最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

6月4日 ドジョウつかみ、メダカすくいの会

本校のプールは昨年度から授業で使わなくなりました。

その代わりに外部施設であるアクアブルーで水泳指導を実施しています。

使わなくなったプールでメダカをたくさん飼育しています。

それによってボウフラが減少しているので、昨年はテレビのニュース番組から取材も受けています。

詳しくは、去年の今頃の記事を参照してください。

 

使わなくなったプールですが、外部施設使用が(今年度も)試行段階のため、保全管理を目的に、業者による清掃が入ります。水を全部抜く前に、メダカをすくってビオトープに避難させなければいけません。

 

昨年度に引き続き、本校おやじの会主催でメダカすくいの会が実施されました。

同時にドジョウのつかみどりの会も行われました。

 

ドジョウつかみは、以前の腰洗い槽で行いました。

 

メダカすくいは、水位を下げたプールに入って網や手を使って行います。

 

普段できない体験を、おやじの会の皆さんに提供していただきました。

子供たちは大喜びで活動していました。

梅の実

校内の梅の木をよく見ると、梅の実がだんだん大きくなっているのが分かります。

風や雨の影響で、小さい粒のまま地面に落ちてしまった実もあります。

梅の収穫時期は一般的に6月から7月の梅雨時期と言われています。

梅雨という漢字は中国由来の読み方で、梅の実がこの時期の雨によって熟すことから梅雨と呼ばれるようになったそうです。

 

ちなみに、加工用途によって収穫時期は異なるようです。

梅酒やシロップ漬け青い梅を収穫し、梅干しは完熟した黄緑色の梅が適しているようです。

現在の梅は小粒な青梅です。

オタマジャクシの足が生えると

ビオトープのオタマジャクシに足が生えてきました。

前と後ろで4本の足が確認できます。

順序は後ろ足が先に生えます。

後ろ足にも左右で順序があるそうで、左足から生えてくるのだそうです。

体の左側には息をするための穴があり、その穴から左後ろ足が最初に生えてくるそうです。

オタマジャクシの誕生から約2か月で後ろ足が生え、その1週間後に前足が生えてきます。

その後、尻尾にある栄養もすべて体内に取り込みます。

すると、いよいよエラ呼吸から肺呼吸へ変わり、地上に出てくるようです。

それまで静かに待ちましょう。

オタマジャクシは浅瀬で生活

ビオトープの浅瀬を覗くと黒いかたまりがあります。

よく見るとオタマジャクシの集まりでした。

オタマジャクシはいつも浅瀬に集まります。

ビオトープの他にも、水田や大きな水たまりなど、水深の浅い場所で生活しています。

5月の終わりころになると、足が生えてきて地上に上がってきます。そのために浅瀬にいるのでしょうか。

日光の当たりやすい場所には藻が発生し、オタマジャクシの餌になっているようです。

食に関しては、基本的には雑食ですが、足が生えるまでは草食の傾向があるようです。

藻があるから浅瀬を好むのでしょうか。

外敵に見つかりやすいのでは、と考えるのは単純すぎるのかもしれません。

 

こんなにたくさんのオタマジャクシが全部上陸できるとしたら、6月頃にビオトープの近くを移動している小さなカエルに会えるかもしれません。

4月25日 メダカすくい

本校のプールには、メダカやヤマメなどの淡水魚が生活しています。

水泳の授業が外部施設で行われるようになったために、生き物の飼育が可能になりました。

淡水魚のおかげで、ボウフラの発生が抑えられると、メディアの取材を受けたこともありました。

水泳では使わなくなりましたが、消防用水への活用があり、プールそのものは存在し続けます。

よって、藻の大量発生を防ぐために、年に1度清掃業者による作業も入ります。

 

そこで、6年生の有志が清掃前にメダカを救うための一時保護をしています。

保護したメダカの一部は、6月頃から始まる5年生の理科へ活用されるようです。

必ず教師が立ち会って、安全に配慮しながら作業を進めていました。