みずき小学校からのお知らせ
冬休みの生活について
子どもたちは,明日からの冬休みをとても楽しみにしていました。
この冬休みも,「12月までに学習したことを復習する」「日頃できない体験をする」
「家族の一員としての役割を果たす」など貴重な時間でもあります。
これまでの学習や生活を振り返り,冬休みの計画へと進めてほしいと考えております。
年末年始をはさみ,家庭での生活が中心となる冬休みは,
保護者の皆様のご協力が欠かせません。
学校でも事前指導して参りましたが,より有意義なものとするためにも,
引き続きご家庭でのお声かけのほど,よろしくお願いいたします。
12月全校朝会
12月の全校朝会が行われました。
冬休みの過ごし方について,計画委員会の皆さんから発表がありました。
テーマ「スケート」を目標に取り組もうと全校に呼びかけました。
ス…進んで宿題と家庭学習に取り組もう
ケ…けがのないように安全に生活しよう
ト…時計を見て行動しよう
生活担当の先生からは,今週の「あいさつがんばろう週間」で多くの人に
元気なあいさつができた学級が紹介されました。
年末年始にお会いする方々にも,継続してしっかりあいさつをしてほしいと
お話がありました。
また,冬休み中にも,友達に思いやりのある行動を心がけてほしいとありました。
校長先生からは「命を大切にすること」についてお話がありました。
自分の命,友達の命を大切にするため,自転車の乗り方や遊び方など,
毎日の生活の中から気をほしいと思います。
今月転入してきた新しい仲間も紹介しました。
他にも,夏休みに頑張った作文や絵画などの表彰を行いました。
いよいよ明日から冬休みが始まります。
1月7日,また元気にみずき小に登校してきてほしいと思います。
5年生 東京理科大学特別授業
今日は,理工学部機械工学科の野口先生と6名の学生さんをお招きして,
5年生特別授業を行いました。
<ハイパワーモーターカーを作ろう>
はじめに,野口先生から電気の性質やその利用を学びました。
これまでの理科の学習で学んだことだけではなく,
静電気や雷といった生活に身近なものも関連付けて取り上げていただきました。
子どもたちはとても興味をもって取り組んでいました。
今回は,特に電磁石(モーター)のしくみについて詳しく学習を進めました。
電磁石は,私たちの身のまわりで,生活を便利で豊かにするために役立っています。
電磁石の原理やより強くするための方法を,実演や図を使ってわかりやすく
教えていただきました。
そして,電気の力が運動に変わることを確かめるため,モーターカーを製作しました。
野口研究室から,子どもたち一人一台の教材をご提供いただきました。
より組み立てやすい教材を子どもたちのために選んでくださったそうです。
1グループに1名の学生さんが,子どもたちに丁寧に教えてくださり,
楽しく作ることができました。
完成した子どもたちは,さっそく走らせ,競争もはじめていました。
最後に,野口先生から,機械に決められた動きをさせるためには,
算数や理科が必要であることを伺いました。
扇風機や電車の扉は,1つのモーターで複数の動きをさせていることを例に,
「どんなしくみで動いているか考えるとおもしろい」と
子どもたちへメッセージをいただきました。
疑問や不思議を追求する大切さも学ぶことができました。
学習の最後には,研究室からお持ちいただいたリニアモーターカーの模型が走る様子を,
子どもたちは夢中になって目で追いかけていました。
授業だけではなく,給食や昼休みも,学生の皆さんと一緒に過ごすことができました。
子どもたちの元気のよさにとても驚いていました。
野口先生はじめ,研究室の皆さん,みずき小の子どもたちのために
本当にありがとうございました。
4年生 東京理科大学特別授業
今日は,理工学部先端化学科の郡司先生と3名の学生さんをお招きして,
4年生特別授業を行いました。
<すがたを変えるプラスチック>
まず,プラスチックの原料から考えました。
石油からできていること,石油は限りある資源であることを知りました。
プラスチックにはリサイクルのマークがついていることが多く,
それら全7種類の違いについて学びました。
そして,身のまわりのプラスチックを探しました。
理科室の中にもたくさん使われていました。衣類や消しゴムなどにも使われていました。
子どもたちは,プラスチックに囲まれ,プラスチックによって
私たちの生活が豊かで便利になっていることに気づいていました。
いよいよ実験です。実験をするときの注意についてお話がありました。
どうして白衣や安全メガネを身につけるのか教えていただきました。
大学の研究室では,他にも,靴を履き替えたり,手袋をつけたりしているそうです。
はじめの実験では,2つのボールを床に落としてみました。
はね返るボールとはね返らないボールがあり,子どもたちは早くも疑問を感じていました。
力を吸収してしまうプラスチックがあることを知りました。
どのようなところで使われているのかも教えていただきました。
次に「ポリアクリル酸ナトリウム」を使って実験をしました。
白い粉に水を加えていくと,固まってしまいました。
これは,おむつの中にも使われている吸水ポリマーでした。
水をかかえこむプラスチックの一つだそうです。
プラスチックをとかす薬品についても学びました。
薬品の中にプラスチック片を入れると,あっという間になくなってしまいました。
子どもたちはとても驚いていました。
また,ミカンの皮に含まれている「リモネン」という物質で
プラスチック(ポリスチレン)をとかす実験もしました。
液体の中で,泡を出してとけてしまいました。
現在,リモネンを利用した研究も進められているそうです。
続いて,プラスチックを熱したときの変化を調べました。
プラスチック製のコップがつぶれていく様子には,
熱する機械の中に全員の目が釘付けとなっていました。
最後は,プラスチックの板に自由に名前やイラストをかき,
オリジナルのプラ板を作りました。特別授業の思い出の一つにもなりました。
給食や昼休みには,学生の皆さんと楽しく食べたり,
校庭で遊んだりして過ごすこともできました。
学生さんが子どもたちを懸命に追いかけている様子もありました。
郡司先生はじめ,研究室の皆さん,みずき小の子どもたちのために
特別授業を行っていただき,本当にありがとうございました。
冬休み前給食最終日
子どもたちは,事前にチョコレートケーキかストロベリーケーキどちらかを選びました。
クリスマスが近いこともあり,今日の献立は,
ごはん・クラムチャウダー・鶏の唐揚げ・アーモンド和え・牛乳・ケーキでした。
大人気の鶏の唐揚げもあり,子どもたちはとても待ち遠しかったようです。
各学級で,楽しく食事をすることができました。