最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

子どもの居場所づくり

3月16日~27日まで、学童クラブに通っていない1~3年生を対象に、
午前中、学校を活用した子どもの居場所づくりを行っています。
多摩市の公立小学校のすべてで実施しています。
19日までの4日間の参加者数は、のべ147名で多摩一小についで2番目に多い人数です。
教員やピアティーチャーが見守りをしています。
 
  学校図書館での自習や読書       教室で自習
 
     特活室で自習        特活室で昔遊びやゲーム
 
          体育館や校庭で体を動かします
11時30分に下校します。
希望者は11時30分からお弁当を食べて、その後、12時までに下校します。

芝生管理作業 令和2年3月22日

3月22日、Gネット(南鶴牧小グリーンネットワーク委員会)有志の方26名で
今春初めての芝生管理作業を行いました。
Gネット委員長を初め、多摩ボーイズのコーチ、鶴牧サッカークラブのコーチ、
父母と教職員の会芝生担当の方、おやじの会の方、教員4名が芝刈り、
クローバーの駆除、目砂の片付け、施肥をしてくださいました。
コロナウイルス感染症拡大防止のため、保護者ボランティアを頼める状況にはありません。


 
雑草のスズメノカタビラだけでなく、冬芝も刈ることができています。
こんなに刈ることができるなんて、春が1か月近く早く訪れた感じです。



クローバーが繁殖してしまった所はゴルフのホールを切る機械である
ホールカッターで除去しました。
クローバーのない所から取ってきた芝と取り替えます。
  
(写真左)クローバーのない所の芝を切り出しています。
穴は砂で埋めてやれば、夏芝が伸びて覆ってくれます。
(写真中)クローバーが繁殖した所を切り出した穴に
(写真右)クローバーがな所から切り出したものをすっぽりと入れます。
これで移植完了。

クローバー付きの芝は捨てるのがもったいないので圃場(ほじょう)の端に植えました。
芝刈りが終わった後、屈強なコーチの方々で買った砂をサンドピットへ移し、
最後に8袋の肥料をまき、散水しました。
ありがとうございました。
来週も、学級を指定した保護者ボランティアをお願いできませんので、
3月28日(土)、9時00分から10時00分まで有志で管理作業を行います。

タンポポが咲いています

暖かくなってタンポポが咲いています。
日本の在来種の日本タンポポ(この辺りはカントウタンポポ)と
移入種のセイヨウタンポポが咲いています。
2種の交雑も進んでいるようで、詳しい見分け方は分かりませんが
大まかな見分け方は下の通りです。
 
カントウタンポポは春に花を咲かせます。
たくさんの花が集まっている集合花の裏を見ると、総苞(そうほう)と呼ばれる
花をまとめている「がく」のような部分が花にぴったりとくっついています。
 
セイヨウタンポポは春から秋まで花が咲きます。
総苞が下に反り返っています(写真矢印の部分)。
 
学校周辺はニュータウン開発で表土を削られてしまいました。
今、育っているタンポポは開発後に周辺から飛んでた種から育ったと考えられます。
そのため、繁殖が優勢なセイヨウタンポポに分があるようです。
春休みには周りの公園に出で、日本タンポポの生息域の調査をしてみてください。
今の季節しかにしかできないすばらしい自由研究になります。

これが1つの花です。(左)カントウタンポポ(右)セイヨウタンポポ
一つの花の集まりにいくつの花が付いているのかを調査するのもよい自由研究になります。
黒い紙の上に10個ずつの花をセロハンテープに付けて並べましょう。
数百個の花から成り立っています。

みんなの表彰台プロジェクト

3月18日、全校に呼びかけた「みんなの表彰台プロジェクト」
のために回収した洗剤や柔軟剤などのプラスチック容器を引き渡しました。
 
大きなトイレットペーパー用の段ボール箱に2箱集まりました。
ご協力ありがとうございました。
東京オリンピック・パラリンピックの表彰台に生まれ変わります。

モズのはやにえ

学校用務職員が冬の枝の剪定(せんてい)をしているときに
モズのはやにえを見付けました。
ムカデを刺しているようです。
 
モズはスズメより少し大きい鳥ですが肉食です。
くちばしの先はかぎのように折れ曲がっています。
はやにえをする理由ははっきりとは分かっていないようですが、
捕った獲物を枝に刺す行動をとります。
後で食べるようですが、忘れてしまうこともあるそうです。

ウサギを飼育小屋に入れました

3月17日、暖かくなってきたので、おやじの会の方に改修していただいた飼育小屋に
ウサギを入れました。
飼育小屋に向かって左側には3羽のオスが入りました。
向かって右には2羽のニワトリと2羽のメスのウサギが入っています。
 
    左の小屋 オス         右の部屋 メス
  2羽しか写っていません     1羽しか写っていません

ホトケノザとヒメオドリコソウ

シソの仲間のホトケノザとヒメオドリコソウが紫色の花を咲かせています。
近い仲間なので、よく似ています。
 
   ホトケノザ      ヒメオドリコソウ

どちらとも花はシソの花の形です。
ホトケノザの方が花が長く上にそそり立って目立ちます。
仏さんが台座に座っているように見立てています(写真左)。
ヒメオドリコソウは紫色が少し薄く、花は葉の少し下にあります。
それを笠をかぶった踊り子に見立てています(写真右)。
オドリコソウという草があり、その小さい草という意味で「ヒメ」と付いています。
 
葉の形はホトケノザは丸味があり、ヒメオドリコソウは三角形に近くなります。
ヒメオドリコソウの葉は赤くえんじ色になることが多くあります。
この個体は比較するためにわざと緑色の個体を選んでいます。

左 ヒメオドリコソウ、右 ホトケノザ
茎はシソ科の他の植物と同じように両方とも断面が四角形です。

左 ホトケノザ、右 ヒメオドリコソウ
春の七草に出てくるホトケノザはこの種と違い
キクの仲間のコオニタビラコです。

ソメイヨシノが咲きました

3月17日の夕方、ソメイヨシノがほころびました。
桜並木の学童の前の木が一番早いようです。
3月14日の東京の開花宣言より3日遅れですが、
靖国神社の標本木は5輪咲かないと開花宣言をしないようなので
こちらの、まだ1輪がほころんだところなのを考えると、
4日~5日遅れというところでしょうか。
 
1週間後の卒業式には満開近くになりそうです。
残念ながら入学式まではもちそうもありません。

アズマヒキガエルの卵塊

3月5日が啓蟄でした。毎年、この頃には
アズマヒキガエルがビオトープに卵を産みに来るのですが、
今年は来なかったので、ビオトープの水が少なくなったせいなのかと思っていました。
気付かなかったのですが、3月14日、15日の週末に卵を産みに来ていました。
カラスが親も卵もいたずらしたり食べたりしています。
何とか孵化(ふか)してほしいと思います。