最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

ブタナ

6月8日、ふたば学級の2年生が校地内で見つけた花を持ってきました。
タンポポに似ているのだけれど・・・と持ってきたのはブタナでした。
タンポポに似ているけど、どうも違う。
共通性と差異性をとらえる比較する力は一番大切な能力です。
 
タンポポと似た花の作りで、色も黄色です。
綿毛ができるのもよく似ています。
別名タンポポモドキと呼ばれる通りです。
子どもたちの観察眼は正確でした。

外来種です。花茎が長く、よくしなるので刈払機で刈ろうとしても
なかなか花茎を切ることができないので厄介ですが、
タンポポと同じように若い葉は食用に、根はコーヒーの代用品になるようです。

ツバメ

ツバメが飛んでいます。
昨年も学校で営巣しました。校舎の4階の南側の軒です。
今年も昨年使った巣に近づいていますが、まだ、抱卵している様子はありません。
ツバメは飛んでいることが多く写真に撮ることが難しい。
電線でもあればとまるのでしょうが学校にはないのでなかなかとまってくれません。
4月2日には学校の周りを飛び始めていましたが
やっと豆粒のような写真を撮ることができました。
 

チャドクガの駆除

校舎北側のツバキにチャドクガいるのを見付けました。
成虫だけでなく幼虫も、脱皮した皮も危険です。
鱗粉(りんぷん)や幼虫の毛が皮膚に付くとかぶれます。
近づいてはいけません。
学校用務職員がバーナーで焼きました。
チャ・ツバキ・サザンカなどに付きます。
 

奇跡のアジサイ

6月4日、図工室前の奇跡のアジサイが咲きました。
平成23年(2011年)3月11日。東日本大震災で福島県須賀川市にある藤沼胡が決壊し、
多くの犠牲者を出しました。
水が抜けた湖底からアジサイが見つかり、復興のシンボルとしての思いを込めて
「奇跡のアジサイ」と名付けて全国に里親を募りました。
本校の地域の方が、このことを知り、苗をもらい受けて学校で育てることにしました。
苗はずいぶん大きくなり、毎年きれいな花を咲かせています。
 
詳しくは「奇跡のアジサイ」で検索してください。