押小日誌

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なかよしタイム3

9月30日の昼休み、「なかよしタイム」を行いました。「まつのみ班」(縦割り班)での自由遊びです。6月以来、久しぶりのなかよしタイムでした。

今年度遊ぶのは2回目。6年生を中心に遊び開始です。今回は「へびおに」「ドッジボール」「おにごっこ」「長縄跳び」などで遊びました。

 

 

 

高学年が、組み分けを決めたり、ルールを教えたりと班の子たちをよくまとめていました。

 

この班は、ドッジボールをしていましたが、高学年の子は利き手でない方でボールを投げていました。小さい子を思いやる優しさです。

  

どの班も楽しく充実した時間を過ごしていたようです。次回は、11月です。楽しみですね。

演劇鑑賞会「がんばれ、かわず君」

9月30日、演劇鑑賞会を行いました。

劇は「がんばれ、かわず君」(劇団風の子 関西)というお話で、東京から、ある村に引っ越してきた小学4年生の男の子と、仲良くなったかわいい河童のかわず君との、ちょっと不思議で心温まる物語でした。

 

ハラハラドキドキの場面、よかったと目に涙が浮かぶ場面もありました。

 

子どもたちの表情を見ていると、すっかり演劇の世界に入り込み、「わー」「すごーい」「開けちゃダメ!」など声にしていました。

 

 

終了後は、6年生からお礼の言葉と花束をプレゼント。学年ごとに体育館を出る際には河童のかわず君とお別れをしました。

 

 

テレビやネット上ではない、本物の(生の)芸術に触れることはとても大切なことです。絵や演劇、音楽などの芸術にふれることは、子どもの成長にプラスになると聞いたことがあります。少しの時間でしたが、子どもたちにとって、この教室が有意義な時間となったらうれしく思います。

あらためて、劇団のみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

勉強の秋…先生も学んでいます(研究授業・2年生国語)

実は、学校は、子どもたちだけでなく、先生方にとっても学びの場です。実際の授業(研究授業)を通じて、授業の工夫や、教科指導のよりよいあり方を学び合う研修を行っています。

 

先日は、2年生の教室で国語の研究授業を行いました。校内の先生に加えて、栃木県教育委員会の学力向上コーディネータの先生をお招きしました。

 

この時間では、子どもたちが教科書の教材文「どうぶつ園のじゅうい」を読み、その場面に書いてある仕事の内容とわけや工夫を読み取り、感想文を書いてクラス内で交流する活動を行いました。一人一人の発表やペアやグループでの交流、また、友だちの意見や発表に対する反応「同じです」「なるほど」「お願いします」なども参考になる授業でした。子どもたちもお客さんがたくさんということで少し緊張していたかもしれませんが、一生懸命に学習に向かっていました。(授業者の先生も緊張していたかな?)

 

 

 

友だちの感想、気になります。この「気になる」ということって大切だと思います。

 

この時間までの勉強の様子も分かる板書(黒板)、感想を書くポイントをまとめた掲示物などもとても参考になります。

 

放課後に、その授業での教師の指導や子どもたちの学びについて話し合いました。 

  

このように、我々教職員も、研究授業や研修を通じてよりよい指導方法を話し合い、学んでいます。ちょうど暑さも落ち着き、秋を迎えました。勉強の秋でもあります。子どもたちのためにがんばっています!

今週の子どもたち

1年生 アサガオの種とり(生活科)&鍵盤ハーモニカ(音楽)

・春から大切に育ててきたアサガオもすっかり枯れて、種が取れるようになりました。この日は種を取りました。数を数えたり、算数の勉強にもなっています。

  

・鍵盤ハーモニカです。この時間は、音の強弱を意識して演奏する学習でした。どうすれば音を弱くできるかをみんなで考えて実際にやってみます。「息をそっと出せばいいよ」「優しく押せばいいと思うな」など意見が出て、試行錯誤しながら楽しそうに演奏しました。

 

2年生 おもちゃづくり(生活科)

・1年生を招待しておもちゃで遊ぶそうです。子どもたちは夢中になっておもちゃやプレゼントなどを作っていました。「1年生が楽しめるようにするには…」など、相手意識をもっておもちゃを作ったり遊ぶルールを考えたりしていました。

 

 

3年生 友だちと話そう(学級活動) 

 ・ペアや3人組で楽しそうに話をしていました。学級活動で、友だちの話を聞く・伝える活動です。「犬派?猫派?」「国語・社会派?算数・理科派?」などを伝え合って、その理由も伝えます。本校はクラス替えがなく同じメンバーで過ごしてきていますが、意外と友だちのことで、知らないことも多く、盛り上がりました。聞く・話すの学習にもなっています。

  

 

4年生 共遊の時間(昼休み)&正直とは(道徳)

・この日の昼休みは、クラスみんなで遊ぶ共遊の時間でドッジボールをしていました。クラスみんなで盛り上がっていました。一人がたくさん投げるのではなく、「〇〇さん、投げる?」などと気遣う声も聞かれました。

 

・その日の5時間目の道徳。お話の内容が、ドッジボールをしていて当たったのを正直に言わずモヤモヤしてしまう主人公の気持ちを考えるものでした。子どもたちは昼休みにドッジボールをしたばかり。主人公に寄り添ったり、自分を重ね合わせたりしながら自分と向き合えたのではないかと思います。

 

5年生 花粉の観察(理科)

・観察や実験のために育てているヘチマ。その花粉を顕微鏡を使って観察していました。顕微鏡の使い方を学んで、いざ観察。目に見えないくらいの小さな花粉がこんな形をしている!と子どもたちは驚いていました。コーヒー豆みたいな形のヘチマの花粉。スケッチもがんばりました。

 

  

6年生 リコーダー演奏(音楽)&卒業アルバム撮影(委員会・総合)

・すてきな曲が聞こえてきました。音楽室をのぞくと6年生が「カノン」をリコーダーで演奏していました。上下のパートに分かれて曲の重なりを感じて、またきれいな音色を意識して演奏していました。さすがは6年生。美しい音色でした。

 

・卒業アルバムの撮影が先週から始まったことをお伝えしましたが、今週は、委員会活動の写真撮影を行いました。委員会ごとにポージングしたり、委員会ならではの「モノ」を使ったりしながら撮影です。「とっておきの1枚」は撮れたでしょうか?

  

稲刈り(5年生)

5月の田植えで、5年生が植えた稲苗がぐんぐん育ち、稲刈りを迎えました。

田んぼをお借りして子どもたちの代わりに稲のお世話をしてくれていた土屋さんと話し合い、9月24日(火)、さわやかな秋空の下、稲刈りを行いました。

  

たくさん刈り取るぞ!

 

田植えから約5ヶ月が経ち、稲の穂もしっかり実りました。子どもたちは稲の刈り方を教わった後、目の前の稲をどんどん刈っていきます。土屋さんからは「鎌で刈ったときの『サクッ』という感覚をよく味わって」とのアドバイス。

  

 

 

大収穫です。

 

 

刈った稲は束ねて、機械のところに持って行き脱穀をします。

  

30分ほどで稲刈り終了しました。先週までのうだるような暑さも落ち着き、この日はとてもさわやかで、天気も味方をしてくれました。

  

作業を終えたあとは、りんごジュースで乾杯!(土屋さんありがとうございます。)作業後の「一杯」は格別です。

  

農業体験を終えた子どもたちはちょっとした充実感と特別感を味わっていたようです。土屋さんからも「とても手際よくできて立派」とお褒めの言葉もいただきました。みんなで声をかけ合い、協力して活動する姿が見られ、臨海自然教室の時よりも一段と高学年としての成長を感じました。

土屋さんには、今年度も田植え、稲刈りとお世話になりました。「いろいろな体験が子どもたちには大切で、体験からいろいろなことを感じ学ぶ」「少しでもお米作りや農家の仕事に興味をもってほしい」「農家になるぞという子がでてくれたらうれしい」とお話ししてくれました。子どもたちのために毎年、毎回、本当にありがとうございます。感謝申し上げます。