押小日誌

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本物に触れる(演劇鑑賞教室)

10月2日(月)に演劇鑑賞教室を行いました。

 今年は、影絵の劇団の方々をお招きし鑑賞教室を開催しました。

 

一つ目の公演「シルエットファンタジー」。指遊びに始まり、シルエットクイズ、そして代表児童が出演しました。 

 

これはスイカ? 

地球儀?

いや、バケツでした。

お友達の手が伸びてる~

 

休憩時間での一コマ。子どもたちも指遊びに夢中です。「ヤカンができたよ!」

 

二つ目の公演「はらぺこぷんた」。腹ぺこイタチのちょっと心温まるお話でした。

  

いつもとちがう、暗闇の体育館で繰り広げられる幻想的な影絵の世界に子どもたちも先生方も引き込まれていきました。

 

公演の後は「影絵なんでも質問コーナー&バックステージツアー」と題して、子どもたちの質問に答えてもらったり、影絵の舞台裏を見せてもらったりしました。

「影絵の後ろの絵はどうなっているのですか?」「練習はどのぐらいしているのですか?」などいろいろ質問が出ました。また、舞台裏に子どもたちも興味津々な様子で、私もとても興味深く拝見しました。

 

 

テレビやネット上ではなく、本物の生の芸術に触れることはとても大切なことです。子どもの成長にとっても、勉強だけでなく、絵や演劇、音楽などの芸術にふれることは大きな影響を与えると聞いたことがあります。少しの時間でしたが、子どもたちにとって、この教室が有意義な時間となったらうれしく思います。

片付けを終えた劇団の方から心のこもったお礼のメッセージとプレゼントをいただきました。感謝申し上げます。

応援団長からの熱いメッセージ

昨日(2日)の給食中の放送で、運動会の赤組・白組の応援団長から全校児童に向けてメッセージがありました。

 

自己紹介の後、「運動会のスローガンのように全力でがんばろう」。赤・白それぞれの団長さんから熱いメッセージが放送されました。

こういうことがあると、運動会が近づいてきた感じです。ワクワクしてきます。団長の二人、ぜひ、みんなを応援して盛り上げて「全力の運動会」にしてください。期待しています!

部活動報告

本校HPのメニュー欄に、『体育文化後援会(野球・バスケ・金管)』があります。

先日行われた、バスケ部の活動報告を載せましたので、ぜひご覧ください。

稲刈り(5年)

5月の田植えで、5年生が植えた稲苗がぐんぐん育ち、稲刈りを迎えました。

田んぼをお借りして子どもたちの代わりに稲のお世話をしてくれていた土屋さんから連絡があり、9月29日(金)、晴天の下、稲刈りを行いました。

 

田植えから約5ヶ月が経ち、稲の穂もしっかり実り、まさに「実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな」です。子どもたちは稲の刈り方を教わった後、目の前の稲をどんどん刈っていきます。

 

 

刈った稲は束ねて、機械のところに持って行き脱穀をします。

 

途中から刈り取るスピードも速くなり…

  

目の前の稲を刈り取って向こう側に貫通。稲の道ができた感じです。

 

突然出てくるカエルなどが苦手な子は、刈り取った稲を運ぶなど、役割を考えて協力し合います。

  

30分かけて稲刈り終了しました。

  

農業体験を終えた子どもたちはちょっとした充実感と特別感を味わっていたようです。みんなで協力したり、先生のお手伝いをさりげなくする姿も見られ、高学年としての成長を感じました。

 

なお、土屋さんからは、精米した餅米「きぬはなもち」を、5年生はじめ、全校児童一人一つずついただきました。感謝申し上げます。

こんな形だけど面積求められるかな(6年算数)

先日の6年生の算数の授業です。それまでに円の面積を求める学習が終わった子どもたちに、先生から、「こんな形なんだけど、面積分かるかな。」と問題が出されました。(ある子は、この形を「オムレツ」と言っていました。なるほど。)

 

特に、算数では、これまで習ったことを生かして、新たな課題を考えていくことが大切です。少し、先生と話し合いながら「なんとなくできそうだな…」と見通しをもちます。このあたりは先生が上手に進めます。今まで習った円、正方形、三角形なら面積は出せる。たしたり引いたりすると…などと子どもたちの発言を生かします。

  

そして、子どもたちはまず自分で考えてみます。先生は紙(正方形や円など)も用意していましたが、子どもたちはタブレットで考えることを全員が選びました。先生が用意したデータをタブレットに送り、それをもとに考えます。「できた!」「答えは…」と子どもたちは次々と考えます。そして図形データを指でいろいろ動かしたり、色を変えたり、向きを変えたりしながら、この後の話し合いで相手に分かりやすく説明できるように画面に表していきます。(この「相手意識」がとても大切と私も思っています。)「何かね、求める方法は一つじゃないみたいだよ」と先生がつぶやくと、早く解いた子もちがう方法を考えます。

 

次は、グループになって、自分の考えを発表し、伝え合い、聴き合い・確かめ合いをします。ペアやグループでの伝え合いの中で、分からない点を聴き合ったり、友だちの考えから学んだりすることができます。

 

 

そして、皆で、方法を発表しながら共有します。

 

その中で、「ちょっと、分からないです。」と言う子がいました。もう一度方法を改めて確認すると「ああ、なるほど。」とちょっと安心したようでした。その様子を見ていて、「分からない」と素直に言えることはとても大切ですし、そう言える学級は、安心して勉強したり生活したりできる場なんだと思います。そして、「?」だったのが「!」になることは授業・学びで大切にしたいことだなと改めて感じました。

 

最後は、まとめをして、演習問題を行いました。

子どもたちが課題に一生懸命取り組み、共に学び合う授業に、私自身も大変勉強になったとともに、こんなすてきな子どもたちと先生方に幸せを感じる一時ともなりました。