最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

タデアイの花が咲きました

5年生が育てている藍(タデアイ)の花が咲いています。
10月10日に紹介したイヌタデとよく似ていますが
イヌタデより花と花序が少し大きくなっています。
昨年(令和元年10月17日に紹介)は白い花が多かったのですが
今年は赤い花が多くなっていました。
 
右写真の左側が白花、右側が紅花です。イヌタデの方が濃いピンクです。
 
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エビガラスズメ

10月12日、1年生がスズメガの幼虫を捕ってきました。
スズメガの仲間の幼虫は、体が太く・長く、後ろに旗を立てています。
調べてみるとエビガラスズメの幼虫でした。
食草はサツマイモです。1年生が植えサツマイモもたくさん葉を食べられています。

旗があり、その下に目玉模様がありますが、こちらはお尻側です。
頭は矢印の側です。矢印の上が口です。
 
追記
1年生が育てているアサガオも、サツマイモと同じヒルガオ科の植物です。
アサガオで見つけたとのことでした。

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イヌタデ

校庭側の花壇にイヌタデが生えています。
6年生がジャガイモを育てていたところです。
たくさん花を咲かせています。
5年生が育てている藍はタデアイで同じ仲間です。花もそっくりです。
 
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大きなクリの実もありました

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
正門の前にクリの木があります。
薄っぺらい実が多いのですが、3年生が大きなクリの実を拾って見せてくれました。

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ツマグロヒョウモン

タテハチョウ科のヒョウモンチョウの仲間、
ツマグロヒョウモンの写真を校庭で撮ることができました。
昔は西日本以南でしか見られませんでしたが、
最近は関東地方でふつうに見ることができるようになりました。
温暖化とともに、パンジーの苗が秋から売り出されていることも関係しているようです。
ツマグロヒョウモンの幼虫の食草はスミレの仲間です。
もともと春から夏にかけて植えられていたパンジーやビオラは
最近は秋の庭に大量に植えられるようになり、卵を産む場所が増えました。
そして、住宅地に植えられている都市を伝って北上しやすくなったというのです。
都市は温かく食草に困らないツマグロヒョウモンにとっては天国のような所なのでしょう。
 
上の写真はオスです。尾の先に黒いバンドがあります。
先が黒いので「ツマグロ」という名前が付いたのでしょう。
 
上の写真はメスです。前の翅(はね)の先が黒いので容易に区別がつきます。
メスの特徴の方が「ツマグロ」ですので、こちらの方が名前の由来かもしれません。