東京都教育委員会より「令和5年度『児童・生徒の学力向上を図るための調査」結果に基づいた保護者用資料」の
配付がありました。HP左側の学校だより・学校よりの配付物>保護者お知らせ>全校共通の資料をご覧ください。
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東京都教育委員会より「令和5年度『児童・生徒の学力向上を図るための調査」結果に基づいた保護者用資料」の
配付がありました。HP左側の学校だより・学校よりの配付物>保護者お知らせ>全校共通の資料をご覧ください。
今年度も、多摩市選挙管理委員会の方々に来校していただき、主権者教育を行いました。
この活動で、選挙権を有効に活用することを学びます。
多摩市内小中学校の給食からフードロスを無くすために、3名の候補者が立候補しました。
それぞれが異なった主張をし、6年生の子どもたちが賛同できる候補者に1票を投じます。
投票用紙の発給機や記載台、投票箱など、この学習に活用されている機材はすべて、実際の選挙で使用されているものです。
開票作業を経て、ばらんすよしお氏が最多得票で当選しました。
当選証書が贈られ、抱負を述べています。
自分の意見や考えが反映される選挙を模擬的に経験しました。
4月当初から、政治の仕組みを社会科で学習していたので、よい体験になったと思います。
今回の授業は、東京教師道場の研究授業として行われました。
器械運動領域の跳び箱運動を学習しています。
自己の課題を解決するために、ペア学習による学び合いや対話、ICT機器を使ってリアルタイムで自分の技能分析などをしました。
全員で今日の授業のめあてを確認したあとは、自己の課題に挑戦します。
課題達成のためには、ペアで学習している友達からの助言が大切になります。
課題達成のためにお互いが感じたことを伝え合う時間も充実していました。
開脚跳び、抱え込み跳び、台上前転などについて、自分で設定した課題を相手に伝え、それについて動画なども交えて解決していく学習が行われていました。
この授業は、東京教師道場の研究授業として行われました。
「リボンのおどり」という曲の合奏は、4~5の楽器パートで演奏されます。
曲のイメージを考え、そのイメージが表現されるようなパートごとの重なりを、小グループで取り組みました。
曲のイメージ例を考えます。
グループごとにイメージを話し合い、パートごとの重ね方も練習しました。
代表のグループが発表しました。
この学習は次回も続き、今度は全グループが発表するそうです。
2年生の教室で行われていた算数の授業。
黒板いっぱいに示された、数直線や数のまとまりが目に入りました。
2年生は100より大きい数の見方や考え方の学習をしています。
教室の授業では、0から1000までの大きな数直線が掲示され、1目盛り(10ごと)ごとに黄色いタイルで数のまとまり(10のまとまり)が示されました。
これは1年生で学習した「10より大きい数」をいかした学び方です。
最近はICTの活用が日常的になり、資料提示や考え方の交流などがディスプレイ上で行われることが普通になりました。
それ自体は、とても合理的で将来にも役立っていく環境設定だと思います。
ただ、黒板いっぱいのサイズを使ったダイナミックな資料提示も決して悪くないと思えた瞬間でした。
大きいものは大きいサイズで理解したいときもあります。
2年生の算数は、数の大きさを理解した後で、どちらが大きい・小さいと判断するのか、という等号・不等号に通じていきます。
今日の授業は、数の大きさをどう見分けるか、に取り組んだ学習でした。
ふたば学級の5年生が自立活動として、梅ジャムをつくりました。
校内の梅の実が育っていることは、以前の記事にも掲載しましたが、ふたば学級の5年生が校内の梅の実を採取して、ジャムづくりを行いました。
自分たちで作って楽しむだけではなく、梅の観察から始まり、職員に喜んで食べてもらう工夫をするところまでを計画的に実践する学習です。
出来立ての、温かいジャムとクラッカーの組み合わせを、たくさんの職員から褒められていました。
八ヶ岳移動教室へ向けた取組が本格化してきました。
特活室では、1組・2組・ふたばの子どもたちが集合して、各係ごとの活動が始まりました。
最近は、タブレット端末を使った情報交換が当たり前になってきました。
今日の家庭科室では、移動教室の野外炊飯と同じメニューのカレーライスづくりにも挑戦しました。
ご飯は耐熱鍋で炊いてみました。
このカレーは、SB食品様よりご提供していただきました。
同社で行っている食育のキャンペーンに学校で申し込んだところ、たくさんのカレー粉を送っていただきました。
3年生は算数の学習で、長いものの長さを測定しています。
今までは身の回りにある1m以内の長さで構成されているものの一部を測定し、大小や長短を判断していました。
本単元では、測定する長さが長くなります。
今日は、校外に出て1kmの測定をしました。
画像の先頭で教員が扱っているのが距離測定器です。
滑車を地面に設置させたまま転がすと、移動した距離が表示されます。
最初に教員が移動した後に、子どもたちも体験をして、1kmの距離(長さ)を実感しました。
本日、全国環境教育研究会会長の關口 寿也 先生にご来校いただき、6年生に向けた環境学習の講演をしていただきました。關口先生は本校の前校長でもあります。
6年生はこれから総合的な学習の時間で環境をテーマにした探求学習を進めていきます。
今日は、そのスタートとして、「地球環境の今」をテーマに關口先生から今後の環境問題に関する講演をいただきました。
特に、エネルギー問題や気候変動問題については、2050年や2100年頃を予想した展望も語っていただきました。2050年は子どもたちにとっても、そう遠くない未来のことなので、地球規模の課題を身近に感じられたのではないでしょうか。
關口先生からは今日の資料を配信していただいたので、タブレット端末を活用し、グラフや画像を手元で確認しながら学習を進めることができました。
ふたば学級の2年生が1年生に学校の案内をしていました。
画像は校長室へ立ち寄った様子です。
2年生が1年生へ、部屋へ入室するときのルールや、何をしている部屋なのかを一生懸命説明していました。
説明する2年生も、耳を傾ける1年生も立派です。
この学習ではでは、春の暮らしにかかわる言葉を集めたりその言葉にまつわる経験を想起して文章を書いたりすることで、児童の語彙を豊かにすることを目指します。また、集めた言葉や経験を文章化することは、伝えたいことを明確にして書く力を育てることにもつながります。
春を感じる言葉を学習プリントに自分で挙げていく活動から始まります。
教科書の挿絵から考えたり、辞典を使ったりと道筋は個に応じています。
この学習では、自分の考えをもつための道筋や方法論をなるべく限定しないことで、誰もが自分の考えをもち、この後の伝え合いなどに主体性をもって参加できるようにしました。
もっとイメージを広げられるように、友達との伝え合いにより情報交換をします。
最初は隣の席に座っている友達とペアで伝え合います。
子どもたちの中から、もっとたくさんの友達と交流して広げていきたいという希望が出されました。
自分の席を離れて、積極的に伝え合いをします。
子どもたちはたくさんの友達と交流をしたことで、春のイメージがとても広がったようです。
次回の授業では、たくさん集まった「春を感じる言葉」を文章に盛り込み、表現する学習を予定しています。
5年生が家庭科で初めて調理分野の学習に取り組みました。
日本の伝統文化と言っても良い、日本茶を入れる学習です。
お湯を沸かして、急須に茶葉を入れて、注ぎます。
どんな味だったでしょうか。
先生たちも、おもてなしを受けました。
今日は6年生が芝生管理作業の体験をしました。
指導はGネットワーク委員会の方々です。
普段の芝刈りだけではなく、雑草の密集した区域のメンテナンス作業等も体験しました。
器具の説明を受けているところです。
芝刈り体験。
この体験を何度も重ねることで、芝生を保つことの難しさを知り、今後も大切に使っていこうという気持ちが高まったのではないでしょうか。
特別支援教室わかば、の授業を1年生が体験しました。
指導を担当するのは、実際に特別支援教室わかばで指導をしている教員です。
学級が2グループに分かれて、1グループはわかばプレイルームで「小集団」の体験です。
今日は、〇✖クイズを行いました。
一定のルールを守ったり、関わり合いを大切にしながらゲームを進め、小集団の中でソーシャルスキルを広げていく学習です。
2つめのグループは教室で「個別」の体験です。
「めのうんどう」という学習ですが、別名をビジョントレーニングとも呼ばれています。
下の画像のようなプリント教材で学習を進めます。
複数の異なる絵(今日は動物の顔)を類別したり、指示通りに複数の点を線で結んだりします。
プリントの大きさの範囲で行うことで、視線を上下左右に動かしながら視覚情報を得て、作業を進めることを目指しています。
これらの動きを幾つかに分けると
① 入力:目で映像を捉える
② 情報処理:見たものを認識する
③ 出力:見たものに合わせて体を動かす
の3点に分けられるかもしれません。
本校のわかば体験は、1年生以外の学年でも行っています。
担任以外の様々な教員との関りも大切にしています。
3年生に続いて、4年生です。
4年生も施設の全部を使って泳ぎます。
立派なこいのぼりがプールサイドに。
4年生もグループ別に泳ぎます。
ウォーミングアップから25メートル泳で始まるグループや、基礎練習に取り組むグループなど、泳力に合ったメニューで活動します。
3年生2回目の水泳授業です。
火曜日はアクアブルーのプールが休場日なので、施設を全部使えます。
今日も水温、室温共に30℃を超えていて、真夏のようなプールサイドです。
湿度がとても高いので、一緒に入水したくなります。
今日の4校時。
1年生は3学級とも同じ内容の授業でした。
ひらがなの「し」の字を学習していました。
1組
2組
3組
3年生に続いて、4年生の授業も行われました。
4年生の入学時から始まったアクアブルーにおける水泳指導です。
4年目の取組になっていることが分かります。
他の学年と同様に、小グループごとの学習が始まりました。
4年生になると、泳力も伸びていることが分かります。
今年度も水泳の授業はアクアブルーで行います。
専門のコーチから少人数ごとのグループで指導を受けます。
今年度のトップバッターは3年生です。
アクアブルーのスタッフと顔合わせです。
室温32℃、水温31℃。真夏のようなコンディションです。
準備運動に続いて入水です。
泳力別にグループを組んでいるので、子どもたちは自分の力に合った学習に取り組みます。
毎年行っている消防写生会です。
例年だと校庭西側に車両を止めて、子どもたちが好きな角度から写生を行います。
今年度は昨年度に引き続き、天気が雨になってしまい、消防車は見学のみになってしまいました。
消防署の方々にはていねいに説明もしていただきました。
ありがとうございました。
子どもたちはそれぞれの教室に戻り、作品作りに取り組んでいる途中です。
画像の作品は、まだ製作途中です。
明日以降の完成を楽しみに待ちましょう。
今日は全国学力・学習状況調査の1日目です。
調査項目は国語と算数の学力テストです。
次回は来週行います。来週は学習状況調査(質問調査)です。
5年生の教室に行くと、円形のホワイトボードを用いて総合的な学習の時間を行っていました。
テーマは「クールジャパン」
日本の国の特色をWEB図で表していました。
グループでコミュニケーションを取りながら、多様な意見が出されていました。
今週から外国語の授業が本格的に始まっています。
新しいALTの先生を迎えて、活気ある授業が行われていました。
2年生が1年生の頃から大切に育ててきたチューリップ。
「たくさん咲いたよ」と教えてくれました。
多摩市の学校に在籍している栄養教諭の田中教諭が本校で授業を行いました。
来週から給食の始まる1年生へ、給食について教えてくれました。
教室の前方に給食の配膳台、食器、食管等を並べて、行いました。
実際の食器等を見ると、来週に向けて見通しがつくかもしれません。
また、給食には豊富な栄養や楽しみなメニューがあることも紹介され、
「楽しみな人」と聞かれた子どもたちは、元気に手を挙げていました。
1年生が鉛筆を持って、いろいろな線を描いたり、名前を書いたり、に取り組みました。
書く際の着座姿勢も学級担任から指導すると、とても意識して紙の上で鉛筆を動かしていました。
1年生が栽培しているチューリップの球根から芽が出ています。
1年生の成長と共に春を迎え、彼らが2年生になる頃に花を咲かせてくれるでしょう。
新年度の1年生の入学を祝ってくれることと思います。
6年2組からのお招きがあり、理科室に入ると、とてもきれいなイルミネーションが飾られていました。
写真が手振れにより見ずらくなってしまい、申し訳ありません。
これは、総合的な学習の時間に取り組んだ環境学習やSDG’sに関するテーマを発展させた内容だそうです。
理科室では代表の児童が、学習の紹介をしてくれました。
その内容は以下の通りです。
これから6年2組の発表を始めます。
6年2組は総合的な学習の時間で、SDG’s について学びました。その中で、
7番目《エネルギーをみんなに、そしてクリーンに》を目標にエコな発電をしました。エコな発電とは、二酸化炭素を排出しない、排出量の少ない発電のことです。発電方法には様々な種類がありますが、6年2組では、太陽光発電、人力発電で電気をつくりました。
見てください、綺麗ですね。しかし、エネルギーは無限ではありません。今回の学習で、エネルギーの大切さと、環境への配慮を改めて考えることができました。皆さんも、エネルギーを無駄にしないよう、節電に心がけてみましょう。
これで発表を終わります。
児童の言葉の中にある太陽光発電は3日間に渡って、教室の窓際で実施したそうです。
この、充電用電池に蓄電しました。
人力発電は、学校で理科の授業に活用している発電機を使ったとのことで、実際に回してくれました。
この取組には続きがあるようで、校庭の南側フェンス近くにイルミネーションの配線をして、道行く人々にも見てもらえるようにするそうです。
来週あたりで天気予報のよさそうな日を予定している、とのことでした。時刻は未定ですが、日没して暗くなってきたころのようです。
暗くなってからの実施なので、子どもたちが見に来る際は、保護者の方々もぜひ同伴していただけると心強いです。また、子どもたちのイルミネーションに感想などを伝えてあげてください。
1・2年生が生活科の学習として、おもちゃまつりを行いました。
2年生が手作りおもちゃのお店を開き、1年生がお客さんとして楽しみます。
2年生は、「1年生が楽しめること」を意識して準備を進めてきました。
低学年期の相手意識の育成です。
1年生の教室、2年生の教室、子どもたちは分かれて行動します。
2年生が1年生を手作りおもちゃでもてなします。
今回の経験をもとに、1年生は来年度の2年生としての見通しをもつことができます。
3年生が学年で集まり、音楽の学年授業を行いました。
合唱「きみとぼくのラララ」
リコーダー「パフ」
ここでスペシャルゲストが登場です。
2組担任の藤森先生がトランペットを吹きながら登場しました。
教科書に掲載されている金管楽器の学習をします。
通常ならば、動画や音源でしか味わえない金管楽器の音色を直接聞くことができ、音の出る仕組みも知ることができます。
藤森先生は過去に某有名楽団で演奏していたトランペット奏者です。
マウスピースの働きを説明します。
マウスピースの音色は子どもたちにとって、意外な音色だったようです。
タンギングや音の作り方の説明に続いて、「トランペット吹きの休日」「アイーダ」「パフ」の3曲を演奏。
トランペットの生の響きを体験でき、3年生の子どもたちにとって貴重な時間となりました。
演奏終了後は子どもたちから大拍手でした。
学校公開と道徳授業地区公開講座を行いました。
土曜日ということもあり、たくさんの方々が来校して子どもたちの学習を参観してくださいました。
特別の教科 道徳 の授業は全学級が行いました。
この単元は2年生の教科書に提示されている「たのしかったよ2年生」を児童の実態に合わせて構成した学習です。
発表会をするという言語活動を通して、伝えたい話題を決め、それらについてより具体的な事柄を思い出すことができるようにします。
また、必要な事柄が決まれば、どの順で話すとよいのか、相手に伝わるように順序を決めていきます。そして、相手に伝わるよう、声の大きさ、速さ、目線について工夫をしたり、姿勢や口形、発音や発声に注意して話したりできることを目指します。
1年間の学校生活を振り返り、同じ行事や活動を体験した友達も知らない、自分だけのとっておきの思い出を発表することを通して、伝えるために必要な事柄は何なのか、どんな順序で話をしたら伝わるのか、話す時の声の大きさ、速さ、視線などはどうしたらよいかを考えます。
自分の伝えたい内容について友達に報告する楽しさや喜びを感じられるように、伝えたいという意欲や想いを強め、活動に取り組めるようにします。
ふたば1組は複式学級として運営しているので、授業を行う際は学年に準じて細かいねらいが異なります。
また、コミュニケーション力における個の実態に応じて、学習のアプローチやゴール地点が異なる場合があります。
授業の様子を動画で記録しておくと、後で子どもたちが自分のスピーチを見ることができます。
1年間の主な行事や活動を画像と共に掲示することで、スピーチの題材が選びやすくなったり、自分の伝えたい事柄をまとめやすくしたりします。
「話し手」と「聞き手」のポイントは、口と耳のイラストでかき分けています。
友達のスピーチを聞いて、質疑応答も行いました。
学習の振り返りは、タブレット端末で記録します。
書字が得意ではない児童も、抵抗なく取り組むことができます。
また、選択方式にすることで、論理的に文章を書く段階ではない学年でも、自己評価をすることができます。
3年生は総合的な学習の時間で、地域について探求する学習を継続しています。
ニュータウン地域や多摩センターの駅周辺の町並みなど、実際に足を運び、自分なりに感じたことや考えたことを記録してきました。
現在のテーマは、「より良い地域にするために」を自分たちで考えて、実際にアイデアを出し合っています。
そこで、実現可能なテーマから実践を始めてみました。
今日は3年3組が地域のごみ拾いに出かけました。
この取組は1組や2組も同様に行っています。
今日のごみ拾いは、本校の西門前から始まり、マロニエ公園と西公園でも行いました。
目立たない小さなごみから、植木鉢のような大きなごみまで見付けたようです。
作業の時間は30分足らずでしたが、大きな袋で2袋分のごみを回収しました。
ごみの種類を大まかに見ると、お菓子のパッケージや空き缶(お酒が大半)などが多く、自分たちと同様に、この地域で生活している人たちから出ていることが想像できたようです。量も想像より多かったようで、この結果が新しいアイデアを生み出してくれるかもしれません。
今日の4年生は社会福祉法人大和会特別養護老人ホーム和光園の方々をお招きして、車椅子体験をしました。
体育館にたくさんの車椅子が並びます。
和光園の皆さんから、講義と体験学習でお世話になりました。
体験を通じて印象に残っているのは、コミュニケーションの大切さです。
車椅子では介助者と被介助者で声を掛け合うことで、一つ一つの行動への不安が拭い去れます。
スロープを下がるときは、前後の向きや、方向の変化を介助者から確実に伝えます。
停止するときはブレーキの稼働を、乗り降りするときはステップの稼働や解除を直接言葉で伝えます。
リフト付きの自動車へ乗降するときも、リフトへの移動、その際の向き、リフトの稼働開始などを直接言葉で伝えることで、被介助者の不安を取り除くことができます。
相手意識に立った言語活動や伝え合いは、本校でも学習の重点として取り組んできましたが、改めて、コミュニケーションが社会生活に役立つことを学ぶことができました。
松崎さんのお話に続いて、点字の体験学習をしました。
歴史や成り立ちに続いて、器具を使い、実際に言葉を作ってみました。
今回の学習を通じて4年生の子どもたちに、どんな考えが生まれたのか聞いてみることにします。
4年生は総合的な学習の時間で、障害のある方の日常や生活について秋から学習しています。
12月はアイマスク体験をして、視覚障碍者の方々の不便さについて考えました。
今日は鶴牧地域にお住いの松崎さんをゲストティーチャーにお迎えしています。
松崎さんは55歳のときに難病を患い、視力を徐々に失っていきました。
60歳で失明の状態になり、現在も「白い闇と黒い闇」の中で生活してるそうです。
最初に、視力を失った経緯を話していただき、その後は子どもたちの質問にも答えてくださいました。
印象に残ったエピソードは、本校の卒業生たちとの関わり合いでした。
松崎さんが視力を失った後で、屋外を歩いていると、自分の歩いてきた方角が分からなくなって帰宅が困難になりました。ちょうど、小学校の下校時刻と重なっていたようで、すれ違う子どもたちに助けを求めたそうです。
そうすると、たくさんの子どもたちが集まってきて、松崎さんの言う住所までご本人を送り届けてくれました。
松崎さんは十数年前の卒業生を「あなたたちの先輩」と呼び、「あなたたちの先輩がとても優しくしてくれた、私は後日、校長先生に電話をしてお礼を言いました、とても素晴らしい子どもたちです」と語ってくださいました。
その他にも、「ガイド」と呼ばれるヘルパー(画像で隣に座っている方)の存在を説明してくださり、外出時や普段の生活で助けてくれる様子と共に、深い感謝の言葉を述べていました。
多様な人々のつながりの中で、住みよいコミュニティが築かれていくのだと学ぶことができました。
最後に、松崎さんと子どもたちが直接触れ合う機会がありました。
松崎さんと近所で会ったことがある、と話す子に対して、「おばさんのことを見かけたら助けてね」と明るく語り掛けてくださいました。
松崎さんは現在、有名医療機関のモニターを務めていて、病気治療の研究に協力をしているそうです。
網膜の研究はとても難しいそうで、宇宙旅行のほうが早く実現できるのでは、とおっしゃっていました。
松崎さんのお名前と画像の掲載に関しては、予め許可をいただいています。
今年もジャイアンツアカデミーのコーチに来校していただき、体育の授業を行いました。
読売ジャイアンツには女子のチームがあり、今年は女子チームから3名のコーチをお迎えしました。
バッティングやゲームの指導をしていただき、1時間のうちに上手くなっていくのが分かりました。
この学習は、ある条件に沿った話し合い活動を通して、既習事項である話し合いに大切なことを活用していくことを目的としています。
国語科の学習指導要領解説、「第5学年及び第6学年の内容」の「2 思考,判断力,表現力等」「A 話すこと・聞くこと」に明示された話し合いの観点が4つ示されています。
〇互いの立場を明確にする
〇意図を明確にする
〇計画的に話し合う
〇考えを広げたりまとめたりする
今日の授業は、難破船で漂着したシナリオを読み、これから生き延びていくための諸条件に沿って必要な持ち物(生活用具)は何か、をグループで話し合います。
自分でしっかりと考える時間を取った後で、いよいよグループ討論に入ります。
全員が自分の意見を明確にしているので、話し合いはとても活発に行われました。
話し合いの時間が終わった後は、振り返りです。
討論内容の結論を出すのではなく、授業のねらいになっていた「グループで話し合うときに大切なことは何か考える」ことができていたか、また、大切なこととはどんなことかを振り返って自己評価につなげていきます。
この単元は、「日常生活の中で、自然に獲得している語句について、一つ一つのものの名前やまとめた名まえが名前があることを理解する」ことを意図しています。その中の、ものの名まえには上位語と下位語があることを理解させます。
今日の授業では「くだもの」と「花」というまとめた名まえについて、一つ一つの名まえを全員で考えることから始めました。
続いて、ワークシートへ6つのまとめた名まえについて、一つ一つの名まえを記述していきます。
導入部で、全員で学習しているので、一人一人の学習もスムーズに進んでいました。
次はクイズ大会です。
「一つ一つの名まえは、〇〇、▢▢、△△です。まとめた名まえは何でしょうか」または、「まとめた名まえは〇〇です。一つ一つの名まえは何でしょうか」
友だち同士で問題を出し合います。
子どもたちはとても楽しそうです。
こんな言葉遊びをしながら語彙を増やしたり、言葉に上位語と下位語があることに気付いたりしていけるのが低学年時の学習の特徴です。
この単元は、前単元の教材文「じどう車くらべ」に書かれていた、「しごと」と「つくり」に着目し、お気に入りのじどう車を紹介する学習です。
紹介文を書く際には、前単元で読み取った「しごと」と「つくり」の関係性が一致した説明文に仕上げていきます。
また、自分で選んだ資料から必要な情報を選び出していく力も育みます。
今日の授業は、あらかじめ選んだ資料をタブレット端末で呼び出すことから始まりました。
前時に学習した内容を確認してから一人一人の学習が始まります。
資料は子どもたちが選んでいるので、一人一人が違うじどう車を扱っていました。
資料の中の説明で、「つくり」について書かれている文に画面上で青いラインを引きます。
「つくり」に引けているか、隣同士で確認し合いました。
前時を思い出しながら、「つくり」が「しごと」に合っているか確認し合います。
友だちと交流した後は、ワークシートにしっかりとまとめました。
この単元では、乾電池と豆電球などのつなぎ方と乾電池につないだ物の様子に着目して、電気を通すときと通さないときのつなぎ方を比較しながら、電気の回路について調べる活動をします。
それらについての理解を図った後で、主に差異点や共通点を基に、問題を見いだす力や主体的に問題解決しようとする態度を育成することがねらいとなります。
学習指導要領では、次のことを理解することが示されています。
ア(ア)電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があること。
ア(イ)電気を通す物と通さない物があること。
今日の授業は、(イ)電気を通すものと通さないものがあること
を理解するための実験授業になります。
次のような回路で、?の箇所に何をつなぐと電気を通すのか。
前時に予想したことを実験で証明していきます。
釘、アルミ缶、スチール缶、アルミ箔、輪ゴム、ペットボトル、割りばし、はさみ、折り紙、折り紙(銀)、一円玉、十円玉、百円玉、牛乳瓶
実験結果をまとめると、最初は電気を「通す」「通さない」の両方に属する意見が出ました。
話し合いを進めていくと、このように分けられました。
実験と検証がとても盛り上がったおかげで、その後の考察も良い考え方が出ていました。
印象的だったのは、「〇〇さんの意見に付け足し」と、友だちの意見をしっかりと理解したうえで、自分の考えを重ね合わせてみる発表が多かったことです。
3年生は社会科で「火事からくらしを守る」単元を学習しています。
この学習の一環として、地域の安全を守る働きの中心である消防署へ見学に行き、理解を深めていきます。
消防署では、緊急車両の働きや、地域住民の安全を守るための訓練の様子を見学させていただきました。
これらの学習を通して、消防署で働く方たちが地域の人々と協力して火災の防止に努めていることを理解しようとするとともに、地域や自分自身の安全を守るために自分たちにできることなどを考えようとする態度を養います。
11月29日に行われた、図画工作の授業です。
この授業は東京都教師道場の研究発表と本校の校内研究授業を兼ねて実践されました。
本校の研究テーマ「伝え合う力を育てる授業づくり ~国語科を通して~」の下線部の教科をそれぞれが担当する教科名にして、専科教員も研究実践をしています。
授業には導入からストーリー性があり、廊下から授業会場へ入場するところから始まります。
入室すると、いつもとは違う学習の場があります。
目の前に友達がいます。
目の前の粘土の山からつまみ取り、「ねんどさん」を作成します。
「ねんどさん」とは、手のひらにチョコンと載るほどの大きさで、人に似たお友達です。それほど手をかけずに数分で作れてしまいますが、この「ねんどさん」が授業の主役となります。
ねんどさんと、どんなことがしたいですか?
〇〇を作ってあげたい、△△に乗せてあげたい!!
教師の指示や留意事項の伝達はここまでです。
子どもたちは個々の制作に入りますが、自然と関わり合いが発生します。
「見て、見て」と見せ合いが。
作ったもの同士をドッキングさせたり、一緒に一つの大きなものを作ったり。
活動時間の終了時刻を明示しないことで、子どもたちは意図された完成を目指すことなく、ひたすら関わり合い続け、そこから得たインスピレーションで造形物が大きくなったり、形を変えていったり、誰かに似せたりと、遊び続ける姿があります。
活動の境目を曖昧にすることで、子どもたちの中に内在する、「遊び」を通して様々なものを獲得していく学力が湧き出してくるようでした。
また、特徴だったのは学習形態です。
これは、学習環境や場の設定とも言われていますが、海外に比べて日本の教育で一番遅れている点だと言われています。
子どもたちがアクティブに活動できる空間を提供することで、造形活動への意欲や、仲間との関わり合いによる高め合いが活発になると考えたのだと思います。
じぶんのうでのながさよりもとおくにさがしものがあるかもしれません。
6年生が多摩市の栄養教諭を招き、献立作りの授業を行いました。
「どんな人に食べてもらいたいか」「どんな特徴のある献立なのか」
動画をつくり、学級内で紹介します。
栄養バランスも子どもたちなりに考えた献立を栄養教諭の田中先生が講評してくれます。
田中先生は講評の最後にカードを出して判定もします。
「才能アリ」の判定を受けたグループはとても喜んでいました。
最後に質疑応答の時間もあり、朝食を食べる意義などについて田中先生から教えていただきました。
この授業は、多摩市小学校教育研究会の研究授業として公開されました。
研究テーマは、授業におけるICT機器の効果的な活用法です。
本校のふたば学級では、令和3年度よりタブレット端末を積極的に導入しています。
本来ならば、教科書やノート、筆記用具など複数の学用品を机上で合理的に扱わなければならない状況をタブレット端末の中に電子化してしまえることや、書字等の活動に課題がある児童も、意欲を失わずに文章表現ができる状況をつくることで、通常の学級と同様の進度で学習が進められるメリットがあります。
タブレット端末だけが机上にあれば、思考ツール等の力を借りて、子どもたちが話し合いによる協働学習を展開できます。
今日は、「ごん」はどんなきつねなのか、どんな性格なのか、について話し合いをしました。
課題解決の手掛かりになる叙述は、教科書の本文が電子化され画面で閲覧できます。また、性格を表現するための言葉を一覧表にしたヒントカードも画面で閲覧できます。
たくさんの紙媒体を使った授業よりも、子どもたちが紛失や散逸に気を遣わずに学習できているのが印象的でした。
タブレット端末の操作が成熟していくことが主目的ではなく、今日か本来の目的や活動に主眼を置くための最適な学用品(学びのツール)として活用していくことを本校では今後も推進していきます。
ミシンメーカーのJUKIのご協力をいただき、毎年5年生が見学をさせていただいています。
館内ではミシンの歴史や最新のテクノロジーを活用した機器、普段は見ることができない工業用機器などを見ることができました。
操作の体験もさせていただきました。
校医(歯科)の先生によるブラッシング指導を行いました。
虫歯にならないために、歯の磨き方やおやつの食べ方を学習しました。
左上に見える白い粒が糖分の粒子で、その周りにある黒い点が虫歯菌です。
糖に群がる様子を動画で見せていただきました。
虫歯になりにくいおやつの食べ方は、「だらだら食べない」「ちょこちょこ飲まない」です。
おやつを食べると口内に唾液が発生してミュータンス菌を殺菌してくれますが、おやつやジュースを何分か置きに何度も飲食すると、唾液の殺菌効果が発揮されずに虫歯になりやすくなるようです。
歯ブラシを使った磨き方のコツも教えていただきました。
子どもたちも持参した歯ブラシで、試していました。
先週に続いて「くじらぐも」の授業の様子です。
今日は大きなパネルが登場し、子どもたちが実際にくじらぐもの上で登場人物になりきりました。
「動作化」を取り入れた授業です。
発する台詞はグループで考え、動作化の発表もグループごとに行いました。
みんなでやってみました。
3年生は地域学習を行っていますが、本日は市内で農園を営む「相沢農園」の方々が来校し、出前授業を行ってくださいました。
スライドを使ってすすめられた授業は、多摩市の歴史や相沢農園の歴史、農産物についてなど、多くの気付きを与えてくださいました。
多摩市内に保有する農園の広さは教室が27個分、町田市内に保有する農園は本校校庭と同じ広さだそうです。
子どもたちは来週、実際に足を運び体験学習でお世話になります。
測定値の中に「0」がある場合の平均の求め方は?
AチームとBチームのサッカー試合の結果が6試合分表に表されています。
平均得点を出すときに、無得点の試合を試合数に入れるかどうか。
この課題に対して、子どもたちは主体的に考え、自然と言語活動が始まります。
2通りの解決方法が出されましたが、とても活発に検討を重ねていました。
時には席を移動して問題解決に取り組む姿もありました。
子どもたちの主体的な言語活動は、話し合いの時間を設けることだけではなく、考えたくなるような課題の提示による自然発生的な協働学習が生まれることが分かりました。
この授業は役割を意識して話し合いを進めていきます。
話合いでは、自分の役割をしっかりと理解して役割を果たすことで、考えをまとめていきます。そこで、本単元では必要感のある話題を設定し、それぞれの役割を理解させた上で、実際の話合いを通してよりよい話合いの仕方について考えていくようにします。
学習アプリの共有ノート機能を使って、互いの意見を伝え合い、話し合いに生かしていきます。
司会や記録などの役割も設けて行いました。
1年生は「くじらぐも」の作品世界に触れ、登場人物と同化しながら動きや台詞を想像しながら読んでいきます。また、動作化などを交えて想像したことを具体化していきます。
今日の授業には、大きな挿絵が登場しました。
挿絵に描かれた登場人物の誰がどんな言葉を発するのか、グループで伝え合います。
言葉を付箋紙に書き、挿絵に挿入。その後、全体の前で発表し合いました。
6年生が「ふるさと」を歌いました。
「ふるさと」は、故郷を思う気持ちが歌詞だけではなく、曲調にも表れているため、曲想と音楽の構造や歌詞の内容との関わりを理解しやすくなっています。
その関わりを理解することで、強弱や速さ等を視点に「ふるさと」の特徴を捉え、ふさわしい表現をすることに6年生が取り組みました。
1番の歌詞に自分たちで強弱の記号をつけたのが、前時です。
今日の授業では、2番と3番の歌詞に合う歌い方をグループごとに話し合いして工夫しました。
工夫の発表をしました。
♬志を果たして いつの日にか帰らん ・・・・・
作曲者の岡野貞一氏が、この歌詞を表現するときの気持ちに思いを馳せながら子どもたちが歌っている姿がとても輝いていました。
この授業では、秋の暮らしに関わる言葉を集めたり、その言葉にまつわる経験を文章に書いたりすることで、児童の語彙を豊かにすることを目指します。
集めた言葉や経験を文章化することは、経験を想起し伝えたいことを明確にして書く力を育てることにもつながります。
また、語彙をより豊かにするために書いた文章を読み合ったり、感想を伝え合ったりという活動も取り入れています。
読み合う時間。
感想を伝える時間。感想は付箋紙に書いて伝えます。
伝え合った内容を共有しました。
2年生の国語の授業です。
教科書に掲載されているアーノルド・ローベル作「お手紙」を教材に、音読に生かせる読み方の授業を行いました。
今日の授業は第4場面で、がまくんの「ああ」という言葉にはどんな気持ちが込められていたのかを話し合い等で読み深めていきました。
1人で考える時間。考えたことをメモに残していきます。
グループで共有する時間。
子どもたちからは、「親友と思ってくれてうれしい」「カエルくんにもお手紙を上げたくなった」「お手紙が来ると分かったうれしさ」「素敵なお手紙の内容への感動」など多くの意見が出されました。
今度は、話し合った内容を音読で表現します。
友だちの意見によって、自分の考えに変化が生じたと発表する子も何人かいました。
4年生の研究授業を受けて、校内の教員が集まり研究協議会が行われました。
研究の視点に沿って、グループ討議を行い、討議内容の共有が行われました。
講師は、今回も元東京都小学校国語教育研究会会長の 邑上 裕子 先生が務めてくださいました。
邑上先生からは、授業に取り組む児童の姿を通して、授業の評価をしていただきました。
4年生が国語の研究授業を行いました。
教材は「ごんぎつね」で、今日の授業は読み取った内容について班ごとのテーマを選び、話し合いを通じて感じたことや考えたことを共有したり、一人一人の感じ方の違いに気付いたりすることを目標にしました。
班ごとのテーマに沿って、お互いの考えを伝え合います。
考えを伝え合うと、自分の意見に広がりや深まりが現れてきたようです。
話し合っている内容を聞いていると、物語の内容をしっかりと読み取ったうえで、叙述に沿った意見が出ているのが分かります。
最後の振り返りには、友だちの意見に触れて自身の考えに変化があったと表明する子が何人もいました。
この単元は、作者の生き方に触れることを通して、独特な描写を含む、作品の世界を捉える力を育てていきます。
伝記資料「イーハトーヴの夢」は、子どもたちが宮沢賢治の生き方や考え方について知る助けとなります。そこから読み取った作者・宮沢賢治の人物像を背景にして、「やまなし」の作品世界を捉えていくという構成になっています。
今日の6年3組の授業では、作者の独特な表現の中から深く考えてみたい言葉を挙げて、それらを共有するところから学習が始まりました。
その後、本時のめあて「色に着目して、二つの場面がどのように違うのか考えよう」について学習を深めていきます。
「五月」「十二月」という二つの場面が、作品中に表現されている色によって、どんな違いを想起させるのか、グループで話し合いを行いました。
この作品を学習すると、「クラムボン」「イサド」といった造語や、「かぷかぷ笑ったよ」「トブン」といった独創的なオノマトペなど、独特な言葉や表現が作中に多々用いられていて、子どもたちは、こうした表現に戸惑い、「よく分からない」「不思議なお話だった」という感想に留まってしまうことも珍しくありません。
但し、それらの難解な造語を読み下していくことが重要な学習内容ではありません。伝記資料「イーハトーヴの夢」を有効に活用して、作者の生き方や考えについて理解していきます。そうすると「やまなし」にも、作者の他の作品群と同様に、自然観や生命観が色濃く表れていることに気付きます。この点は「やまなし」を読み解くうえで欠かすことのできない視点です。この学び方は、5年生で学習した伝記資料「やなせたかし―アンパンマンの勇気」の既習を活かすことができます。「イーハトーヴの夢」を扱うときは、これを想起させながら、伝記の読み方を確かめ直すことができます。
本校では4年生以上の学年で、芝生管理作業の体験を授業で実施しています。
子どもたちの日々の生活に欠かせない校庭の芝生について、さらに深く理解していくことと、過去から受け継がれてきた素晴らしい環境を今後も継続していく担い手を育成していくために続けてきた授業です。
本校の芝生校庭を管理し整備してきたGネットワーク委員会の委員長である吉瀬さんと、同委員の橋本さんが子どもたちに指導をしてくださいました。
先週の芝刈りが雨で実施できなかったため、通常よりも長く伸びた芝を手押し芝刈り機で刈ることには少し苦労をしていました。芝刈り機の回転が重くなり、真っすぐに進めるのも難しいことに気付きました。
芝刈り以外にも、管理作業として2通りの穴あけ機械を操作しました。
円形にくり抜く機会は、芝生の植え替えに使います。
雑草が広範囲で密生した場合、1本ずつ除去するよりも部分的に芝生を剥がすことがあります。
そこにきれいな芝生を植え付けますが、この機械は植え付け用の芝生をくり抜くのに使います。
もう一つの機械は、針状の突起で芝生に小さな穴を空けます。
エアレーション効果とも呼ばれます。穴を開けて空気が地中まで入ると土壌の改良にもなります。
また、芝生の下の土壌は放っておくと固くなり水はけが悪くなるので、水はけを良化することもできます。
本校のような芝生のコンディションを保つには、多くの人出と時間、手間が必要です。
専門の競技場などは、使用頻度を制限したり、費用を潤沢に使ったりし、剥がれればすぐに新しい芝を植え付けますが、学校の校庭でも同じことをするのは不可能です。
15年間に渡り、多くの人たちの協力で現在の芝生校庭が継続していることを、子どもたちが感じられることを願っています。そして、今後も受け継いでいく意思の形成にも役立ってほしいと思います。
校庭で5年生とふたば5年が運動会に向けた取組をしていました。
どんなことをしていたかは、まだ詳しく言えませんが、子どもたちのやる気はとても伝わってきました。
多摩市立小学校教育研究会道徳部の研究授業が本校の6年3組で行われました。
「ロレンゾの友達」という資料を読み、ロレンゾに対する3人の気持ちや思いを考えることを通して、相手を信じることの難しさや大切さに気付かせ、友だちと互いに信頼し、よりよい人間関係を築こうとする心情を育てることを授業のねらいとしていました。
ちなみに、この資料のあらすじは以下の内容です。
アンドレ、サバイユ、ニコライの三人に、旧友ロレンゾから帰郷を知らせる便りが届く。だが、ロレンゾは横領の罪を犯して逃走中との話も同時に聞こえてきていた。
友として、ロレンゾにどう向き合えばよいのか。三人は悩む。
ロレンゾを信じ、逃走資金を持たせて逃がそう、というアンドレ。
自首をすすめるが、ロレンゾの意思を尊重して、逃げたいのなら見逃してやろう、というサバイユ。
自首をすすめるが、嫌がったとしたら、逃がすことでかえってロレンゾを苦しめることになるから、警察に通報しよう、というニコライ。
はたしてロレンゾは・・・!?
児童は3人の思いや考えについて話し合い、意見を交流させます。
また、自己の経験を振り返り、相手を信じられた、信じればよかったと思ったことについてそれぞれの立場で書き残しました。
昨日に引き続き、今日は5年生が野外炊飯の練習をしました。
途中から3年生が合流して調理と火おこしのお手伝いをしました。
そして、1・2年生も少しだけ体験をしました。
子どもたちは来週の宿泊学習をとても楽しみにしています。
3年生がひまわりの観察をしていました。
春先から、種まき→発芽→開花のプロセスを観察し、葉・茎・根の様子やそれらの育ち方、花の様子と咲いた後の様子を記録していきます。
比較することで、差異や共通点などの多様性に気付くこともあります。
夏の間(と言っても今日も残暑厳しい日ですが)に開花して育ったひまわりの様子を観察し、記録をしていました。
実際の手触りも確かめられるのは、バーチャルの世界には無い活動です。
子どもたちの気付きが、たくさん記録されていました。
ふたば学級では、9月5・6日に宿泊学習を行います。
今日は、現地で行う野外炊飯の練習を4年生が行いました。
本番当日はカレーライスを全学年で作りますが、練習では飯盒炊飯と汁物の調理です。
用務職員の協力を得て、道具の使い方にも慣れていきました。
野菜や肉を切り、鍋に投入です。
鍋を炭火で煮込みます。
ご飯も炭火で炊きました。
汁物も完成しました。
年度当初の保護者会で説明したように、本校では特別支援教室や特別支援学級への理解を深める活動に、今年度は力を入れています。
今日は、1年生が特別支援教室わかばの学習を体験しました。
指導は、わかばの教員が務めます。
画像のように、1単位時間の流れをカードで示し(視覚化)、学習する子どもが見通しをもちやすくしています。
1つの学級を3グループに分け、「こべつ」「たいいく」「グループ」の3活動をローテーションで体験しました。
下の画像は「こべつ」の学習の、「目のうんどう」です。
両手で顔の位置を固定(頬杖をつく形)し、教師の動かすキャラクターを目の動きだけで追いかけます。
子どもたちの感想は、「簡単だった」「難しかった」など様々です。
ノートへの視写には視線の動きが伴いますが、その動きを苦手としている子どもには一定の効果があると言われています。
次の画像は「たいいく」で動きを止める活動です。
体幹を維持して動きを止めることは決して簡単ではありません。また、一瞬のストップではなく、しばらく「ポーズ」を続けると、ついフラフラしてしまいます。
このような運動に継続して楽しく取り組むことで、教室内の姿勢保持やそれに伴う集中力の向上に役立たせています。
最後の画像は「グループ」の〇✖クイズです。
「グループ」の活動は、コミュニケーションの力を向上させることをねらっています。
小集団の中で、お互いのことを意識し合うようになると、掛け合う言葉の内容や協力する姿勢に変化がみられています。
本校では今後も子どもたちの体験に伴う、教員間の交流と向上、HP等を通じた外部への理解推進を続けてまいります。
昨日に続いて、腐葉土ケースからカブトムシを採取するというので、立ち会わせてもらいました。
腐葉土ケースをひっくり返します。
蛹室の穴の中に動いている成虫が見えたので、取り出してみます。
いました。
どんどん掘り進めていくと、数十匹のカブトムシがいました。子どもたちが殺到して、捕まえる瞬間を撮影できませんでした。
3つのケースに分けて飼育します。
今後の計画は、交配を確認後、メスだけ腐葉土の中に放して来年の夏を待ちます。
そうすると、産卵して、幼虫が孵化するようです。
オスは、子どもたちが大切に飼育します。
ビオトープの周りの環境が、生命の循環する舞台になっています。
5年生の国語には、自分が感じたことや想像したことを基に、俳句や短歌を作る学習があります。
実際に創作した作品を互いに交流し合うことで、俳句をよんだり選んだりする視点(気持ち、様子、言葉)を広げることができ、俳句をまた作ってみたいという意欲を育てることもできます。
5年生は、夏をテーマに俳句の創作をしたようです。その中の一作を紹介します。
奇しくも今日の給食のメニューに、スイカがありました。
スイカの気持ちを想像しながら、いただきました。
2年生が赤くなったミニトマトを見せに来てくれました。
1人一鉢で生活科で育てているミニトマトです。
この学習は、これまでの経験を基にしながら野菜を継続的に育てることを通して、野菜の成長の様子や変化に関心をもって働きかけ、野菜に合った育て方があることや成長していることに気付くとともに、野菜に親しみをもって大切にしようとすることができるようになることを目指しています。
毎日の水やりだけではなく、記録や観察も理科の学習につながっていく大切な活動です。また、タブレットのカメラ機能で画像を記録することで、普段は気付かない葉のつくりや実の色合いなど、細部にも迫ることができます。
本校では、
「伝え合う力」を育てる授業づくり ~国語科を通して~
を研究テーマに、指導法の研究をしています。
今日は、1年生が 大きなかぶ という有名な絵本を教材として、音読の授業を行いました。
入学してから3か月ほどしか経っていない1年生ですが、たくさんの大人たちに囲まれても臆せず、元気な授業が行われました。
各自のめあてを伝え合った後で、グループごとに音読の練習をします。
「練習」というのは、子どもたちは音読の様子を動画に撮り保護者会で発表することを目的としています。
学習の目的により、相手意識が高まり主体的な姿が現れてきます。
音読を進めていくと場面に応じた動きも自然と出てきました。
お互いのグループの様子を見合った後で、振り返りの内容を発表し合いました。
ふたば学級の4年生が養蚕をしていることは、先月お伝えしています。
昨日、繭から羽化した様子を子どもたちが報告に来てくれました。
羽化の様子は動画でも記録したようです。
今後の予定を聞くと、繭を茹でて絹糸を取り出すことへの挑戦と、成虫に産卵を促して次の飼育につなげていきたい、とのことでした。
明けて、本日(4日)に「産卵しました!」との報告があり、早速写真を撮らせてもらいました。
産卵した卵は、その年に孵化する卵、越年して孵化する卵との2種があります。
前者を非休眠卵、後者を休眠卵といいます。この卵の孵化はいつになるのでしょうか。
ふたば学級の1・2年生は複式で学習を行っています。
生活科では、学年ごとに異なる植物を栽培し、お世話や観察、記録を行っています。
今朝の朝会終了後は、教室に入らず水やりをしていました。
1年生はアサガオ、2年生はミニトマトを育てています。
学年は異なっていても、いつも仲良く活動していて、一緒に学んでいる姿が多くみられます。
校庭から空気鉄砲の「ポンッ」という音が聞こえてきました。
4年生が理科の学習の一環で、空気鉄砲を使って弾を遠くへ飛ばそうとしています。
この単元は、空気と水について、体積や圧し返す力の変化に着目して、それらと圧す力とを関係付けて調べる活動を通して、空気と水の性質についての理解を図ります。また、観察、実験などに関する技能を身に付けるとともに、主に既習の内容や生活経験を基に、根拠のある予想や仮説を発想する力や主体的に問題解決しようとする態度を育成することを目標としています。
今日は、空気や水を閉じ込めた空気鉄砲や水鉄砲を飛ばす活動を通して、違いを比較することから空気と水の問題を見いだします。
これは何でしょうか? 分かりますか?
そうです、蚕の繭です。
成人されている方なら、一度は飼育経験があるかもしれません。
ふたば学級の4年生では、春から蚕の飼育を始めました。
この学習は、生き物を飼育することのみを目的としているのではありません。
幼虫の頃から飼育を始めて、繭ができ、生糸(絹)生産していく過程、そして、生糸にはせずに成虫として活動し始め生命が受け継がれていく過程。
人の生産活動との結び付きや、生き物としての成長の両面について、循環型の過程を学んでいきます。
本校には5月の下旬から、2名の教育実習生が来ています。
それぞれが、2年生と5年生の学級を中心に4週間にわたり教師になるための実習を行いました。
今日は、4週間で積み上げてきた実習の成果を、公開授業というかたちで披露しました。
2年生の国語「スイミー」
5年生の算数「小数の倍」
授業には、本校の教員のほとんどが足を運び、真剣な眼差しを向けていました。
この後、児童下校後に「南鶴道場」として、2名を囲んだ懇談会が行われ、先輩教員たちから授業実践に対する感想や助言、将来に向けたメッセージが送られました。
5年生の研究授業後に、講師の先生をお迎えして研究協議会を行いました。
講師は、昨年度に引き続き 邑上 裕子 先生です。邑上先生は国語教育学会常任理事を務めていらっしゃり、元東京都小学校国語研究会会長、元明星大学教授として教員や学生の指導にも長く携わってきた方です。
協議会では、授業提案に対して、よかった点、さらに工夫を要する点などが活発に議論されました。
講師の邑上先生からは、友だちとの対話、教師との対話が行われていたことへの評価とともに、「考えの書き方」や「ノートの回し読み」「伝え合い」等の交流に、具体的な観点をもたせると児童にとって学びの必然性がさらに高まるとのご指導をいただきました。
5年生の学級で国語の研究授業を行いました。
教材は教科書に掲載されている文学教材、朽木祥さん作の「たずねびと」です。
この作品は、広島に投下された原子爆弾の犠牲になった方々の中で、ご遺族が見付かっていない方の関係者を探す地元の取組を、現代を生きる主人公の目を通して描かれています。同時に主人公が現地で様々な人に出会い、心の変容を遂げていく様が描かれています。
この単元では、人物像や物語の全体像を具体的に想像したり、表現の効果について考えたりする力を育てていきます。
人物像を具体的に想像するためには、行動や会話、様子を表す複数の叙述を結び付けて読んでいくことが大切です。物語の全体像を想像するためには、その世界の人物像を豊かに想像すること、内容面だけでなく表現面にも着目して読むことが大切です。そして、お互いの考えを伝え合う中で、自分とは異なる考えや、自分は関連させなかった叙述のつながりなどに出会うことができます。
今日は第8の場面を読んで、主人公「綾」の心情の変化について考え、「たずねびと」とはどんな人だったのかという、物語の全体像に関わる内容を捉える活動をしました。
物語を読み深めるために、自分で考える時間、考えを記述したノートを互いに読み合う時間、対話を通して互いの意見を伝え合う時間を設けていきました。
2年生がプールでヤゴの採取を行いました。
濁った水のプールに90名が入ったため、透明度は0になり、ヤゴもどこかへ隠れてしまったようです。
どちらかというと、メダカやアメンボのほうが、よく取れていました。
2年生の国語には日記を書く学習があります。その学習から継続して定期的に日記を書く活動を長期に渡って行う事例もたくさんあります。
3年生になると、事実と感想の書き分けに気付いたり、自分でも書き分けたりという学習がありますが、2年生でも日記を通して、実際の出来事に対して自分の気持ちを添えながら書くことをしていきます。
今日が単元の開始なので、日記にはどんなことが書かれているか、例文から見付けました。
その後、実際に日記を書いてみます。ただし、自分の日記ではなく架空の設定について書きます。
シートの上には、家出をするウサギが描かれていました。
この設定の、「なぜ」について全員で考えた後で、個々に日記を書きます。
日記が書けた後は、読み合いをして、お互いの文章について交流をしました。
読み合いの後は、友達の日記に対する感想が発表されました。
友達や家族に読んでもらったり、感想を言ってもらったりすることで、書くことや書き溜めたものを見返すことに楽しさを感じられるようになります。
日記を書くことを通して、身近な生活の中で自分が行ったことや見聞きした身の回りの出来事から、自分が書きたいことや伝えたいことを見出して書く力が育ちます。また、経験したことを具体的に日記に書くことで、それらを伝える表現を考えて使えるようにするとともに、言葉には経験したことを伝える働きがあることにも気付いていけます。
1年生の国語は、読んだり書いたり、だけではありません。
もちろん平仮名の読み書きもしますが、教科書ではそれらと並行して別の学習も進めていきます。
この単元は、「姿勢や口形、発声や発音に注意して話すこと」〔知識及び技能〕と、「身近なことや経験したことなどから話題を決め、伝え合うために必要な事柄を選ぶこと」〔思考力、判断力、表現力等〕がねらいになっています。しかし今日は初めての授業なので、自分の聞きたいことを落とさず聞けるようにすることが重点だったようです。
また、この単元は新しい友達との出会いを大切に、自分のことを知ってもらったり、相手のことを知ったりすることのできる課題です。
提示されたカードから好きな動物を選び、その理由について二人一組で伝え合います。
「わたしは 〇〇がすきです。 なぜなら △△だからです」と話型を提示しました。
その後、全体で集まり、質問などをしました。
代表の子が指名して、いくつかの質問が出されました。
その質問にも、きちんと答えていました。
自分の知らせたいことを言葉で伝えることと、友達の言葉を最後まで興味をもって聞くことができていました。
毎年行っている消防写生会の日でした。
朝から雨が降っていて、屋外で写生ができません。
その代わりに、来校してくださった多摩消防署の車両を学級ごとに見学しました。
タブレットを使って写真を撮り、この後の描画に使います。
消防士さんたちにお別れをして、教室で絵を描きます。
さっき撮影した画像を拡大して、消防車の絵を描きました。
この絵は、消防署主催のコンクールに出品される予定です。
3年生が総合的な学習の時間に、地域をめぐりました。
いつも登下校に使っている西門を出て東側に進みます。
第2公園や近隣の商業施設、ガリバー山にも行き、気付いたことを持参した地図に書き入れていました。
3年生は社会科と併せて、多摩市のことや学校周辺の地域のことを学習し、それらに対する自分の気付きや感想も伝え合えるようにしていきます。
5年生の理科の学習で、子どもたちが初めて出合う内容です。
5年生の理科では、主に「予想や仮説を基に、解決の方法を発想する」という問題解決の力の育成が重視されます。その際、忘れてはならないのは「条件を制御する」ことです。この考え方を用いながら、一年間理科の学習を積み重ねていきます。
天気の変化は、雲の量や動きと関係があるのか仮説を立て、実際に空の様子を撮影します。
撮影した画像は仮説検証に用いられるので、重要な自作の資料になります。
撮影には遮光板を用いて、太陽の光の影響を最小限にしました。また、遮光板によって撮影時に目を傷めないようにしました。
遮光板
撮影画像
1年生が校長室へやってきました。
本来の目的は、学校中の各部屋がどんな働きをしているのか、学級担任と共に歩きながら知っていくことでした。
校長室がちょうど来客等がいなかったので、部屋の中を紹介しました。
歴代校長の肖像写真を見て、ほとんどの子が「昔の校長先生でしょ?」「今の校長先生のはないの?」と言っていました。
4年生が図書室にやってきました。
年度の初めは、図書室の司書からガイダンスがあります。
新しい貸し出しカードに名前を書きます。
このカードは自署した名前と個人のバーコードで管理されます。
今までに何冊借りているか、返却期日を過ぎていないか、などが分かるようになっています。
外部施設で行われる水泳指導も3年目になりました。
今年も近隣のアクアブルー多摩を使って全学年、全学級の水泳指導が行われます。
4月は6年生です。
季節や天候に左右されず、日程通りに実施できることがとてもありがたい事業です。
また、習熟度別の小グループ(6年生は7グループ)に分かれ、それぞれに専門のコーチがついてくださいます。
6年生の子どもたちは施設の利用もとても慣れていて、着替えと集合は素早くできました。
入水前に、水難事故等を想定した安全指導があります。これは毎年行っています。
施設内のコンディションは画像の通りです。プールサイドにいると、上着を脱がないと汗がどんどん出てきます。
寒さや冷たさを感じない環境なので、水慣れから練習まで、子どもたちは生き生きと体を動かしていました。
3年生の算数は時刻と時間の求め方の学習からスタートです。
今日は時計を使って、問題を出し合ったり、数直線上に表された時刻と時間を読み取る学習を進めていました。
5年生の読書を取り入れた単元です。
この学習は、他者に本を紹介する文章について学びました。
読み手を意識した学習になります。
「読み手への問いかけの文章がある」「文章が短くて読みやすい」「誰に読んでほしいのかが書いてある」などが教科書の例文から読み取れたようです。
実際に書かれた紹介分は、多ジャンルにわたるものでした。
ここでは、2つの紹介分を掲載します。
ふたばの4年生は1年間を通じて、環境学習を進めてきました。
今日は、そのまとめの発表会です。
通常の学級と清掃工場へ見学に行き、そこでプラごみの現状や海洋プラスティック問題に触れたことが、今回の研究のきっかけになったのだそうです。
スーパー等で有料配布しているレジ袋を毎日購入し続けると、年間1095円(1個あたり3円)の出費になることや、正しく廃棄されていないことから海洋生物の生態系にも大きな影響があることも発表されました。
そのような体験学習を出発点として、今まで廃棄対象になっていた物品の再利用法の研究に至ったのだそうです。
タブレットPCを使って、パンフレットも作りました。
表紙には、動画が取り込める二次元コードも添付されていました。
この二次元コードをスマートフォンやPCで読み込むと、自分たちの作業工程が動画で閲覧できるようになっているそうです。(諸事情により、当HP上ではモザイク加工をしました)
実際に制作されたエコバッグはとてもしっかりとしていて、使い勝手もよさそうでした。
2年生の図画工作の授業を紹介します。
この授業は、東京教師道場の研究授業として行われました。
画像を見ていただくだけで、子どもたちの充実した活動が分かっていただけるのではないでしょうか。
余計な説明は最小限にしますので、想像しながらお読みください。
新聞紙の山がありました。
頭上に張られたロープを使って、造形遊びをします。
特に作品を作る訳ではありません。
個人、ペア、グループなど、活動集団が自然と作られます。
そして、それらの集団は瞬時に解体と集合が繰り返されていきます。
いつの間にか準備された新聞紙のほとんどが使われていました。
特に伝え合う時間など設けなくても、子どもたちの間には伝えたい言語があふれ、自然発生的に言葉のやり取りが行われていました。
最後は、新聞紙の密林を一緒にツアーします。
お片づけをしましたが、その後も埋もれていたかったようです。
4年生は総合的な学習の時間で「目指そう 住みよいまち」の学習をしています。
本日は、その学習の一環として、車椅子ユーザーの方に来ていただきました。
ゲストティーチャーとしてお招きした平田利恵さんは脳性麻痺の後遺症により、電動車椅子を利用されています。
車椅子の生活について、子どもたちの質問に答えながら、たくさんのお話をしていただきました。
実際に、電動車椅子に乗せていただく機会も設け、何人かの子どもが体育館内を電動車椅子で移動しました。
授業の最後に平田さんから、相手の気持ちになって考えることも大事だが、まずは自分のことをしっかりできるようにしよう、そしていろいろなことを学んで、どういう手助けが必要か考えられるようになってほしい、というメッセージをいただきました。
4年生が体育館で学年合奏に挑戦していました。
今年度、音楽の授業で学習した合奏曲に学年で挑戦していました。
大きな場所での合奏は初めてだそうで、楽器を舞台から降ろしたり、ひな壇に並んだり、ということにも挑戦しているようでした。
今週の火曜日から体育館が「なんつる美術館」になっています。
学習発表会(展示発表)は、自分の作品を見てもらうだけではなく、鑑賞し合い、感想等を伝え合うことも大切な学習です。
本校では、子どもたちに自由に鑑賞させるだけではなく、図画工作担当がツアーコンダクター役になり、鑑賞の仕方や視点を開設する時間も設けています。
今日は2年2組がツアーにやってきました。
2年生は初めての展示発表会なので、基礎的なことからしっかりと説明します。
それぞれの作品の工夫や見どころを伝えると、鑑賞の仕方に深まりが現れていました。
このあと、本ツアーは自由行動となり、子どもたちは自分で興味をもった作品のもとへ散っていきました。
今日の自立活動のめあては、「初対面の人と仲良くなる方法を考えよう」です。
ふたば学級は、もうすぐ他校の特別支援学級と交流会を行います。
また、6年生は3月に小学校を卒業し、4月から中学校で新しい友達との出会いがあります。
人との関わり合いを大切なスキルととらえ、授業を作りました。
子どもたちは3点のポイントについて考えました。
①外見について考える
②内面について考える
③きっかけについて考える
それぞれがタブレット端末に自分なりの考えを構築した後で、意見交流を行いました。
話し合いの中で、「自分が伸ばしたいスキル」について、お互いの長所や課題について指摘し合う場面がありました。
話し合いが少しずつ上手になっていることが分かります。
最後に思考ツールを活用して、意見分類をしました。
交流会が楽しみになりました。
【PR】
学習発表会(展示発表)もよろしくお願いいたします。 ※記事本文とは直接関係ありません。
今日の音楽は、著名な合唱指揮者である栂野和子さんが作詞・作曲をした「小さな勇気」の歌詞を読み、子どもたち一人一人が歌唱に気持ちを込められるようにした授業でした。
歌詞を読み、友達と伝え合いをします。
自分なりの感想を色紙に書き、歌詞の近くに貼りました。
子どもたちの考えを幾つか紹介しました。
自分の今の学校生活に沿って書かれていたり、「涙が出そうになった」「心に刺さった」などがありました。
最後に、自分が感銘を受けた個所を立ち上がって歌いました。
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学習発表会(展示発表)もよろしくお願いいたします。 ※記事本文とは直接関係ありません。
体育ではボールを使ったゲームの中にベースボール型があります。
他にはゴール型やネット型があります。
ベースボール型ゲームの講師として、読売ジャイアンツのジャイアンツアカデミーから毎年コーチをお呼びして、投げる・捕る・(塁間を)走る、という基本的技能を教えていただいています。
今年は、笠井駿コーチと山下陽夏コーチが来てくださいました。
笠井コーチはジャイアンツの元選手、山下コーチはジャイアンツ女子チームの現役選手です。
授業では、簡単なウォーミングアップに続いて、投げ方や捕り方を教えていただきました。
教わった投げ方を生かして、ゲームも行います。
バットで打つ代わりに、打者がグラウンド内にボールを投げ入れるところからプレイが始まります。
守備側は、そのボールを追いかけ、打者はその間に塁間を走ることで得点を増やします。
アウト、セーフによって得点を増やしたり防いだりすることも、たくさん体験できました。
本校では言語活動を中心に、伝える力を育む研究を推進していることは以前から紹介しているところです。
道徳科においても子どもたちが、考えを深め、判断し、表現する力を育くむことができるよう、言語活動の充実を目指しています。
今日の6年生の授業では、「感謝」する態度について書かれた資料を基に、自分でじっくりと考えたり、グループでそれぞれの多様な考えに触れたりすることで、協働的に議論できるようにしました。
今日の6年2組は考えたことや、書いたことを積極的に交流し、お互いに意見交換をし合っていました。
この力は、中学校へ進学しても発揮してほしいです。
5年生は、電流の大きさや向き、コイルの巻き数に着目して電磁石の性質を調べる学習をしています。
今日は、電磁石と通常の磁石の性質を簡単な実験により比べてみることにしました。
子ども同士による言語活動も活発に行われ、今日分かったことを基に、次の実験の計画まで立てていました。
今日は2年2組が「音読劇」の練習をしていました。
音読劇の仕方として、
①大きくて分かりやすい声
②気持ちを込める
③動きを付ける
の3つの視点を確認した後で、グループで話し合いや練習をしました。
グループ学習では、互いにアドバイスし合う姿がたくさん見られました。
また、よい工夫をしている友達の紹介でも、具体的にどんな工夫をしていたのかを発表することができていました。
4年生は、これまでに習っている漢字を組み合わせて熟語を正しく読んだり書いたりする学習をしています。
今日の授業は、漢字の組み合わせ方を4つに分けて熟語の意味について考えました。
グループ分けの際には操作のできるプリントやタブレットを使います。
また、お互いに教え合う場面もたくさん見られました。
3年生も5年生と同系統の「伝えるため」の学習が配置されています。
「状況や気持ちを表す言葉を増やして、相手に伝わりやすい文章を書こう」というめあてで今日の学習を進めました。
文章に使う言葉を3つのカテゴリーに分けます。
①チームハッピー
②チームびっくり
③チームかなしい
この3つに属する言葉を教科書から拾い出し、類別した後にグループでも交流しました。
この時間は、相手に伝わりやすい文章を書くために、語彙を増やしたり豊かにしていく時間です。
授業の後半では、国語辞典や類義語辞典を用いて、どんな気持ちを表現したのか分かりにくい言葉を調べる活動も取り入れました。
次回は、実際に文章を書くようです。
5年生の国語では、「伝わる表現を選ぼう」に取り組み、相手や意図に応じて、使う言葉や表現を選んで伝える学習をしています。
今日は、「目的や意図に応じて、よりよく伝わる表現を考えよう」というめあてに沿って、授業を行いました。
難しい言葉をつかった文を、ふたば学級の1年生に向けて書くとしたらどのように伝えるかを、それぞれが考え、文に表現し、タブレットを使って交流しました。
ふたば学級では、ノートに代わるツールとしてタブレット端末を積極的に活用しています。
全員の考えた文を交流しました。
「ふあん」をかんじることはありますか?「ストレス」をかんじていませんか?
そんなときはおうちの方でも、学校の先生でも、だれでもよいです。そうだんをしてください。
ほかには、電話でも、SNSでも、たくさんのそうだんをするところがあります。
ひとりでかかえこまないで! れんらくさきは、
↓(こちら)
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
上のほうに、電話でのれんらくさき
下のほうに、SNSでのれんらくさきがのっています。
東京都よりフリースクールへ通う児童のいるご家庭への助成に関する通知がありました。
詳細は、資料にてご確認ください。なお、フリースクール助成をご希望の場合は学校までお申し出ください。【別紙2】東京都フリースクール等利用者支援事業助成金の御案内.pdf
(東京ベーシック・ドリル)
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使い方
出席停止後初めて登校する日に、
必要事項を保護者の方が記入し、学級担任に提出してください。