今日の七井小(~R4)
卒業おめでとう!(3/17)
6年教室にはモザイクアート!これは卒業生全員の6年間分の足跡によるモザイクアートで、担任の先生が思いを込めて作成したものです。今日まで先生たちも本当によく頑張っていましたね。職員のチームワークにも天晴れ!です。
主役の卒業生たちはもちろん立派な態度で式に臨み、感動的な素晴らしい卒業式となりました。
<式辞より抜粋>
65名の卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます。今、卒業証書を手にした皆さんの姿は、小学校生活を精一杯やりきった満足感と中学校への希望にあふれ目映いばかりです。皆さんは6年間勉強に運動に本当によく頑張りました。特にこの1年間は最高学年としての自覚をもち、リーダーシップを発揮し下級生の模範として取り組みました。安全な登下校に気を配る姿、委員会活動や清掃で熱心に働く姿、休み時間に下級生に優しく接する姿、そして運動会の応援団やよさこいソーランのパフォーマンスや、持久走大会での雨の中の力走、合唱コンクールの美しいハーモニーなど一人一人の真剣にがんばる姿や、その完成度の高さに何度も感動を覚えました。また多方面で県大会や関東、全国にまで挑み、活躍したことも本校の新たな歴史として刻み込まれました。素晴らしい数々の軌跡に拍手を送りお礼を言います。ありがとうございます。
学び舎を巣立つ皆さんに、新しい門出にあたり次の2つのことをお願いしたいと思います。1つ目は自身の未来図を描いてほしいということです。それは社会人・人間としての未来図です。皆さんにとってこれからの数年間は大切な時期に当たります。これから「出会う人」から、これから「起こる出来事」から学び得ることがたくさんあります。その学びから「夢」を見つけ素敵な未来図を描いてほしいと思っています。そして「自分の思いは叶う」と、いつでもそう念じて自分を奮い立たせてください。念じるの「念」という字は「今の心」と書きます。今を大事にし努力することによって潜在能力や隠れた才能が大きな花を咲かせることでしょう。しっかりと学び続けながら夢のある未来図の実現に向けて歩んでほしいと思います。
2つ目は命を大切にしてほしいということです。皆さんが生まれた12年前には東日本大震災が起こりました。この会場にいる誰もが初めて体験した想像を絶する未曾有の大地震は日常のライフラインを遮断しました。余震や停電、断水が続く中、あなたたちの生まれたての小さな命、若しくは、間もなく生まれようとしている命を、お母さんやお父さん、家族が抱きしめ体を張って守ってくれたのです。どうか大切に守られた命を、大切に生き抜いてください。
保護者の皆様、あれから12年、立派に成長されたお子様の晴れの姿をご覧になり感慨も一入のことと存じます。どうぞこれからもお子様の心に寄り添い、喜びや悩みを分かち合える存在であり続けていただければと切に願います。65名の皆さんの今後のご活躍とお幸せを心からお祈りしています。