押小日誌

押小日誌

勉強の秋…先生も学んでいます(研究授業・2年生国語)

実は、学校は、子どもたちだけでなく、先生方にとっても学びの場です。実際の授業(研究授業)を通じて、授業の工夫や、教科指導のよりよいあり方を学び合う研修を行っています。

 

先日は、2年生の教室で国語の研究授業を行いました。校内の先生に加えて、栃木県教育委員会の学力向上コーディネータの先生をお招きしました。

 

この時間では、子どもたちが教科書の教材文「どうぶつ園のじゅうい」を読み、その場面に書いてある仕事の内容とわけや工夫を読み取り、感想文を書いてクラス内で交流する活動を行いました。一人一人の発表やペアやグループでの交流、また、友だちの意見や発表に対する反応「同じです」「なるほど」「お願いします」なども参考になる授業でした。子どもたちもお客さんがたくさんということで少し緊張していたかもしれませんが、一生懸命に学習に向かっていました。(授業者の先生も緊張していたかな?)

 

 

 

友だちの感想、気になります。この「気になる」ということって大切だと思います。

 

この時間までの勉強の様子も分かる板書(黒板)、感想を書くポイントをまとめた掲示物などもとても参考になります。

 

放課後に、その授業での教師の指導や子どもたちの学びについて話し合いました。 

  

このように、我々教職員も、研究授業や研修を通じてよりよい指導方法を話し合い、学んでいます。ちょうど暑さも落ち着き、秋を迎えました。勉強の秋でもあります。子どもたちのためにがんばっています!

今週の子どもたち

1年生 アサガオの種とり(生活科)&鍵盤ハーモニカ(音楽)

・春から大切に育ててきたアサガオもすっかり枯れて、種が取れるようになりました。この日は種を取りました。数を数えたり、算数の勉強にもなっています。

  

・鍵盤ハーモニカです。この時間は、音の強弱を意識して演奏する学習でした。どうすれば音を弱くできるかをみんなで考えて実際にやってみます。「息をそっと出せばいいよ」「優しく押せばいいと思うな」など意見が出て、試行錯誤しながら楽しそうに演奏しました。

 

2年生 おもちゃづくり(生活科)

・1年生を招待しておもちゃで遊ぶそうです。子どもたちは夢中になっておもちゃやプレゼントなどを作っていました。「1年生が楽しめるようにするには…」など、相手意識をもっておもちゃを作ったり遊ぶルールを考えたりしていました。

 

 

3年生 友だちと話そう(学級活動) 

 ・ペアや3人組で楽しそうに話をしていました。学級活動で、友だちの話を聞く・伝える活動です。「犬派?猫派?」「国語・社会派?算数・理科派?」などを伝え合って、その理由も伝えます。本校はクラス替えがなく同じメンバーで過ごしてきていますが、意外と友だちのことで、知らないことも多く、盛り上がりました。聞く・話すの学習にもなっています。

  

 

4年生 共遊の時間(昼休み)&正直とは(道徳)

・この日の昼休みは、クラスみんなで遊ぶ共遊の時間でドッジボールをしていました。クラスみんなで盛り上がっていました。一人がたくさん投げるのではなく、「〇〇さん、投げる?」などと気遣う声も聞かれました。

 

・その日の5時間目の道徳。お話の内容が、ドッジボールをしていて当たったのを正直に言わずモヤモヤしてしまう主人公の気持ちを考えるものでした。子どもたちは昼休みにドッジボールをしたばかり。主人公に寄り添ったり、自分を重ね合わせたりしながら自分と向き合えたのではないかと思います。

 

5年生 花粉の観察(理科)

・観察や実験のために育てているヘチマ。その花粉を顕微鏡を使って観察していました。顕微鏡の使い方を学んで、いざ観察。目に見えないくらいの小さな花粉がこんな形をしている!と子どもたちは驚いていました。コーヒー豆みたいな形のヘチマの花粉。スケッチもがんばりました。

 

  

6年生 リコーダー演奏(音楽)&卒業アルバム撮影(委員会・総合)

・すてきな曲が聞こえてきました。音楽室をのぞくと6年生が「カノン」をリコーダーで演奏していました。上下のパートに分かれて曲の重なりを感じて、またきれいな音色を意識して演奏していました。さすがは6年生。美しい音色でした。

 

・卒業アルバムの撮影が先週から始まったことをお伝えしましたが、今週は、委員会活動の写真撮影を行いました。委員会ごとにポージングしたり、委員会ならではの「モノ」を使ったりしながら撮影です。「とっておきの1枚」は撮れたでしょうか?

  

稲刈り(5年生)

5月の田植えで、5年生が植えた稲苗がぐんぐん育ち、稲刈りを迎えました。

田んぼをお借りして子どもたちの代わりに稲のお世話をしてくれていた土屋さんと話し合い、9月24日(火)、さわやかな秋空の下、稲刈りを行いました。

  

たくさん刈り取るぞ!

 

田植えから約5ヶ月が経ち、稲の穂もしっかり実りました。子どもたちは稲の刈り方を教わった後、目の前の稲をどんどん刈っていきます。土屋さんからは「鎌で刈ったときの『サクッ』という感覚をよく味わって」とのアドバイス。

  

 

 

大収穫です。

 

 

刈った稲は束ねて、機械のところに持って行き脱穀をします。

  

30分ほどで稲刈り終了しました。先週までのうだるような暑さも落ち着き、この日はとてもさわやかで、天気も味方をしてくれました。

  

作業を終えたあとは、りんごジュースで乾杯!(土屋さんありがとうございます。)作業後の「一杯」は格別です。

  

農業体験を終えた子どもたちはちょっとした充実感と特別感を味わっていたようです。土屋さんからも「とても手際よくできて立派」とお褒めの言葉もいただきました。みんなで声をかけ合い、協力して活動する姿が見られ、臨海自然教室の時よりも一段と高学年としての成長を感じました。

土屋さんには、今年度も田植え、稲刈りとお世話になりました。「いろいろな体験が子どもたちには大切で、体験からいろいろなことを感じ学ぶ」「少しでもお米作りや農家の仕事に興味をもってほしい」「農家になるぞという子がでてくれたらうれしい」とお話ししてくれました。子どもたちのために毎年、毎回、本当にありがとうございます。感謝申し上げます。

9月朝会(校長講話)

25日(水)の朝、体育館で朝会(校長講話)を行いました。

 

子どもたちへの講話は始業式、6月朝会、夏休み前集会に引き続き4回目です。今回は、2つのことをお話ししました。

一つ目は1学期末が近づいていることから、1学期の子どもたちの学習・生活の様子を振り返り、1学期の残りも引き続きがんばってほしいことを伝えました。

 二つ目は、運動会も近いことから、運動会に対する私からの願いと思いを伝えました。

 

 

 

 

 

子どもたちが決めた今年度の運動会のスローガンは「みんなで輝く! 全力押小オリンピック」です。
私もとてもすてきなスローガンだと思っています。一人一人があきらめず、全力をだすことで、自分も・仲間も・見ている人も感動し、その結果、みんなが幸せを感じる運動会になると思うからです。夏のパリオリンピック・パラリンピックを超える、「押小オリンピック」になるようにと願っています。

ぜひ、「あきらめずやりぬいた」「全力を出し切った」と思える運動会にしてほしいと願っています。

5年生臨海自然教室の様子(8・最終回)2日目その4

2日目:9月12日(木)いよいよ自然の家、そして海とお別れです。

昼食:自然の家での最後の食事です。カレーの昼食は大人気。私はおかずのコロッケをカレーに入れて「コロッケカレー」にして食べました。サクサクのコロッケにとろっとしたカレーがぴったりマッチして「絶品」でした! 

 

退所式:ここでもみんなの態度がほめられましたね。

 

 

自然の家にさよならをして約2時間、学校に戻りました。

帰校式:おかえりなさい!

 

子どもたち全員の「成長」が見られた自然教室でした。自然教室は終わりましたが、この体験で学んだことをこれからの生活に生かしてほしいと思います。保護者のみなさまにはいろいろとご協力をいただき感謝申し上げます。お世話になりました。