押小日誌

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「6年生との懇談会」3日目

今日のメンバーは3人。

「失礼します。今日はお招きいただきありがとうございます。」「とても楽しみにしてきました。」「よろしくお願いします。」礼儀正しいあいさつとともに校長室に入ってきました。私の方が身が引き締まります。

 

今日もお茶を飲みながら、小学校での思い出や中学校のこと、将来の夢などをたくさんお話ししました。中学校で心配なこともお話ししてくれました。そうか、自分もこの時期ってこんな心配していたかも…と思いながらお話を聴きました。

 

そういえば、お茶碗を選ぶ際に、決めかねている友達に、他の2人が「先に選んでいいよ。」とさりげない一言が。とても素敵な思いやりだなと感じました。

※苦いのが苦手と言っていた子も「結構いけます」とお茶を飲みきってくれました。だいじょうぶだったかな。

今日も楽しく大切なひとときとなりました。みんなありがとう。

海に向けて出発(5年生・臨海自然教室)

5年生は今日(2/15)から1泊2日の臨海自然教室です。朝の子どもたちはワクワク・ドキドキ感で一杯な様子でした。

 

出発式、そして保護者のみなさんに「行ってきます」のあいさつのあと、バスに乗り込み、出発しました。

 

 

 

 

行き先は、県立とちぎ海浜自然の家(茨城県鉾田市)です。自然の家では、塩づくりや夜の海岸ハイク、貝の根付けづくりなど、海ならではの活動や、モトクロス体験など、自然の中で体を動かす活動を予定しています。保護者のみなさまにもいろいろとご協力いただき、また、お見送りもいただきありがとうございます。

全員が元気に参加でき、とてもうれしく思います。みなさん、宿泊学習のめあてをもってがんばってきてくださいね。明日元気に帰ってくるのを楽しみにしています。

※旅行中は、引率業務を優先する関係から、宿泊学習に関する記事の随時掲載は見合わせます。後日掲載いたしますのでご了承ください。

 

「6年生との懇談会」2日目

今日のメンバーは4人。

お茶碗を選んで、茶筅をしっかり振って、自分のお茶を点てました。真剣です。お茶を点てたことがある子が1名。昨年の氏家雛めぐりで体験をしたとのことでした。

 

小学校6年間は楽しかったとみんなお話しします。修学旅行や臨海教室など、学校の外での思い出が心に残っているようです。また、将来の夢をしっかり決めていて、立派だなと感心します。「校長先生に質問です!校長先生の座右の銘は何ですか。」とドキッとする質問が。私から二つの言葉を4人にお話ししました。

いろいろお話をして楽しく大切なひとときとなりました。みんなありがとう。

全員が松の実賞を受賞

今朝の表彰朝会で渡せなかった児童に、さきほど、昼休みに、校長室で松の実賞を授与できました。

 

いい笑顔です!

これで、今年度、109人の児童全員が松の実賞を受賞したことになります。みんな本当におめでとう。自分のよいところ、さらにたくさん伸ばしてくださいね。

朝会

7日と14日、朝会をランチルームで実施しました。

7日は、表彰(1件)と校長講話を行いました。

表彰(地区席書大会3位)おめでとうございます。各種書道展で入賞・入選している6年生児童です。返事や姿勢がとてもすばらしく皆の手本です。

  

講話は「挨拶はなぜ大切か」を子どもたちと一緒に考えました。
子どもたちの挨拶は、登校のとき、日中廊下ですれ違ったときなど、本当によくできる子が多く、とても感心しています。だからこそ、ここで一度立ち止まって「なぜ挨拶は大切なのか」を子どもたちと考えたかったのです。

 

 

まず、子どもたち自身で考えて、話し合ってもらいました。1年生も一生懸命話し合ってくれました。

 

 

そして、何人かの考えを聞きました。「うれしくなるから」「コミュニケーションの基本だから」という意見が出されました。(私が伝えたかったこと、ズバリ!でした。子どもってすごいと密かに感じていました。)

 

 

次に、私から「挨拶はこんな力だから大切だと思う」ということをお話ししました。
1 挨拶は、互いにうれしくなる力がある
2 挨拶は、仲直りの力・やり直す力がある
3 挨拶は、大人になったときにも必要とされる力である
という3つの力が挨拶にあって、「挨拶」は、みんなが幸せに生きるためにとても大切なことだとお話ししました。

子どもたちはとても一生懸命考え話し合い、真剣に聴いてくれました。朝会のあと、子どもたちの挨拶がさらによくなったように感じています。打てば響く子どもたちに幸せを感じます。

引き続き、ご家庭でもお子さんとの挨拶をさらにお願いできればありがたいです。

 

14日は、表彰朝会を行いました。

はじめに「ミュージアムこども絵画展(氏家観光協会長賞)」「地区席書大会3位」「地区理科展入選(優良賞・良賞)」の3点を表彰しました。返事もしっかりできてすばらしい態度でした。

  

 

次に「松の実賞」の表彰(6回目)を行いました。

 

やはり、どの子も返事や姿勢がよく、聞いている・見ているだけでうれしくなります。(上の写真は2年生と1年生なのですが、立ち方や礼の仕方、すばらしいです。低学年でも「凜」とした所作で、こちらが身が引き締まります。)

 

 

  

今回で、今年度の「松の実賞」表彰は最後です。以前にご紹介しましたように、歴史ある「松の実賞」を今年度も全ての子どもたちに渡すことができました。まさに「一人一人が主人公」です。あらためて、子どもたちのよさを感じ、表彰できる幸せを感じています。めあてに向かって、またみんなのため、一生懸命に取り組んでいるみなさん、受賞おめでとう。(お休みだった子には後日、表彰を行いますね。)

※全体でも、あいさつがすばらしかったです。継続していけるように声かけ、働きかけをしていきたいと思います。

 

6年生とのひととき「6年生との懇談会」1日目

6年生もいよいよ卒業まであと約1ヶ月となりました。
そこで、6年生に昼休みに校長室に来てもらいお話をすることにしました。
その際に、ちょっと特別に、お茶とお菓子を一緒に楽しみながらお話しすることとしています。(自分でいいなというお茶碗を選んでもらい、茶筅を振ってお茶を点ててもらいました。)

 

小学校の思い出は… 中学校に行ったら… 将来の夢は… など、6年生といろいろとおしゃべりをします。卒業まであと少し。6年生との時間を大切に過ごしたいと考えています。

1日目の今日は4人。初日でしたが、4人とも自分の夢や思い出をしっかりお話ししてくれました。修学旅行が楽しかった、臨海自然教室も楽しかったなど楽しい思い出話のほか、中学校は少し心配など心の内をお話ししてくれました。

いろいろお話をして楽しく大切なひとときを過ごすことができました。みんなありがとう。

かたちづくり・かたちあそび(1年図工・算数)

1年生の教室で、子どもたちが真剣になっています。

 

 

この日は図工で、紙版画を作っていました。下書きにあわせて、色紙を切っていきます。下書きの形に合わせて切るのは結構難しく、はみ出たり、形がちょっと変わってしまったり…でもそれもまた、よい「味」になっています。この色紙は、シールになっていて貼りやすく、そして、水にぬらすと色が出てくるので、そのまま(ローラーでインクをつけなくても)紙に刷ることができるのだそうです。教材も進化しています。ちょっと驚きでした。

 

 

 

翌日、今度は算数の時間、数え棒を使っていろいろな形を作っていました。前の時間に、色板を使って形を作っていました。この日は、格子点を数え棒(直線)で結んでも形が作れることを学びます。図形の学習の基礎(頂点や辺、多角形など)になるわけですね。

 この子はオリジナルの形を作っていました。「毛虫」です。

いろいろな教科の学習で、それぞれに学んでいることがつながっているなと感じます。子どもたちの真剣かつ楽しそうに取り組んでいるのもとてもいいなと感じます。

「生きているだけで百点満点」(5年生・健康教室)

助産師さんに協力いただき、5年生の健康教室を行いました。「生命の誕生」という学習で、生・性に関する大切な学習です。

 

みんなが生まれるまでの過程について学び、この世に生を受けることや赤ちゃんの育ちと誕生について学びました。折り紙の中の針の穴で卵子の大きさを確認したり、赤ちゃんの人形(3500g)を抱いたりする体験もしました。自分の誕生月ごとにいかにおうちの方が心配したり大変な思いをしたかもお話ししてくださいました。(写真で、目を閉じているのは、赤ちゃんが生まれたときの泣き声を聞いている場面です。)

 

 

 

 

 

助産師という、命を扱うお仕事をされているからこそ感じること…「寿命はそれぞれちがうけれど、命を大切にしてしっかり生きてほしい」、「みんなは、自分で選んで自分で生まれてきた、これってすごいことなんだよ」というお話をいただきました。

 

むすびに、助産師の先生から「生きているだけで百点満点」という言葉を教えていただきました。大変な確率で、おうちの方から喜ばれ、大切にされてきたみなさんの命、もうそれだけで・生きているだけで「百点満点」というメッセージです。子どもたちの心にしっかり刻まれたと思います。

たのしくうつして(2年・図工)

2年生が夢中になって紙を切ったり貼ったりしています。

図工の「たのしくうつして」という単元で、紙版画を楽しむ学習です。保護者のみなさんは、先日の授業参観で教室に掲示してあった作品をごらんになったかもしれません。作品になるまでの様子です。

 

 

  

版画にしたい絵を下書きします。そして、下絵に合わせて型紙を切って貼っていきます。型紙のでこぼこの特徴を生かすのもポイントのようです。また、紙だけでなく、毛糸など、紙以外の素材を使う子もいます。

  

版ができあがったら、いよいよインクをつけて刷ります。刷り上がりはどうかな…ちょっとドキドキです。それから、黒一色でなく、他の色をのせたりもします。多色になると雰囲気が変わります。

みんなの作品ができあがりました。どの作品も個性があってとてもいいです。大きく表現もできていていいです。

 

 

 

「なんだか、美術館みたいだね。」という子がいました。「じゃあ、『ミュージアムおしあげ』かな。」とその子に言うと、「看板をつくる!」と言ってさっそく看板ができあがりました。かわいらしい看板もいいですね。

書写指導、お世話になりました(3年書写)

6日(火)、今年度最後の書写指導(3年生)がありました。

地域の先生を招いての書写指導は、この日が最後です。最後は、これまで習った筆運びを使って「水玉」を書きました。

 

横画、縦画、止め、はらい、はね、点など、習ったことを総動員して書き上げます。昨年度まで、私も3年生の書写を教えていましたが、筆先の向きや筆の持ち方などを意識する、縦画と横画のバランスに注意する、そして1枚の紙に2文字の漢字を入れるのが、子どもたちにとってとても難しいです(「水」が大きくなってしまい、「玉」が小さくなったり紙に入らなかったりします)。どうかな…と見ていましたが、子どもたちの「水玉」は、2文字のバランスもなかなかよく仕上がっていました。先生の教え方に秘訣がありそうです。

 

 

 

先生、1年間、大変お世話になりました。引き続き、子どもたちのためにお力をいただければと思います。ありがとうございました。