最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

萌芽

学校ができて40年となり、校庭の木も大きくなりました。
日当たりを確保するために伐採した木も多くあります。
伐採した木の中には切り株の周りから芽が出る木もあります。
里山では、定期的に木を伐り、炭にしたり燃料にしたりして利用し、
根元から出てきた萌芽を再生させて大きな木に育てることで里山の木を循環させていました。
定期的に伐採し、下草を刈ることで明るい山となり、
地面には多くの種類の草花が育つ環境ができていました。
また、コナラやクヌギなどは、このような若い木から樹液が出て、
多くの昆虫の食料になり、その昆虫をタヌキなどが食料としていました。
学校にも伐採した木から萌芽している木が多くあります。
生命の力強さを感じます。
 
カキの萌芽。矢印の部分に切り株があります。
このカキは渋柿ですが、
葉が紅葉すると様々な色に色付いてとてもきれいな葉になるカキの木です。
 
ヒメヤシャブシの萌芽。ハンノキの仲間です。矢印が切り株。
ハンノキと同じように、実が付く丸い果穂はクリスマスの飾りにピッタリ。
早く大きくなって実を付けてもらいたい。
 
シラカシの萌芽。矢印が切り株。これはなんつる農園の端の木ですが、
メタセコイア通りの法面(のりめん)のシラカシもたくさん萌芽しています。

ナワシロイチゴの実が熟しました

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
なんつる農園のサツキの生垣に生えたナワシロイチゴの実が熟しました。
ナワシロイチゴはキイチゴの仲間です。植えて育てたわけではありません。
学校用務職員が伸びやすいようにフェンスを付けました。
これからは、こちらに伸びて行くことでしょう。
 
ほんのり甘ずっぱい今だけの野生の味です。

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クリの雌花

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
クリの花が終わりに近づいています。
妖艶な雄花の香りも薄くなってきました。
今まで「いがくり」はたくさん見ましたが高い場所に多いため
雌花を近くで見ることができませんでした。
今年は低い位置に雌花が付いていました。


 
小さいですが、ちゃんと「いがくり」のとげとげが付いています。
先端部分に白いめしべが出ています。

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ジューシーで甘いビワ

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
ビワの実をねらっているヒヨドリに取られる前に収穫しました。
 
摘果していないので実は小さいのですが、十分甘くジューシーです。
売っているビワは値段が高く甘すぎなので、少し酸味がある学校のビワで十分です。

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カキの実

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
プールの裏の甘柿の実が大きくなってきました。
 
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