押小日誌

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美しい音色と楽しいひととき(音楽鑑賞教室)

12日(火)、さくら市主催の芸術(音楽)鑑賞教室を開催しました。 

プロの演奏家によるコンサート「打楽器とピアノによる音楽コンサート」で、子どもたちも先生方もピアノやいろいろな打楽器(トライアングル、ウッドブロック、マリンバなどなど)の奏でる音色を楽しみました。

 

  

よく知っているクラッシク名曲の他、アニメの曲など子どもたちに親しみのある音楽を演奏していただきました。手拍子も自然に起こります。

  

音楽などの芸術は心と体を豊かにする「人生のスパイス」であると聞いたことがあります。日々忙しい中ですが、我々教員もすてきなスパイスをいただいた気がします。子どもたちも教員もすてきな時間を過ごすことができました。お二人の演奏家の方、関係者の方々、教育委員会のみなさまに感謝申し上げます。

かげと太陽(3年理科)

先週、3年教室の外スペースにずらっと観察キットが並んでいました。

3年生の理科「かげと太陽」の学習で、約1時間おきに太陽や影の動きを調べていたのでした。この日は、太陽と影調べにぴったりの日。天気も一日晴れで、絶好の観察日和でした。子どもたちは、休み時間のたびに外に出て、観察キットの棒の影をメモしたり、太陽と影の向きを確認したりしていました。

 

 

また、あわせて、遮光めがねで太陽を見たりもしました。「月みたい」「丸く見える」など、いろいろな気付きがあったようです。「高いところから見たらどうなるだろう」とジャングルジムに上って見ている子もいました。子どもの発想はおもしろいですね。

 

 

影の向きの変化と太陽の動きとの関係について分かったかな?

環境を守る(5年総合的な学習の時間)

11月11日(月)、5年生が「総合的な学習の時間」に、地域の自然環境を保護することの大切さを学ぶ授業を行いました。

はじめに、以前にもお世話になった「うじいえ自然に親しむ会」の会長さんから教室で環境保全活動についてのお話をいただきました。鬼怒川のこと、そこに住む生き物のこと、環境を守る活動のことなど、スライドやビデオで学びました。

 

その後、バスで氏家大橋上流の鬼怒川河川敷に移動し、絶滅が危惧されているシルビアシジミ(蝶)やカワラノギクなどの動植物を守るため、外来植物のシナダレスズメガヤの抜き取り作業を行いました。

 

 

 

さくら市の鬼怒川河川敷で見られるシルビアシジミはシジミチョウいう小さなチョウの仲間でレッドデータブックに記載されている貴重なチョウです。そのシルビアシジミの幼虫は「ミヤコグサ」という特定の植物を食べますが、近年、外来植物の「シナダレスズメガヤ」が増えており、エサのミヤコグサの生息場所を脅かしています。また、河川敷には固有の、また絶滅危惧種に指定されている動植がいますが、その生育場所を奪ってしまうそうです。そして、今は、シナダレスズメガヤを超える繁殖力や悪影響を与える外来植物「オオフタバムグラ」が繁殖しているそうです。会長さんは「外来植物の「ラスボス」」と表現なさっていました。

絶滅危惧種の「カワラノギク」

 

子どもたちは、さくら市指定の天然記念物のチョウ「シルビアシジミ」をはじめとする鬼怒川河川敷の生物の保全活動に加わり、地元の自然環境を守ることの大切さを感じていたようです。「うじいえ自然に親しむ会」の皆様、今後もよろしくお願いいたします。

 

校外での学びの秋(校外学習)

ここ数日で本当に寒くなりました。この前まで「暑い、暑い」と言っていたのがうそのように、朝晩だけでなく日中も寒くなり、突然秋がやってきて、すぐに駆け抜けているかのようです。秋の深まりを感じる中、先月末から先週にかけて校外学習が目白押しでした。

  

1年生:11/6秋見つけ(さくら市ゆうゆうパーク)

※写真は翌日の校庭での秋見つけの様子

 

 

2年生:11/1図書館・お丸山公園見学(さくら市) 11/7学区探検(学校区)

※写真は図書館・お丸山公園見学の様子

 

 

3年生:11/7漬け物工場見学(市内)

 

  

5年生:11/7自動車工場見学(上三川町)

 

 

6年生:10/31足尾銅山・東照宮見学(日光市)

 

 

※4年生は14日に那須疎水見学(那須町)に出かける予定です。このほか、やはり14日に3年生の消防署見学が予定されています。

まさに「学びの秋」ですね。実際に見る・聞く・体験することはとても大切です。ぜひ、教室での学びに生かしてほしいと思います。