豊中ブログ

豊春中 学校ブログ

【暗唱テスト】おくのほそ道

3年生の国語の授業の様子です。

松尾芭蕉の「おくのほそ道」の一節を暗唱していました。自信のある人から順に、先生のところに行って発表をしていました。一発合格をして、カメラに向かってグーサインをしてくれた生徒さんもいました!

 

【豆知識】

おくのほそ道は、芭蕉が江戸から奥州、北陸道を巡った紀行文です。東北・北陸をめぐる、全行程の約2400キロメートルを約150日間でまわり、江戸に帰ります。

ちなみに、3年生が修学旅行で訪れた京都は、東京から約450キロメートルの距離にあります。芭蕉が歩いたのは、その5倍以上の距離になります。とんでもない脚力を有した俳句職人だったというわけです。

※俳句はかつて単なる言葉遊びという位置づけだったそうですが、それを世界で最も短い詩として文学に昇華させたのが芭蕉だと言われています。

「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり(月日は永遠の旅人であり、やってきては過ぎていく年も旅人である)」江戸時代に生きた松尾芭蕉は、何を想ってこの詩を書いたのでしょうか。歴史的な背景をふまえて考えると、違った一面が見えてきたりしませんか?

 

【テスト返却】

 

中間テストが終わり、各教科でテスト返却が行われています。今日は2年生の英語の授業に取材に行きました。

全ての問題の解説をするには時間が足りないので、重要な問題を先生がピックアップして解説していました。

リスニングの問題では、改めて英語の音声を聞いて何を質問されているのかを考えたり、文法の問題では、不定詞(to+動詞の原形)の用法についての確認をしたりしました。

 

【言語を学ぶ】とは?

言語の学習は、数学や理科などに特有な”法則にもとづく学習”とは異なるある種の”あいまいさ”を含んでいます。

理系に進んだ私には、日本語の「私サッカーをします。」と「私サッカーをします。」の「が」と「は」の違いを外国人の方に説明せよと言われたら結構困ってしまいます。しかし、日本語を母国語にする者にとって、そこにニュアンスの違いがあることはハッキリと感じられます。

英語の学習においても、なぜそのように『動詞の形は変化するのか?』を納得感をともなう追求をするよりも、コミュニケーションのツールとして発達した言語として、感覚的に受け入れることが大切なのかもしれません。また、そこに理数にはない「学ぶ面白さ」があるのではないでしょうか。そんなことを思った一コマでした。

 

【合唱練習♪】

今日は合唱祭に向けた練習に、作曲家の橋本祥路先生をお招きしての授業がありました。

※代表曲のひとつ、混声三部合唱曲「時の旅人」(1990年発表)は多くの中学校の合唱祭で歌われ続ける名曲です。

本番9日前となった今日は、現時点での最高の歌を橋本先生に聴いていただき、さらなる上達のためにご指導をいただきました。

ひとつの作品を仲間と作り上げる”合唱祭”は他の行事とは違った面白さがあります。

同じ曲であっても、歌う人が異なると全く同じにはなりません。

現実に大人の合唱団の方と中高生の合唱とでは、声色が違います。(自分のクラスの合唱曲を参考のためにYou Tubeで聴いた方はうなずいてくれるかと思います)

高校では、学校行事に合唱祭を実施している学校はほぼありません。10月20日の合唱祭は、3年生にとって最後の合唱祭になるのは言うまでもありませんが、1・2年生にとっても二度と同じ発表はできない1回きりのものです。

 

文化会館大ホールのステージに立ち、照明のライトがパーッと明るくなり照らし出されたそのとき、主役は他ならぬ生徒のみなさんです。

ぜひ、練習の成果を存分に発揮し、オンリーワンの合唱を披露してください。

閉会式の後、笑顔で会場をあとにできたら、もうそれは「成功」という言葉以外に当てはまるものはなくなっているでしょう。

 

 

【中間テスト②】

今日は中間テスト2日目です。2年生の教室にお邪魔しました。

写真は、数学のテストの様子です。

1次関数の単元から出題されています。

テスト直前の休み時間には、ノートを見返して要点の確認をしている生徒さんが多くいました。

テストの目的はいくつかあります。その一つに「自分が理解できていない部分を知る」ことがあります。

『わかっているつもりだったけど、意外と理解できてなかったぞ!』という発見ができたら…

『その中で特に、わかるようにしたいのは何か?』を考えて選びます。全てを100%理解しようとするよりも

優先順位をつけて対処する方がよいかもしれません。

 

このように、自分で「問題」を見つけて、それをどう「解決」するかを考えて実際に行動してみる!という

プロセスが大事ではないでしょうか。

AIやロボットの技術が発展するこれからの時代に求められるのは、そういったスキルを持った人なのかもしれません。

 

【中間テスト】

今日は中間テストの第一日目です。

生徒の皆さんは制服姿で適度な緊張感を持って、問題に向き合っていました。

1年生にとっては2回目となる定期テストです。ある生徒さんに「小学校のテストと何が一番変わりましたか?」と

聞いたところ「1枚だった問題用紙が、複数枚に変わったところ」という返答がありました。

テストの問題量が増えたことからも、学習する内容が中学生になって、より深いものになったことが伺えますね。

3枚目の写真は、技術科のテスト直前の休み時間で設計図の書き方を確認していた生徒さんのプリントです。

よい制作物をつくるには、計画段階での詰めが大切です。テスト前の”学習計画”も同様でしょう。

ただし!長い時間、勉強をすればよいというものでもないはずです。

また、あまりにも現実離れした高すぎる目標よりも、達成可能な範囲の上限を狙った目標の方が”やる気”が維持できて、

結果が良くなる場合もあるでしょう。

前回の定期テストからの自分の成長度を知りたいのであれば、点数の上下で一喜一憂することはオススメしませ

ん。なぜなら、テスト問題の難易度は毎回変わっているからです。

 

このように、勉強方法を考え、自分の学力分析をするには相応の時間や知識が必要ですね。皆さんの"学習計画”は計画的

に作成できましたか?もし、改善点があれば次回のテストでそれを修正してみてください!

 

学習相談会

明日、明後日の中間テストに向けて、昨日、今日と放課後に「学習相談会」が実施されました。

意欲のある態度で、各々が学習に励んでいました。

テスト前の追い込み!

中間テストの前日となりました。

最後の追い込みで勉強をする3年生の様子です。

生徒の皆さんは赤シートで答えを隠して一問一答形式で確認したり、学習内容をノートにまとめ直したりしていました。

様々な勉強の仕方が存在します。上記以外にも、自分が新たに学んだことを誰かにアウトプットする(言葉で説明する)

のはとても有効だとされています。他人に説明するには自分が理解している必要がありますし、わかりやすく伝えようと

するとかなり頭を使います。それが、理解につながる最高の勉強法だというわけです。

そういった具体的な方法はたくさんありますが、あえて一番有効な方法は何かと言われたらそれは…「知らないことを知

ることが楽しいと思うこと」かもしれません。これさえできていれば、ひとりでに学び続けていけるからです。

 

【体育】楽しいドッジボール!

写真は、3年生のドッジボールの様子です!

男女別のクラス対抗で、授業終盤に5分間の勝負が行われました。

 

生徒にインタビューすると、授業の前半は、5分間走・2分間走などのインターバル走をしたそうです。

インタビューに答えてくれた男子生徒は、5分間走で体育館を“15周半”走れたそうです。

「1周約20秒のペースで走れました」と爽やかな表情で教えてくれました。

ドッヂボールは、シャトルラン計測後の残った時間や、雨の日で校庭が使えない日などに不定期で実施されるそうです。

今日もインターバル走を頑張った後の残り時間で実施されたようです。一生懸命体を動かしたあとのドッジボール!

終始楽しそうにプレーする3年生の表情が素敵でした。

☆元気にプレーをする生徒の様子を4人の先生も嬉しそうに観ていました!

 

【美術】縄文土器の美しさ

写真は、1年生の美術の授業で、粘土を使った工芸作品づくりの様子です。

縄文土器の独特な表面の模様をタブレットPCで鑑賞し、その一部を再現する活動をしています。

彫刻刀やヘラで溝を掘ったり、実際に縄を粘土に押し付けたりして模様をつくっていきます。

最終的には釜で焼き上げて完成させるそうです。

実際に粘土を手で触って、こねて、形成をしていく体験をしながら、生徒のみなさんが楽しそうに創作活動を

していました。

 

春日部市には、3,800年前につくられた縄文人のムラの跡である、神明 (しんめい)貝塚があります。

場所は西親野井地区です。(江戸川小中学校の北方面)

普段生活している地域に、歴史ある文化遺産があると思うと、なんだか誇らしい気持ちになりますね。

 

市の教育センター(粕壁小学校のとなり)の1階に「郷土資料館」があります。

貴重な資料やジオラマ展示などがあり、春日部市の歴史や文化にふれる素晴らしい環境が整っています。

☆縄文土器の制作から、工芸品や歴史文化に興味を感じた方は、ぜひ足を運んでみてください!

 一見の価値ありです!

 

【公民】現代の社会課題に向き合う

3年生の社会「公民」の授業では、3〜4人の小グループに分かれて調べ学習をしていました。

①役割分担をして調べる→②グループに戻って報告をする という方法で活動を進めていました。

今回の授業では…

自衛隊、日米安全保障条約、非核三原則

 …について、調べていました。

 

平和な社会を築くためには、社会を構成している我々一人一人が自分の意見を持ち、建設的に議論していくことが

大切でしょう。

他人任せにせず、自分の課題に取り組み、持ち寄った情報をもとに、全体の問題を解決していく今回の授業スタイルは、

実際の社会の仕組みと同じだったのではないでしょうか。

日々の小さな学びが積み重なり、10年後、20年後の社会をより良くしていくのだと思います。

子どもたちは、未来の宝です。

【歴史】大化の改新

社会の授業の様子です。(1年生)

「東アジアの緊張と律令国家の歩み」を学ぶ時間でした。

「倭」の時代から、「日本」という表記に変わる頃の時代背景をさぐり、国を治めていた当時の体制について

調べる学習をしていました。ミニティーチャーとして、教え合い学習の時間があり、自分が学んだことを他者に

アウトプットしながら理解を深めていました。

 

・・・明治、大正、昭和、平成、令和と、時代が進むとともに元号も変わっていきますが、日本最初の元号が「大化」だということを筆者は今日の授業で知るに至りました。大化の改新…645年からの一連の国政改革をさすものですが、その改革が元号誕生にも少なくない影響を与えているのだと考えると、歴史の奥深さと学ぶ面白さを感じます。

【体育】1学年

【準備運動】2分間走、準備体操、縄跳びで体を運動モードに切り替えます!

 

【マット運動】生徒にインタビューしたところ、今日は2回目の練習ということでした。

倒立前転ができるようにスモールステップで練習していきます!

【跳び箱】最初は怖いという感情もあるようですが、まずは両足で跳び箱の上にのって降りる練習からスタート!

練習回を重ねるうちに、大技ができるようになるといいですね!

 

【走り幅跳び】今日は3本の計測を行いました。走り始める位置は人それぞれです。

跳躍するときが最高速度になるようにそれぞれがスタート位置を調整していました。

 

印象的だったのは、授業の終盤!

3回全ての計測後の残った時間で「もう一回やりたい人はいますか?」の先生の呼びかけに20人くらいの生徒が手を

上げてスタート地点に走っていったことです。

自分からやってみたいと思える楽しさを、走り幅跳びで味わったようです。仲間の記録更新に拍手をしたりと、

温もりを感じる授業風景でした。

【理科実験】結晶の観察&糖の検出

【理科実験①】特別支援学級の理科実験の様子です。

塩化ナトリウム、ミョウバン、硫酸銅の結晶を取り出し、形を比べる実験です。

硫酸銅は五水和物の状態だと青色の結晶で、見た目にも美しく、質量をはかってお湯に溶かす作業を楽しそうに行っていました。

 

 

【理科実験②】2年生の理科実験の様子です。

糖の検出ができるベネジクト液を使った実験です。

デンプンが糖に分解されるのに必要な条件を考える実験で、糖が含まれる試験管はガスバーナーで加熱すると赤褐色に変化します。生徒たちは安全に配慮しながら興味深そうに実験を行っていました。

※糖の濃度が低いと、赤褐色ではなく黄緑色に変化することもあるようで、誤差を考慮しながら考察をする必要があります。いずれにしても、実際に目の前で色変化する様子を観察することは、教科書を読むだけでは得られない体験です。生徒たちには記憶に残る実験活動となったでしょう。

【合唱練習】中間発表前の授業風景

3年生の音楽の授業の様子です。

まず、先輩の代の合唱祭DVDを鑑賞し、頭の中にイメージをつくる活動がありました。

合唱を2曲聴いたのち、実際に歌う練習がはじまりました。

 

発声方法や強弱の作り方など、的確で細やかな指導を受け、一コマの中で技術と自信を身に着けていっていました。

特に授業終了前の15分間はとても濃密な時間で、呼吸(ブレス)のときに、全員の体がタテに動き、

真剣に練習に取り組んでいる姿が印象的でした。

 

☆最後列で歌う男子生徒の表情がとても豊かでした。中間発表で各クラスの仕上がり具合がわかると思います。

ぜひ、本番で納得の合唱が披露できるようにがんばってください!