最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

通学路のハナミズキ

西門前の通学路の両脇に、ハナミズキの木が並んでいます。

先週から花が開き始め、今日はとてもきれいに咲きそろっていました。

白い花が特徴的ですが、赤い花もあるそうです。

様子を近くで見ていると、白い花びらの先が少し赤くなっているのが分かります。

葉は秋に紅葉します。

 

4月15日の桜

二日続きの雨です。

桜の花もほとんど散ってしまいました。

気の下部の枝は緑色の若葉が目立ちますが、高い位置の枝には花が残っています。

散り始めから、新緑で覆われる時期の桜を「葉桜」と呼ぶようです。

満開を100%とすると、若葉の出方が10%ごとに一部葉桜、三部葉桜と呼ばれ、花が0%で葉が100%になると、「〇部」という呼び方が消え、「葉桜」となるようです。

桜花の季節から葉桜の季節へ移る現在なのかもしれません。

 

2年生のチューリップ

学級園のチューリップがとてもきれいに開花しています。

2年生が1年生の頃に植え付けをしたものです。

ご存じのように球根の植え付けをします。

球根の植え付けは10月や11月頃の秋季です。

その後、土の中でしっかりと根を張って、1月頃に芽が出て葉が開き、気温の上昇と共に花茎が十分に伸びて、4月になると花が開きます。

チューリップの品種は世界中で改良し続けられ、発見されているものだけで約5000品種だそうです。

品種によって、植え付けや開花の時期が異なるので、一つの畑には同品種を植え付けるのがオーソドックスな栽培方法です。

確かに、同時期にたくさんの花が咲いていると、とても華やかに見え、春の訪れを感じられます。

キツツキの穴

先日発見したコゲラの穴を撮影できました。

たまたま家主(コゲラ)が留守をしていたので、近付いて撮影することができました。

とてもきれいな円形の穴です。

機械で繰り抜いたのか、と勘繰ってみたくなりますが、この木の根元にはコゲラが削った木屑がたくさん落ちていました。

巣穴の中をのぞきたくなりますが、刺激を与えるといけないので、我慢しましょう。

4月12日 ヒメリンゴの花

校舎の西側にヒメリンゴの木が生えています。

真っ白できれいな花が、とても鮮やかに咲いています。

ヒメリンゴは人工的に作られた園芸品種であり、天然の分布はないようです。 

4月から6月にかけて咲く花は、できはじめは薄いピンク色で、満開時には画像のように白になります。

ヒメリンゴと言うくらいですから、秋になると直径1.5~4センチ弱の実ができますが、実は渋みが強く、甘みもないため食用にならないようです。

 植物学上の和名はイヌリンゴであり、イヌリンゴと同一視する説もあります。

画像のように、枝は縦方向に伸びるため、狭い場所でも育てやすいそうです。お庭のあるご家庭ならば育てやすいかもしれません。