~生徒・教職員の笑顔と希望が溢れる学校~

カテゴリ:今日の出来事

職場体験前の進路学習会

 平成27年10月9日(金)2校時
 職場体験・職業体験(3Daysチャレンジ)前の、進路学習会を1年生対象に行いました。
 株式会社マイオーの社長さんに、「仕事をするとは」「働くとは」どんなことなのか、今何が大切なのか?というお話をいただきました。
 詳しくは、「生徒・保護者専用サイト」をご覧ください。

体操埼葛地区大会

 平成27年10月9日(金)体操の埼葛地区大会が昨日より越谷総合体育館で開催されています。本日は、本校の団体演技が行われています。
 まずは、会場全体の様子をご覧ください。
          

苦笑い バレー部の皆さんありがとう

 平成27年10月9日(金)
 朝練習の時間を利用して、バレーボール部の皆さんが、正門や玄関周辺の落ち葉の掃き掃除をしていました。学校のために、ありがとうございます。
 桜の木の落ち葉を今年も片付ける季節がやってきました。完全に落ちきる11月まで、こうした清掃活動が続きます。
  

泣く 新人戦エピソードⅤ(最終)~野球部

 「温かな顧問のため息」

 

 新人戦3日目。野球準決勝第2試合は、大増中対東中の、手に汗握る接戦の試合となりました。

 先攻の大増中も後攻の東中も、ランナーを2塁・3塁まで進めるのですが、なかなかあと一本が出ず、5回裏まで0が並んでいます。

 残り6回と最終回7回の攻防でこの試合が決まるのか、あるいは、サドンデスになって、ノーアウト満塁のシュチエーションで決勝進出校が決まるのか、そんなハラハラドキドキの試合展開でした。

 大増中は6回の表の攻撃も「0」で終え、守備陣がグラウンドに散っていきます。6回裏の東中の攻撃です。先頭バッターがフライを上げます。そのフライをいとも簡単に本校の選手がつかんで1アウト。

 そのときです。ベンチにいた監督の顧問教師が、ため息交じりに、

「うまくなったよな」とポロッとひと言、小さな声で洩らしたのを私は聞き漏らしませんでした。そこで、私は、「うん、うまくなった。よくがんばっている」と言ったのです。

 野球部は12名。9名のレギュラーに控えが3名。出場ギリギリの状況で試合に臨んでいます。しかも、最初から上手な選手がそろっているわけではありません。全員が交代で出場できるように、これまで顧問が鍛え上げてきたのです。先ほどのフライを取った選手も、これまで何度エラーをしてきたことでしょうか。「いとも簡単に」とは述べましたが、「簡単に」させるために、どれだけ練習をさせ、叱責し、誉めて励まし、元気づけ、自信をつけさせてきたことなのか、その思いが「うまくなったよな」というため息の言葉に含まれているのです。

 さらに、この言葉から生徒たちへの顧問の愛情の深さが伝わってきます。土日も休みなく、一生懸命面倒を見てきた成果が、緊迫するゲームで表現されているのですから、指導者としては指導者冥利に尽きるというものです。エラーのない試合ができることは、相当鍛え上げないと不可能なことです。

 子どもは、大人の大きな愛情という栄養に育てられていきます。どんな環境にあろうとも、子どもは大人の愛情があれば元気に育ちます。その愛情はやがて、次の世代に受け継がれていきます。私たちは、こうやって何世代も社会のためにがんばれる人を育て上げてきたのです。そんな育ちの循環を、フライトを「いとも簡単な」ように処理した生徒の姿に感動した、先生の言葉から感じとりました。

 試合は、東中も6回裏は0点。7回表の本校の攻撃も0点。7回裏1アウト満塁で、ピッチャーゴロをホームでホースアウトにするつもりでしたが、残念、ランナーが一足早くホームイン。1点。サヨナラ試合となりました。

 でも、これからです。本校の野球部員が深い愛情によって、きっとこの冬の間に確実な成長を遂げるだろうことを確信できる、試合であったからです。

 なぜなら、「サヨナラ」には、「また明日ね」という意味が含まれていますから。

笑う 新人戦エピソードⅣ~バレー部

  「修正できる能力」

 

 バレーボール女子は予選リーグを1勝1敗の2位で通過し、決勝トーナメントに進出しました。

 決勝トーナメント1回戦は、他グループの予選を1位で勝ち上がった東中です。予選でも、相手ポイントを各セットとも10点以下に抑えて圧倒的に勝ち上がってきたチームです。

 1セット目は、ローテーションもできないまま、相手の得点が重なっていきます。とくに、サーブのレセプションで何点も取られたり、レセプションはうまくいっても、相手センターの2弾攻撃で、こちらの前衛陣の空いたスペースにフェイントを落とされてしまいます。あれよあれよという間の1セットは、1対25の大差で取られてしまいました。

 試合中も、セット間のインターバルのときも、顧問の先生がたから「サーブレシーブ」や「フェイント」の対応の指導をもらいました。

 とはいっても公式戦です。言われてもなかなか修正は難しいものです。

 ところがです。2セット目に入り、サーブポイントは決まるし、フェイントの対応を何とか拾うようになっていきます。サーブブレシーブも失敗はあるものの、何とか拾えるようになってきています。このセットは逆に、あれよあれよという間に本校のポイントが重なります。試合中に自分たちの対応の不十分さを一所懸命修正しようとする姿勢が随所に見られるからです。この前向きの姿勢があとのような結果をもたらしたのだと思います。

 結局、2セット目も12対25で取られてしまい、試合は敗戦でした。

 しかし、東中から12ポイントを取ったのです。さらに、中学生が試合中に技術や対応を修正するというのはかなり難しいことであると思います。できそうで、できないことだと考えます。それを行おうとする意識と、実際に修正できたこと、以上が、勝敗以上に今回の新人戦の大きな成果であると感じています。

 決勝トーナメントに残ったベスト6の1校として、さらに精進を重ね、来年の夏には、もうひとつ上を目指して、全員でこの冬に鍛えてほしいと願っています。