最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

パンバスグラスがきれいです

図工室前のパンバスグラスがとてもきれいです。
南米のラプラタ川沿いの大草原パンパ原産の帰化植物です。
和名はシロガネヨシ。シロガネとは銀のこと。穂が銀色に輝いています。
  

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コスズメ 追記

8月5日、1年生の男の子が大きないもむしを見付けて何の幼虫なのかと聞きに来ました。
大人の指ほどの太い幼虫です。これだけ大きいのはスズメガの仲間なので
スズメガの幼虫を検索しました。
模様が一致したのは「コスズメ」です。

旗が立っているのもスズメガの目印ですが、
「子どもが口からうんこを出した」と言ったので、幼虫を見てみると、
目立つ旗のある方が頭だと勘違いしたようです。
幼虫はもしも襲われたときに致命傷にならないよう、
お尻の方に目立つ旗を立てたのでしょう。
頭の方には丸い目玉模様があります。
目玉模様は鳥が嫌うそうですが、この位置にあるのも、
もしも襲われたときに頭を守るためかもしれません。
頭は矢印の部分です。

追記1
家に持ち帰った男の子が、8月6日に色が茶色くなってきて
糸をはいていると報告してくれました。
もうすぐ、さなぎになるようです。

追記2
8月27日、持ち帰った1年生がさなぎが羽化したことを報告しに来てくれました。

6年生のお兄さんは、夏休みの自由研究として
コスズメの蛹化・羽化について報告してくれました。

ハナモモの実が熟してきました

南鶴牧小学校果樹が多い学校です。
春、ビオトープで濃いピンク色の花を咲かせていたハナモモの実が熟してきています。
 
もう茶色くなってしまっている実もあるので、
ピンク色にはなっていませんが味見をしてみました。
皮をむいてみると、まだ実が固いものが多く、甘くありません。
左写真上の2個は皮をむく前の実。左下2個は皮をむいた実です。
 
中の種子は食べるモモのように真っ赤になっています。(左写真右下の1個と右写真)
熟してじゅるじゅるになってきている実は少し甘くなっていました。
もともと花を観賞するための桃なので、食べられるとは思っていませんでしたが、
香りは立派に桃の香りです。

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カキの実が大きくなってきました

南鶴牧小学校果樹が多い学校です。
プール北側の甘柿の実が大きくなってきました。たくさんなっています。
 
甘柿は熟すと渋み(タンニン)が抜けて生食できますが
渋柿は熟してもタンニンが抜けず干したりして渋みを抜いてから食します。
でも、渋柿の方が糖分が多いので渋さえ抜けば甘く食べることができます。

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2020年(令和2年)5月17日 カキの花が咲きました
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タカサゴユリ

タカサゴユリがきれいな花を咲かせています。
きれいな花ですが外来種です。
関東では園芸種のテッポウユリとの交雑が進んでいます。
タカサゴユリは風で大量の種を飛ばして殖えるので
この地域でもよく見られるようになりました。
デッポウユリとの違いは、花の裏に紫~ピンクの筋があることや葉が細いことです。
テッポウユリの花は純白で、葉はタカサゴユリより広くなります。
  
見つけたらそのままにせず、茎から切って、家で鑑賞してください。
放っておくと、大量の種を飛ばします。

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2019年(令和元年)8月21日 タカサゴユリが咲いています
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