最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

2月1日(木)保健集会

今朝の集会活動は保健員会による保健集会「かぜ・インフルエンザを予防しよう」でした。

健康を保つために必要な「食事・睡眠・運動」について、保健員会の児童が考えたクイズ形式で発信しました。

クイズの内容も、難しくて堅苦しいものではなく、子どもたちから笑いが起きるような楽しい工夫がされていました。

委員会の子どもたちがどのようにして舞台裏で待機しているの気になったので、様子を見に舞台袖に行ってみました。どの子たちも、ちょっと緊張した表情で自分の出番を待っています。出番を終えて舞台袖に戻っていく姿は達成感を感じているようでした。

舞台上の委員会の子どもたちにはこのような景色が見えています。きっと全児童が自分のことを一生懸命に見ていてもらえることに気付け、それが活動の充実感や達成感につながっているのでしょう。

みんなのために行う委員会活動、実は活動した児童自身に最も実りある学びとなっています。

 

 

 

1月31日 ドリル孔作業

今年も芝生のドリル孔作業が行われています。

本校の芝生校庭は2年前に初めてのドリル孔作業を行い、今年で3回目です。

1年目は校庭の中央部分、2年目は西側部分、3年目の今年は東側と南側部分で行います。

数年かけて、校庭の全範囲を作業できたことになります。

 

重機を使って孔を開けていきます。

 

モグラの出入り口のように盛り上がった土は、ブロワーを使って吹き飛ばし、芝生の状態を復旧させます。

 

この作業は、孔開けによるエアレーション効果で、土壌の回復や水はけの改善を目的としています。

10年以上、エアレーションをしていなかった芝生の土壌はとても固くなり、水はけも悪くなっていました。

2,3年前は、校庭の中央部分が降雨により、湿地帯のような状態になることも珍しくありませんでした。

ドリル孔作業の後は、明らかに水はけがよくなり、降雨後の校庭使用が短時間で再開できることが増えました。

また、エアレーションの効果として土中に空気を入れることで、芝生のクッション性が高まっているのを感じます。

1月31日 梅の開花

本校の敷地内に植生している梅の開花を確認しました。

気象庁のデータによると、今年の東京の開花日は1月9日(昨年は17日)で平年よりも1週間以上早かったようです。

これも暖冬の影響でしょうか。

 

今年もたくさんの実が育つとよいですね。

1月30日 朝読書と絵本紹介

今週も火曜日の朝は朝読書の時間です。

読み聞かせや語り聞かせに来てくださった皆さん、ありがとうございました。

 

 

読み聞かせをしていただいた本の内容について、児童へ問いを投げかける担任

 

 

 今日は1冊の本を紹介します。図書室の本です。

この本は、難病によって全盲になった男性が職場への通勤を再開したときから、一人の小学生女児の助けを借りてバス通勤を続けてきたお話です。女児が小学校を卒業した後も男性へのサポートは後輩たちへと受け継がれ、男性が退職を迎えるまで10数年に渡り「善意」のリレーが続く様子を、男性の立場から描いた絵本です。

この登場人物たちには実在のモデルがいます。

男性は和歌山市職員の山崎浩敬さん、山崎さんに声をかけたのは和歌山大学教育学部付属小学校に在学(当時)していた児童です。この体験談は「小さな助け合いの物語賞」という懸賞作文で入選しています。

その後、NHKの取材や読売新聞への掲載、絵本の作者である由美村嬉々さんの取材などを経て、このエピソードが2022年に絵本として発刊されました。

 

先日の4年生の学習との関りを感じて、紹介しました。

 

※実在のモデルや発刊への経緯等は、絵本のあとがきに書かれている内容から一部引用しました。

1月29日 全校朝会

今朝も体ジャンケンからスタートです。

今日の体ジャンケンは、5年生が担当してくれました。

 

この後、読書感想文で表彰される子たちも元気いっぱいです。

 

校長からの話は、人の思いやりや優しさについてです。

一つ目は、先週の金曜日に4年生の授業で来校された松崎さんのエピソードを紹介しました。

本校の卒業生との関わり合いは、先週の記事にも掲載されています。

二つ目は、登校途中でケガをしてしまった1年生を6年生が背負って学校まで連れてきてくれたエピソードです。

松崎さんのエピソードから十数年経っても変わらない、南鶴牧小学校の良いところとして紹介しました。

 

続いて、読書感想文の表彰です。

1年生から5年生までの子どもたちが、多摩市小学校教育研究会学校図書館部から表彰されました。

 

週番からは、清掃用具の使い方、特に壊れないように使う方法について説明がありました。

1月26日 4年生・ふたば4年 総合的な学習の時間「目指そう 住みよい町」②

松崎さんのお話に続いて、点字の体験学習をしました。

 

歴史や成り立ちに続いて、器具を使い、実際に言葉を作ってみました。

 

今回の学習を通じて4年生の子どもたちに、どんな考えが生まれたのか聞いてみることにします。

1月26日 4年生・ふたば4年 総合的な学習の時間「目指そう 住みよい町」①

4年生は総合的な学習の時間で、障害のある方の日常や生活について秋から学習しています。

12月はアイマスク体験をして、視覚障碍者の方々の不便さについて考えました。

 

今日は鶴牧地域にお住いの松崎さんをゲストティーチャーにお迎えしています。

 

松崎さんは55歳のときに難病を患い、視力を徐々に失っていきました。

60歳で失明の状態になり、現在も「白い闇と黒い闇」の中で生活してるそうです。

 

最初に、視力を失った経緯を話していただき、その後は子どもたちの質問にも答えてくださいました。

 

印象に残ったエピソードは、本校の卒業生たちとの関わり合いでした。

松崎さんが視力を失った後で、屋外を歩いていると、自分の歩いてきた方角が分からなくなって帰宅が困難になりました。ちょうど、小学校の下校時刻と重なっていたようで、すれ違う子どもたちに助けを求めたそうです。

そうすると、たくさんの子どもたちが集まってきて、松崎さんの言う住所までご本人を送り届けてくれました。

松崎さんは十数年前の卒業生を「あなたたちの先輩」と呼び、「あなたたちの先輩がとても優しくしてくれた、私は後日、校長先生に電話をしてお礼を言いました、とても素晴らしい子どもたちです」と語ってくださいました。

その他にも、「ガイド」と呼ばれるヘルパー(画像で隣に座っている方)の存在を説明してくださり、外出時や普段の生活で助けてくれる様子と共に、深い感謝の言葉を述べていました。

 

多様な人々のつながりの中で、住みよいコミュニティが築かれていくのだと学ぶことができました。

 

 

 

最後に、松崎さんと子どもたちが直接触れ合う機会がありました。

松崎さんと近所で会ったことがある、と話す子に対して、「おばさんのことを見かけたら助けてね」と明るく語り掛けてくださいました。

 

松崎さんは現在、有名医療機関のモニターを務めていて、病気治療の研究に協力をしているそうです。

網膜の研究はとても難しいそうで、宇宙旅行のほうが早く実現できるのでは、とおっしゃっていました。

 

 

松崎さんのお名前と画像の掲載に関しては、予め許可をいただいています。

1月26日 子どもたちの持ってきたものは

いつもより、大きめの霜柱でした。

 

今朝はなぜか、霜柱を持って登校する子が多くいました。

数日間の寒波により、霜の強度も高まっていたようで、子どもの指先でも大きな欠片が拾い上げられたからなのでしょうか。

 

教室へ持っていくのかと思うと、ほぼ全員が門の横に置いていきます。

理由を尋ねると、すぐに溶けて部屋の中が汚れてしまうからだそうです。

1月25日 寒波

今朝の東京は今期で一番の寒さを記録しました。

都心部の最低気温は-1.1℃、鶴牧地域は-4℃、お隣の八王子では-6℃を記録した地域もあるそうです。

なんつるビオトープは結構厚めの氷が張りました。

枯れ枝が氷で固定されています。

 

氷を割ってみました。

厚さは約5mmあります。