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2024年11月の記事一覧
記録に挑戦、自分に挑戦(校内持久走記録会2024)
14日(木)、校内持久走記録会を実施しました。
2校時が1~3年生、3校時が4~6年生と、2部構成で実施しました。子どもたちは、精一杯自分の記録に挑戦し、がんばりました。最後まで走りきる姿に、そして他の学年の子を精一杯の声で応援している姿にとても感動しました。保護者の皆様にも応援にお越しいただきました。ありがとうございました。
子どもたちは、記録会まで、体育の授業や業間休みなどで練習をしてきました。 特に6年生は、日に日に練習に力が入り、ペアで競うように走ったり、インターバルで練習したり、また、声を掛けて励ましたりと最高学年らしく取り組んでいました。
昨年に引き続き、当日は「スペシャルゲスト」として、子どもたちの先輩にあたる、的場亮太(まとばりょうた)さんにお越しいただきました。的場さんは、本校卒業後、氏家中、大田原高、順天堂大学へと進み、大学在籍時には箱根駅伝に出場した大先輩です。その後、実業団で走り続け、現在はさくら市の職員としてがんばっています。的場さんが小学生の時に、私も本校に勤めていて、そのつてでオファーした次第です。
的場さんは、子どもたちと一緒に準備運動やアップ、そして本番では伴走をしていただきました。走り終わった1年生一人一人に「がんばったね」のハイタッチ(うれしいプレゼントですね。2年生以上は昨年してもらったと思います。)。子どもたちは先輩からのプレゼントにとてもうれしそうにしていました。
的場さんが走る前に、子どもたちに「走っているとき、つらいな、やめたいなと思うかもしれないけど、これまでの自分の力を精一杯出すことが今日は大切」と伝えてくれました。子どもたちは的場さんのメッセージを本当に走りや応援であらわしてくれていました。各学年、その姿を見て感動しました。的場さんも終わった後「本当に一人一人が一生懸命でうれしかったです。あらためて、押上小っていいなと思いました。」とお話しされていました。
今年度も「全力の記録会」になりましたね。私も子どもたちの全力の姿に、そして教え子と一緒に走り楽しいひとときをもてたことに幸せを感じています。
まつのみDJランチトーキング第4弾(学校運営協議会推進プロジェクト)
19日(火)の給食時、ランチルームで4回目の「まつのみDJランチトーキング」(略して「まつD」)を行いました。
今回の学校運営協議会委員さんは、地元の元保育園長さんそして元保護者のFさんです。委員さんには早めに来てもらい、校長室で一緒に給食を食べていただきながら、まつDの打合せです。今日は、とてもドキドキして来ましたとのこと。給食は塩分も控えめでとてもおいしいと好評でした。
「いただきます」のあと、「まつD」スタートです。保育園出身の子も結構いて、「あ!園長先生だ!」という声もあがっていました。
今日の給食の感想、また、子どもの頃の思い出をお話しいただきました。Fさんの小学生の頃は宿題はなく、遅くまで田んぼで遊んでいたそうです。子どもたちは「いいなあ」とうらやましそうでした。
さて、Fさんのリクエスト曲は・・・「おそうじ洗隊キラキラピッカマン」という曲でした。お掃除の時間に流している園もあって、園の先生方の間では結構メジャーな曲とのことです。おもしろい歌詞で、のりのりの曲に、子どもたちも笑顔で聞いていました。(私は「洗隊」→「戦隊」といえば「秘密戦隊ゴ〇ンジャー」の世代。画像を見せてお話ししましたがほとんどの子は「?」という顔でした…)
最後は、子どもたちの質問コーナー。1年生からは「保育園で楽しかったことは何ですか?」2年生の子から「好きな食べ物は何ですか?」の質問が出て、Fさんに丁寧にお答えいただきました。
子どもたちへのメッセージでは「やってみたいことがあったら挑戦してほしい」というお話をいただきました。後悔しないようにともおっしゃっていただきました。
最後は恒例の「拍手」&「いいねポーズ」でしめくくりました。終了後、Fさんから「とても楽しかったです。緊張していましたがこれで安心です。」と、ほっと一安心した様子でお帰りになりました。
Fさん、お世話になりました。子どもたちにとっても、運営協議会委員さんにとっても楽しいひとときになったらうれしく思います。次回はどなたがDJとなってお越しになるのでしょうか。リクエスト曲は?ちょっとワクワクドキドキですね。次回をお楽しみに!
クラブ活動7
18日に実施したクラブ活動(7回目)の様子です。クラブは勉強と違って楽しいことを夢中になってできる時間。子どもたちはとても楽しみにしています。
屋外スポーツクラブ(ティーボール:風も冷たく寒い日でしたが子どもは風の子。外で元気に活動していました。)
室内スポーツクラブ(バレーボール:特別ルールのバレーボールでした。続けるのはなかなか難しい!)
パソコンクラブ(「カフート」(テレビ番組でよく見かけるクイズゲームです):正解&早いのはだれかな?)
創作クラブ(アニメ製作:ICT支援員さんからアドバイスをもらって、これまでに作ったものをタブレットを使ってコマ撮り。アニメに仕上げる予定です。)
ダンスクラブ(ひたすらダンス:今日はこれを踊ってみたい!とみんなで決めて練習です。みんな本当にダンスが好きなんですね。)
校外での学びの秋その2(校外学習)
先日、校外学習目白押しの記事を掲載しましたが、その後、14日(木)には、3年生が消防署見学、4年生が那須見学(那須疎水)に出かけました。
3年生 消防署見学(氏家消防署)
消防署では、消防署の建物を見学し、署にあるさまざまな車(ポンプ車、救急車など)や道具などを見学しました。
また、建物内の執務室なども見せていただき、緊急指令(訓練)や、放水も実際にやっていただき見ることができました。 いろいろ質問もしていてとても興味深く勉強している様子が分かりました。
4年生 那須疎水見学(那須野が原博物館、那須疎水公園)
博物館では、 明治時代の開拓当時の暮らしの様子を中心とした展示などを見たり、当時の作業「水汲み・運び」や「モッコ担ぎ」の体験をしたりしました。
疎水公園では、那須疏水旧取水施設を見学しました。
※那須疏水は安積疏水、琵琶湖疏水と並ぶ日本三大疏水の一つ。那須疏水が那珂川から取水する施設が現在も残され、明治期有数の規模を誇る貴重な土木遺産として国の重要文化財に指定されています。(那須疎水公園HPから引用)
この日は、天気も穏やかに晴れ、見学、体験にぴったりでした。子どもたちには、この校外学習で「見たこと」「聞いたこと」「体験したこと」を、教室での学びに生かしてほしいと思います。
「ふれあいの里」(土曜授業)
16日(土)午前に、体験活動「ふれあいの里」を土曜授業として実施しました。
この活動は、ふだんの授業ではなかなか体験できないものにチャレンジしてみようという取り組みで、各学年でさまざまな体験活動を行いました。
各講座は、地域の皆様やボランティアの方々、また中高校生のリーダースクラブのみなさんにご協力いただき開催することができました。本校児童の豊かな体験活動のために本当にありがとうございました。
講師としてお越しになったあるボランティアの方がお帰りの際に「私自身とても楽しかったです。おうちの方にも参加していただいてうれしかったです。」とお話しくださいました。私も大変うれしく感じました。
多くの保護者の皆様にもご参加・参観いただき、充実した活動となりましたこと、感謝申し上げます。親子の体験活動そして「ふれあい」活動になったらうれしく思います。お世話になりました。
1~2時間目
1・2年生「創作活動・昔遊び」
1時間目
3・6年生「よさこいエクササイズ」
4年生「手話体験」
5年生「夢を叶える笑顔の食育」
2時間目
3年生「バルーンアート」
4・5年生「よさこいエクササイズ」
6年生「夢を叶える笑顔の食育」
美しい音色と楽しいひととき(音楽鑑賞教室)
12日(火)、さくら市主催の芸術(音楽)鑑賞教室を開催しました。
プロの演奏家によるコンサート「打楽器とピアノによる音楽コンサート」で、子どもたちも先生方もピアノやいろいろな打楽器(トライアングル、ウッドブロック、マリンバなどなど)の奏でる音色を楽しみました。
よく知っているクラッシク名曲の他、アニメの曲など子どもたちに親しみのある音楽を演奏していただきました。手拍子も自然に起こります。
音楽などの芸術は心と体を豊かにする「人生のスパイス」であると聞いたことがあります。日々忙しい中ですが、我々教員もすてきなスパイスをいただいた気がします。子どもたちも教員もすてきな時間を過ごすことができました。お二人の演奏家の方、関係者の方々、教育委員会のみなさまに感謝申し上げます。
かげと太陽(3年理科)
先週、3年教室の外スペースにずらっと観察キットが並んでいました。
3年生の理科「かげと太陽」の学習で、約1時間おきに太陽や影の動きを調べていたのでした。この日は、太陽と影調べにぴったりの日。天気も一日晴れで、絶好の観察日和でした。子どもたちは、休み時間のたびに外に出て、観察キットの棒の影をメモしたり、太陽と影の向きを確認したりしていました。
また、あわせて、遮光めがねで太陽を見たりもしました。「月みたい」「丸く見える」など、いろいろな気付きがあったようです。「高いところから見たらどうなるだろう」とジャングルジムに上って見ている子もいました。子どもの発想はおもしろいですね。
影の向きの変化と太陽の動きとの関係について分かったかな?
環境を守る(5年総合的な学習の時間)
11月11日(月)、5年生が「総合的な学習の時間」に、地域の自然環境を保護することの大切さを学ぶ授業を行いました。
はじめに、以前にもお世話になった「うじいえ自然に親しむ会」の会長さんから教室で環境保全活動についてのお話をいただきました。鬼怒川のこと、そこに住む生き物のこと、環境を守る活動のことなど、スライドやビデオで学びました。
その後、バスで氏家大橋上流の鬼怒川河川敷に移動し、絶滅が危惧されているシルビアシジミ(蝶)やカワラノギクなどの動植物を守るため、外来植物のシナダレスズメガヤの抜き取り作業を行いました。
さくら市の鬼怒川河川敷で見られるシルビアシジミはシジミチョウいう小さなチョウの仲間でレッドデータブックに記載されている貴重なチョウです。そのシルビアシジミの幼虫は「ミヤコグサ」という特定の植物を食べますが、近年、外来植物の「シナダレスズメガヤ」が増えており、エサのミヤコグサの生息場所を脅かしています。また、河川敷には固有の、また絶滅危惧種に指定されている動植がいますが、その生育場所を奪ってしまうそうです。そして、今は、シナダレスズメガヤを超える繁殖力や悪影響を与える外来植物「オオフタバムグラ」が繁殖しているそうです。会長さんは「外来植物の「ラスボス」」と表現なさっていました。
絶滅危惧種の「カワラノギク」
子どもたちは、さくら市指定の天然記念物のチョウ「シルビアシジミ」をはじめとする鬼怒川河川敷の生物の保全活動に加わり、地元の自然環境を守ることの大切さを感じていたようです。「うじいえ自然に親しむ会」の皆様、今後もよろしくお願いいたします。
さくら市教育委員会からのお知らせ
校外での学びの秋(校外学習)
ここ数日で本当に寒くなりました。この前まで「暑い、暑い」と言っていたのがうそのように、朝晩だけでなく日中も寒くなり、突然秋がやってきて、すぐに駆け抜けているかのようです。秋の深まりを感じる中、先月末から先週にかけて校外学習が目白押しでした。
1年生:11/6秋見つけ(さくら市ゆうゆうパーク)
※写真は翌日の校庭での秋見つけの様子
2年生:11/1図書館・お丸山公園見学(さくら市) 11/7学区探検(学校区)
※写真は図書館・お丸山公園見学の様子
3年生:11/7漬け物工場見学(市内)
5年生:11/7自動車工場見学(上三川町)
6年生:10/31足尾銅山・東照宮見学(日光市)
※4年生は14日に那須疎水見学(那須町)に出かける予定です。このほか、やはり14日に3年生の消防署見学が予定されています。
まさに「学びの秋」ですね。実際に見る・聞く・体験することはとても大切です。ぜひ、教室での学びに生かしてほしいと思います。
まつのみDJランチトーキング第3弾(学校運営協議会推進プロジェクト)
8日(金)の給食時、ランチルームで3回目の「まつのみDJランチトーキング」(略して「まつD」)を行いました。
今回の学校運営協議会委員さんは、学校支援ボランティアそして元保護者のOさんです。委員さんには早めに来てもらい、校長室で一緒に給食を食べていただきながら、まつDの打合せを行います。打合せをしているつもりがついつい昔話に花が咲くことも。とにかく、給食はとてもおいしいと好評でした。
「いただきます」のあと、「まつD」スタートです。今回は、テレビに映しながら進めてみました。改善!のつもりでしたが、途中、音楽が鳴らないというプチトラブル発生。なんとか音楽も聴くことができてほっとしました。
今日の給食はいかがでしたか?子どもたちの印象は?など、インタビュー形式でいろいろ話を進めます。
Oさんのリクエスト曲は・・・美空ひばり&ジャッキー吉川とブルーコメッツの「真っ赤な太陽」!Oさんからはこの曲にまつわる思い出もお話しいただきました。(GSが好きで、この曲がとてもお気に入りだったそうです)
最後は、子どもたちの質問コーナー。2年生の子から「犬は飼っていますか?」の質問が出て、Oさんに丁寧にお答えいただきました。その後、たくさんの子どもたちが手をあげてくれましたが時間の関係で受けることができませんでした。ごめんなさい。
終了後、Oさんから「とても楽しかったです。もう一回来たいぐらいです。」と、本当にうれしそうにお話しくださいました。こちらもうれしくなりました。
そういえば、子どもたちがランチルームに集まるときにテレビにうつった「まつD」の画面を見て「あ!今日はまつDだ!」と多くの子が言っていました。少しずつ「まつD」が定着してきてうれしく感じています。
Oさん、お世話になりました。子どもたちにとっても、運営協議会委員さんにとっても楽しいひとときになったらうれしく思います。次回はどなたがDJとなってお越しになるのでしょうか。リクエスト曲は?ちょっとワクワクドキドキですね。次回をお楽しみに!
薬物乱用防止教室(6年)
7日(木)、6年生の薬物乱用防止教室を実施しました。
警察の方がお越しになり、映像や掲示資料を使って、薬物の種類やその影響、どのように薬物を誘うのかなどを学びました。
市販の薬でも、決められた内容で服用しないとそれも「薬物乱用」(いわゆる「オーバードーズ」)になること、薬物を誘う人は「ブロッコリー」「チョコ」などの隠語を使って言葉巧みに誘うこと、また、今は、SNSなどスマートフォン(インターネット)が薬物売買の温床になっていることなどを学びました。
ビデオにもあった「薬物で幸せになることはない」「薬物乱用は ダメ。ゼッタイ。」…忘れてはいけない言葉です。最後には、薬物で捕まり治療で入院している大人が書いた反省文も紹介していただきました。全文ひらがなで、漢字を書こうとしても分からなくなってしまい、文章も幼稚さがあるものになっています。薬物の影響・怖さが分かるものでした。
子どもたちの幸せな将来のためにも大切な学習でした。軽い気持ちが不幸を生み出します。我々大人の目も大切であることをあらためて感じました。
11月あいさつ巡回活動(市青少年センター活動)
11月6日(水)朝、11月のあいさつ巡回活動を実施いたしました。今年度4回目のあいさつ運動で、市青少年センター、市教委、民生児童委員の皆さん、本校の学校運営協議会の皆さんにお越しいただき、本校の子どもたちのあいさつ向上にお力をいただきました。
今回も6年生の子どもたちが登校次第あいさつ運動に加わり、さらにあいさつを盛り上げました。ぐんと寒くなった朝でしたが、そんな寒さを吹き飛ばすぐらい、遠くからでも元気に「おはようございます!」とあいさつする6年生の子どもたちのやる気、本当に素晴らしいです。運動会から一回り成長を感じます。
参加いただいた皆様お世話になりました。次回は来年(もう来年とは…はやい!)1月8日(水)です。その日は冬休み明け初日。その頃はきっともっと寒い朝になっていることでしょう。一段と元気なあいさつが交わせることを願っています。どうぞよろしくお願いいたします。
「春の院展 栃木展」鑑賞教室 in さくら市ミュージアム(5年生)
11月1日(金)、5年生がさくら市ミュージアムを訪れ、開催中の「春の院展 栃木展」を鑑賞しました。
今年は、本校卒業生で、日本美術院院友、ならびに文星芸術大学非常勤講師として活躍されている、窪井裕美さんによる鑑賞教室が行われました。まずは、窪井さんが描いている「日本画」とはどのようなものか、また、どんな画材が使われているかなどを教えていただきました。
また、窪井さんの今回の作品をもとに、小学校時代に絵に興味をもったこと、そして絵があることで自分ががんばれたことなどを子どもたちにお話しいただきました。(窪井さんが今年度出品した「窓辺の冬」は、院展の「奨励賞」と「春の足立美術館賞」を受賞した作品です。冬、少しあたたかくなり始めた頃が窪井さんは好きとおっしゃっていました。窓辺に見える花と後ろの女性の様子から伝わってくるようです。)
そして後半は、子どもたちが館内を巡り、お気に入りの作品を見つけて回りました。窪井さんから「気に入った作品は見つかった?」「どんなところがいいなと思ったの?」などと聞かれお話しする子もいました。
最後に、窪井さんから「好きなことを見つけて、ぜひ、それをがんばってみてください。」と、子どもたちにメッセージをいただきました。実は、窪井さんは、私が以前に本校に勤めていたときに、子ども(確か4年生~6年生)でいた、5年生にとっては大先輩に当たります。当時の子が活躍をしていて、今の子どもたちにすてきなメッセージを届けていただき、私もとてもうれしく幸せな気持ちにもなりました。小学校の頃の思い出話もして懐かしいひとときでもありました。
子どもたちが、何か一つでも、小さなことでも、好きなことを見つけて、それを強みにして楽しく・たくましく人生を歩んでいけることを願っています。窪井さん、本当にありがとう。これからのますますの活躍を期待していますね。
認知症サポーター養成講座(4年生)
福祉について学んでいる4年生。先日は、車椅子や白杖、高齢者の体験をしました。そして今回は、市役所高齢課の方をお招きして、認知症サポーター養成講座を行いました。
これは、認知症に関する正しい知識を身につけ、認知症の方やその家族が安心して暮らし続けることのできる地域づくりを目指した講座です。これからますます高齢化社会となり、認知症となる方が増える恐れがあり、小さいうちから認知症のことや、その支援の仕方を学ぶという目的で行われています。
はじめに、高齢化社会になっていることや脳のこと、そして認知症の特徴について学びました。
次に、ビデオを見ながら、高齢者の方や認知症かな…という方にどのように接するとよいか考えました。
声かける際には「3つの『ない』」に気を付けることを学びました。「おどろかせない」「いそがせない」「ばかにしない」です。(認知症の方には子どもだけで接しず、大人の方に知らせることが大切とも教えていただきました。)
また、認知症の方はいろいろ失敗することも多いですが、それを分かってあげて「大丈夫だよ」と寄り添うか、「何やってるの!」と責めてしまうか、その対応・声かけが、症状が改善するか悪化するかに関わってくるそうです。このことは、我々教師の子どもたちへの声かけに通じることだなと感じました。「介護は『合わせ鏡』。こちらが穏やかに接すれば相手は穏やかになり、怒りながら接すれば相手も怒るようになる」と教えていただきました。とても腑に落ちた次第です。
これから、社会の担い手になる子どもたちです。ぜひ、学んだことをもとに、「サポーター」として地域社会を支える人になってほしいと願っています。みんなで認知症の方々を支える合い言葉「認め愛 支え愛 笑い愛」で、互いに支え合える社会となることをあわせて願っています。
プラモデルを題材に(5年社会科)
5年生の教室で子どもたちがプラモデルを組み立てています。「あれはまさに…連邦のモ〇ルスーツでは!」
5年生の社会科「我が国の工業生産」の授業の一環として、日本のものづくりの技術を学び、工夫や努力、課題などを知るとともにその解決策について考えることを目的にした授業です。昨年度から行っているこの学習は、プラモデルメーカーの学習プログラムを活用したもので、市内の全小学校で実施される予定です。(今はこのようなプログラムがあるんですね。)
この時間は、プラモデル組み立て体験をして、製造工程や生産の仕事について学びます。プラモデルづくりは、「悪戦苦闘」の子もいれば「得意」な子も。みんななんとか完成にこぎ着けたようです。
この後は、プラモデル工場の動画を視聴し感想をクラスで共有します。一見、楽しそうな仕事のようにも見えますが、いろいろな苦労や努力があるようです。また、環境への配慮など持続可能なものづくり産業という現代的な課題もあるようです。日本の誇るものづくり技術について、体験を通して学べる機会となりました。ものづくり産業に対する子どもたちの興味関心が高まることを期待しています。
※昨年度もお伝えしましたが、私は、ドンピシャのこのアニメ世代。あの当時はプラモデルがなかなか手に入らなかったのを覚えています。週末、おもちゃ屋に入荷するのを並んで買った記憶が…自分の好きなモ〇ルスーツはシャ〇専用ズ〇ックです。)
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