5年生 東京理科大学特別授業
今日は,理工学部機械工学科の野口先生と6名の学生さんをお招きして,
5年生特別授業を行いました。
<ハイパワーモーターカーを作ろう>
はじめに,野口先生から電気の性質やその利用を学びました。
これまでの理科の学習で学んだことだけではなく,
静電気や雷といった生活に身近なものも関連付けて取り上げていただきました。
子どもたちはとても興味をもって取り組んでいました。
今回は,特に電磁石(モーター)のしくみについて詳しく学習を進めました。
電磁石は,私たちの身のまわりで,生活を便利で豊かにするために役立っています。
電磁石の原理やより強くするための方法を,実演や図を使ってわかりやすく
教えていただきました。
そして,電気の力が運動に変わることを確かめるため,モーターカーを製作しました。
野口研究室から,子どもたち一人一台の教材をご提供いただきました。
より組み立てやすい教材を子どもたちのために選んでくださったそうです。
1グループに1名の学生さんが,子どもたちに丁寧に教えてくださり,
楽しく作ることができました。
完成した子どもたちは,さっそく走らせ,競争もはじめていました。
最後に,野口先生から,機械に決められた動きをさせるためには,
算数や理科が必要であることを伺いました。
扇風機や電車の扉は,1つのモーターで複数の動きをさせていることを例に,
「どんなしくみで動いているか考えるとおもしろい」と
子どもたちへメッセージをいただきました。
疑問や不思議を追求する大切さも学ぶことができました。
学習の最後には,研究室からお持ちいただいたリニアモーターカーの模型が走る様子を,
子どもたちは夢中になって目で追いかけていました。
授業だけではなく,給食や昼休みも,学生の皆さんと一緒に過ごすことができました。
子どもたちの元気のよさにとても驚いていました。
野口先生はじめ,研究室の皆さん,みずき小の子どもたちのために
本当にありがとうございました。