押小日誌

2024年11月の記事一覧

いろいろな学習・活動がつながって(5年 環境学習)

5年生は、国語や総合的な学習の時間で「環境」をテーマにした学習が進んでいます。

先週、今年度2回目の研究授業を実施しました。授業は5年国語の説明文「固有種が教えてくれること」という単元です。内容は、生物を取り巻く環境問題に関するものです。ここでは、資料(グラフや表、地図など)を用いた文章を読み、資料と文章を読み取りながら原因と結果など情報と情報を理解すること、また、自分自身でも資料を用いたりしながら自分の考えが伝わるように意見文を書くことを目的としています。

 堅苦しく書いてしまいましたが、今は、高学年では文章も長くなり、グラフやデータなども出てきて、それも読み取りながら内容を理解することが求められています。(文章や写真だけではないのですね)

  

この時間は、文章の構成を押さえ、内容の大体を捉えて、要約する学習でした。大人でも要約して文章に表すことはとても難しいと思いますが、子どもたちは自分で、また、友だちのアドバイスも得ながら取り組みました。お互いに読み合って「ここいいね」とよいところを伝えたり、「ここをこうするといいよ」とアドバイスしたりする活動があって、学び合う・協働的に学ぶ場面がとてもいいなと思いました。

  

※この時間までに、文章構成のことや、書く力を伸ばすために、授業者はいろいろ工夫して子どもたちにアプローチしてきました。その成果も出ていました。我々同僚にとっても、とても参考になる取り組みです。

 

 

また、5年生の総合的な学習の時間には「環境とわたし」という単元が設定されています。ここでは環境問題について調べ、どのように行動したらよいのかなどを学び行動に結びつけます。先日5年生の教室を訪れると、自分で環境問題のテーマを決めて、グループになってグラフや表を見ながら、どんなことが読み取れるか、どんなことが考えられるのかなどを話し合っていました。先ほどの国語の学習ととても関連した学びです。

 

話合いも活発に意見を出し合います。全体で共有する際にも、大型モニターを利用して分かるように説明しようとしています。表現する力、伝える力、聞く力が育ってきていることを感じます。

 

   

以前、ホームページでもご紹介した、11日の鬼怒川自然活動(河川敷での除草作業など)もこの学習に関連しています。

 

いろいろな学習・活動が垣根を越えてつながっていることを感じました。つなげて学習することで子どもたちの力を伸ばすことになるのだなとも感じています。

記録に挑戦、自分に挑戦(校内持久走記録会2024)

14日(木)、校内持久走記録会を実施しました。

 

 2校時が1~3年生、3校時が4~6年生と、2部構成で実施しました。子どもたちは、精一杯自分の記録に挑戦し、がんばりました。最後まで走りきる姿に、そして他の学年の子を精一杯の声で応援している姿にとても感動しました。保護者の皆様にも応援にお越しいただきました。ありがとうございました。

 

 

   

 

 

子どもたちは、記録会まで、体育の授業や業間休みなどで練習をしてきました。 特に6年生は、日に日に練習に力が入り、ペアで競うように走ったり、インターバルで練習したり、また、声を掛けて励ましたりと最高学年らしく取り組んでいました。

 

  

 昨年に引き続き、当日は「スペシャルゲスト」として、子どもたちの先輩にあたる、的場亮太(まとばりょうた)さんにお越しいただきました。的場さんは、本校卒業後、氏家中、大田原高、順天堂大学へと進み、大学在籍時には箱根駅伝に出場した大先輩です。その後、実業団で走り続け、現在はさくら市の職員としてがんばっています。的場さんが小学生の時に、私も本校に勤めていて、そのつてでオファーした次第です。

  

的場さんは、子どもたちと一緒に準備運動やアップ、そして本番では伴走をしていただきました。走り終わった1年生一人一人に「がんばったね」のハイタッチ(うれしいプレゼントですね。2年生以上は昨年してもらったと思います。)。子どもたちは先輩からのプレゼントにとてもうれしそうにしていました。

  

 

 

  

的場さんが走る前に、子どもたちに「走っているとき、つらいな、やめたいなと思うかもしれないけど、これまでの自分の力を精一杯出すことが今日は大切」と伝えてくれました。子どもたちは的場さんのメッセージを本当に走りや応援であらわしてくれていました。各学年、その姿を見て感動しました。的場さんも終わった後「本当に一人一人が一生懸命でうれしかったです。あらためて、押上小っていいなと思いました。」とお話しされていました。 

今年度も「全力の記録会」になりましたね。私も子どもたちの全力の姿に、そして教え子と一緒に走り楽しいひとときをもてたことに幸せを感じています。

まつのみDJランチトーキング第4弾(学校運営協議会推進プロジェクト)

19日(火)の給食時、ランチルームで4回目の「まつのみDJランチトーキング」(略して「まつD」)を行いました。

 

今回の学校運営協議会委員さんは、地元の元保育園長さんそして元保護者のFさんです。委員さんには早めに来てもらい、校長室で一緒に給食を食べていただきながら、まつDの打合せです。今日は、とてもドキドキして来ましたとのこと。給食は塩分も控えめでとてもおいしいと好評でした。

  

「いただきます」のあと、「まつD」スタートです。保育園出身の子も結構いて、「あ!園長先生だ!」という声もあがっていました。

今日の給食の感想、また、子どもの頃の思い出をお話しいただきました。Fさんの小学生の頃は宿題はなく、遅くまで田んぼで遊んでいたそうです。子どもたちは「いいなあ」とうらやましそうでした。

 

さて、Fさんのリクエスト曲は・・・「おそうじ洗隊キラキラピッカマン」という曲でした。お掃除の時間に流している園もあって、園の先生方の間では結構メジャーな曲とのことです。おもしろい歌詞で、のりのりの曲に、子どもたちも笑顔で聞いていました。(私は「洗隊」→「戦隊」といえば「秘密戦隊ゴ〇ンジャー」の世代。画像を見せてお話ししましたがほとんどの子は「?」という顔でした…)

 

 

最後は、子どもたちの質問コーナー。1年生からは「保育園で楽しかったことは何ですか?」2年生の子から「好きな食べ物は何ですか?」の質問が出て、Fさんに丁寧にお答えいただきました。 

 

  

子どもたちへのメッセージでは「やってみたいことがあったら挑戦してほしい」というお話をいただきました。後悔しないようにともおっしゃっていただきました。

最後は恒例の「拍手」&「いいねポーズ」でしめくくりました。終了後、Fさんから「とても楽しかったです。緊張していましたがこれで安心です。」と、ほっと一安心した様子でお帰りになりました。

  

Fさん、お世話になりました。子どもたちにとっても、運営協議会委員さんにとっても楽しいひとときになったらうれしく思います。次回はどなたがDJとなってお越しになるのでしょうか。リクエスト曲は?ちょっとワクワクドキドキですね。次回をお楽しみに!

 

クラブ活動7

18日に実施したクラブ活動(7回目)の様子です。クラブは勉強と違って楽しいことを夢中になってできる時間。子どもたちはとても楽しみにしています。

 

屋外スポーツクラブ(ティーボール:風も冷たく寒い日でしたが子どもは風の子。外で元気に活動していました。)

  

室内スポーツクラブ(バレーボール:特別ルールのバレーボールでした。続けるのはなかなか難しい!)

  

パソコンクラブ(「カフート」(テレビ番組でよく見かけるクイズゲームです):正解&早いのはだれかな?)

  

創作クラブ(アニメ製作:ICT支援員さんからアドバイスをもらって、これまでに作ったものをタブレットを使ってコマ撮り。アニメに仕上げる予定です。)

 

ダンスクラブ(ひたすらダンス:今日はこれを踊ってみたい!とみんなで決めて練習です。みんな本当にダンスが好きなんですね。)

 

校外での学びの秋その2(校外学習)

先日、校外学習目白押しの記事を掲載しましたが、その後、14日(木)には、3年生が消防署見学、4年生が那須見学(那須疎水)に出かけました。

3年生 消防署見学(氏家消防署)

消防署では、消防署の建物を見学し、署にあるさまざまな車(ポンプ車、救急車など)や道具などを見学しました。

 

 

 

 

また、建物内の執務室なども見せていただき、緊急指令(訓練)や、放水も実際にやっていただき見ることができました。 いろいろ質問もしていてとても興味深く勉強している様子が分かりました。

 

 

4年生 那須疎水見学(那須野が原博物館、那須疎水公園)

博物館では、 明治時代の開拓当時の暮らしの様子を中心とした展示などを見たり、当時の作業「水汲み・運び」や「モッコ担ぎ」の体験をしたりしました。

  

 

 

 

  

疎水公園では、那須疏水旧取水施設を見学しました。
※那須疏水は安積疏水、琵琶湖疏水と並ぶ日本三大疏水の一つ。那須疏水が那珂川から取水する施設が現在も残され、明治期有数の規模を誇る貴重な土木遺産として国の重要文化財に指定されています。(那須疎水公園HPから引用)

 

  

 この日は、天気も穏やかに晴れ、見学、体験にぴったりでした。子どもたちには、この校外学習で「見たこと」「聞いたこと」「体験したこと」を、教室での学びに生かしてほしいと思います。