最近の学校の様子から

2024年11月の記事一覧

11月29日 研究協議会

3年生の理科授業を終えて、研究協議会を行いました。

分科会提案や授業者の自評に続き、グループに分かれた教員から質問や意見が出されました。

 

協議会の講師は明星大学教授の小貫悟先生です。

小貫先生からは授業展開の方法や課題提示の方法など、実例を通した助言をいただきました。

11月29日 3年生理科「ものの重さ」

この授業は校内研究授業として行われました。

今日の授業は同じ大きさの粘土の塊を変形させ、形が変わると重さも変わるのか、という学習課題について予想や話し合い、実験などを通して、物の形や体積と重さの関係について追究していく学習です。

粘土をボール状とドーナツ状に変形させました。そうすると重さはどうなるのだろうか、という問いかけから学習がスタートします。

 

 

「変わる」「変わらない」で予想が分かれました。

この予想(自分の考え)は授業の途中で変わることもあります。

 

自分の予想と予想の根拠を友達と交流しました。

 

実験計画を立て、実際に測りで計測することとなりました。

子どもたちは計測結果が自分の予想と比べてどうだったかを記録します。

それぞれの結果や記録を学習アプリ上にアップロードして、友達と共有しました。

ふたば4年 だいこんプロジェクト③

宿泊から帰ってきたばかりのふたば4年生ですが、疲れも見せずにだいこんプロジェクトの3報目です。

 

先日予告したように、採れたての大根を販売に来てくれました。

子どもたちが持つと、サイズの立派さがよく分かります。

 

50~100円での販売となりました。

 

前回の大根は、こんな料理をしてみました。

3年生 国語「おすすめの一さつをきめよう」

この単元は話す・聞く領域の学習で、中学年になり初めて話合い活動の仕方を学びます。

1年生に楽しい本を教えてあげるために、小グループの話し合いを通して班で一冊のおすすめの本を決めることになっています。

本を選ぶ際には、ただ自分が好きな本を選び、発表するのではなく、「1年生のために」「班で一冊」決める必要があります。

そのためには、グループの全員が何のために話し合うのか、目的を明確に理解していることが大切です。

目的を共有していると、話合いの土台に全員が乗ることができ、どの子も発言しやすくなります。

本校の今年度の研究テーマのサブテーマになっている「誰もが自分の考えをもち、伝え合うことを通して」を具現化する試みにもなっています。

 

対話的で深い学びが学習指導要領でも推奨されるようになり数年経ちます。本校でも様々な実践を試み、一部を本HPでも毎年ご紹介してきました。

その取組の中で見えてきた課題は、闊達にしゃべることが目的ではなく、考えを発信するためには子どもたち一人一人が自分の考えをもたなくてはならない、ということでした。

目の前の学習に対する得手不得手に関わらず、どの子どもにも自分の考えをもたせられるような方策を今まで以上に掘り下げながら日々の実践を続けています。

 

画像は、話し合いの学習を経て実際に1年生へ読み聞かせをしているところです。

 

「1年生」という対象を据えることで、話し合いの内容が焦点化され、国語科で指導する「相手意識」の育成も図ることができました。

3年生の子どもたちは、

・楽しんでもらえそうな選書

・難しい言葉は予め平易な言葉に直す

・長い1文は要約する

・絵の見せ方、読むときの速さ

などを自分たちで課題として見出してから、読み聞かせに臨んだようです。

ふたば宿泊学習 高尾山登山

一昨日の雨による登山道への影響もなく、高尾山に登ることができました。

高学年は1号路から4号路を歩いて、低学年はケーブルカーで途中まで登ってから1号路で山頂を目指しました。

予定通り山頂に着き、

みんなでお昼を食べました。

 

紅葉が見頃、たくさんの観光客で山頂は賑わっていましたが、綺麗な富士山も見られました。

この後、高学年は稲荷山コースを、低学年は来た道で下山し、学校への帰路に着きました。

自分の身の回りのことと自分の役割に頑張って取り組んだ宿泊学習になりました。