最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

オタマジャクシの足が生えると

ビオトープのオタマジャクシに足が生えてきました。

前と後ろで4本の足が確認できます。

順序は後ろ足が先に生えます。

後ろ足にも左右で順序があるそうで、左足から生えてくるのだそうです。

体の左側には息をするための穴があり、その穴から左後ろ足が最初に生えてくるそうです。

オタマジャクシの誕生から約2か月で後ろ足が生え、その1週間後に前足が生えてきます。

その後、尻尾にある栄養もすべて体内に取り込みます。

すると、いよいよエラ呼吸から肺呼吸へ変わり、地上に出てくるようです。

それまで静かに待ちましょう。

オタマジャクシは浅瀬で生活

ビオトープの浅瀬を覗くと黒いかたまりがあります。

よく見るとオタマジャクシの集まりでした。

オタマジャクシはいつも浅瀬に集まります。

ビオトープの他にも、水田や大きな水たまりなど、水深の浅い場所で生活しています。

5月の終わりころになると、足が生えてきて地上に上がってきます。そのために浅瀬にいるのでしょうか。

日光の当たりやすい場所には藻が発生し、オタマジャクシの餌になっているようです。

食に関しては、基本的には雑食ですが、足が生えるまでは草食の傾向があるようです。

藻があるから浅瀬を好むのでしょうか。

外敵に見つかりやすいのでは、と考えるのは単純すぎるのかもしれません。

 

こんなにたくさんのオタマジャクシが全部上陸できるとしたら、6月頃にビオトープの近くを移動している小さなカエルに会えるかもしれません。

4月25日 メダカすくい

本校のプールには、メダカやヤマメなどの淡水魚が生活しています。

水泳の授業が外部施設で行われるようになったために、生き物の飼育が可能になりました。

淡水魚のおかげで、ボウフラの発生が抑えられると、メディアの取材を受けたこともありました。

水泳では使わなくなりましたが、消防用水への活用があり、プールそのものは存在し続けます。

よって、藻の大量発生を防ぐために、年に1度清掃業者による作業も入ります。

 

そこで、6年生の有志が清掃前にメダカを救うための一時保護をしています。

保護したメダカの一部は、6月頃から始まる5年生の理科へ活用されるようです。

必ず教師が立ち会って、安全に配慮しながら作業を進めていました。

4月19日 野鳥観察の続き

4月10日の「野鳥観察」で紹介したコゲラらしき野鳥を間近で撮影することができました。

巣穴から顔を出したので、音を立てずに少しずつ近付き、撮影できました。

2枚目の画像は横から撮ったものです。くちばしの尖っていることが分かります。

これは親鳥なのか、少し育ったひな鳥なのか、分かりません。

詳しい方がいれば、お聞きしたいです。

通学路のハナミズキ

西門前の通学路の両脇に、ハナミズキの木が並んでいます。

先週から花が開き始め、今日はとてもきれいに咲きそろっていました。

白い花が特徴的ですが、赤い花もあるそうです。

様子を近くで見ていると、白い花びらの先が少し赤くなっているのが分かります。

葉は秋に紅葉します。