最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

4年 ゴーヤーカーテン

4年生が育てているゴーヤーカーテンが元気に伸びています。
ゴーヤーは、にがうりとも呼ばれますが、和名はツルレイシです。
みんな同じ植物です。

校舎1階の赤枠部分がゴーヤーカーテンです。
まだ、実は見つけられませんでした。雌花がたくさん付いて実がなってほしいと思います。
少し苦みはありますが、おいしい夏野菜です。
 
今年は多摩市環境政策課にご協力いただき、多摩市農協委員のの方を講師にお招きして
グリーンカーテンをつくるだけでなく、
グリーンカーテンの意義や落ち葉の堆肥づくりの学習をしています。

シジュウカラのひな

7月24日、校舎内に迷い込んだ鳥がいるというので行ってみると、シジュウカラのひなでした。
 
まだまだ未熟者のことを「くちばしが黄色い」といいますが、
ご覧の通り、くちばしの縁が黄色く、まだ体も小さいので、ひなであることが分かります。
でも、トレードマークのの胸の黒いネクタイははっきりと分かります。

かわいい手乗りシジュウカラ。この後、飛んでいきました。元気に育ってほしいものです。

シジュウカラ
大きさ スズメくらい(スズメ、ムクドリ、ハト、カラスは大きさの指標の鳥です。)
色・模様 背中はグレー、一筋の白い線、肩は黄色みがかる。腹は白く黒いネクタイ。
声 さえずりはツツピー ツツピーと比較的ゆっくり鳴く。
  地鳴きはジジ、ジュルジュル。

成鳥の写真は関連記事をご覧ください。

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令和2年(2020年)6月30日 シジュウカラ

アゲハ

7月21日、ふたば学級で飼育していたアゲハが羽化しました。
 
赤丸は羽化した成虫(拡大:右写真)、黄丸が羽化した抜け殻(さなぎ)、
白丸はもう1匹のさなぎです。同じ日に羽化しました。
子どもたちは大喜びでした。

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令和2年(2020年)8月30日 アゲハ

ナナフシモドキ

7月20日、ふたば学級の5年生が靴箱で見付けたと言って持ってきてくれました。
 
草食性の昆虫ナナフシモドキ(ナナフシ)でした。
体の前に伸びている2本は触覚ではなく前肢(前足)です。
前肢を伸ばすと、一層、棒(植物の節)のように見えます。植物に擬態しているのです。
ナナフシモドキという名前はナナフシという昆虫に似ているのではなく
たくさんの(七つの)節のある植物に似ている(もどき)という意味のようです。
次の日、ふたば学級へ持っていくと、手に乗せたがります。
とてもかわいい昆虫で、手に乗せると腕を上へ上へと登っていきます。

アブラゼミが昼間に羽化しました

7月16日、お昼にふたば学級の2年生が生きたセミの幼虫がいると教えてくれました。
セミは夕方に地中から出てきて夜に羽化して、朝まで羽を乾かします。
ずいぶん早くに出てきてしまったなと思って見に行くと
一生懸命にヒマワリを登って羽化する場所を探しているようでした。
 

見付けた子どもは花だんのこの穴から出たといっています。
夕方になるまで、このまま待っているのだろうと思っていました。
1時間半後、様子を見に行くと、なんと、すでに羽化が終わっていました。
まさか、昼間に羽化するなんて。
 
ふたば学級が歩行訓練から帰ってきたので、
子どもたちは、真っ白い羽根の羽化したてのセミを見ることができました。

羽化したセミはアブラゼミでした。
インターネットで調べてみると、昼間に羽化している記録がいくつかありました。
しかし、とても珍しいことだと思います。
長雨で羽化が遅れていたところに、梅雨明けで急に暑くなり、
夕方を待ちきれずに出てきてしまったのでしようか。
びっくりしました。