~生徒・教職員の笑顔と希望が溢れる学校~

大増中学校ブログ

困る 子ども読書の日

 今日は「子ども読書の日」。法律等、詳しくは本校公式サイトの校長室・校長日記をご覧ください。根拠となっている法律の条文等を掲載しています。
「読書ばなれ」が指摘されているようですが、私はそう思いません。全国学校図書館協議会の調査では、ここ数年の中学生の1か月平均の読書量は、4冊前後で推移しています。平均で4冊なので比較的安定している読書量ではないかと思います。部活動あり、塾あり、習い事ありの忙しい中学校生活で、4冊も読んでいるのは立派な数字ではないでしょうか。
 また、読書は読んだ冊数ではないと思いながらも、量的に一定を保つのは、質を向上させるために必要であると考えます。
 翻って大人はどうでしょうか?皆さん月どのくらい読書をしていますか。仕事があって忙しい大人ですから、中学生と同じよう3ー4冊前後ではないでしょうか。かくいう私も、今月、この4月に読んだ本は、今日現在5冊です。今6冊目を読んでいます。月10冊を目標にはしていますが、目標達成ができるのは、7月・8月・12月・1月くらいなものです。
 ですから、子どもの読書量をうんぬんする前に、むしろ、大人の読書の確保を考える必要があると思っている昨今です。
 子どもの手本となるように、大人が本を読む姿を見せたいものです。今晩は、テレビもスマホもパソコンも切って、ゆっくりコーヒーでも飲みながら読書をする夜にするのはいかがでしょうか。「読書の秋」ではなく、「読書の春」でいきましょう。