豊春中 学校ブログ
【何に注目するか】678組
今日、6月16日㈮は678組の授業を取材しました。
美術の授業では、オリジナル時計のデザインをしました。プラスチックでできた透明なの円盤の❝裏側❞に絵の具で絵を描いていきます。表面をツルツルの状態にするためです。つまり、絵は左右を反対に描かないといけないわけです!
こちらのクラスでは、北ブロック交流会の感想をまとめていました。春日部中、緑中、東中と合同で行なったフットサルや中縄(大縄よりも少し短い縄なのだそうです)が楽しかったようです。その想いが絵から溢れ出ていました!
こちらのクラスでは、ローマ字入力の練習をしました。スマホと違いPCはキーボード入力です!デジタル化がどんどん進む現代では重要なスキルです。得意な生徒さんは、両手で入力ができるようになっていました!
数学の授業では、数字の規則性について学びます。カレンダーのどこか一日を中心にして十字に5つの数字を切り抜きます。するとその数字の合計は、中心の数字の必ず5倍になります!それをnを使った文字に置き換えて表記する学習でした。
雲の下が真っ平ら
お昼の空の様子です。
久しぶりに太陽の光が降り注ぐ、気持ちのいい天気でした。そして雲を見ると、どの雲もその下側が切り取られたかのように真っ平らになっていました。一体これはなぜでしょうか。
一言で説明すると「真っ平らな部分の高さより上側が、雲の発生する条件がそろっていた。」となります。雲は小さな水滴の集まりです。目に見えない水蒸気が、上昇気流によって冷たい上空に運ばれて液体の水に変化して雲となります。
ただ、今回お伝えしたかったことは雲のでき方の話ではありません。日々の暮らしの中に気になったことや気持ちが良くなる瞬間を見つける大切さについてお話がしたかったのです。
人は同じ景色を見ていても、それぞれ何に注目するかは違ってきます。何が見つかったら正解or不正解というのはありませんが、どうせなら気持ちが上を向くような発見の方がいいですよね。私は今日、校舎の外通路を歩いている時におもしろい雲の形に目が行きました。また、朝の通勤中には、豊春中前の田んぼの稲が一ヶ月足らずでずいぶん大きくなっていることに気が付きました。
些細なことだとしても、心が上を向く瞬間は気持ちが良くなり、人に優しくできます。
今日の678組さんの授業を取材した際に、快く作品を見せてくれた生徒さんや得意げに数字の規則性について語ってくれる生徒さんがいました。今日もいいこと楽しいことにたくさん出会えた一日でした。
【なぜ?と声に出す】2年生
今日、6月14日㈬は2年生の授業を取材しました。
【理科】〜自習タイム〜
理科は自習タイムということで、それぞれが今勉強したい教材を使って学習します!
「化学反応、誰か教えて…」という生徒さんのつぶやく声が聞こえました。
【国語】〜熟語〜
国語は、熟語の種類について学びます。
似た意味の組み合わせ→増加 反対の意味の組み合わせ→増減 主述の関係→雷鳴(雷が鳴る) 修飾の関係→深海(深い海) などです。
【音楽】〜運命〜
ベートーヴェン作曲の「交響曲第5番ハ短調」を例にして曲のつくりを学びます。ダダダダーンのメロディーは一度聴いたら忘れることはできない名曲中の名曲です!(この曲の通称は「運命」)
曲の冒頭、約25秒間に何回ダダダダーンがあるかを数えるゲームをしました。生徒さんは指を折って数えます。ちなみに正解は14回!「運命」はフルで流すと30分を超える大作です。(全体では一体何回含まれるのでしょうか?)
ドレミファソラシドはイタリア式表記です。ハニホヘトイロハは日本式の表記です。CDEFGABCは英語式です。
授業後に、記者の私がなぜ❝ハ❞が最初なのか?と先生と数名の生徒さんが集まる場所で質問をしました。イロハニホヘトの❝イ❞が最初の方がスッキリすると思ったからです
すると、「オーケストラではイ、つまりラ(A)の音でチューニングするからじゃないですか」という意見が出て周りのみんなで「確かに!なるほど!」と納得するのでした!
なぜ?と声に出すと…お得!
音楽の時間の後、得られた納得感は私のなぜ?から始まりました。
理科の自習タイムでは「わからない…」と生徒さんが声に出したことをきっかけに近くの人が教えることにつながりました。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言いますが、知らないことを聞くことは恥なのでしょうか?「なぜ?」「わからない!」と声に出すことで周りの人が考えるきっかけを得たり、自分以外の人も新しい知識をゲットすることができたりします。これは、恥どころかとってもお得なことではないでしょうか。
少なくとも、イ(ラ)(A)の音がチューニングの基準に使われていることや、化学反応式の書き方がわかったときの生徒さんの表情はとてもいきいきとしていました。
私たちは明日、どんな「なぜ?」に出会えるでしょうか。❝毎日❞は、好奇心を満たす楽しいことにあふれています!
【楽しい勉強!】
今日、6月13日㈫は3年生の授業と調理実習を取材しました。
【保健体育】
保健では、性感染症について学習しました。前回、勉強したコロナウィルスと潜伏期間などを比べながら理解を深めます。最後、残った時間でバスケやバドミントンなどをして身体を動かしました。生徒さんたちのいきいきとした表情が素敵でした!
【理科】
理科では顕微鏡を使って染色した玉ねぎの細胞を監察します!目的は、生物の成長する仕組みを突き止めることです。動物も植物もその身体は細胞から出来上がっています。生物の身体が大きくなるとき細胞では何が起きているのか…それを調べます!対物レンズ40倍でピントを合わせることに成功した班の顕微鏡をデジカメで撮影(1枚目)させていただきました。
【社会】
社会では、「世界恐慌の始まり」「ニューディール・ブロック政策」「ファシズム」をキーワードに調べ、班で情報交換をしました。時間短縮で、班員が調べたことは写真に撮ってメンバーに共有します!
【調理実習】
調理室の近くを通ったら、何とも言えない素敵な香りがしてきました。
今日は2年生の調理実習の日でした。メニューは「ハンバーグと粉吹き芋」です!みじん切りをした玉ねぎをフライパンで炒める隣では、ビニール手袋をした生徒さんが手でお肉がこねられていました。隠し味はナツメグです。ナツメグは、インドネシア原産の木、ニクズクの種子を砕いた香辛料です。これを入れると一気にお店の味に大変身するのだそうです。
調理中に「お腹へったー!」と男子生徒のつぶやきが聞こえて来ました!感染対策で去年は調理実習ができなかったとのことで、中学校に入って2回目の調理実習でした。(前回は牛丼をつくりました) 今回もどうやら大成功のようです。
歴史と香辛料
社会の授業では、黒板に「第一次世界大戦」と「第二次世界大戦」の間に何年間の空白があるかを考えさせる提示がされていました。
一次大戦終了が1918年で、二次大戦開始が1939年です。間にはわずか21年ほどの期間しかありません。一次大戦の犠牲者の総計は約3700万人とも言われます。なぜそのような悲惨な出来事の後、すぐ大戦争が起きてしまったのでしょうか。
また、香辛料が原因となった戦争や争いも歴史にみることができます。
歴史を学ぶことは、過去の教訓を活かし、未来のよりよい社会を考えるに必要な知識となるはずです。
勉強をして新しい知識を手にすると、また新たな疑問や自分の知らないことに出会えます。今日、新しく学んだことの中に、次の学びの入り口があるはずです。ちょっとでも興味をもったことがあれば、ぜひ調べてみてください。記者の私は、香辛料ナツメグに関する知らなかった知識を手にすることができました!
【音楽・美術・技術】1年生
今日、6月12日㈪は1年生の授業取材しました。
【音楽】
号令の後、すぐに楽しい授業が始まります!先生が弾く鉄腕アトムの音楽に合わせて隣の人の肩をトントンします。
途中で曲の雰囲気が変わります。
先生「さて、今のは何が変わったでしょうか?」
生徒「テンポが速くなった!」「リズムが細かくなった!」「長調が短調に変わって長調に戻った!」
生徒さんたちがどんどん答えていきます。
続いては、声のウォーミングアップです!授業の展開がとってもテンポがよく進んでいきます!読んで字の如しまさに楽しい音楽の時間です♫
【美術】
鈴の土器を作ります!中の土をくり抜いて空洞にし、外側に音が出る穴を開けます。
大型モニターに先生の手元が映し出され、今日の作業工程の説明を聞きます。生徒さんから「なるほどー!」という声があがりました。
最終的には、鈴の表面に縄文土器の模様を入れるそうです!本格的な工芸の授業です。
【技術】
手作り本棚の制作を前に設計図を描く練習をします。
等角図という、物体を斜め上方等から見た図を描いていきます。
クリアしたら次は、第三角法という正面・平面・側面の三面図で構成する図法を学びます。
楽しい授業とは何か?
突然ですが、楽しい授業に共通することとは何でしょうか。
なぜだろう?と考え、興味が湧くポイントがある。
問題が解けたときや作品が上手に完成したときの達成感を味わえる。
好奇心や向上心をくすぐる活動がある。
…上記のような授業ではないでしょうか?
今日の美術の授業では、生徒さんたちからやる気や創造性が溢れ出ていました。
これはきっと、先生の難易度設定が絶妙で、簡単すぎず難しすぎないちょっと頑張って工夫をしなくちゃ上手くいかないレベルの課題が出されていたからだと思います!
これは、授業をする側からの視点です。
一方で、授業を受ける生徒さんの側からも楽しくする方法もあります。
それは、家に帰った後や部活の途中、他の教科の授業中など❝普段の生活❞でこれまで学んだことが役に立ったり知識と知識が繋がることがないか?…考えることです。この視点や考えるクセを持っていると、勉強は→誰かの力になれる&問題解決のための❝道具❞に変わります。
道端に落ちている小石を見て、それが何の役にも立たないと思えばそれはただの❝石❞です。
しかし、プランターに花を植えようとしている人にとっては、土の下に敷き詰めて排水性を高めることに使える❝道具❞になります。これは何にでも言えることです。役に立たないと思えたものに、人は価値を感じません。つまらないものになってしまいます。知識や技術も一緒です。役に立つと思える機会が多ければ多いほどそれに価値を感じるのです。
今すぐにできなくてもOKです!ぜひ、今日から❝授業と生活がリンクする瞬間を見つけるゲーム❞を始めてみてください!オススメです!
【英語・数学・体育】
今日、6月9日㈮は、2年生の授業を取材しました。
英語ではペアをつくり、相手に放課後の予定を聞いて遊びなどに誘う→私は〇〇をする予定があるの!とお断りをする英会話を練習をしました!
数学は、連立方程式を❝代入法❞で解く計算練習をしました!
体育は持久力を鍛える❝5分間走❞です。体育館の1周は約80mです。制限時間内に何周走れるか、目標を決めて挑戦します!走っている間に流れるBGMで気持ちを上げ、生徒さんたちは自分の限界と向き合います。息が上がる最後の30秒間を走るその表情からは本気が伝わってきました。
変化するクセがあるといい
刺激はアイデアを生んだり、新しいことにチャレンジしようとするエネルギーのもとになります。小学校から中学校の進学は環境が大きく変わり、大きな刺激を受けます。この場合の刺激は、❝仕組み❞や❝制度❞がもたらしてくれる環境の変化です。一方、自分から作り出せる変化もあります。
例えば、いつも行っているお店と違うお店で買い物をしてみるとか、いつも食べているのと違うメニューをレストランで注文してみるとか、いつも読んでいる本と違うジャンルの本を読んでみる!というような小さな変化でもいいのです。
日常的に、新しいものに触れたり、試したりするクセをつけると予想もしないような発見や人との出会いがあったりします。これらを繰り返していると、自分でも気づかなかった長所や特技、好きなものが見つかることがあります。真の自己理解は行動した先にあります。詳しく正確に!解像度を高く自分を分析できると、特性を生かしてまた新しい挑戦ができます。
今日、英語の授業では先生がコピー用紙とホッチキスで作った簡易スケジュール帳を配って「私は〇〇の予定があります!」という英会話を練習しました。ぜひ、皆さんが実際に使うスケジュール帳にも新しいこと!いつもと違うこと!を予定に組み込んで変化を楽しむ生活を作り出してみてください!
学校総合体育大会地区予選3日目
今日、明日と男子バレーボール部の大会です。
学校総合体育大会地区予選2日目
今日もどの会場でも「熱い」勝負が繰り広げられていました。
かがやく!豊中生!
【男子卓球】
【男子バスケットボール】
【調理実習】アスパラベーコン巻き
今日、6月7日㈬は678組の調理実習を取材しました。
メニューは、おにぎり&アスパラベーコン巻きです。
4つの調理台に分かれて料理をしました。
ご飯は、お鍋で炊きます!
私が調理台を行き来していると、生徒さんからどっちのアスパラ巻きのほうが美味しそうですか?と聞かれました。正直におこたえします。本当にどちらも美味しそうに焼き上がっていました。
体験から得た学びは忘れない
記者の私は料理をします。料理歴はまだ1年ほどの駆け出しですが毎日楽しく台所に立っています。
料理をするようになってわかったことが2つあります。①調理の過程を知るとより美味しく感じられる。②食べてくれる人に喜んでもらえる。です!
準備の段階から携わり、自分や自分以外の誰かを喜ばせることができる体験は料理以外にもたくさんあります。
体育祭や、文化祭など行事の企画&運営に携わると、❝参加者❞とは違う視点で見ることができたり、大きな感動を得られたりします。
この体験から得られる気づきや発見から得られる学びは、見るだけ・聴くだけの学びよりはるかに大きな定着が期待できます。(※「ラーニングピラミッド」で検索してみてください)
もちろん、モノやイベントなどの❝つくり手側❞に回ると、手間がかるし苦労も大きいです。失敗することも当然あります。でも、やってほしいのです!挑戦をしてみてほしいのです!なぜなら、そういった苦労や失敗を経験した人は、優しくなれるからです。つくり手側に回って骨を折る人たちの気持ちがわかると、相手が何を欲しがっているか、何に困っているかがわかるようになるからです。掛ける言葉も変わってきます。
今日の調理実習、生徒さんたちが得た学びは、単に料理が上手くなることだけではなかったはずです。生徒の目がキラキラ輝く素敵な授業の一部を取材させていただきました。
学校総合体育大会地区予選
学校総合体育大会の地区予選集中日です。
どの会場でも熱戦が繰り広げられていました。
かがやけ!豊中生!
【男子ソフトテニス】
【女子バレーボール】
【野球】
【特別日課♪ 合唱練習】
今日、6月6日㈫は3年生の合唱練習を取材しました。
学総大会の中心日ということで、大会に出場しない生徒さんたちは午前中2時間だけの授業でした。
2時間目、体育館から 作詞:谷川俊太郎 作曲:木下牧子の名曲「春に」を歌う美しい歌声が聴こえてきました。
音楽の先生が、エネルギッシュで楽しそうに合唱指導をしていました。音楽とはまさに❝楽しむ❞授業だということを体現していました。
あなたは人生で何を手放し、何を手にするか
私の好きな話をご紹介します。
1日の時間は誰にも平等で、同じ24時間です。スマホの通信データ量やお小遣いの残金とは違って「時間」は明日に繰り越すことができません。貯めることができない24時間は使い切りであるのが特徴です。余る時間など1秒もありません。世界中の誰もが必ず、24時間を何かに使って1日を終えています。
もし、あなたが何か新しいことをやってみようと思ったら、すでに使っている時間の中から何かを手放す必要があります。なぜなら、あなたの24時間は毎日ずっと満杯・満員・満席状態だからです!とにかく何かを捨てないと、やってみたい新しいことの入る余地がないのです。
よくやりがちなのは、寝る時間を削ることですが、オススメはしません。
捨てるものがどうしても、思いつかなかったら「時間の作り方」と動画で検索して自分ができそうなものを試してみるのも手です!
今日は、学校の授業が2時間でした。早く家に帰れる日が明日も続きます。
早帰りができた生徒さんはぜひ、時間を上手に使って素敵な1日をお過ごしください。今日のブログが人生の何かにお役に立ったら嬉しい限りです。
【1年生 授業風景】
今日、6月2日㈮は1年生の授業を取材しました。
【音楽】鑑賞
音楽では、曲を聴いて思い浮かんだイメージを色鉛筆で表現しました。
オペラ音楽のイントロを聴いて生徒の皆さんはペンを走らせます。
ほとんどの生徒が紫や青、黒などの色を使っていて、暖色系の色はほとんど見受けられませんでした。
確かに私たちは、テンションが高い元気なときと、気持ちが落ちているときで聴く音楽のチョイスが変わってきますよね。まさに芸術は、心で感じるものなのだなと思いました。
【数学】分配法則
答えは1つであっても、その答えにたどり着く方法は何パターンもあることを教えてくれる数学の授業でした。
98✕(−13)は暗算で解くのは結構難しいです。しかし、−1300+26と考えると、−1274という答えが出しやすくなります。
【社会】世界の文化と宗教
世界の様々な文化と宗教について学びました。
豚肉を食べない人々、特定の期間に日中の断食をする人々などの暮らしについて学習しました。
生徒からは「それは何でですか?」「豚肉の代わりに何を食べるんですか?」「ストイックすぎる…」などの質問や感想が続々と寄せられていました。
❝疑問を持つ❞ことが毎日を楽しくさせる
新しいことを学んだ時に、これまでの知識と矛盾することや、疑問に思ったことをどんどん質問することは素晴らしいことだと思います。(先生⇔生徒、生徒⇔生徒がお互いに学びを深められるコミュニケーションを上手にとりましょう!)
ヨーロッパの大学では、よく質問をする生徒が優秀とされる傾向があるようです。確かに、なぜ?と考えて探求をすることは理解を深めますし、学問を進歩させることに繋がりますよね。
人は何歳になっても、誰であっても、知らないことがたくさんあります。新しい知識をゲットすると解決する問題もたくさんある一方で、新たな疑問や悩み事にもぶつかります。それだったら…現状維持のほうがいいのでは?と思う人もいるでしょう。しかし、見方を変えれば人生で向き合う問題や悩みの質がレベルアップして楽しいとも考えられます。
もし、似たような生活や日々に退屈さを覚えることがあったら、自分は知識のレベルアップをするタイミングにいるのかもしれないと思ってみてください。今は多くのことが無料で学べる時代です!書籍紹介の要約動画を見て、図書館で本を借りるのもいい手です!コツは、教科名や単元にしばられることなく、自分の好きな学びを進めることです。
今日の社会の授業では、疑問をどんどん声に出し、新たな知の扉を開けようと目を輝かせながら質問をする『学生の鑑』のような生徒さんたちをたくさん見ることができました。体育祭の練習風景を見ても思いましたが、1年生の元気やエネルギーの大きさには驚かされます!
【2年生 授業風景】
今日、6月1日㈭は2年生の授業を取材しました。
【国語】クマゼミの孵化
国語は、「データ分析」にフォーカスした授業が行われていました。
クマゼミの孵化の割合に関する調査結果を見て、筆者がなぜ❝グラフ❞や❝図・写真❞を挿入したのか?そのデータから何がわかるのかを考察しました。
【理科】酸化銀の熱分解を化学反応式で表すと…
理科では、今日までに学習した化学変化を❝化学反応式❞に表す練習をしました。
化学変化の前と後で、原子の数が同じになるようにするにはどうすれば良いのか?原子のモデル図を使って考えました。
今日、取材した国語の授業は文法や物語の内容を追いかけるのではなく、グラフの見方に注目したものでした。これは、理科や数学に通じる内容です。このことから、思い出したことがあります。
全く同じモノを見ていても、その受け止め方は人それぞれ!
例えば、「雪が溶けるとどうなるでしょう?」という問いがあったら皆さんは何と解答されますか?
理科の視点で考えれば、「水になる!」が正解です。
しかし、国語の視点で考えると「春になる!」も正解になります。
さらに、道徳の視点で考えると「悲しくなる!」や「嬉しい!」でも良いのではないでしょうか。
(雪合戦がしたかった人は悲しくなり、電車や車など交通機関が動かなくなることを心配した人は嬉しいと感じる)
❝テスト❞というものには答えが用意されていてマルかバツのどちらかがつけられます。しかし、それ以外の世の中の物事には、絶対的な答えや正解なるものは存在しないことがほとんどではないでしょうか。
もし、自分と違う意見を持つ人に出会ったとき、『なるほど、あなたはそう考えたのね!』と思える心の余裕があるといいですね。よりより社会をみんなで作っていきましょう!
【3年生 授業風景】
今日、5月31日㈬は3年生の授業を取材しました。
【理科】位置エネルギーの大きさは何が関係している?
理科は「位置エネルギー」の学習です。
高いところから落とす物の❝高さ❞と❝質量の大きさ❞に注目して実験をしました。その結果をグラフにします。生徒さんが迷っていたのは、原点のゼロは通るグラフなのかどうか?でした。理科の実験では、原点を通るグラフもあれば、通らなにグラフもあります。今回の実験はどちらなのか…。考察をしながら学びを深めていました!
【国語】硬筆ラスト!
国語は、硬筆の最後の授業でした。文字に向き合う静寂な時間が教室を包みます。この活動は、埼玉県独自の取り組みだということで、生徒の皆さんはお手本の文章(写真2枚目)を見ながら黙々とペンを走らせていました。ちなみに、お手本は毎年、県内の国語科の教員が作成しているそうです!
【体育】持久走
新体力テストの最後の種目、「持久走」の測定をしました。
女子1,000m、男子1,500mのタイムを測ります。
豊春中の校庭は1周200mトラックですので、女子が5周、男子が7.5周を走ります。
持久走ではペアを作り、タイムの記録をペアの仲間がとってくれるのですが、それだけでなく「頑張れー!」「あと1周だよ!」と声をかけている生徒さんもいました。長距離が得意な人もそうでない人も、自己ベストが出せるように懸命に走る姿がすてきでした。
好タイムでゴールした生徒さんに、どんなことを考えなら走っているのか聞きました。こたえは、「何も考えないこと」でした。人が何かに集中するときというのは、余計なことを一切考えず、ただただ目の前のことを❝無❞の状態となり取り組むことなのかもしれません。
夢中になれるものがあるというのは、素晴らしいことです。それが何であってもです。
仮に今の時点で、生活に役立つものでなかったり、誰かに称賛されるものでなかったとしても、他人(ヒト)と違う❝特異な物❞を持っていることは、将来とても大きな財産になるはずです。
なぜなら、特技や好きなものがみなそれぞれ異なっていることで、人間社会は成り立っているからです。
特に、現代ではそれがより顕著になる傾向が見受けらます。
【678組 授業風景】&壮行会
今日、5月30日㈫は678組の授業を取材しました。
体育では、フットサル用のボールを使ってフットワークを鍛える活動をしました!
三角コーンを置き、その両サイドからキックをしてボールをパスしていきます。
インサイドキック→アウトサイドキックと難易度を少しずつ上げながらボールの扱いを覚えていきます。
さらにその後、手で投げてもらったボールをノーバウンドで地面と足で止める❝トラップ練習❞もしました!
終盤は、縦に長い距離をとりドリブルをしてシュートをする活動をしました。思いっきり足を振り切って蹴ったボールが狙ったところに届くと自然と笑顔が生まれます!
運動は、免疫力の向上やリラックス効果、気持ちの安定、脳の活性化など得られるメリットが多数あるとされています。爽やかな表情でプレイする生徒さんの表情が印象的な体育の時間でした。
【壮行会】〜第2回生徒会朝会〜
各部活から意気込みや熱意を伝える発表がありました!
大会で納得のいく活躍ができるよう、最終調整に万全を期してください!
【通信陸上2日目】
通信陸上大会市内予選2日目の様子です。今日は男女200M決勝、男女1500M決勝、砲丸投げ、走り幅跳び、4×100M決勝などが行われています。豊中生も入賞や自己ベスト更新に向けて全力で競技しています。頑張れ豊中生!
【1年生 授業風景】
今日、5月26日㈮は1年生の授業を取材しました。
理科の授業は、「無脊椎動物(むせきついどうぶつ)」の分類をしました!
タコ、イカ、バッタ、カニ、ザリガニ、クモ、ヒトデ……などなど
動物たちの特徴を見て細かく分類していきます。
国語の授業は、小説「シンシュン」を読み、その作中の文法表現について学びました。
プリントには「うっとうしい」「切り出す」「しかめる」「口数」「情けない」という言葉の意味を調べる課題がありました。
普段、自分が使っていな言葉を❝知る❞ことは大切だと思います。私たちは自分が知っている言葉でしか、他人にものを伝えることができないからです。極端な例を言えば…
「青」という言葉を知らずに、空の色を表現することは難しいでしょう。
「かゆい」という言葉を知らないと、蚊にさされた後のあのムズムズ感をなかなか伝えることができないでしょう。
私たちは言葉を知り、体験を積み重ねて自分の気持ちを伝える幅を広げていっていると言えます。
小説は、文字を使って読者に感情や状態を伝えてくれます。日常の会話や、動画からは得られない様々な表現に触れることができます。もしかしたら、生徒さんの中には、本を読むことが❝うっとうしい❞と感じて顔を❝しかめる❞人もいるかもしれません。でも、ちょっと視点を変えることで、本を読むことが楽しくなったり、タメになると思ってくれたら嬉しいな!と思い、ここに記者の私の想いを書かせていただきました。
こちらのクラスは、自習タイムでした。英語の単語練習を黙々と進めている生徒さんがいました。
自習は自分の好きなペースで、かつ自分の考える優先度の高い学習を選んで進めることができる貴重な時間です。普段から、勉強のスキマ時間ができたら何をしようかと❝自分のやりたい勉強❞や❝興味のあること❞を持っておくといいかもしれません。
極端な例ですが、プロ野球選手のイチローは四六時中、野球の技術を高める方法を考えていて、野球をやっていないときでも気づたことや閃いたことを自分のプレーに生かしていったそうです。今、自分が気になっていることや、できるようにしたいことを❝自分のオリジナル課題❞として(何でもOK!)持っておく習慣をオススメします!
【通信陸上1日目】
通信陸上大会市内予選が野田市総合陸上競技場で開催されています。各学年の100M予選・決勝、4×100Mリレーなどの競技が行われました。豊中生も自己ベストの更新を目指して奮闘していました。3年男子100Mでは本間君が決勝で3位入賞を果たしました。おめでとうございます。
【2年生 授業風景】
今日、5月24日㈬は2年生の授業を取材しました。
こちらのクラスの理科では、酸化銅と酸化銀の化学反応式を書くために、班で話し合いをしました。
①あらゆる物質は「原子」からできている。
②原子は突然無くなったり増えたりはしない。
…ことを学んでいる生徒のみなさんです。今日の授業では、どのような化学反応式をつくれば、上記の条件を満たした表記ができるのかを考えていました。
パズルを埋めるような感覚で組み合わせを考えていくと1つの答えが出てきます!化学反応式は、丸暗記をするものではありません。「原子」という材料を揃えて数を合わせていく感覚が持てると楽しくなってきますよ!
こちらは実験をしたクラスの様子です。酸化銅に炭素を混ぜて、銅を取り出します!
原始時代、人類は石を使った武器や調理器具を使っていました。石器時代です。これらは、使い勝手も効率も悪い物でした。しかし!ある時、錆びた金属の塊から、純粋な銅を取り出すことに人類は成功します。この技術により、私たちの祖先は、狩りや農作業に便利な「金属でできた道具」を手にすることができました。
今日の実験はまさにそれの再現です。酸化銅から酸素を引き離し、金属の銅を取り出します!
国語は硬筆の学習をしています。お手本の字を参考にして丁寧にペン書きをします。
集中して黙々と字を書きます。
【3年生 授業風景】+α
今日、5月23日㈫は3年生の授業を取材しました。
理科は「仕事」について学ぶ授業でした。日常で使う仕事と理科で扱う仕事は意味が異なります。近くの友達と話し合い、クイズ形式のやり取りを交えながら理解を深めていました。
国語では、井上ひさし「握手」を読んだ感想を書いていました。記者の私は不勉強でこの作品を知りませんでした。改めて調べてみると、作者は小説家としての活動以外に、テレビ番組の企画や台本を作る❝放送作家❞としての活動もされていたことがわかりました。その中にはとても有名なテレビ番組も多数ありました。気になった方はぜひ検索してみてください。
体育では、シャトルランの測定が行われました。20mの距離を、段々と早くなる音楽の流れている間に走って移動し、その回数を記録します。取材したある男子生徒さんは、平均が80回程度とされる中で100回の記録を出していました。大汗をかいた後、取材にこたえてくれたその表情はとてもさわやかで清々しかったです。
今日の授業は、希望者が再測定を行なってもOKということで、2クラス約70名の中から10名ほどが再測定にエントリーしたそうです!持久力を測定するハードな種目にも関わらず、自らエントリーした生徒さんたちの熱意に敬意を抱きます。
【体育祭】
更新時間の都合で3年生の学年種目をお伝えできておりませんでした。紹介させていただきます。
3年生学年種目
ムカデリレーといえば、1グループ5〜6人くらいかなとイメージをしていた記者の私ですが、見てみると10人ほどの巨大なムカデが走っていました。転んで、前のめりになって、ヒモが解けて!様々なハプニングも笑いに変えながら前に前にと進んでいく3年生の生徒さんたちの姿がすてきでした!
印象的だったエピソードを2つ紹介!
①あるクラスはUターン以外の直線を❝小刻みダッシュ❞で走っていました。常識や前例にとらわれない斬新な作戦を展開していて見ているこちらも笑顔になりました。レース後に聞くと、この作戦は一定の速さをゲットできる反面、体力の消耗は凄まじく覚悟を決めないとできない大技だったそうです!すごい!
②私はゴール地点でカメラを構えていたのですが、一番最後にゴールするクラスに先にゴールした緑団の生徒が頑張れーと声援を送っていました。その姿がただただカッコよかったです!
ムカデリレーの競技ひとつを見ても、行事の経験を積み重ねてきた3年生らしい温かさや工夫、ガッツがありました。
これら3年生の姿は、応援席や放送席にいる後輩たちにもきっと伝わったことでしょう。
用具や救護、得点表示、監察、誘導、決勝判定など運営に尽力してくれた役員のみなさん!
本当にありがとうございました!
【笑顔いっぱい!体育祭】
今日、5月20日㈯は体育祭を取材しました。
天気予報にない小雨が降る中で始まった体育祭でした。
しかし、グラウンドには雨など気にせず、仲間を応援をする生徒さんの笑顔があふれていました。
第一種目は障害物競走!ネットをくぐってハードルの下をすり抜けていきます。ハードルを破壊しかねない勢いで走り抜ける1年生の姿を見て3年生の応援席から「すげー」と驚きの声が上がっていました。
みんなでジャンプ
1年生で前半の記録が8回で暫定3位のクラスがありました。落ち込んでいるかと思いきや、聞こえてきたのは「後半は10回は跳ぼう!」という前向きな声掛けでした。結果はなんと18回!こういう下を向かないチームの雰囲気が記者の私は大好きです!
綱引きでのエピソード
最後に2年生だけの試合が行われることになりました。
じゃんけんで場所決めをした後のことです!試合前の待ち時間に、両軍の先頭にいた選手が❝パフォーマンス❞でその場を大いに盛り上げていました。思わず記者の私もにやけてしまう最高のパフォーマンスでした。
試合後、隣にいた1年生が「先頭の先輩たち、最高!」と、満面の笑みでつぶやいていました。
体育祭は勝ち負けを競うだけの行事ではなく、みんなで楽しんで思い出を作る最高の行事であることを、後輩は先輩の姿からちゃんと学んでいました。