最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

10月19日 3年生国語 ちいちゃんのかげおくり

この教材は、戦時中に生きた小学生の女の子の生き方について描いた児童文学です。

古くから教科書に掲載されてきた作品なので、大人の方も学習した記憶があるかもしれません。

 

今日の学習は登場人物の気持ちについて叙述を基に捉え、場面の移り変わりと結び付け比較し、具体的な想像をします。また、自分の考えとして発信もしていきます。

今日扱った場面では、主人公「ちいちゃん」が幸せだったのか、ちいちゃんの立場と読み手である自分の立場から考えました。

 

教科書の本文を読み、幸せだったのかどうかが読み取れる描写や会話文にサイドラインを引き、直接書き込みをします。

 

それぞれの立場を明確にしてから、グループで話し合いをしました。

 

ちいちゃんの気持ちについて、ちいちゃんの立場と読み手の立場で話し合った内容をグループごとに発表しました。

 

「ちいちゃんは〇〇だったと思う」と「自分だったら△△に感じていただろう」という二つの立場で考えられる児童が多くいました。

また、理由と共に考えを共有すると、自分の考えが広がったり深まったりしていることがうかがえました。

10月19日 6年生国語 みんなで、楽しく過ごすために

6年間で最後の話し合い活動単元です。

テーマについて、目的や条件に応じて、計画的に話し合いをします。

テーマは、「1年生へ読み聞かせをしよう」とし、学級の児童を小グループに分けて話合いを行えるようにしました。多様な立場から出された意見を検討していき、学級全体でまとめていくこととしました。

 

1年生へ読み聞かせする本を選ぶためのポイントをグループごとに考えます。

 

いろいろなキーワードが出てきました。

 

いよいよ、本を探しに行きますが、その前に1年生が読書旬間に作成した読書カードを参照しました。

 

司書教諭から助言を受けている児童もいます。

 

探してきた本を分類したり、内容について話し合ったりします。

 

その中から1冊を各グループから紹介し、情報共有をしました。

 

今日の授業は1回目です。

今後、数回に渡り主張、理由、根拠を述べ合い、それぞれの考えの相違点、問題点、改善点などについて着目し、よりよい読み聞かせの実施に向かっていきます。

 

読み聞かせの実践が楽しみです。

10月18日 1年生算数「かたちのとくちょうをまとめよう」

この学習では,身の回りにあるものの形を観察や構成の対象とし,形を見付けたり,形作りをしたりする活動を通して,ものの色,大きさ,位置や材質を捨象して形を認め,形の特徴を捉えることができるようにすることをねらいとしている。同時に,形について学ぶことの楽しさを感じる経験を通して,図形に対する関心を喚起し,感覚を豊かなものにすることもねらいとしています。

 

今日は家庭から持参した様々な形をした箱を活用して学習を進めました。

箱を触ったり、積み重ねたり、分類したりする活動を通して、形の特徴を捉えます。

10月18日 ふたば学級1・2年生国語 ことばでみちあんない

ふたば学級では自立活動において、相手意識を育てています。

その学習と関連して、国語では言葉で伝えることについて学習しました。

教材は国語の教科書から「ことばでみちあんない」です。

相手に伝わるように、話す事柄の順序を考えることにしました。

 

本文の案内だと、たどり着くベンチが3通り考えられました。

子供たちは、本文を読みながら、ふたば学級のキャラクター「ふたっぱちゃん」で地図の上を進んでいきました。

どうしたらうまく伝わるだろうか。気付いた子が意見を発表します。

 

みんなで必要な言葉を補っていきました。

 

全員が意見を発表し、目的地への説明を詳しく書くことができました。

10月18日 5年生国語「秋の夕暮れ」

5年生は清少納言の枕草子につづられている秋の風景についての文章を読み取ることで、先人たちの感
性に触れ、自身が秋を感じるものや様子を文章に書き表すことで、古くから伝わる言語文化を受け継ぎながら、自らの感性で季節を表現する力を育むことを目指します。

 

また、友達の書いた文章に触れることで意見や感想を交流し合い、自分のものの見方や考え方を広げることに役立てます。

 

伝え方は様々ありますが、より多くの文章に触れられることをねらって、「読み歩き」をしました。

机上のノートを読んだ後には、付箋で感想を書き残し、置いていきます。

 

様々なメッセージが送られていました。

直接話し合う方法もありますが、今回は書いたものを残していく手法を取りました。

書く活動があることで、読み方も真剣になり、より主体的な学びに繋がっていたように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの感想に触れたことで、さらに見方や考え方が広がっていくことを期待しています。

10月18日 児童集会 運動委員会

今日の集会は運動委員会の子供たちが各教室へ出向き、動画でクイズを出します。

委員会活動の時間に制作した動画です。

体育倉庫の片付け方を三択クイズにして、動画で紹介しています。

言葉だけの呼びかけと違い、誰もが委員会からのメッセージをくみ取ろうとしています。

 

画像は、バランスボールの片付け方です。

教室の子供たちは正解だと思う番号で手を挙げていました。

10月17日(月)児童朝会

今日の児童朝会、校長先生から八ヶ岳移動教室での6年生の様子をお話しいただきました。

6年生は、一人一人が自分の役割にしっかりと向き合い、みんなで協力してたくさんの体験活動に取り組めました。

また、3日目に訪問した農業実践大学校からお土産でいただいたかぼちゃの紹介もありました。

見覚えのあるかぼちゃ、中身を繰りぬくと

こんな感じになるでしょうか。そうです、ハロウィーンで使われるかぼちゃ、その名も「ハロウィーンかぼちゃ」。長野県富士見町産のかぼちゃです。多摩センター駅でのハロウィーンイベントで使われるかぼちゃも長野県富士見町産だそうです。

今、校長室の前に展示してあります。

10月15日 芝生管理作業

養生中の芝生ですが、冬芝の丈が伸びてきたため、有志による作業を行いました。

 

夏芝は横に広がり、冬芝は縦に伸びていきます。

よって、養生中に入ると足跡の形で芝が倒れて折れてしまいます。

この部分には、日光や新鮮な空気が入りにくくなるので、根が育ちません。靴の形のまま芝生が剝がれて土がむき出しになることがあります。

なので、養生中は絶対に入らないでください。

 

今日の芝刈りは手押しの芝刈り機だけを使いました。

エンジン駆動のロータリー式を使うと、芝生が根ごと抜けてしまいます。

根がしっかりと張るまでは手動式を使います。

 

芝刈り作業の際も、刈った部分のみ人は歩きます。

 

刈り高はいつもより高く設定し、35ミリにしました。

それでも、草丈が60ミリ以上になっていたので、10袋以上の芝屑が出ました。

 

いつもより、少し時間がかかりましたが、参加してくださった方々のおかげで終えることができました。

誠にありがとうございました。

 

雑草もたくさん生えてきています。

今抜いてしまうと、冬芝も一緒に抜けてしまうので、しばらく様子を見ることにしました。

 

南鶴牧小学校グリーンネットワーク委員会

10月11日 2年生国語「どうぶつ園のじゅうい」

2年生が学習している説明的な文章「どうぶつ園のじゅうい」では、獣医の一日の仕事を時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の大体を捉えます。

 

今日の授業では、一日の仕事を視覚的に図表化し、それぞれの仕事が毎日行われるものなのか、この日だけ行われたものなのか、を文章の中の重要な語や文によって判断します。

 

 

「毎日行う仕事」と「この日だけ行われた仕事」には根拠となる叙述があります。子供たちは教科書本文に書かれている叙述を基に、その理由を考え、小グループで共有しました。

 

重要な言葉や情報を適切に選び出すことは、書き手が伝えようとすることは何かを考える力につながり、それらを共有することは、「おもしろい」という興味や、「なるほど」という気付きになり、自らの考えを広げることへ役立っていきます。

 

今後、この学習は自分の体験等と結び付けて感想(自分の考え)をもつ段階へ進みます。

例えば、先週行われた多摩動物公園への生活科見学などは、教科を横断した活動として、国語の学習にも活かされるかもしれません。

10月11日 冬芝成長中

校庭の芝生は、先月末にオーバーシードを行い養生中です。

校舎の上の階から見ると、冬芝がとてもきれいに成長しているのが分かります。

 

10月27日までは誰も入らない、という約束を子供たちはしっかりと守ってくれています。

 

2週間以上芝を伸ばしているので、草丈が結構高くなっていました。

5センチ以上の丈があります。

それでも、1本1本の太さはまだ十分ではありません。

引き続き、大事に養生していきましょう。

 

 

養生期間中ですが、伸ばし放しだと通気や日光の当たり方に偏りが出てしまいますので芝刈りを実施します。

日時は、10月15日(土)9:00からで、Gネット委員をはじめ有志で行います。

 

 

南鶴牧小学校グリーンネットワーク委員会

10月7日 「よんでみよう」&「1冊多くかりられる券」

雨、芝生養生中、読書旬間という3つの条件が揃い、図書室は大盛況です。

 

そして、図書委員会でも、この時期に読書を推進するための工夫をしています。

「よんでみよう」と「1冊多くかりられる券」です。

上の画像のようなポスターを作成し、全校児童へ読書を呼びかけています。

「よんでみよう」に紹介されているオススメの本を3冊読了すると、「1冊多くかりられる券」が貰えるようです。

 

すでに貰っている児童が見せてくれました。

10月6日 2年生外部施設水泳授業

後期の水泳授業が始まりました。

スタートは2年生からです。

場所は、去年から引き続き多摩アクアブルーを使い、技能指導は専門の指導員が担当します。

子供たちは、習熟度別にいくつかのグループに分かれ、自分の技能に合った課題に取り組みました。

教員もプールサイドから声をかけています。

一斉指導ではないので、自分のレベルに合った指導が受けられ、持続して課題意識をもつことができます。

また、室内プールなので季節等を考慮せずにスケジュールを立てることもできます。

 

今朝の学校出発時の気温は12度、一方でプールサイドの気温は30度です。

とても気持ちよさそうに水の中で運動していました。

 

今日は、この後3年生が指導を受けます。

 

10月4日 ふたば6年 採蜜作業

先日紹介した二ホンミツバチの養蜂箱から、いよいよ蜂蜜を採取することになりました。

養蜂箱からの採蜜というと、遠心分離機の使用が有名です。

ただし、ふたば学級の養蜂箱は重箱式巣箱を活用しているので、採蜜方法が遠心分離機を使ったセイヨウミツバチの巣枠式巣箱のものとは大きく異なっています。

巣箱の最上段を分離してハチミツを採ります。1つの箱に約5キロのハチミツが含まれていると言われています。

 

家庭にも置いてあるような工具を使って、箱と巣の分離を行います。

 

手作業で、圧搾しました。

校内の職員も参加しています。

 

 

とても濃厚な純粋蜂蜜が採れました。

 

結晶になったものを湯煎して洗練します。

透き通るような、美しい瓶詰の蜂蜜にご期待ください。

10月3日 ふたば6年 自然養蜂蜂蜜採取

ふたば学級では、様々な生産活動を行っていて、その一つに自然養蜂もあることは以前お伝えしています。

養蜂開始から約1年が過ぎ、いよいよ蜂蜜採取が可能になりました。

日本ミツバチの蜜です。

 

四段に分かれている巣箱を分解しました。

そのうちの一段です。

 

箱を置いているトレイにも蜜があふれていました。

 

少しだけ味見をしてみると、純粋な蜂蜜の味がしました。