~生徒・教職員の笑顔と希望が溢れる学校~

2017年9月の記事一覧

育っています、” 小さな科学者 ”!(理科実験)

「流れるよー」、「流れないよー」という生徒の声が、授業中の理科室から聞こえてきました。
何の学習かと思って覗いてみると、今からやろうとしている実験〔(いろいろな) “ 液体に電流は流れるか " 〕結果を予想し合う生徒の声でした。実験結果の予想なのですが、生徒は和やかに、そして楽しそうに予想し合っているのがとても印象的でした。

この予想の後、生徒は5種類の液体に電極を指して、電源装置からの電流が流れるかどうかを調べました。実験の結果がわかると、「どうして(液体に)電流が流れるんだろ?」と考え込む生徒同士の議論が始まります。

悩んだり議論したりする生徒の表情は、“ 小さな科学者 ” というのがピッタリです!
これからも、いろいろな実験をとおして楽しく、そしてじっくりと考え、科学のしくみを探究する “ 大増中の小さな科学者  ” が育っていくことを願っています。

初めての取組 “ 小中交流福祉体験学習会 ”

 
立野小学校と大増中学校で初めての取組、 “ 小中交流福祉体験学習会 ” を実施まし
た。両校では小中一貫教育を持続して推進し、 児童生徒の “ 豊かな心の育成 ” を目
指しています。

今日は第3・4校時に、立野小の4年生と大増中の1年生が一緒に、
  ◆「聞こえないということはどういうことなのか」を学び(知り)
  ◆「聞こえない人とよりよく生きる」ための体験をして、話し合い考える
学習に取り組みました。

この学習の先生として、春日部聴覚障害者協会、春日部手話サークルの方々をお招き
して、講演と演習の指導をしていただきました。
講演では、「聞こえないということの実際」を具体的に示していただいたり、「聴力
障害者を支援する機器」の実物を紹介いただいたりしました。
また演習では、手話を指導していただき、児童生徒が小グループに分かれて、指導し
ていただいた異なる手話を教え合い共有する活動を行いました。
代表生徒の学習を締めくくる発表では、今日の講演や手話の演習をとおして、「聴力
に障がいをもっていらっしゃる方の少しでもお役にたてる生き方をしたい。」「音が
聞こえない人と一緒によりよく生きる社会をつくっていかなければならない。」など
が実感として発表されました。

今後、立野小学校・大増中学校の交流体験学習は、国際理解学習などで計画していま
す。実施後には、その様子をこのブログでお伝えする予定です。
 
〔講演〕「聞こえないということ」を具体的に教えていただきました!

[合同手話体験]グループに分かれてそれぞれ異なる手話を学びました! 

[学び合い]学んだ手話を仲間に伝え合い共有しました!

[話合い]誰もが住みやすい社会づくりについて話し合いました!

自治活動のリーダーを目指して

 
 今朝から生徒会本部役員選挙の「朝の選挙運動」が開始され、立候補者が正門で選挙活動を行いました。
 また、昼には、放送による所信表明放送も行い、どの立候補者の内容も“どんなことを行っていきたいのか“”、とてもよくわかる立派なものでした。この後も様々な選挙運動が行われ、10月6日(金)の立会演説会を経て、投票となります。
 立候補者の皆さんには、選挙活動に全力で頑張って欲しいと思います。そして、他の生徒は話をしっかりと聴いて“自分たちのリーダー”を投票して欲しいと思います。







“考えを広げ、深める”授業

 
  いろいろな授業で、子どもたちの“思考力・判断力・表現力”を高めることを目指しています。
 数学では一つの問題を様々な方法で解いて、その方法を発表し合いました。そこでは、仲間の発表を聞いて「こんな方法があるのか」と、うなづく姿が見られました。
 また、国語では、読み物の読解を行い、同じ場面を3人の登場人物に立って考え、それをもとに班で話合いを行っていました。立場を明確にすることで、活発な意見が出て、“考えを広げ、深める”ことができたようです。
 これからも、教科の枠を超えて、生徒一人一人に将来必要な力を身に付けさせられるような授業を展開していきます。

[数学] 




 [国語]


穏やかに意欲ある活躍ができる!(大増中のよさ)

 
今日は、春日部市教育委員会と東部教育事務所から3名の先生が来校されて、第3校時から第5校時に実施した授業(学び方)などについての「よさ」と「課題」を確認してくださいました。

  【3名の先生がご指摘くださった内容】
   〇 授業中の生徒の言葉遣いや友だちとの関係性がたいへん穏やかである。
   〇 生徒が進んで、友だちと協働的に問題解決のための話合いなどの活動
    に取り組めている。
   〇 授業づくりのための学校独自の統一された工夫(授業づくりシートな
    ど)がなされている。
   ◆ 1時間の授業デザインを一層工夫して、生徒の活躍をさらに活発にし
    たい。
                                など

教員と一緒になって、生徒たちが一日一日築き上げてきた、大増中の「心地よい雰囲気」や「落ち着きある整った環境」を高く評価していただきました。その一方、大増中の生徒一人一人の「授業に臨む気持ち」や「仲間とアイディア持ち寄って問題を解決する力」をさらに高めていくために、今後も教員が一丸となって進めて行かなければならないということも改めて認識できました。
「授業で活躍する」、つまりは、「授業で “ 力 ” 、“ ことば ” 、 “ 気持ち ” を尽くす(出し切る)」生徒を育むために、今後も全教員の研鑽を進めてまいります。