【2年生 授業風景】
今日、6月1日㈭は2年生の授業を取材しました。
【国語】クマゼミの孵化
国語は、「データ分析」にフォーカスした授業が行われていました。
クマゼミの孵化の割合に関する調査結果を見て、筆者がなぜ❝グラフ❞や❝図・写真❞を挿入したのか?そのデータから何がわかるのかを考察しました。
【理科】酸化銀の熱分解を化学反応式で表すと…
理科では、今日までに学習した化学変化を❝化学反応式❞に表す練習をしました。
化学変化の前と後で、原子の数が同じになるようにするにはどうすれば良いのか?原子のモデル図を使って考えました。
今日、取材した国語の授業は文法や物語の内容を追いかけるのではなく、グラフの見方に注目したものでした。これは、理科や数学に通じる内容です。このことから、思い出したことがあります。
全く同じモノを見ていても、その受け止め方は人それぞれ!
例えば、「雪が溶けるとどうなるでしょう?」という問いがあったら皆さんは何と解答されますか?
理科の視点で考えれば、「水になる!」が正解です。
しかし、国語の視点で考えると「春になる!」も正解になります。
さらに、道徳の視点で考えると「悲しくなる!」や「嬉しい!」でも良いのではないでしょうか。
(雪合戦がしたかった人は悲しくなり、電車や車など交通機関が動かなくなることを心配した人は嬉しいと感じる)
❝テスト❞というものには答えが用意されていてマルかバツのどちらかがつけられます。しかし、それ以外の世の中の物事には、絶対的な答えや正解なるものは存在しないことがほとんどではないでしょうか。
もし、自分と違う意見を持つ人に出会ったとき、『なるほど、あなたはそう考えたのね!』と思える心の余裕があるといいですね。よりより社会をみんなで作っていきましょう!