南部中学校からのお知らせ
【野球部】葛北大会 決勝 ※監督の熱い文章編 その2
葛北決勝
7月21日(日)に京和ガスベースボールパーク(旧流山市営球場)にて、葛北支部中学校野球大会の決勝戦が行われました。相手は宿敵野田市立第一中学校です。
野田一中
000 000 0=0
000 030 X=3
南部中
南部中先発投手の谷越洸哉さん、相手野田一中の先発投手の投げ合いは、緊迫感のあるハイレベルな投手戦となりました。お互いランナーを出しても併殺に倒れるなど、なかなか二塁、三塁までランナーを進められません。
試合が動いたのは5回裏の南部中の攻撃。四球とヒットのランナーを置き、一死二、三塁のビッグチャンスを作ります。ここで7番を打つ井戸川竜之介さんが右中間を真っ二つに破る2点タイムリー三塁打!さらに代打の兵頭慶次さんが三塁線へのタイムリーヒットを放ち、貴重な3点目。この3点が決勝点となり、見事秋の新人に続き夏も県大会出場を決めました。
大会3試合を通して南部中は1点も相手に奪われませんでした。投手力、守備力は南部中の大きなストロングポイントです。県大会まで短い期間ですが、自慢の守備力のバージョンアップ、課題となった得点力のレベルアップを見据え、練習に励んでいきます。県大会は23日(火)抽選、26日(金)より初戦となります。
さて、葛北大会を通して、他校の3年生の熱い想いを受け取ることができました。特に決勝を戦った野田一中とは、市内のライバル校として切磋琢磨してきました。決勝戦のような緊迫した好ゲームができたのも、持てる力を発揮できたのも、野田一中という存在が引き出してくれたものだと感じます。
県大会は、応援してくださるすべての方々、葛北で敗れていった仲間たちへの想い、自分自身の成長への感謝を胸に全力プレーで魅了していきます。今後とも、野田南部中学校野球部をよろしくお願いします。
【野球部】葛北大会 準決勝 ※監督の熱い文章編
対戦相手は野田市立北部中学校です。
南部中
110 202 0=6
000 000 0=0
野田北部中
1回、2回と得点を奪いますが、満塁のチャンスをことごとく潰してしまいます。重苦しい序盤の戦いの中、4回表先頭の齋藤陸人さんがセンターオーバーの三塁打を放ちます。その後、谷越洸哉さん、板橋青葉さんにタイムリーヒットが飛び出し、着実に得点を積み重ねました。6回表には二死から大竹輝一さんのタイムリーヒット、満塁から途中出場の兵頭慶次さんが一二塁間を破るタイムリーヒットで突き放しました。
投げては谷越さん、櫻井琉斗さんの盤石の継投で相手に付け入る隙を与えません。ストライク先行の投球で見事零封勝ちとなりました。これで決勝に進出です。
しかし、試合を通して課題が多く見えた試合でもありました。特に、ボール球に手を出してしまうこと、チャンスの場面でポップフライ、三振に倒れてしまうことなどは、次の試合までに修正したい課題です。7イニングで、残塁(ホームインできず塁に残ったランナーの数)は12を数えます。いかに出塁したランナーを得点に結びつけられるか、が次戦でのカギとなります。
夏の大会の難しさを感じます。相手3年生の意地、酷暑、独特の雰囲気。その全てを受け止め、凌駕してこそ「王者南部」です。
決勝は野田市立第一中学校との対戦となりました。相手に不足はありません。県大会出場を決める大切な一戦となります。さまざまな方々に感謝の気持ちを持ち、全力プレーで勝利を掴みます。
【女子バスケットボール部】葛北大会 ※監督の熱い文章編
県大会出場の条件は「優勝」のみです。いつでも一生懸命な3年生が最後はいい思いができるように…。1,2年生と一丸となって出陣です。
1回戦、木間ヶ瀬中91-11、2回戦、岩名中75-20、準決勝、川間中57-44と強豪校に次々と勝利します。
そして決勝戦はライバルの東深井中学校です。※ここから監督の熱いメッセージ込み
vs 東深井 57-52 惜敗
決勝は、両チームともマンツーマンディフェンスで始まりました。先制は東深井。その後4-0とされるも、キャプテン♯4洞毛椿さんがゴール下シュートを決めて野田南部は初得点。同時にファウルも発生して獲得したバスケットカウントワンスローも洞毛さんは決めて4-3とします。その後、相手の攻勢を防ぎれず、失点を許すも、第1Q終了間際に♯7大竹捺葉さんがスリーポイントを決め、23-12で第1Qを終えました。
第2Q、相手エースやセンターに活躍を許し、残り5分で33-13と20点差をつけられてしまいます。心が折れてもおかしくない点差です。しかし、♯8川端えまさんの魂のこもったハードなディフェンスやパスカット、♯5松本結良さんの葛北屈指の攻撃力が爆発しました。ディフェンス力で勝ち上がってきた野田南部らしく、流れを取り戻し、第2Qを35-26で終えます。
後半が始まりました。第3Q、♯6菊池優花さんの強気なセンタープレーからリズムを作り始めます。スピード感あるパス回しから相手ディフェンスをくずし、得点していきます。そして一時は3点差まで迫るも、さすがは決勝まで勝ち上がってきた東深井。リードを再度広げられ、46-41の5点差で第3Qを終えました。
いよいよ最終第4Q。運命の8分間が始まりました。一進一退の攻防が続く中、ハードなディフェンスから相手を追い詰めていき、ついに会場のボルテージが最高潮となる瞬間がやってきます。残り4分、トップの位置でボールをもったキャプテン洞毛さんが鋭い1on1から相手DFにねばられながらも、シュートを放ちます。これは外れるも自らリバウンドに飛び込みました。そのボールを受け取った大竹さんがミドルシュートを決めてついに同点!!48-48の振り出しに戻しました。相手のタイム後、勝ち越したのは東深井。苦しい時間帯でしたが、すぐに洞毛さんが1on1からシュートをねじ込み、すかさず同点。その後1分間のこう着状態が続きますが、またも勝ち越しを許します。しかし、ここで松本さんが懸命なドリブル突破を見せ、52-52と同点に追いつきます。チームを牽引してきた部長、副部長の意地が相手チームに襲い掛かります。
最後まで気持ちがぶつかり合った決勝戦。どちらが勝ってもおかしくなかった一戦。しかし、最後は相手エースがスリーポイントを沈め……。試合終了まで走り続けましたが、57-52で敗れました。決勝戦にふさわしい熱戦に、会場は拍手で包まれました。
今大会を通して、3年生の偉大さに改めて気づきました。試合前の気配り、声かけ、後輩を思いやる気持ち。
決勝直後、大粒の涙を流しながらも、相手ベンチ、審判の先生方、そして何より、コートへの一礼を忘れなかったその姿勢。多くの感動を呼びました。間違いなく最高の3年生たちでした。本当に、お疲れ様でした。また、男子バスケ部の生徒たちが体をのけぞりながら、1時間声を出し続け応援してくれました。感謝しています。保護者、関係者の皆様も多大なご支援、ご協力、そして熱い応援をしてくださいました。あたたかいみなさんに支えられて、ここまでこれたこと、本当に選手たちは幸せだったと思います。
改めて、みなさん最後まで応援ありがとうございました。
【男子バスケットボール部】4人の強い絆
バスケ大会1日目はおおぐろの森中と対戦。42-37と接戦を勝利します。
次戦はベスト4をかけ、強豪東深井中と対戦!31-66と負け、惜しくもベスト8という形でした。3年生4人全員出場し、やりきっていました。試合後は女子の応援も全力で頑張っていたそうです。
男子バスケットボール部の素敵な人間性があらわれていました。
【サッカー部】葛北大会 Respect 大切に思うこと
1回も負けられないトーナメントでの勝負。流山東部中との戦いでは、前半に伊藤志隆君の先制点、後半には渡邉康太君が2点決め、3対0で勝利しました!
続いては流山北部中学校。
前半に北部中に先制点を決められてしまうも、焦らず選手全員が冷静にプレーをして貪欲に点数を取りに行きました。後半に、コーナーキックから伊藤志隆のヘディングで追いつきPK戦になりました。
PK戦では、GK玉利柚葵がシュートを止める場面もあり、接戦でしたが惜しくも敗退してしまいました。
結果は敗退してしまいましたが、会場にいた南部中サッカー部のメンバー、保護者の方々、そして野田一中の生徒も南部中を応援している場面があり、生徒たちもその応援に応えようと最後まで下を向くことはありませんでした。
応援ありがとうございました。