みずき小学校からのお知らせ
芸術鑑賞会について
今日、芸術鑑賞会として、劇団「虹っ子」による「風の童子(かぜのわらし)」が上演されました。「虹っ子」は、喜劇女優として多くの業績を残した清川虹子さんを顧問に設立された劇団です。「風の童子」は東北地方に伝わる「座敷わらし」の民謡と宮沢賢治の「風の又三郎」を題材に創作された民話劇です。
「風の童子」と友達になれるのは、心のきれいな、ときめきを持った人だけ、「思いやりは心、思いやりはやさしさ、思いやりは人間の強さ」が今日の民話劇のテーマだったと思います。
子ども達は、民話の世界にタイムスリップし、大いに笑い、大いに感動しました。
劇団「虹っ子」の皆さん、ありがとうございました。
校長 本田洋治郞
藤島先生の講演会について
11月16日(土)に東京理科大学の学長 藤嶋 昭先生を講師に迎え講演会を開催しました。
演題は「科学のふしぎ・おもしろさ」~小さな疑問から大きな発見へ~です。
最初に「空はなぜ青いのか」を実験で見せてくれました。
虹の話、タンポポの話、セミの話、稲妻の話、ピラミッドの話、藤嶋先生が発見した光触媒の話等、次々とテンポ良く、不思議で楽しい話をしていただき、子ども達も目を輝かせながら、聴いていました。
質問コーナーでは、子ども達の質問が殺到し、選ばれた10名の児童が質問しました。
「虹の大きさはどのように決まるのですか」「セミは成虫になって1週間あまりで亡くなってしまうのはどうしてですか」「先生が科学が好きになったきっかけは何ですか」等、内容の濃い質問ばかりで、校長室に戻ってから「意欲的で素晴らしい子ども達ですね。」とおほめの言葉をいただきました。
質問した児童には、先生からサイン入りの自作の本がプレゼントされました。
校長 本田洋治郎
5年生の校外学習について
今日5年生は校外学習でクボタ工場見学と笠間焼きの体験学習を行いました。
校外学習のめあて「働いている人の苦労や願いを聞いてこよう。」「マナーを守り、礼儀正しく行動しよう。」を子ども達は意識して学習してきました。
5年生は、音楽発表会と重なり、校外学習の準備が大変だったと思いますが、今日はしっかり学習ができたと思います。また校外学習実行委員の司会進行もてきぱきと立派に行っていました。
5年生の成長を感じた1日でした。
校長 本田洋治郞
17日(日)の子ども達の活躍について
17日(日)、西新田運動会、市民駅伝、あおいそら運動推進大会に行ってきました。
西新田は地域の方が子ども達のために、毎年楽しい運動会を企画しています。
50人前後のみずき小の子ども達が笑顔で参加していました。関係者の皆様、ありがとうございます。
市民駅伝は、30人の子ども達が選手として出場しました。Aチーム男子は5位、女子は10位という好成績でした。自己新を出した子ども達も多く、よく頑張りました。 また男子1区では区間賞を取りました。
午後は、あおいそら推進大会が興風会館で行なわれました。実践文の優秀賞で、みずき小児童2名が大きな返事を響かせ、表彰されました。
校長 本田洋治郞
音楽発表会高学年の発表について
本日、音楽発表会がありました。高学年の講評を載せます。
高学年は、合唱で伝えたいテーマを持ち、歌詞の意味をしっかり理解して表現していました。美しいハーモニーで、感動を与えてくれました。低学年に高学年の歌声への憧れと進むべき道を持たせることができたと思います。
『高学年の部』
【4年生の発表】
4年生は整然としていて、マナーも良かったです。高学年になって初めて2部合唱にチャレンジしました。合唱曲「心の中にきらめいて」「涙をこえて」は、音域の広い曲ですが、2つのパートに分かれて、曲想を考えながら、ハーモニーを響かせていました。 「心の中にきらめいて」はしっとりと優しい歌声、「涙をこえて」は元気で力強い歌声が表現できるようによく考え、発表していました。
リコーダー合奏「オーラリー」は、高い音が大切な曲ですが、高音のミ、ファ、ソの指遣いを学び、指を正確に押さえ、息の使い方を工夫しながら、きれいに音を出していました。
2部合唱や2部合奏は、4年生で初めてチャレンジしたもので、本当に良く頑張ったと思います。素晴らしい発表をした4年生に拍手!
【5年生の発表】
5年生の合唱曲、「負けないで」はお互いに励まし合い、支え合い、高め合って、くじけず強く生きていこうとする決意、「この星に生まれて」は、未来や将来を信じ強い心を持って生きていこうとする決意を表明し、人を勇気づける曲です 2曲とも、2つのパートの響きを感じながら曲の意味を理解し気持ちを込め歌い、聴いている人にしっかり伝わったと思います。
合奏「アマポーラ」は、難しい楽譜でしたが、粘り強く、お互いの音を合わせる練習を積み重ねてきました。今日の演奏は、心を一つにに良く合わせ、それぞれの楽器が美しい音色を出していました。
返事や姿勢、一つ一つの動きがきびきびしている等、歌声以外もとても良かったです。 5年生は、校外学習が19日にあり、その準備で忙しかったにもかかわらず、今日の発表は一つにまとまっていて素晴らしい力を発揮しました。
きっと、今の6年生のように、来年は素晴らしい6年生になってくれると思います。
素晴らしい発表をした5年生に拍手!
【6年生の発表】
6年生は、歌声はもちろん、返事、移動、姿勢等、何をとっても最高学年らしい発表でした。最高学年として最後の音楽発表会で、学年合奏「あまちゃん オープニングテーマ」に挑戦しました。
打楽器なども多く取り入れ、合わせるのが本当に難しかったと思います。
様々な楽器を使い、バランスを考えながら全身で表現し、エグザエル風のユーモアを交え、見ている人を楽しませてくれる演奏でした。6年の余裕と底力を感じさせました。
6年の合唱は、各学級とも男子19人、女子12人前後で、女子の人数が例年に比べ少なく、変声期に掛かっている男子もいて、ハーモニーを高めていくのが大変だったと思います。その中で、どの学級も頑張りました。
6年1組の合唱「大切なもの」は、全員で真剣に考え曲を決定したと聴いています。
歌詞を大切にして歌っていると感じました。ソプラノの声質がとてもきれいで、アルトも練習の成果がよく出ていました。
声がよくそろい、響き合っていました。高い音が無理なくきれいに出ていて、ハーモニーがとてもよかったです。聴いている人を温かい気持ちにさせてくれました。
6年2組の合唱「心の鐘」は、学級で時間をかけて選曲したと聴いています。「心の鐘」は愛する奥さんのために作られた曲です。相手を思いやる気持ちを全員で心一つに、しっとりと表現していました。
歌う姿勢も良く、集中力を感じました。各パートのバランスも良く、高音もとてもきれいで気持ちを込めて歌い上げていました。
聴いていて、穏やかな気持にさせてくれました。
6年3組の合唱「HEIWAの鐘]は、今の沖縄県の琉球音楽を使った、明るいメロディーの中に、戦争を二度と繰り返してはいけないという強いメッセージが込められた歌です。3組の明るさとそして内面に潜む優しさ、力強さは、この曲の曲想にとても合っていると思います。変声期を迎えた男子が多い中、練習を通して音が合うようになってきました。
難しい合唱曲にチャレンジしましたが、一人ひとりの力を十分発揮し、6年生らしい素晴らしい合唱になったと思います。
6年生の底力、最高学年にふさわしい発表をしてくれた6年生に拍手!
さらに、低学年もそうでしたが、高学年の子ども達の進行は非常に立派でした。移動もスムーズで時間のロスもありませんでした。
みずき小の子ども達が、様々な場面で活躍し、力をつけてきていることがとても嬉しく思います。以上で講評を終わります。
校長 本田洋治郎