大会を次週にひかえた24日の放課後、何人かの子どもたちが、校庭の駅伝練習コースを走っていました。帰宅後、集まって自分たちで練習をしていたのです。業間の練習で教わった練習方法を忠実に行い、たすきの受け渡しのコツもしっかり行い、互いに「がんばれ!」と声をかけ合って練習しています。どのような気持ちが、子どもたちをこのような行動をさせるのでしょう。「絶対勝ちたい!」という強い気持ちかもしれません。「自分の1秒を削ってチームの1秒を生み出すんだ!」という思いかもしれません。もしかすると「納得いく走りをしたい」という願いかもしれません。誰に言われるでもなく、主体的に練習する、その「努力する姿」に、感動を覚えました。


 そう、あの日に学んだ「練習は嘘をつかない・練習は裏切らない・練習が全てであること」を実践し、そして彼らは現実のものにしたのです。子どもたちはうれしさと充実感(もしかすると安堵感かも)で一杯になったことと思います。これからの人生で大切なことも学んだのではないかとも感じています。

※以前にお伝えした、校内持久走記録会(11月15日)でも、ひたむきに努力している話を掲載しました。子どもたちのこんな姿に私は心が打たれる思いとともに幸せを感じています。